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カスティーリャで古い教会散策
美術鑑賞のための教会訪問をずっと続けていますが、マニアックになればなるほどマイナーな教会や修道院訪問になるので、それぞれのオープン時間を探すこと、また鍵番探しも旅の重要な一環となります。数年前までは夏休みに通常クローズしている教会が開放されていたのですが、ここ数年予算不足でそれがなく、わざわざ行っても見学出来ないところが増えています。

そんな中私なりの対策として土曜日午後が問題解決の日になっています。暑いので5時過ぎくらいに目的地に行って鍵番を探し、大体シエスタが終わったくらいに教会を見せてもらいます。また、土曜日だと家族訪問のために田舎も賑わっているので、結構教会も開いていることが多いのです。全然予想が外れて屋内が見られない時もありますが、昨日は上手く通常しっかり閉まっている教会を訪問出来ました。

ひとつめの訪問先は14世紀創立の修道院。残念ながら午後は見せてもらえませんでしたが、村人の話が爆笑でした。『尼さん意地が悪いから男なら入れてもらえるかもしれないけど、女と行ったら絶対無理だよ。』と言われたのです。案の定、扉を叩いても反応なし。こいう修道院は珍しいのですが、村人の言うとおり次回は午前中のミサの時間を狙うしかないようです。それにしても14世紀王女の一人が創設した修道院が良好なコンディションで、しかも超田舎で健在というのは、すごい事だと感心しました。

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Convento de Santa Clara
Villalobos Zamora

次に訪問したのは有名なサンティアゴ巡礼の町でもあるVillalpando。ここは20代に城壁跡を訪れたのですが、あまりにも町の保存状態が悪かったために怒りでムラムラしながら町を後にしたことを覚えています。ここはレオン王国とカスティーリャ王国の境界にある重要な町だったので、12世紀の教会が10存在します。今回は4つほど見学。その中のひとつSan Pedro教会は鍵番を探して観ることが出来ました。カスティーリャには無数のムデハル様式教会がありますが、このように修復前の教会に出会えることは最高です。どうしても現代の修復が施されると、この程度の教会は破壊されることの方が多く訪問しても悲しくなるだけなのです。

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Puerta de San Andres
Villalpando Zamora

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Iglesia de San Pedro
Villalpando Zamora

教会内部は16世紀17世紀と繰り返しのリフォームが施されていましたが、外観は中世の良さを強く残しており、まるでトレドを思わせる趣。カスティーリャの数多く残る13世紀ごろのキリスト像も2体美しいものが残っていました。

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鍵番のことは1830年代からあるという古い金物屋さんだったのですが、昔ユダヤ人がカスティーリャに多く存在した頃、この金物屋さんの建物はシナゴーグだったそうです。15世紀から16世紀にかけてユダヤ人はスペインから追放されていますから、その当時の事をまだ語り続けている人がいるのですね。偉大なことだと思います。

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この後、私が頼りにしている本によると幾つか訪問する価値のある教会があるというので、全く聞いたこともない小さな村を訪問。偶然、その中のひとつVillamayor de Camposでは、珍しい博物館に遭遇しました。古代から大きな建物は優れた天井で飾られていましたが、スペインには特にアラビア文化の影響もあり幾何学模様の天井木細工の偉大なものが残っています。カスティーリャの田舎には、近代化が至っていない歴史的建造物が多くあるので、芸術的な天井木細工が奇跡的に残っています。そんな天井細工の技術を伝える博物館で、とても勉強になりましたし、カスティーリャのメジャーな天井細工のある教会も全て教えてもらえたので本当に幸運でした。これでこの夏見るべき教会ルートが決まりました。

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*この博物館を訪問したい方は、必ず事前連絡をしてから訪れてください。夏以外はおそらく週末しか開いていないと思います。
Carpinteria de lo Blanco Villamayor de Campos

この博物館を後にして次の町では色々な友達から聞いていたレストランを訪問する予定だったのですが、町は夏祭りを祝っており2つの教会が開いていたので、食べることよりも美を優先。閉める10分程前に教会内を見せてもらえました。

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一級品と言えるような美術品はなかったのですが、伝統的なカスティーリャ王国の彫刻家のルネッサンス期の祭壇が大切に保管され、天井木細工も守られていました。他の教会の美術品もここにまとめて保管しているようなので、陳列状況は洗練されたものではありませんが、歴史の重みを感じる空間。スペインの本当の豊かさを感じます。

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アメリカ大陸発見以前のスペインの豊かさは、主に羊毛の貿易によるところがあります。どのくらいこの地域が豊かであったかは、今でも残るこのような文化財が物語ってくれますが、どれも中世な複雑な歴史を少し知らないと理解が困難です。

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Iglesia de Santa Maria del Rio
Castroverde de Campos Zamora

夏の間、土曜の夕方はこんな風に忘れ去られた小さい教会に残るスペインの宝を、出来る限り見て周るつもりです。


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# by angel-chiho | 2016-08-08 07:05 | Castilla カスティーリャ | Comments(0)
Casa Grande de Rosende での夕食
前々回の続きでガリシアのパソについてお話します。今日はパソでの夕食について。
パソは写真のとおり葡萄に囲まれ、限りなくリラックスできる快適な空間。

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夕方しっかり散歩をして周辺のワイナリーを散策した後、あまりにパソのオーナーが親切なのでディナーもここですることを決心しました。

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このグリーンの趣のある扉がレストランへの入口。ガリシアの家庭料理を堪能できることを願いながら入りました。

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テーブルセッティングは完璧。ガリシアのリネンを使っている感じです。手作り感たっぷり。

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ガリシアに来た理由のひとつは、大好きな葡萄品種Godelloゴデーヨを満喫するため。早速、この地域のゴデーヨをオーダー。

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こちらがお勧めのおつまみ。チョリソもサルチチョンもホームメイド。チョリソは軽い燻製になっており美味。パンも最高に美味しいので、私はこの時点でかなりワインがすでに周っています。

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まずはエスカベッチェ!スペインのエスカベッチェは歴史的にも有名で、よく歴代王の食べたメニューを見ると必ず登場します。これはマスのエスカベッチェですが、マスのサイズが完璧。これ以上大きいと味が全然違います。私は特に夏エスカベッチェを食べるのが大好きなので、とにかく嬉しくなる一品。味付けも完璧。ヴィネガーとピメントン=スモークパプリカ、塩味のバランスが超上手でした。正確な配合を聞きたいくらいだったのですが、ワインを飲んでいたし、オーナーと色々な話をしていたので、レシピはまた次回訪問した時に聞くつもりです。レシピを聞くためだけにでも再訪したいくらいです。

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ここで赤ワインに。ハウスワインよりも真剣に作っていそうな酒蔵の赤にしてみたのですが、フルボディすぎるので、結局ハウスワインにしてもらいました。ハウスワインの方がずっとバランスが良くて美味しく、買っいたいくらいでした。

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ガリシアの牛肉は、スペイン各地に専門店があるくらい有名です。マドリードで私が買い物に使うお肉屋さんもガリシアの牛肉の専門店です。ジャガイモもガリシア産。ジャガイモもスペインで一番高いもののひとつがガリシア産のじゃがいも。古典的な家庭料理で大満足。久しぶりに心から美味しいと感じられる料理でした。
サラダはシンプルですが、パソの敷地内で収穫されたオーガニック野菜。シンプルで何より美味しく感じます。

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どの料理を食べてもシェフの腕の良さを感じるものでしたが、ガリシアに行くと通常女性が料理を担当しています。これはポルトガルと似ていて、『優しい味の料理』というのが一番ぴったりのコメントだと思います。最後に登場したデザートは洋梨のコンポート。私もコンポートは良く作りますが、こんな綺麗にピカピカにどうやったら作れるのでしょうか。見ていて惚れ惚れ!食べるのがもったいないコンポートでした。

次回はワインを飲み過ぎないようにして、しっかりレシピを伝授してもらおうと思います。

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最後にはパティオに食後のリキュールをセッティングしてくれました。これはオルホと呼ばれる典型的なガリシアのリキュール。消化にいいと言いますが、アルコールの度数が高く甘い飲み物。危険なドリンクです。

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見るからに素晴らしい人柄が出ているオーナーと跡取息子さん。こんな風に古い建造物を守っている人達は応援せずにはいられません。

Casa Grande de Rosende

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# by angel-chiho | 2016-08-04 06:22 | Food 食 | Comments(0)
雑誌『ビズ』夏号2016年

ガーデン雑誌ビズにパワジオ倶楽部・前橋が直輸入しているCasas de HualdoのEVオリーブオイルを、オリーブの専門家岡井路子さんにより紹介していただきました。
地中海ライフの特集号なので、よりオリーブオイルにぴったりです。

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# by angel-chiho | 2016-07-20 05:40 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
ガリシア地方のパン

スペインでパンが美味しい地域と言えばガリシアだと思います。
ポルトガル同様女性が一生懸命パンをこねて美味しいパンを焼いています。マドリード近辺では絶対に巡り合えない味と香りのパンで、ガリシアを訪問すると太らないようにするのが大変です。

ガリシア地方の荘園のような建造物はPazoパソと呼びます。先日優れた建築家が運営しているパソへ泊りに行ってきました。リベラ・サクラ聖なる岸辺という地名を持つヨーロッパでも最も修道院が密集している地域で、10年くらい前に日本の旅チャンネルでもこの地域を紹介するTV番組を作ったことを思い出しました。

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16世紀からある建物ですが数年前一部は火事で焼けてしまったそうです。通常そういう事があるとスペインではすぐにリフォームされてモダンな建物になってしまいますが、ここはしっかりと元通りに修復されています。

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ガリシア料理はもっと調査したいと思っているので、今後訪問する機会を増やそうと思っています。キッチンも昔のものがしっかりと残っていました。

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石造りの壁の厚い建物は年間を通じて18度から20度くらいに保たれているので、一年中暖炉が使えるような環境で、暖炉の下にそのまま身体を入れて調理するような感じです。

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こちらは畑。16世紀からのライフスタイルがそのまま存続しているような状態で、鶏やガリシアで有名なカポンと呼ばれる高級な去勢した鳥も飼われていました。ここで作った食材がレストランでは使われています。

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そして、これがパソの敷地内にあるワイナリー。Adegaアデガと呼ばれる専門にワインを作る酒蔵よりも美味しいワインが作られていました。ここでの食事についてはまた後日書くとして...

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パンの話に移ります。ディナーのパンもブレックファストのパンもとても美味しかったので、どこで買えるか聞こうと思っていたら、引き寄せたのかちょうどパン屋さんの配達に遭遇。可愛い女の子がニコニコしながらパンを選ばせてくれました。伝統的なものとライ麦のパンを買い、特別な時に食べられるように早速自宅で冷凍にしました。

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これはガリシアが誇るエンパナーダを見て感激しているところ。すごく大きく完全にハンドメイドと分かるものが、なんと3.5ユーロだというのです。肉もツナも両方買いたかったのですが、一応ダイエットをしょうと思っているのでツナだけで我慢。夕食にしましたが、美味しくてあっという間に二人で完食。近くに彼女がいなくてホッとしてます。

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スペインの田舎ではパンの配達はミルクの配達のように当たり前の光景なのですが、すごく田舎に行くと次の写真のような光景が見られます。パン屋さんが悪い道や奥の方まで行く必要がないように、通りの角などに袋を下げておくのです。そうするとパン屋さんが来てパンを袋に入れて置いて行ってくれるのです。支払いは後でまとめ払いすればOK. こういうシステム大好きです。

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# by angel-chiho | 2016-07-18 03:29 | Food 食 | Comments(0)
ソバオ・パシエゴSobao Pasiego、スペインのスポンジケーキ
今年は義父の故郷へ行くチャンスが多く、今まで知らなかったディープなアストゥリアスやカンタブリア地方訪問をしています。義父のファミリーはアストゥリアス出身かと思っていたのですが、もっと古く遡っていくとカンタブリアの出身だそうで、今回はカンタブリアの山奥まで行って来ました。

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カンタブリアはカスティーリャ地方の港だったので、商人として成功したファミリーが多くあります。南米で大成功した人達はすごい屋敷を建てているので、そんな古き良き時代の佇まいが楽しめる地域です。

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ここを前回訪れた時は、ご先祖様が近くの出身であったことも知らずに訪れたので、不思議な気持ちになりました。

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この建物はカンタブリアで最も美しい屋敷のひとつ。宝石箱がそのまま建物になったようです。

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外観は優れているのですが、内部の様子はホテルになってから酷い悪趣味でショックを起こすほどです。スペインでは内部構造を全く代えて修復してしまうことが多々あるのですが、ここはインテリアを全面的に替えばどうにかなるかもしれません。

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興味深い町や村を後に、Pasの谷間の奥深くVega de Pasの街へ入っていきました。

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ここは19世紀の有名な外科医Enrique Diego-Madrazo Asconaの出身地で、主人のご先祖様はこのお医者さんの親戚になります。ファミリーにお医者さんが多いの事も、これで納得できます。この山奥の町に19世紀ヨーロッパでも最新の病院をDiego-Madrazoが建造したので当時多くの知識人がこの町に集まったそうです。

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この地域の歴史研究家で現在Diego-Madrazoの病院跡もあらゆる機材も保存、管理しているJavier Gomez Arroyoさんに町を案内してもらいました。この地域出身の有名人のことや、ご先祖様のことをとても細かく教えてくださいました。因みに、この方はCronista Oficialでもあります。Cronistaとはスペインでは地域の色々な歴史データーを収集し普及させる人のことで、とても重要な地域のためになる役職です。

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話を戻しますが、なによりも私にとって大発見だったのはこの写真の女性!
スペインで全国的に有名な国民的なお菓子というのは少ないと思うのですが、その中でも朝食によく食べる四角いマドレーヌとフィナンシェのような『ソバオ・パシエゴSobao Pasiego』というお菓子があります。北部まで来ないとあまり美味しいソバオには出会えないのですが、なんと昔ソバオはパンが生地のベースになっていたそうで、あまり消化によいものではなかったそうです。

実はこの日の朝、ホテルで信じられないくらいねっとりとして、飲み込むのも大変なソバオを食べたばかりで、なぜこんな食感なのか理解できないでいたのです。この話を聞いて、私が食べたソバオは伝統的に古いソバオだったことがよくわかりました。

ところで、この女性ですがDiego-Madrazo創設した病院で働く調理人だったというのです。しっかりと食事をすることが健康になるための基本という考えを持っていたDiego-Madrazoの教えのとおり、彼女はパンではなく小麦粉とこの地域で大量に作られているバターとミルクを使い、この現代知られているソバオのレシピを作ったそうです。

カンタブリアの他の町では、ソバオが日本に伝わってカステラとなったという変な話をする人もいるので、いつかこのお菓子のルーツを知りたいと思っていたのです。こんなタイミングでしかも主人のファミリーに関連する調査で、このお菓子のルーツを知ることが出来るとは夢にも思いませんでした。

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これがソバオ。北部ではビックサイズです。ずっしりと重さもあります。
バター100%のこのソバオ、今まで食べたソバオの中で最も美味しいものでした。この町では忠実にこの調理人Eusebiaさんのレシピを守っているそうです。大感動の体験でした。

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病院の入口にはDiego-Madrazoの石像も残っていました。

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おまけにこの地域の歴史を一番良く知るJavierさんとも超仲良しになってしまいましたので、この夏再び深い調査に伺うつもりです。ご先祖様喜んでくれるかな...

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白いクラッシックカ―も印象的でしたが、クラッシックカーについてもJavierは詳しかったので、この地域の人は優秀なのでしょう。こういうファミリーの歴史追跡本当に楽しいです。


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# by angel-chiho | 2016-06-26 04:32 | Food 食 | Comments(4)
雑誌『フィガロ』

大好きな雑誌FIGAROでオリーブオイルを紹介していただきました。
最近益々オイルの重要性は日本で注目されていますね。色々なオイルの中でオリーブオイルは、ポルトガル産のCARM、キンタ・ド・コアを選んでいただきました。自慢のオーガニックオイルです。

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# by angel-chiho | 2016-06-22 09:12 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
カスティーリャ・ラ・マンチャの城壁の町パラスエロス
現在スペインでは昔のカスティーリャ王国の領土を色々な自治体に分けています。カスティーリャ地方はカスティーリャ・イ・レオンとカスティーリャ・ラ・マンチャに分かれており、ドン・キホーテでよく聞くラマンチャは、こちらのカスティーリャ・ラ・マンチャとなります。

30年近く前、この地域は宝の山のように感じられました。なぜかというととてもハイクオリティの文化財が多く、観光化されていないかったために、静かに昔の旅行記に出てくるようなスペインを楽しむことが出来たのです。
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美しい風景を楽しみながら新緑と花やハーブが生い茂るラ・マンチャの平原を、昔のことを思い出しながら満喫...

Palazuelosパラスエロスという要塞のような小さい町へ向かいました。

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町の入口にタイルの地図があり、2キロ以上の城壁が町を囲んでいる様子がわかります。30年前に訪れた時は、寒い時期で誰も町に居なくてゴーストタウンに見えたことを思い出しました。

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実に立派な門。ここを潜ると町に入ることが出来ますが、昔は扉があり時間になると扉は閉められ誰も入ることは出来なくなったのです。

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城壁内の町はかなり修復されていますが、私は城壁の様子に興味があったので外側を一周することに。

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美しい畑も城壁の周辺には広がっていました。こんな素晴らしい景色の畑は、まるで庭のようです。

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別の門からまた町の内部へ。

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石造りの古い噴水がしっかり機能していました。今でも動物が水のみ場として使っているようですし、町の人もわざわざ水を汲みに来ていました。

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この町の教会について何の記憶もなかったのですが、ロマネスク様式のエントランスを残す素朴な教会。不思議と癒されるような空気が漂っていました。

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昔は神父さんの家だったような建物は、お洒落にリフォームされ見惚れてしまうような趣でした。

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歩き続けるとまた美しい門があり、そこを出ると別の魅力的な景色が広がります。

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どこを切り抜いても絵になる美しさに圧倒されました。

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この旅は野原に咲くハーブや花を見るためのものだったのですが、特にこの城壁の周りに咲く花々は最高でした。初夏を感じさせるヨーロッパらしい風景ばかりで、お花のおかげで胸が一杯になりました。

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要塞は極めて男性的なものですが、こんな風にお花のシーズンに訪問すると、野性的なものと可憐なものが一緒になり奥深い美しさが溢れています。言葉にならない快感です。


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# by angel-chiho | 2016-05-27 06:36 | Castilla カスティーリャ | Comments(2)
アストゥリアスの食材試食会

バスク地方は大変グルメな町なので、日本でもとても有名になりましたが、私が思うにスペイン北部の人は全体的にグルメな人が多いと思います。伝統的な食文化が豊かなことと、19世紀の産業革命的な動きや南米で財を成したブルジュア階級が存在したからこその結果だと思います。

4月に日本で開催したお料理教室で、そんなアストゥリアスのグルメフードの試食会も実施しましたので、その様子をお伝えします。特にシーフード、ロブスターやカニ、そしてウニのパテを紹介しました。

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アストゥリアスは義父の故郷なので、我が家では豆料理が非常に重要な料理のレパートリーに入っています。是非日本で紹介したいと思っている豆料理もあり、それは高齢の方を中心に味見をしていただきましたが大好評。予想どおりでした。

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お料理教室では、こんな風にクラッカーで食べていただきました。

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美味しいものだと皆様が笑顔になるのですぐに分かります。

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料理教室はこんな感じでいつも開催中。

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アストゥリアスでチーズの専門家であり、私のチーズの先生でもあるマリーノ。数年前に大変な事故でチーズ工場の失ったりする悲劇があったのですが、その後もしっかりと地元のチーズや食材を守り続け、レストラン経営も輸出もしっかりと伸ばしています。

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今後益々こういう尊敬するべき人達との交流を深めながら、仕事をしていくことが目標です。素晴らしい人達と巡り合うために仕事をしていると言っても過言でないと思います。

お料理教室や試食会に、参加してくださった皆様有難うございました。一日も早く美味しい新商品を入荷出来るよう頑張ります。


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# by angel-chiho | 2016-05-10 05:58 | Powerdio パワジオ倶楽部 | Comments(0)
アレンテジョAlentejoの食事と歴史

ポルトガル各地に好きな料理はたくさんありますが、使われている野菜やハーブ、フルーツの豊富さで最も私の好みに合うのはアレンテジョ地方かもしれません。食べる環境の光の様子なども気分に影響しますが、秋のハンティングシーズンから春まで、私にとっては欠かせない食のルートを形成しています。

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今年は姪が大学卒業の記念にスペインに来ていたので、一緒にポルトガルを味わう旅をしました。

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姪は私と食べ物の好みが似ているので、どんな香りの強いものでも平気で食べます。古いチーズもへっちゃら。ヤギでも羊でもブルーチーズでも問題ありません。アレンテジョではアラビア料理の影響が強く残っているので、こういう風に小皿で色々登場します。ジャガイモのように見える一品は、栗とソーセージを炒めた料理。

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食べさせたかったのがこの羊料理。エンソパード・デ・ボレゴと言うアレンテジョの名物料理。ミントと一緒に食べるのですが、本当に羊にはミントがよく合います。固いパンをお皿にしいて、その上に肉とスープを掛けて食べます。

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大好物なので毎年食べたくなりますが、姪も案の定大喜びでした。

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お口直しにオレンジのサラダ。超美味。

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ポルトガルに来て鱈を食べないわけにはいかないので、一品鱈をオーダー。まぁ満足。

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姪は甘党なのでデザートもしっかりオーダー。メレンゲとカボチャのケーキにトライしてました。

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食べるだけでなく地域の市場も見学。どんなものが栽培されているか知ってもらいました。日本とは全く違う世界ですが、素材のバリエーションが少なくても工夫して美味しいものが作られていることを、市場を見ながら感じました。食生活がやっぱり豊か。

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チーズも豊富。ポルトガルは何もかもがスペインと比べると小さいので有り難いです。チーズもしっかり1日で終わるサイズ。味は勿論小さい分だけ劣ってしまうのですが、それなりに美味しいチーズも確かにあり魅力的。

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こちらの叔父さん時計の修理屋さんでバイクが屋根付きでお店になっています。ところが、裏を見ると...

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ハーブ=薬草のテーブルが設置してあり、地元の上質なハーブの販売をしていました。こういうお店を見ると感動するのですが、時計の装置がわかる人ですから優秀であること間違いなし。昔は典型的なユダヤ人の仕事。薬草も医者の多かったユダヤ人のスペシャリティーですから、もしかしたらこのおじさん、ユダヤの血を引く人かもしれませんね。スペイン国境にも近いこの地域、かなりスペインから15世紀、16世紀に逃げてきたユダヤ人が隠れ住んでいました。鶏肉のチョリソをはじめ、興味深い隠れユダヤ人の気配を感じるものがたくさん残っていますが、このおじさんもそんな一人でした。また行ってみよう!


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# by angel-chiho | 2016-05-06 05:55 | Portugal | Comments(0)
オイル美容バイブル

雑誌クロワッサンが特別編集の『オイル美容バイブル』と特集号に、ポルトガル産EVオリーブオイル、キンタ・ド・コアを紹介していただきました。

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吉川千明さんの愛用オイルとしての紹介となりますが、こうしてオリーブオイルが少しずつ多くの人に知っていただけるチャンスをいただけることは、何より嬉しいことですね。

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# by angel-chiho | 2016-04-30 22:41 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
花山椒で京都の春

今年も美しい時に京都を訪問することが出来ました。
そして何よりいつか食べたいと思っていた花山椒を満喫致しました。

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こんなシンプルで贅沢な鍋料理はなかなかないと思います。私の好物のひとつが山椒なのですが、こんな風に山椒の花をたっぷりと入れて楽しむ料理は、やはり京都ならでは。京都文化の奥深さを感じます。

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幸運にもこの素晴らしい花山椒鍋を京都の友人直々のレシピで堪能するチャンスに恵まれ、どんな料亭よりも素晴らしい味を味わいました。タケノコもその日の朝掘り起こしたものを調理。これ以上の贅沢はなかなかありません。

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その上、鱧も追加。豪華食材オンパレードで京の味を味わい尽くしました。いつも鱧鍋の旨さを聞かされており、いつか食べる事を楽しみにしていたのですが、こんに大好きな食材と一緒に食べられるとは想像もしませんでした。至福の夕食体験。一生こういう体験は思い出に残りますね。京都の親友Sさんに心から感謝です。

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# by angel-chiho | 2016-04-24 21:40 | 日本 | Comments(0)
スペインで一番古くて美しい店 

古き良きヨーロッパには素敵な店がたくさんありますが、日に日に歴史ある美しい店が消えていっており悲しい思いをすることがよくあります。今日は5年前にウエスカを訪問した時に発見した店が、スペインで最も古い現役の店と知りこの記事を書いています。

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町の中心部は綺麗に修復が進んでおり、美しい街並みが蘇り始めていました。スペイン一古い店はそんなウエスカの旧市街の中心部に存在します。

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広場はアーケードのある建物で、昔はどのくらい市場などで賑わったことか想像させてくれます。

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とても目立つグリーンで塗られた外装...扉の独特のデザインにとても魅力を感じました。今でもこんなデザインの扉の店があったら絶対入りたくなると思います。なんと創立1871年。店の名前はLa Confianza信頼ということを意味しています。

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Ultramarinosという店舗は昔はたくさんありましたが、今でいうデリカテッセンショップのようなもので、この地域では生産出来ないものが多く販売されています。昔は主に南米からの輸入品、海の向こうから来るものを販売していたところです。

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看板から照明まで当時のままの姿を残しており、見ているだけでワクワクですが、こんな店が残っていること事態が奇跡的。外観だけでも驚かされたのですが、内部はおとぎの国のようです。

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モザイクタイルの床、フレスコ画のある天井、19世紀のカウンター、そして販売されているものどれを見ても欲しくなってしまうような空間です。レジがあった場所まで当時の家具と共に残っています。

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塩鱈の量り売りも実施されていて、本当に一般の人が通う地元密着型の店舗が今でも展開されているのです。毎日こんなところで買い物が出来たら、いやでも感性が磨かれるような店です。現在のオーナーも素晴らしく、喜んで店舗内を見せてくれました。お客様をアテンドしながら忙しいのに、店がオーナーの誇りなのでしょう。今後は博物館としても残せるようにしたいと言っていました。

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こういう美しい店は当然町の中心部にあるため、最近は世界的なチェーン展開の店や高級ブッティックになってしまう傾向があります。たくさんの人のサポートでこのままの状態で残せたら本当に偉大なことだと思います。今年間25000人くらいの観光客がここを訪れるそうですが、入場料をとってでも残してもらいたい店舗です。これ以上歴史ある店が消えている時代になって欲しくないものです。

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# by angel-chiho | 2016-03-20 07:32 | お気に入り | Comments(0)
コルクの森

今年の誕生日はコルクの森で過ごしました。

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マドリードの中心部に住んでいるわけでもないのですが、時々本当に綺麗な空気のある場所に行きたくなります。リラックスできるし睡眠状態も全く違うように感じます。何よりエネルギーチャージのためですが、自分のパワースポットを持つことはとにかく重要だと思います。

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こんな日差しの中で森を散策することはエネルギーチャージになりますし癒しそのもの...普段見ることのないコルクの木も観察してきました。

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コルクの大木が倒れていましたが、コルクの構造を見るために観察させてもらいました。本当に軽くて木の皮を手にのせると、あまりの軽さに驚きます。

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はがした状態のコルクもこんなに大きいのに、軽く動かすことが出来ます。これでも7,8年は間違いなく経過しているコルクですから、年間の成長が微々たるものであることががよく分かります。この地域に来るとインテリアとしてコルクは役立っているので、私はこのコルクを持ち帰りたい気持ちでいっぱいですが我慢しました。

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ここの足元にあるのも全てコルクの破片。暖炉に入れて燃やしたらどんな風に焼けるのか想像中。

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コルクの森がこんなにインスピレーションを感じる場だとは思いませんでしたが、スペインポルトガルに住むようになってから、コルクは大好きなお気に入りツリーのひとつになっています。

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木に動きがあるのでおとぎの国に入った気分。

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ハンティングしながら歩く犬たちも大喜びで走り回り、お互い最高にリラックスできる時間を過ごしました。


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# by angel-chiho | 2016-03-16 06:49 | Portugal | Comments(0)
陶芸の旅
料理に趣のある器は欠かせません。スペインやポルトガルの料理の良さを伝えるために、やはり陶器も伝統的なもの、スタイルのあるものが必要。久しぶりにアレンテジョ地方にある陶芸の里を訪れました。

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ポルトガルで伝統陶器はまだまだ生活と密着しているので、古くからの工房が嬉しいことに活動しています。幾つか好きな工房があるのですが、まずは工房の在処を見つけるのが大変です。あまり宣伝しょうとする民族ではないので、散策して見つけるしかありません。記憶に頼ってあちらこちらの道を歩いたのですが、結局全ての工房は発見できず。また次回の楽しみにすることにしました。

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こちらは何度も訪れている工房メルトラ。お年寄りのオーナーがナイーブな絵柄をずっと描き続けています。今回は馬をテーマにした器に一目惚れ。まだ荷物が整理できていないので、次回器は別の記事で紹介します。

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ここも何度も訪れていますが、あまり作業をしている様子がないので、きっと誰か別の人に作らせているのだろうと思わせられます。ここでは素焼きを数点しか買いませんが、建物が素敵なのでどうしても入ってしまいます。

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今回の旅で発見した素晴らしい工房。外観からは予想できないような世界が中に広がっています。元々はなんとオリーブオイルの圧搾工房だったそうで、中には太い圧搾器の柱が残っていました。窯もアラビア風のもので、今でもティナハなど大型の瓶も焼いているそうで、ワイン用の瓶が必要ならいつでも焼いてくれるそうです。感激!

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屋内では焚火があり火の周りに犬が座り、作業員の人達も休んだり昼ご飯を準備していたりと、まるで17世紀バロック期の絵画の世界に入った気分。暗いので上手く写真が撮れませんでしたが、ムードは伝わるのではないでしょうか...

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こちらは別の町にある工房ですが、若いオーナーがいつも一生懸命仕事をしています。土からの準備をとても重視していて、土をしっかり自分で作っていない陶芸家の工房で買っちゃダメだよと言います。大量生産された粘土で焼かれている陶器には味があまりありません。また窯も勿論重要。古い窯と新しい窯をミックスしているところが、今のところ一番頑丈な器を作ってくれるように思います。

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初めて10年以上前に訪れた時に、愛想の悪さが印象的だった工房。後継ぎのおじさんはとても感じが良く、前の人はなぜあんなに不愛想だったのか不思議。それぞれの工房が自分の絵付けスタイルを持っていて、それが何百年も続いていることが分かります。数年前はもう引き継ぐ人がいないのではないかと悲しくなりましたが、工房によっては生き延びられるような感じを今回は受けました。

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# by angel-chiho | 2016-03-10 10:13 | Portugal | Comments(0)
アランフェス Part 2
前回に引き続きアランフェスについてアップします。今日はアランフェスの庭を好んで描いた画家サンティアゴ・ルシニョールの描いた場所をご紹介します。

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王宮の庭はハンティングが出来るくらいですから広くてじっくりと観るためには何日も掛かりますが、今回思いがけず散策した場所は、ルシニョールが幾つか違うバージョンを描いて有名な糸杉のトピアリーがある地区ででした。ルシニョールという画家はスペイン中の庭園を描いており、庭園画家とも呼ばれます。そんな彼が好んで描いていたトピアリー...遠くから見た瞬間に感激。

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私が訪問した時は真冬で全く植物がないのですが、ルシニョールのこの作品は秋の光を感じます。多分ルシニョールがこの庭を描いた頃の方が庭の保存状況は良かったのではないかと思います。この後スペインは悲劇の内戦を迎えていますから、相当庭も宮殿も破壊されているのです。

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絵を描いているルシニョールの姿。こういう画家の姿も最近あまり見かけないような気がするのですが、私だけでしょうか。

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こちらは『ヒヤシンスの噴水』と呼ばれるアランフェスで最も美しい噴水のひとつ。こちらもルシニョールが描いています。

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素晴らしい秋の風景...次回はこの季節にこの噴水を見たいものです。

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こんな立派な彫刻が庭にあると散歩の品格も変わります。当時の人はどういう気持ちで庭を散策したのか分かりませんが、ルシニョールがこの噴水を描きたくなった気持ちは良く分かります。ヘラクレスが噴水を支えているポーズですが、プロポーションも表情もクラッシックな趣味が強く感じられ、古典的な美が完璧に表現されています。近くにいたら毎日でも見たいくらいの偉大な彫刻です。

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どのアングルから見ても言うことなしの美しさ...

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町の中心部で偶然ルシニョールがアランフェス滞在中に使っていた建物を発見しました。壁にはルシニョールを偲ぶ人々が貼った大理石の標石がありました。彼は絵を制作中のこのアランフェスの町で他界したそうです。熟年彼のインスピレーションとなった庭は、スペインという国の重みを感じるところばかりでした。

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ルシニョールのことを考えながら庭を訪問したわけではなかったので、思わずルシニョールの空気に触れられ大満足。おまけに小春日和で日光浴まで楽しめました。
皆さんがアランフェスに行く際には、是非ルシニョールの作品を検索してから行ってみてください。感動が倍増すると思います。

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# by angel-chiho | 2016-02-25 08:26 | Art 美術 | Comments(2)
アランフェス ARANJUEZ 
スペインにはアルハンブラやアランフェス、セビリアのように、ある意味音楽の方が町よりも有名なところが多く、音楽の国なのだなぁ~と改めて思います。

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町は音楽のメロディーとは一致しないのですが歴史は古く、2001年に世界遺産に登録されたスペイン王室の宮殿もあります。宮殿はバロック様式の建物になってしまっているので、もっと古い面影は庭の一角でしか見ることが出来ませんが、ところどころとても深い魅力のある場所が庭に残っています。

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急に思いつき、数年ぶりに散策不足のアランフェスの美しい庭を巡って来ました。スペイン国王が今でも年に一度はハンティングに行くような所なので膨大な広さがあり、数回足を伸ばすくらいでは制覇出来ない規模なのです。

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残念ながら宮殿はナポレオン戦争の被害などもあり、当時の豪華さが理想的な状態では残っていません。宮殿よりも庭の一角にある離宮Casa de Labradorの方が興味深い建物です。

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宮殿はタホ川の流域に存在し、水路で囲まれています。Jardin de la Islaと呼ばれる小さい島もフォーマルガーデンを含むクラッシックなガーデンになっており、素晴らしい大理石の噴水が数多く残っています。

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この辺りはカルロス5世やフェリペ2世ゆかりの庭。いつ訪れても感動します。土地の段差や川の流れ、彫刻の存在が極上の空間を作っています。

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大理石の彫刻に目がない私にとっては至福の場所です。

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ヘラクレスの噴水。どんな風に昔の人は庭を散歩したのか考えてしまいます。

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こちらはアポロンの噴水。ギリシャ神話の神々を知らないと庭も絵画も分かりませんが、アーティストそれぞれの表現したい神々の解釈があるので、場合によっては全く誰なのかわかりません。

実は今回歴代王達が水路での水遊びに使った船を見学することが目的だったのですが、残念ながら写真撮影が出来ませんでした。写真はネット上で拝借したものですが、どんな船で遊覧していたのか理解していただけると思うので、何枚か写真をアップします。

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こういう船はFaluaファルアと呼ばれ、ゴンドラの大型船のような感じです。馬車の博物館はよくありますが、このような王家の船のコレクションはとても珍しいので、アランフェスを訪問する機会があったら見逃せないと思います。

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立派な船着き場も残っています。散策中、お気に入りの画家サンティアゴ・ルシニョールが描いた場所を幾つか発見したので、次回はPart 2でアランフェスとルシニョールについて書きますね。


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# by angel-chiho | 2016-02-19 09:00 | お気に入り | Comments(0)
ダチュラーが咲く屋敷での朝

花が少ない季節には、暖かい時期の花の様子を思い出して過ごすと気分が晴れます。昨年友人が購入したポルトガルの別荘を訪問したのは9月末、ちょうどブドウの収穫シーズン。何もかもが豊かさを表す風景でした。

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ブドウ畑のある庭がやっぱり欲しいなぁ~と夢見るような景色。
オリーブ畑と葡萄、レモン、オレンジ、アーモンド、いちじくはやっぱり庭になくてはならない植物だと再認識。年齢と共に癒されるものは変化しますね。

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滞在先のこちらの家に美しいダチュラーがありました。ダチュラーはやはりある程度湿気のある地域の方が綺麗で、ここでは池の脇に植えられていました。

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ダチュラーのような派手なお花は自宅ではなく、外で見惚れるのがいいように思います。手元で育てたらきっと可愛くて仕方なくなるのでしょうが。

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本当に見事なダチュラーと池でした。女性がまるで洗濯をしているようですが、実はくるみを洗っているのです。ポルトガルのクルミは美味しいことで有名です。私も訪問する度、山盛りのクルミを買うのですが、誰かがこういう作業をしてくれているのですよね。今はきっと機械が多いのでしょうが、ポルトガルは昔からの作業を人が喜んでしているように思います。めんどくさいという人があまりいません。

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庭巡りをしてから朝食...オリーブオイルがなかったこと以外、申し分のない朝食でした。

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甘いモノのオンパレードですが、ポルトガル人は甘党。食事に呼ばれると大体デザートがダブルかトリプルになるので本当に大変ですが、甘いのですが味に奥深さがあるので、もっと知りたくなるクセモノです。

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ホームメイドのいちじくのコンポートも上品に仕上がっていましたが、私はローストと食べる方が好み。
食事の後、ちょっとキッチンも覗かせていただきました。

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こういう陶器や磁器を見ると、持ち主と話が弾んで大変です。朝食が延々と続いてしまいます。それにしても素敵なカフェオーレボールや器が山盛り。欲しいモノばかりでした。

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今年もまた同じシーズンに行きたいと思っています。

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# by angel-chiho | 2016-02-12 08:20 | Portugal | Comments(0)
韓国料理 李青
今日はとっても嬉しいニュースがありました。昨秋京都を訪問した際に紹介いただいた韓国料理の『李青』、それはそれは素敵な空間で、前回の京都訪問中最も楽しめたところだったのです。喜ばしいことにオリーブオイルも私たちがお勧めしているものを、超ヘルシーな韓国料理に活用していただき、食べるモノも飲むモノも、私にとっては感動続きでした。

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こんな素晴らしいお餅は滅多に食べられないと思います。次回京都訪問の際は、どこよりも先にここに食事に行くことが私の夢になっています。そのくらいお茶にもこのお餅にも食事が持つべき喜びを感じたのです。

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李青のチョンさんの美しさは、あの京都でさえもきっと伝説。そのくらい美しい方です。運よく私たちはオイルのテイスティング会にも出席いただき、楽しいお話で会を盛り上げていただきました。写真の一番左に座っている女性がチョンさんです。彼女の料理の素晴らしさは、このお姿を見るだけでも想像できますよね。

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そんなチョンさんに実はスペイン産のスモークパプリカ=ピメントンのパウダーを使っていただきました。彼女以上に唐辛子の素晴らしさを知る人はいないと思ったのです。韓国での唐辛子の使い方は芸術。どうしてもスペインのスモークパプリカを知っていただきたかったのです。友人のおかげで私の願いは早速叶ったのですが、それだけでなくこんなお料理写真もいただきました。

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チキンとピメントンと塩だけで作ってくれた『山賊チキン』だそうですが、とっても美味しく仕上がったそうです。間違いない美味しさでしょう。ピメントンがこんな嬉しい思いをさせてくれるとは思いませんでした。チョンさん本当に有り難うございました。食は本当に人の和を広げてくれますね。



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# by angel-chiho | 2016-01-23 07:25 | Food 食 | Comments(0)
Casa Manoloのコロッケ

先日ベシャメルソースについてアップしたばかりですが、その際コメントしたコロッケを食べに行ってきました。

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外観はこんな感じで昔からの良さを醸し出しています。スペイン国会のすぐ裏にあり、観光客よりも地元の人が行く場所である感じ。とにかく全てがオールドファッションで私好み。

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100%EVオリーブオイルのベシャメルで作ったコロッケがこちら。中には生ハムが入っています。ここでは揚げる時はサンフラワーオイルを使っているそうですが、BARやレストランでは通常揚げ物はサンフラワー。残念なのですが、オリーブオイルを使うと高価過ぎるのかもしれません。勿論、オリーブオイルを全てに使っているところもありますが、圧倒的に多いのは安ければ安いほどBARでは精製オイルになります。そのため胃がもたれて困るのです。

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私の感想は◎。軽くて美味しかったです。特にいいのがこのお店オーダーしてから揚げてくれます。他のBARだとカウンターに並べてあって、それを電子レンジで温めて出すスタイルが多いのですが、ここは揚げてくれるのを待ってから食べます。皮がカリッと揚がっていてベシャメルはバターで作るよりもずっとライトなもの。これなら3個くらいは軽く食べられます。

お店の人の話では、コロッケは良く冷やしておいて揚げるべきだそうです。

私が自宅で作るコロッケのレシピは、リオハにあるスペインで最も美味しいと言われているコロッケのレシピをコピーしたものなのですが、それがどのくらい美味しいか、このマドリードで一番美味しいと言われるコロッケを食べてよ~く分かりました。我が家で作っているもの相当美味しいです。

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ショーウィンドーに飾ってある昔からの新聞記事もいい味を出していました。
マドリードに来るチャンスがあったら是非ここの美味しいコロッケを食べてみてください。国会の裏にあります。

Casa Manolo
c/ Jovellanos 7

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# by angel-chiho | 2016-01-22 05:32 | Food 食 | Comments(0)
ポートワインのセラーへ
数年ぶりにポートワインのセラーに行ってきました。
昔はそれほどポートワインのファンではなかったのですが、ポルトガルと色々な活動で関係を深めれば深めるほど、この独特の甘さを持つワインの虜になってしまいます。

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ポートの町のドウロ川の岸辺には無数のセラーが混在しています。私はこの岸辺が大好きなので、訪問する度に違うセラーに行ってみるようにしています。今回はFerreiraフェレイラという大手のセラー。このセラーを大きくしたAntoniaという女性については、今度しっかり調べてみたいものです。ブドウが栽培されているドウロ上流にあるフェレイラのワイナリー訪問が次の目標なので、その前に調査するつもりです。

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セラーはドウロ上流で作られたポートワインを貯蔵しておくための建物。現在も勿論使われていますが、昔の活気はもうなく、今は観光の方が大切なような印象を受けますが、この港から今でも世界中にポートワインが出荷されているのかと思うと、素晴らしい伝統に感動です。おまけに19世紀に大活躍したビジネスウーマンが居るなんてより魅力的です。セラー内には博物館もあり、色々な道具が展示されています。ポスターも昔のものは素敵です。

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ポートワインには幾つか種類がありますが、セラーに残る一番古いポートがこちら1815年のもの。トラファルガーの戦いがあった時のもので、ナポレオンの時代のものが楽しめるわけです。訪問すると古いポートがどのくらい貴重なもので、昔の人の知恵の賜物であり、まったく無駄のないワインだということも理解できます。捨てるところが全くないワインなのです。おまけにこんなに長寿であれば、大切に作れば必ず価値が上がるということも意味しています。頭の良さに脱帽です。

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ここからテイスティングルームへ移動。セラーでのテイスティングはやはり格別。

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2種類テイスティングしましたが、やはりヴィンテージものを買ってきました。上品なヘイゼルナッツの味やタバコのようなアロマに参りました。

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若いスタッフが自信満々で説明をしてくれました。伝統がある町に生まれるということは、守るべき誇りがあるというもの。伝統の重さと重要性を感じました。

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もっと飲みたいなぁ~と思いながら、奥深い香りを識別しょうと努力している私。香りはとにかく繊細なので感性と頭を使います。実はこの訪問ランチの前に実施したのです。この後ランチの約束があったので、これ以上のテイスティングは諦めました。

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見学終了後、セラーの倉庫にも入り込んでみました。昔からの洗い場などもしっかりと使われ続けていて素敵でした。益々、ポートワインが好きになり、朽ちる美しさを見せてくれるポートの町のファンになりました。

これは余談ですが、先日取引先でワインを山盛り入手。中にまだ発表されていない貴重なポートワインも入っています。これは取引先のオーナーが特別に下さった優れもの。こういうのが心地よい甘さだと言える素晴らしいポートなのです。大切に飲みたいと思います。ポートもピンからキリまであるので、上質なものに皆様が巡り合うチャンスを願って終わりにします。

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ベシャメルソースについて
今日はラジオで聞いたベシャメルソースについての興味深いコメントをお伝えします。スペインにはオリーブオイルに詳しいジャーナリストが何人もおりますが、その中でもグルメで料理もするCarlos Herreraカルロス・エレーラという方の番組は、パートナーがよく聞いていて面白い話は教えてくれるのです。

コロッケで有名なバルからの中継があり、勿論コロッケについての色々な話題があったようです。まず大切なのは揚げる時に使うオイルの質と種類だと思っていたのですが、それだけではないようです。よくバルでコロッケを食べるのですが、油が古かったり質が悪いとお腹がもたれますよね。適当なところではだからコロッケは食べないのですが...

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スペインのコロッケは日本のジャガイモのマッシュを使うタイプのものではなく、メジャーなものは圧倒的にベシャメルベースで作られます。人によってはコンスターチを入れるのですが、このコンスターチ入りも美味しいとは思えず、これが胃がもたれる原因のひとつかとも思っていました。

ところが、軽くて美味しいコロッケ作りに大切なのは、ベシャメルソースでありバターでなく上質なEVオリーブオイルで作るべきだと言うのです。なるほど私は大きく納得してしまったのですが、上質でデリケートなEVオリーブオイルは、品種によってはまるで溶かしバター同様なのです。

私が日本で紹介しているオリーブオイルの中でも幾つかおすすめのものがあります。ベシャメルを作る時、100%EVオリーブオイルではなく半分はバターにして濃厚で独特なアロマを楽しめるようにしていたのですが、今日の専門家の話ではEVオリーブオイルの上質なもので作るのが、食感もアロマも仕上がり状態もベストだというのです。しっかりとした品質のオリーブオイルだけが出来るマジックだそうです。こういうデリケートなソースほど、材料の質の違いが表れるのでしょう。

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こちらが私がおすすめするベシャメルやマヨネーズに最高にマッチするEVオリーブオイル。早摘みオリーブではなく熟成したオリーブが使われていますので、苦みや辛味がなくとてもマイルド。まるで溶かしバターなのです。使われている品種はアルベキーナとピクアル。

お問い合わせは:パワジオ倶楽部・前橋
☎027-254-3388


まだ100%EVオリーブオイルでのベシャメル作りは実施していませんが、これはたくさんの健康を重視している方々にお伝えしたいと思い、早速ブログにまとめました。

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こちらはベシャメルたっぷりの料理。ポルトガルのオリーブ農園CARMで食べたカリフラワーとブロッコリー、ポテトをふんだんに使ったタラ料理。これこそ”コンフォートフード”と呼ぶのに相応しいポルトガルの家庭料理です。

皆様も是非ベシャメルソース、上質なEVオリーブオイルで作ってみてください。ポイントは上質でマイルドであること。アルベキーナ種などがおすすめです。



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スペイン料理の本も書くチャンスに恵まれました。伝統的な家庭料理がお好きな方にオススメです。
私が美味しいと思った料理で、日本でも簡単に作れるレシピを集めています。
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# by angel-chiho | 2016-01-14 09:50 | Food 食 | Comments(0)





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