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クレタ島のクッキング

素晴らしいオリーブオイル圧搾所跡でクッキングクラスに参加して来ました。
特にクレタ島の薬草=ハーブは有名なのですが、私はオリーブオイルとハーブの活用法に興味津々だったので、クノッソス宮殿と共に長年の夢を叶えて来ました。

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先生はコーラという海外生活の長い女性。一見ナポリ周辺のマンマのようですが、語学も出来るとても優秀な落ち着いた女性でした。クラスは4時間。かなり長いのですが、ヨーロッパの料理教室では普通。コーラはまずハーブの説明からしてくれましたが、ここにはクレタ島にしか存在しない植物が130種くらいあるそうで、オレガノまでクレタ島にしか存在しないものがあるのです。勿論、私の旅の目的のひとつは、このクレタ産のオレガノ。しっかり買って来ました。クレタ島ブレンドのハーブティーも有名で、コーラは自家製のブレンド品を飲ませてくれました。昔はコーヒーは飲まずクレタ島ではハーブティーがメインだったそうです。きっとこれも長寿の元だったのでしょう。









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クレタ島で一番驚いたことは、その山脈の多さ。どこに移動しても2000メートル級の山が連なっているのです。雪もまだ残っており、ハーブが豊かであることも立地条件ヲ見て納得でした。素晴らしいコンディションのハーブが1cmの隙間もなく茂っていました。








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教わった料理は前菜を5品。メインディッシュ。フィーロと呼ばれるパイ生地も教えてくれました。ハーブとのコンビネーションが上手くとても勉強になりました。ディルの使い方や果物のスパイスとしての活用法も教わったので、これから各シーズン役立ちそうです。

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スペインでもギリシャでもオリーブオイルの消費量は膨大。こんな風に一升瓶風のボトルにタップリとオイルは保存されているので、上質なモノをジャブジャブ使います。私が思っていた程の量ではなかったのですが、大変贅沢な使い方であることは間違いありません。

クレタのオリーブと言えばコロネイキ。特にオイルにはコロネイキがメインに使われています。コロネイキの上質なものは独特なアロマがあるのですが、それが非常に複雑。私は気に入ったものをある滞在先のホテルで発見し、2リットルほど分けてもらって来ました。直接、圧搾所へ買いに行っているそうでメーカーも何も分からないのですが、今自宅で楽しんでいます。

漬物用オリーブはカラマタになります。
これも美味しいものとそうでないものがあり、当たり外れがあるのですが、気に入ったものをあるレストランで発見。感動する味でした。さすがにレストランではまとめ買いは出来ませんでしたが、種だけは持ち帰りました。





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ギリシャのサラダの旨さは野菜の旨さにあることが分かりました。
どこで食べても野菜が抜群に美味しいのですが、その中でも特に玉ねぎの甘さは他では経験したことのない味でした。一切辛味がなく、生でそのまま水にさらさずに食べても、後味でまったく嫌な感じが残らないのです。マーケットで玉ねぎだけはギリシャ産のものがあったら、高額でも絶対買ってしまいたくなるものでした。








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一番楽しみだったドルマ。これにはぶどうの葉を使いますが、この葡萄の葉をどうやって準備するのかが知りたかったのです。もうしっかりと自分で準備できると思います。ハーブの絶妙な使い方もわかりました。我が家の定番料理になりそうです。今回はお米入りのドルマをマスターしました。






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フィーロの生地もレシピだけを見ていては分からない生地の具合や混ぜ方を教わりました。材料も興味深く我が家のパイ料理のバラエティーがグンと広がりそうです。感動の生地でした。

詰め物にはクレタの山羊のチーズとハーブ。
これも絶妙なコンビネーションで山盛り食べたくなるような代物。危険なレシピでしたが、普段はフェタチーズで復元しょうと思っています。


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最高に楽しいだけでなく、とっても勉強になったお料理教室でした。お料理だけでなく、教室として使われていた環境があまりにも美しく、一生忘れられない思い出となりました。田舎の我が家もこんな風にして、色々な企画ができるスペースにできたらと夢も広がりました。

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先生のコーラと。

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by angel-chiho | 2012-06-23 07:25 | Food Culture 食文化 | Comments(4)
Commented by Rumi at 2012-06-29 16:04 x
Chihoさん、
こんにちは。クレタ島のバカンス、素敵ですね。先日の海の写真を見て、マヨルカ島かしら?と、思っていたのです。海がきれいで、食べ物もおいしいなんて、いつか行ってみたいです。
お料理教室は、アットホームな良い雰囲気ですね。外の風も入ってきて、気持ち良さそうです。パイの生地をこねている男性も、生徒さんですか?メインディッシュは、何を作ったのですか?

ギリシャでもドルマを食べることを知り、ちょっとびっくりしてしまいました。トルコ料理だと思っていたので…。オリーブオイルは、ハーブや食材との組み合わせが、大切なのですね。オリーブオイルの種類の多さを知るにつれ、奥深い世界だなあと感じています。
Commented by angel-chiho at 2012-06-30 07:37
Rumiさん

海の美しさは言葉にならないものでした。お料理教室はオリーブ圧搾所跡。夢のように美しい場所でした。完全に屋外なので最初はまだ日が落ちておらず暑かったのですが、クレタのハーブティーについてのレクチャーを受けながらお茶を飲み、お酒を飲みと気持ちのいい時間でした。男性も生徒ですよ。アイルランド人で奥様と参加。

ギリシャは何百年もの間トルコの支配下にありましたから、料理にトルコの影響は多大ですが、やはりギリシャ風の味付けに変わっています。ドルマはトルコ料理ですが、それがギリシャ風になっているわけです。オリーブとハーブのコンビネーションは最強の料理ツールになります。スパイスたっぷりの料理好きにはたまらないものです。
そうそうメインディッシュはチキンのシチューのようなものを教わりました。次回日本で同じ料理教室を復元したいと思っています。
Commented by Rumi at 2012-07-03 14:34 x
Chihoさん、
こんにちは。お料理教室を、もしパワジオ倶楽部で開催するのでしたら、参加したいと思います。ギリシャ料理を習えるなんて、めずらしくて楽しみです。
Commented by angel-chiho at 2012-07-03 16:52
Rumiさん

是非参加してくださいね。このお料理教室の調理法は役立つ事、新しい体験が山盛りだったので、皆さんとシェアするのが楽しみなのです。
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