アンダルシアのサラダ事情をご紹介する今日は2回目。
ポテトサラダの次は有名な冷製スープ『ガスパチョ』と同じ材料で作る『ピピラーナ』という可愛い名前のサラダをご紹介します。にんにくだけは入りません。
これだけを見るとガスパチョの具材を準備したようですが、ご覧のとおりトマト、ピーマン、きゅうり、そして新玉をサイコロよりも小さくカットしただけです。トマトの皮をむいてあげると、より舌触りの良いサラダに仕上がりますので、時間がある時は皮を剥いてみてください。
材料:
トマト 4個
キュウリ 1本
ピーマン 2個
新玉 小1個
ドレッシング:
エクストラヴァージンオリーブオイル 70~80ml
ワインヴィネガー(古いものがベター) 大匙 4~5
フロールデサル 小さじ 2~3
野菜をカットし、ドレッシングをかけて和えるだけ。アンダルシアではオレガノが入る場合があります。オプションで胡椒を入れてもOKです。
この状態で十分美味しいのですが、色々なサラダのベースになります。例えば茹でたエビやタコ、テーブルオリーブを加えれば地中海風のサラダになります。焼き魚などに添えてもいいです。
スペインのバルでは、ビールのおつまみとして登場します。少しでもこういう野菜でヴィネガーの効いているものがあると元気が出ます。
私は厚揚げにブラックオリーブとフェタチーズを加えて、和とも洋とも言えない一品に仕上げました。
皆様も色々トライしてみてください。ポイントはやはり上質なエクストラヴァージンオリーブオイルと優れたワインヴィネガーです。ワインヴィネガーは出来る限り醸造期間の長いものを使ってください。バルサミコ酢はおすすめできません。酸味のあるヴィネガーをお使いください。
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