オリーブの剪定シーズンに入りました。
スペインで旅をしていると色々な場所でオリーブの剪定が始まっている事がわかります。今日もトレドの近くのオリーブは大分カットされてキレイになっていました。これで今年も豊作になるといいのですが、雨が全く降らないので心配です。
これは先日ある街道沿いにあったオリーブの姿です。これはかなり和風な剪定の仕方をしたつもりなのだと思いますが、オリーブにはやっぱり伝統的な形が合うように思います。まぁ、これでも悪くはないのですが、植える場所をすごく選ぶように思います。皆さんはどう思いますか?
こんな風にアングルを変えて見ると素敵なものもあります。
オリーブの剪定の仕方は地方によってかなり違いがあるので、オリーブ農園を見学すると興味深いのですが、カディスにはカディスの切り方があり、セビリャにはセビリャの方法があります。昔からの専門職人さんは減っているようですが、腕のいい人はスペイン中から仕事を頼まれ移動しています。
オリーブはやっぱりかっこいいのがいいですから、日本で選ぶ時も形を十分選んで購入してください。
長い間育てないと良さがわからないかもしれませんが、良い樹形のオリーブを選ぶことは、盆栽を育てる気分ですると間違いないような気がします。
今日あるレストランでこんなのも見かけました。
同じように剪定したオリーブが、ここではしっかり設置されており、そのほかの写真のものよりは伸びていました。いかがでしょうか?やっぱり独特な樹形なので、場所を選びます。スペイン風の建物には合いませんね。かなりモダンな建造物でないと、このスタイルは合いそうもありません。日本には合いそうな建物がたくさんありそうです。
クリックして応援してくださいね。励みになります!Gracias.