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陶芸の旅
料理に趣のある器は欠かせません。スペインやポルトガルの料理の良さを伝えるために、やはり陶器も伝統的なもの、スタイルのあるものが必要。久しぶりにアレンテジョ地方にある陶芸の里を訪れました。

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ポルトガルで伝統陶器はまだまだ生活と密着しているので、古くからの工房が嬉しいことに活動しています。幾つか好きな工房があるのですが、まずは工房の在処を見つけるのが大変です。あまり宣伝しょうとする民族ではないので、散策して見つけるしかありません。記憶に頼ってあちらこちらの道を歩いたのですが、結局全ての工房は発見できず。また次回の楽しみにすることにしました。

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こちらは何度も訪れている工房メルトラ。お年寄りのオーナーがナイーブな絵柄をずっと描き続けています。今回は馬をテーマにした器に一目惚れ。まだ荷物が整理できていないので、次回器は別の記事で紹介します。

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ここも何度も訪れていますが、あまり作業をしている様子がないので、きっと誰か別の人に作らせているのだろうと思わせられます。ここでは素焼きを数点しか買いませんが、建物が素敵なのでどうしても入ってしまいます。

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今回の旅で発見した素晴らしい工房。外観からは予想できないような世界が中に広がっています。元々はなんとオリーブオイルの圧搾工房だったそうで、中には太い圧搾器の柱が残っていました。窯もアラビア風のもので、今でもティナハなど大型の瓶も焼いているそうで、ワイン用の瓶が必要ならいつでも焼いてくれるそうです。感激!

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屋内では焚火があり火の周りに犬が座り、作業員の人達も休んだり昼ご飯を準備していたりと、まるで17世紀バロック期の絵画の世界に入った気分。暗いので上手く写真が撮れませんでしたが、ムードは伝わるのではないでしょうか...

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こちらは別の町にある工房ですが、若いオーナーがいつも一生懸命仕事をしています。土からの準備をとても重視していて、土をしっかり自分で作っていない陶芸家の工房で買っちゃダメだよと言います。大量生産された粘土で焼かれている陶器には味があまりありません。また窯も勿論重要。古い窯と新しい窯をミックスしているところが、今のところ一番頑丈な器を作ってくれるように思います。

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初めて10年以上前に訪れた時に、愛想の悪さが印象的だった工房。後継ぎのおじさんはとても感じが良く、前の人はなぜあんなに不愛想だったのか不思議。それぞれの工房が自分の絵付けスタイルを持っていて、それが何百年も続いていることが分かります。数年前はもう引き継ぐ人がいないのではないかと悲しくなりましたが、工房によっては生き延びられるような感じを今回は受けました。

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by angel-chiho | 2016-03-10 10:13 | Portugal | Comments(0)
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