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カテゴリ:Food Culture 食文化( 124 )
目ざめにはちみつ

最近はちみつについての本を読み、目覚めにはちみつを取り入れ始めました。

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ちょうど一年前くらいからスペインのイベリア半島ナンバーワンのラベンダーはちみつの販売を開始しているのですが、はちみつはオリーブよりも古くから地中海文化に欠かせないスーパーフード。まだまだリサーチして、自ら体験してみたいことばかりです。

本の中で目ざめにはちみつを摂ることは脳に効くという説明があり、なるほど納得してしまったのです。健康のためなら寝る前にひとさじのはちみつが、細胞再生や細胞修復の作用を生かすために有効のようですが、はちみつの糖分がすでにブドウ糖と果糖に分解されているので、寝ぼけた脳細胞にすばやくダイレクトに燃料投下をしてくれると聞き私は朝を選びました。

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写真のはちみつがパワジオ倶楽部・前橋で販売されているラベンダーはちみつ。イベリア半島一の感動のあるはちみつ。(お問い合わせはパワジオ倶楽部へ。☎027-254-3388)

はちみつの各種栄養素は身体に吸収されやすい状態で含んでいる『栄養爆弾』とも本には書いてあり、特にあらゆる酵素が多い事に注目しています。アミノ酸は20種類、ミネラルは27種類、ポリフェノールなどの抗酸化物質も含んでおり、とにかく栄養補給には文句ないものです。朝ごはんをしっかりバランスよく食べることも大切ですが、緑茶と組み合わせてはちみつをスプーンいっぱいなめるのも、なんとも言えない心地よさと快感なのです。砂糖のような甘さは朝受付られないのですが、はちみつならば大丈夫なので不思議です。

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そして、はちみつパワーをよりアップするために取り入れたのがシナモン。トーストにバターではなく上質なエクストラヴァージンオリーブオイル、そしてはちみつ、シナモンがすごいコンビネーションらしいのです。これはしばらく続けて効果を自ら調べるしかありませんが、今のところとてもいい感じです。無理なく出来るおすすめの習慣です。

オリーブオイル、はちみつ、シナモンの組み合わせは当分続けたいと思うスーパーコンビ。皆様も是非お試しになってみてください。


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by angel-chiho | 2017-12-07 07:32 | Food Culture 食文化 | Comments(0)
ステーキレボルーションのエル・カプリチョ

良いご縁で楽しい一日を過ごすことが出来ました。
スペインに素晴らしい食文化があることは多くの人がご存知だと思いますが、今世界から注目される牛肉もスペインに存在するのです。しばらく前に『ステーキレボルーション』というドキュメンタリー映画が制作されたのですが、その中でも世界一のステーキに選ばれているのです。

今年の夏、このレオンの田舎に存在するレストランを訪ねてから、今度は日本で和牛の世界を伝えるチャンスをいただきました。故郷群馬で最も美味しい牛肉のひとつ『鳥山畜産』さんが育てる『赤城牛』の素晴らしさを知っていただきました。

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エル・カプリチョのオーナーシェフが育てる10歳以上になる牛とは全く違う飼育方法ですが、鳥山社長が熱心に和牛の特徴などを話してくださいました。草のコメントも興味深く、わらの使用まであり、あの霜降りを作るまでの道のりを詳しく語っていただきました。牧場訪問後は加工工場見学、そして群馬の素材をふんだんに使ったすき焼きを、高崎のホワイトインで特別準備。世界に誇れる群馬のお酒『永井酒造』さんのヴィンテージもののお酒と共に満喫していただきました。

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日本の職人技をPRしたすき焼き用に特別制作した食器。写真からも木箱などの美しさが伝わると思いますが、鉄なべも一人サイズになっており、実に贅沢な設えなのです。Jose Gordon氏も設え品の精密さを褒めてくださいました。

もちろん、食事に私が紹介しているオリーブオイルやフロール・デ・サルも使っていただきました。荒井シェフに心から感謝です。

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しっかりと長年作り続けている前橋にあるパワジオ倶楽部のオリーブワールドも見ていただきました。これから益々、あらゆる食文化の交流を深めていきたいと強く決心できた有意義な一日でした。
関係者の皆様、誠に有難うございました。






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by angel-chiho | 2017-11-10 23:11 | Food Culture 食文化 | Comments(0)
世界一のステーキ Bodega El Capricho ボデガ・エル・カプリチョ
スペイン北部の田舎の中でも田舎と言えるようなところJimenez de Jamuzに、世界中の肉好きの注目を集め【芸術品】と呼ばれているステーキハウスBodega El Caprichoボデガ・エル・カプリチョがあります。食に携わる仕事をしている私にとっては見逃せないお店です。

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店舗に入るといきなり肉が並び、スペインらしい炭火焼きストーブが見えるオープンキッチンが登場。自信満々の陳列法。熟成ビーフの香りがじわじわと感じられます。和牛の熟成肉の香りとは全く違う、スペインの大平原の草が発酵したような香りを含む独特なアロマが漂います。

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レストランは名前のとおりボデガ酒蔵を改装したもので、洞窟の中に配置されており、私たちは奥のテーブルへ薄暗い通路を案内されました。極めてリュスティックな店内。飾り気がなくて落ち着きます。

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食事の内容は素直に真剣に説明してくれるスタッフの意見に従い、メインの肉はもちろん牡牛のプレミアム”チュレトン”(所謂Tボーンステーキ)を選択。何歳くらいかの牡牛かというと、プレミアムの場合9年以上生きていた牡牛になります。7歳が今まで食べた一番高齢の牡牛だったので、この時点でワクワクして来ました。焼く前に写真のように肉も見せていただき、あまりの美しさにまた感激。名前は忘れてしまいましたが、ポルトガル産の品種の牡牛でした。

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トップのセシーナのパテの写真がないのですが、クリーム状になったセシーナのパテをパンにつけてまずはバター風味。写真はその次に登場したカルパッチョ。これも1か月以上熟成させているという肉。あまりのフレッシュ感で信じられません。ロイヤルという品種のエクストラヴァージンオリーブオイルと結晶状の塩が少々掛かっているだけ。甘味が最後に舌に残る不思議な肉でした。

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こちらが素晴らしい霜降り状態のセシーナ。プレミアムセシーナで3年以上ハムのように加工してから熟成期間が経過しています。どんぐり豚の最高級の熟成期間と同じ。それにも関わらずまるでマグロのトロのようなフレッシュ感があります。時間が織りなす芸術品のセシーナ。間違いなく今まで食べたセシーナの中で最も美味しいものでした。

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最高のタルタルステーキ。肉の叩き加減、味つけ、全て完璧。当然、熟成肉。熟成期間は忘れました。ここまで肉しか食べていませんが、全くサラッと食べられます。

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私たちがあまりに美味しく楽しく食べているので、ここからの2品はレストランからのサービス。カスティーリャで昔から食べられており、私の大好物でもある牛タンです。牛タンは色々な調理法がありますが、この食べ方がスペインではベストだと思います。カスティーリャでしか巡り合わない一品です。ここのハムのように加工された牛タンは最高級。これ以上上品にしかもシンプルに仕上げることは不可能だと思います。(これはお土産として購入することも出来ますので、皆様是非お持ち帰りにどうぞ)

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牛のモルシーリャ。スペインのブーダン。血をたっぷりと使ったソーセージですが、豚よりもデリケートな仕上がり。これも上品。

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お口直しのトマトサラダ。常温でトマトが出たので、一緒にこのビーフ体験をしていたイタリアンシェフが、日本だったら絶対に冷やして出すという一言。これもきっと計算されて出されているので、スペイン人と日本人の違う感性を感じました。

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いよいよメインのステーキ登場です。ステーキはオーナー自らが説明してカットしてくれます。牛は去勢されているので飽和脂肪酸が不飽和脂肪酸に変化するようで、必ず脂肪と赤身を一緒に食べるようアドバイスしてくれました。また、肉のパーツの切り方も面白いもので、それぞれのパーツの筋肉の状態を考慮しながらカット。食べていて特徴の違いがわかり驚きました。ラードもこんなに生まれて食べたことがないほど食べました。

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印象に残ったのはオーナーの肉の扱い方。肉をぐいぐい切るのではなく、スムーズに優しく切るのです。これは間違いなく彼の牛に対する愛情の現れなのでしょうが、後々まで頭に残るようなとにかく優しい切り方でした。

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肝心な肉の味ですが、熟成肉であるということが食べていく内にどんどんと感じるようになるのですが、私が驚いたのは肉の食感。とにかく柔らかいのです。スペインでステーキというと、和牛とは違いかなり噛みごたえがあるのです。噛みながら深い肉の味わいを感じるものだと思っていたのですが、ここの肉はとにかく柔らかくて、味もデリケート。すぐにはっきりと味がわかるような肉ではなく、非常に繊細な味の牛でした。簡単には語れない味。幸せな牛の味なのでしょう。

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そして、トマトの他に唯一登場するのがパプリカローストのサラダ。スペインで一番美味しいサラダはパプリカのサラダだと思うので私は大満足。イタリアンシェフが同じ色の食材を組み合わせると、大体マッチするというペアリングの秘訣も教えてくれたので余計満足。

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グラニーという品種のリンゴのシャーベット。美味。もうひとつ牛のラードを使ったデザートもあったのですが、それは写真を撮り忘れました。

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一緒に行ったイタリアンシェフもとても喜んでくれました。彼の料理がイタリアンから益々スパニッシュになって行くことを願うばかりです。

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ピアニストのMさんも作曲の合間を抜けて、こんな遠くまでビーフエクスピリエンスに来たことを大喜び。暑い中、食事を満喫できた思い出の一日となりました。やっぱり止められません食いしん坊の旅。

牛で楽しくて美味しい体験をしたい方は是非どうぞ。おすすめです。


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by angel-chiho | 2017-08-19 09:14 | Food Culture 食文化 | Comments(2)
サクラとフロール・デ・サル

スペインではアーモンドが満開。アーモンドが咲くと桜を思い出し、我が家ではサクラを使った塩作りをします。

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作り方は超かんたん!デパートなどで販売されている桜の花の塩漬けを使います。私は日本訪問中に必ず数袋買ってスペインに戻ります。1袋をハンドミキサーの攪拌用の容器にいれ、少し攪拌すればちょうど良い感じのフレークになります。それをフロール・デ・サルと混ぜるだけ。配合もお好みでどうぞ。桜の香りを強くしたい場合は、フロール・デ・サルを少しだけ混ぜ、微かなサクラの香りで十分であれば、フロール・デ・サルは多めに混ぜてください。

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パワジオ倶楽部・前橋で販売しているポルトガルの大西洋が生むフロール・デ・サルがお勧めです。
振りかけにしても、おむすび用の塩としても大活躍します。ステーキで使っても大好評。お刺身にサクラの香りをつけてもこれからのシーズン楽しめます。是非お試しください。

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by angel-chiho | 2017-03-02 09:05 | Food Culture 食文化 | Comments(0)
サラミ専門店

スペインの加工肉を販売するお店はチャルクテリアCharcuteriaといいますが、イタリアではサルメリアSalmeriaと呼ばれているそうです。私は小さい頃から肉好きなので、特に豚の加工肉には目がありません。今回フィレンツェ名物のサラミの一種でもあるフィノキオの種入りサラミ『フィノキオナ』にすっかり魅了されてしまったので、数店専門店訪問を実施しました。

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フィレンツェで気に入ったお店がこちら。ファミリー経営の専門店の重要さを旅をすればするほど感じます。スペインの生ハムやチョリソなどもファミリーレシピがあり、代々続いているところのモノがやはり抜群に美味しいです。それにも関わらず、どこでもアメリカンスタイルのメガストアーに小規模の店舗が危うい目にあっている姿を見ると、実に悔しい気持ちです。日本でもヨーロッパでも守るべき重要なものは、出来る限りサポートしたいものです。特に肉はベストなコンディションで飼育された動物を、最高の状態で食べてあげられるのが理想。私は益々専門店にこだわりたいと思います。

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ショーウインドーを見るだけで涎が出そうになりますが、気持ちもワクワク。どれを選ぶか苦労しました。

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今回の旅の目的はサラミ研究ではないので、あまり深入りせずにフィノキオナだけにこだわりました。最終日にフィレンツェのマーケットにも足を延ばし、普通のサラミも購入したのですが、私はやはり圧倒的にフィノキオナファンです。

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こちらはアレッツォのトスカーナフードの専門店。美味しそうな肉の加工品オンパレード。オリーブオイルなかなか良さそうなものが揃っていたのですが、とにかくスペインと比べると高価。まぁトスカーナのあの自然環境を見れば生産量が限定されていることは理解出来ますが...小さいレッチーノ種100%のオリーブオイルを購入。ハイクオリティで満足しております。あっとここでも買ったものはフィノキオナ。ちょっと太さの違うものを購入。大満足。

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こちらはパスタが充実していたので写真撮影。

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カラフルなパスタであまり美味しいものに巡り合ったことがないのですが、今回3種類くらい買って来ました。いつか美味しいものを発見できるはず。

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こちらはアレッツォの老舗。レストランも備えていました。元々薬局だったところが食材店になったようですが、薬局の看板を残しながら店を運営しているところが流石イタリア。立派な看板は保存しているのです。

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もっと色々質問したかったので次回はもっとイタリア語を学んで、トスカーナの加工肉の世界をもう少し深めるつもりです。美味しくて楽しいことが一番。そして、専門店が今後も末永く存続できますように。

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by angel-chiho | 2017-02-19 09:44 | Food Culture 食文化 | Comments(0)
トリュフシーズン到来です。

スペインに戻りオリーブ農園を訪問し、一安心したところで今年はトリュフを買うチャンスに恵まれました。

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トリュフは色々なレストランで食べていましたが、間違いなく数時間前に採ったばかりのものに出会うのは初めて??おまけに山盛りのその日の収穫品から、自分で香りをかいで気に入ったものを選ぶのも初めての体験。トリュフは大きいからいいわけではなく、やはり香りものであることが分かりました。

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こんな風にまだ泥がついている状態で、トリュフ探し名人のおじさんがアルミホイルに包まれたトリュフを取り出しました。息子さんも一緒に探しに行ったそうで、嬉しそうにみんなの意見を聞いていました。買いたい人達が集まり、ひとつひとつ香りを嗅ぎ始めます。名人の話では深いところにあったものほど香りが良いそうで、大きくても不思議と香りがほとんどないようなものもあり、一個一個全く香りが違うことに驚きました。これでレストランで食べる時、なんの感動がないものがある理由がわかりました。トリュフもオリーブと同じように、しっかり香りを確認して買わないと意味がないものだったのです。

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100gがおよそ1万円程度。私は特に香りが強いものを2個購入したのですが、あるレストランの人は大晦日ディナー用に相当購入していました。この人から買うのは初めてなのでたくさん買わなかったのですが、1個目を食べた時点で後悔しています。素晴らしい食感と香りで、なぜトリュフを毎年多くのグルメが楽しみにしているのかよ~く理解出来ました。次回は一緒に山にトリュフ探しに連れて行ってくれるというので挑戦してみょうかな。

それにしてもすごい香りで、車の中もバックの中もトリュフの香りが蔓延。今はリゾット用のお米と一緒にビンに保存中。信じられないような独特の香りがビンに充満していて、蓋を開くと驚きです。トリュフ探しをする豚や犬が察知できる理由もよく分かりました。

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カスティーリャ地方で採れたポルチーニを使ってリゾットを作り、仕上げにトリュフというメニューを大晦日に実施。感動の香りを楽しみました。仕上げには上質なアルベキーナの完成したばかりのエクストラヴァージンオリーブオイルを使いました。

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残りのトリュフはオムレツとパスタに使おうと思っていますが、叔父さん曰く『そのままかぶりついても美味しいよ』とのこと。確かにそのまま幾つか食べたい気分です。次回はそんなことが出来るようにたくさん購入しょうと思います。ポルチーノ、キノコ、オリーブ、ジビエと秋から冬にかけて食べたいものがあり過ぎて大変です。


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by angel-chiho | 2017-01-03 09:52 | Food Culture 食文化 | Comments(0)
Casa Grande de Rosende での夕食
前々回の続きでガリシアのパソについてお話します。今日はパソでの夕食について。
パソは写真のとおり葡萄に囲まれ、限りなくリラックスできる快適な空間。

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夕方しっかり散歩をして周辺のワイナリーを散策した後、あまりにパソのオーナーが親切なのでディナーもここですることを決心しました。

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このグリーンの趣のある扉がレストランへの入口。ガリシアの家庭料理を堪能できることを願いながら入りました。

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テーブルセッティングは完璧。ガリシアのリネンを使っている感じです。手作り感たっぷり。

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ガリシアに来た理由のひとつは、大好きな葡萄品種Godelloゴデーヨを満喫するため。早速、この地域のゴデーヨをオーダー。

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こちらがお勧めのおつまみ。チョリソもサルチチョンもホームメイド。チョリソは軽い燻製になっており美味。パンも最高に美味しいので、私はこの時点でかなりワインがすでに周っています。

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まずはエスカベッチェ!スペインのエスカベッチェは歴史的にも有名で、よく歴代王の食べたメニューを見ると必ず登場します。これはマスのエスカベッチェですが、マスのサイズが完璧。これ以上大きいと味が全然違います。私は特に夏エスカベッチェを食べるのが大好きなので、とにかく嬉しくなる一品。味付けも完璧。ヴィネガーとピメントン=スモークパプリカ、塩味のバランスが超上手でした。正確な配合を聞きたいくらいだったのですが、ワインを飲んでいたし、オーナーと色々な話をしていたので、レシピはまた次回訪問した時に聞くつもりです。レシピを聞くためだけにでも再訪したいくらいです。

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ここで赤ワインに。ハウスワインよりも真剣に作っていそうな酒蔵の赤にしてみたのですが、フルボディすぎるので、結局ハウスワインにしてもらいました。ハウスワインの方がずっとバランスが良くて美味しく、買っいたいくらいでした。

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ガリシアの牛肉は、スペイン各地に専門店があるくらい有名です。マドリードで私が買い物に使うお肉屋さんもガリシアの牛肉の専門店です。ジャガイモもガリシア産。ジャガイモもスペインで一番高いもののひとつがガリシア産のじゃがいも。古典的な家庭料理で大満足。久しぶりに心から美味しいと感じられる料理でした。
サラダはシンプルですが、パソの敷地内で収穫されたオーガニック野菜。シンプルで何より美味しく感じます。

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どの料理を食べてもシェフの腕の良さを感じるものでしたが、ガリシアに行くと通常女性が料理を担当しています。これはポルトガルと似ていて、『優しい味の料理』というのが一番ぴったりのコメントだと思います。最後に登場したデザートは洋梨のコンポート。私もコンポートは良く作りますが、こんな綺麗にピカピカにどうやったら作れるのでしょうか。見ていて惚れ惚れ!食べるのがもったいないコンポートでした。

次回はワインを飲み過ぎないようにして、しっかりレシピを伝授してもらおうと思います。

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最後にはパティオに食後のリキュールをセッティングしてくれました。これはオルホと呼ばれる典型的なガリシアのリキュール。消化にいいと言いますが、アルコールの度数が高く甘い飲み物。危険なドリンクです。

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見るからに素晴らしい人柄が出ているオーナーと跡取息子さん。こんな風に古い建造物を守っている人達は応援せずにはいられません。

Casa Grande de Rosende

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by angel-chiho | 2016-08-04 06:22 | Food Culture 食文化 | Comments(0)
ガリシア地方のパン

スペインでパンが美味しい地域と言えばガリシアだと思います。
ポルトガル同様女性が一生懸命パンをこねて美味しいパンを焼いています。マドリード近辺では絶対に巡り合えない味と香りのパンで、ガリシアを訪問すると太らないようにするのが大変です。

ガリシア地方の荘園のような建造物はPazoパソと呼びます。先日優れた建築家が運営しているパソへ泊りに行ってきました。リベラ・サクラ聖なる岸辺という地名を持つヨーロッパでも最も修道院が密集している地域で、10年くらい前に日本の旅チャンネルでもこの地域を紹介するTV番組を作ったことを思い出しました。

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16世紀からある建物ですが数年前一部は火事で焼けてしまったそうです。通常そういう事があるとスペインではすぐにリフォームされてモダンな建物になってしまいますが、ここはしっかりと元通りに修復されています。

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ガリシア料理はもっと調査したいと思っているので、今後訪問する機会を増やそうと思っています。キッチンも昔のものがしっかりと残っていました。

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石造りの壁の厚い建物は年間を通じて18度から20度くらいに保たれているので、一年中暖炉が使えるような環境で、暖炉の下にそのまま身体を入れて調理するような感じです。

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こちらは畑。16世紀からのライフスタイルがそのまま存続しているような状態で、鶏やガリシアで有名なカポンと呼ばれる高級な去勢した鳥も飼われていました。ここで作った食材がレストランでは使われています。

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そして、これがパソの敷地内にあるワイナリー。Adegaアデガと呼ばれる専門にワインを作る酒蔵よりも美味しいワインが作られていました。ここでの食事についてはまた後日書くとして...

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パンの話に移ります。ディナーのパンもブレックファストのパンもとても美味しかったので、どこで買えるか聞こうと思っていたら、引き寄せたのかちょうどパン屋さんの配達に遭遇。可愛い女の子がニコニコしながらパンを選ばせてくれました。伝統的なものとライ麦のパンを買い、特別な時に食べられるように早速自宅で冷凍にしました。

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これはガリシアが誇るエンパナーダを見て感激しているところ。すごく大きく完全にハンドメイドと分かるものが、なんと3.5ユーロだというのです。肉もツナも両方買いたかったのですが、一応ダイエットをしょうと思っているのでツナだけで我慢。夕食にしましたが、美味しくてあっという間に二人で完食。近くに彼女がいなくてホッとしてます。

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スペインの田舎ではパンの配達はミルクの配達のように当たり前の光景なのですが、すごく田舎に行くと次の写真のような光景が見られます。パン屋さんが悪い道や奥の方まで行く必要がないように、通りの角などに袋を下げておくのです。そうするとパン屋さんが来てパンを袋に入れて置いて行ってくれるのです。支払いは後でまとめ払いすればOK. こういうシステム大好きです。

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by angel-chiho | 2016-07-18 03:29 | Food Culture 食文化 | Comments(0)
ソバオ・パシエゴSobao Pasiego、スペインのスポンジケーキ
今年は義父の故郷へ行くチャンスが多く、今まで知らなかったディープなアストゥリアスやカンタブリア地方訪問をしています。義父のファミリーはアストゥリアス出身かと思っていたのですが、もっと古く遡っていくとカンタブリアの出身だそうで、今回はカンタブリアの山奥まで行って来ました。

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カンタブリアはカスティーリャ地方の港だったので、商人として成功したファミリーが多くあります。南米で大成功した人達はすごい屋敷を建てているので、そんな古き良き時代の佇まいが楽しめる地域です。

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ここを前回訪れた時は、ご先祖様が近くの出身であったことも知らずに訪れたので、不思議な気持ちになりました。

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この建物はカンタブリアで最も美しい屋敷のひとつ。宝石箱がそのまま建物になったようです。

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外観は優れているのですが、内部の様子はホテルになってから酷い悪趣味でショックを起こすほどです。スペインでは内部構造を全く代えて修復してしまうことが多々あるのですが、ここはインテリアを全面的に替えばどうにかなるかもしれません。

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興味深い町や村を後に、Pasの谷間の奥深くVega de Pasの街へ入っていきました。

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ここは19世紀の有名な外科医Enrique Diego-Madrazo Asconaの出身地で、主人のご先祖様はこのお医者さんの親戚になります。ファミリーにお医者さんが多いの事も、これで納得できます。この山奥の町に19世紀ヨーロッパでも最新の病院をDiego-Madrazoが建造したので当時多くの知識人がこの町に集まったそうです。

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この地域の歴史研究家で現在Diego-Madrazoの病院跡もあらゆる機材も保存、管理しているJavier Gomez Arroyoさんに町を案内してもらいました。この地域出身の有名人のことや、ご先祖様のことをとても細かく教えてくださいました。因みに、この方はCronista Oficialでもあります。Cronistaとはスペインでは地域の色々な歴史データーを収集し普及させる人のことで、とても重要な地域のためになる役職です。

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話を戻しますが、なによりも私にとって大発見だったのはこの写真の女性!
スペインで全国的に有名な国民的なお菓子というのは少ないと思うのですが、その中でも朝食によく食べる四角いマドレーヌとフィナンシェのような『ソバオ・パシエゴSobao Pasiego』というお菓子があります。北部まで来ないとあまり美味しいソバオには出会えないのですが、なんと昔ソバオはパンが生地のベースになっていたそうで、あまり消化によいものではなかったそうです。

実はこの日の朝、ホテルで信じられないくらいねっとりとして、飲み込むのも大変なソバオを食べたばかりで、なぜこんな食感なのか理解できないでいたのです。この話を聞いて、私が食べたソバオは伝統的に古いソバオだったことがよくわかりました。

ところで、この女性ですがDiego-Madrazo創設した病院で働く調理人だったというのです。しっかりと食事をすることが健康になるための基本という考えを持っていたDiego-Madrazoの教えのとおり、彼女はパンではなく小麦粉とこの地域で大量に作られているバターとミルクを使い、この現代知られているソバオのレシピを作ったそうです。

カンタブリアの他の町では、ソバオが日本に伝わってカステラとなったという変な話をする人もいるので、いつかこのお菓子のルーツを知りたいと思っていたのです。こんなタイミングでしかも主人のファミリーに関連する調査で、このお菓子のルーツを知ることが出来るとは夢にも思いませんでした。

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これがソバオ。北部ではビックサイズです。ずっしりと重さもあります。
バター100%のこのソバオ、今まで食べたソバオの中で最も美味しいものでした。この町では忠実にこの調理人Eusebiaさんのレシピを守っているそうです。大感動の体験でした。

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病院の入口にはDiego-Madrazoの石像も残っていました。

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おまけにこの地域の歴史を一番良く知るJavierさんとも超仲良しになってしまいましたので、この夏再び深い調査に伺うつもりです。ご先祖様喜んでくれるかな...

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白いクラッシックカ―も印象的でしたが、クラッシックカーについてもJavierは詳しかったので、この地域の人は優秀なのでしょう。こういうファミリーの歴史追跡本当に楽しいです。


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by angel-chiho | 2016-06-26 04:32 | Food Culture 食文化 | Comments(4)
韓国料理 李青
今日はとっても嬉しいニュースがありました。昨秋京都を訪問した際に紹介いただいた韓国料理の『李青』、それはそれは素敵な空間で、前回の京都訪問中最も楽しめたところだったのです。喜ばしいことにオリーブオイルも私たちがお勧めしているものを、超ヘルシーな韓国料理に活用していただき、食べるモノも飲むモノも、私にとっては感動続きでした。

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こんな素晴らしいお餅は滅多に食べられないと思います。次回京都訪問の際は、どこよりも先にここに食事に行くことが私の夢になっています。そのくらいお茶にもこのお餅にも食事が持つべき喜びを感じたのです。

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李青のチョンさんの美しさは、あの京都でさえもきっと伝説。そのくらい美しい方です。運よく私たちはオイルのテイスティング会にも出席いただき、楽しいお話で会を盛り上げていただきました。写真の一番左に座っている女性がチョンさんです。彼女の料理の素晴らしさは、このお姿を見るだけでも想像できますよね。

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そんなチョンさんに実はスペイン産のスモークパプリカ=ピメントンのパウダーを使っていただきました。彼女以上に唐辛子の素晴らしさを知る人はいないと思ったのです。韓国での唐辛子の使い方は芸術。どうしてもスペインのスモークパプリカを知っていただきたかったのです。友人のおかげで私の願いは早速叶ったのですが、それだけでなくこんなお料理写真もいただきました。

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チキンとピメントンと塩だけで作ってくれた『山賊チキン』だそうですが、とっても美味しく仕上がったそうです。間違いない美味しさでしょう。ピメントンがこんな嬉しい思いをさせてくれるとは思いませんでした。チョンさん本当に有り難うございました。食は本当に人の和を広げてくれますね。



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by angel-chiho | 2016-01-23 07:25 | Food Culture 食文化 | Comments(0)





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