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一人で300キロ
今日は最高の秋晴れ。朝連絡をとったら工房も開いているというので、ウールの毛布をオーダーに行ってきました。初めて一人で300キロ運転して、秋の風景を存分に楽しみながら快適なドライブをしてきた気分...もうしばらくこの天気が続くことを願っているところです。昨夜はストーブもつけたのですが、今日はストーブをつける必要がないくらい温かい夜になっています。カスティーリャでは嘘のような温かさです。

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12時くらいに目的地到着。運転のせいかお腹ぺこぺこだったの、大好きないつものBARにまずは直行。美味しいトルティーリャとカフェをいただき、新聞を読んでいたら定員さんが、『ちょっと変な質問してもいい?』と近づいてきました。何かと思ったら『恥ずかしい事なんだけど、日本人と中国人をどう見比べたらいいの?』という質問。勿論、その難しさを説明してあげましたが、私はなぜか一人で歩いていると、どんな秘境のような田舎に行っても、道を尋ねられることが多いのですが、今日それはいろいろな人の単なる口実だということがよく分かりました。










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なぜかパートナーといると、スペイン人は遠慮しているのかあまり話しかけてくる人はいないのですが、一人になるとこういう風に質問を突然受けたり、話しかけられたり。本当に道を尋ねられることには参っていたくらいなのですが、な~んだ、ただ外人とおしゃべりがしたいだけねという結論に今日達しました。都会だったらスペイン人に尋ねるよりも、外人に聞いたほうがいい加減なことを言わないという心理は理解できるのですが、ものすごい田舎で聞かれることはどうも意味がわからなかったのです。

毛布については次回詳しく書きますが、オーダーは無事終了。ランチは約束があったので、パンだけこの地域の美味しいものを買い帰宅。夕方隣村に支払に出かけたのですが、そこでも素晴らしい風景に出会えました。今日は一日心が満足する時間を過ごせました。

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by angel-chiho | 2009-10-27 07:45 | Country Life 田舎生活 | Comments(2)
聖アントンの豚
今年の秋は雨不足で心配だったのですが、やっと昨日から雨が降り始めました。気温もぐっと下がるようなので秋というより冬が近い感じです。

この季節サラマンカの村々では、聖アントンの日に生贄になる放し飼いの豚の姿を見かけます。7月くらいから有名なイベリコ豚を一匹村人が育てるのです。町や村を一日中一匹の豚が悠々と自由に歩いている姿は非常に印象的で、最初は驚きましたが、とても微笑ましい伝統のひとつだと思います。

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豚は村人が1月の聖アントンの日までに十分太らせ、最終的には村の誰かのものになります。スペインでは昔から豚一頭を殺し、1年分のソーセージやハム、所謂保存食を作るという儀式『マタンサ』というものがありますが、地域によっては、そのマタンサ用の豚を村でこのように育て、宝くじのように当てるという風習が残っているのです。マタンサの儀式というか習慣は、ファミリーや地域によって違い、大体11月から1月がピークのシーズンです。マタンサには、私も何度か参加させてもらったことがありますが、豚の悲鳴と大量に血が出る作業なので、ちょっと苦悩な経験なのですが、伝統は伝統として受け入れなくてはなりませんよね。いつかマタンサでソーセージの作り方をマスターするのが、ここ数年の目標です。

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今年発見した豚は、12歳くらいの男の子がとても可愛がっていて、古い町並みの中で豚に抱きついている少年の姿は忘れられません。毎日学校から帰って、きっとまずは豚に餌をあげに行くのだろうなぁと、豚を殺してしまう儀式は悲しいけれど、子供にとっては豚をペットのように楽しめる、とてもよい行事に思えました。アーモンドや栗で村中の人に可愛がられながら育ったこのイベリコ豚、きっと味は最高でしょう。

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イベリコ豚はおっとりとしていて大人しく、みんなに撫でられられながら大きくなっていました。
あまりにも大人しくて温厚なので本当にビックリ。
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by angel-chiho | 2009-10-22 05:01 | Food Culture 食文化 | Comments(4)
今年のオリーブオイル
一週間ほど前に今年のオリーブオイルを早速試飲して参りました。
今年はいつものところとちょっと違い、漬物用のオリーブを生産しているところで最初の試飲をしてきたのですが、グリーンのフレッシュ感と素晴らしい自然のアロマが詰まっていました。担当の男性もとても熱心で説明に力が入っていました。有望な人材の揃った工房を発見したこと間違いなしです。

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この地域は特に私たちのお気に入りの地域に近く、近辺にはローマ時代の遺跡が数多く残っています。15年以上前にこの地域の遺跡めぐりは実施し、その後戻っていないので、これを機会に次回訪問するときは、また遺跡訪問がしたくなりました。時間の経過は不思議なものですね。

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昨日田舎からマドリードへ戻ってきたのですが、急に気温が下がり今日は冬が突然来たような一日でした。少しずつ気温がまた上昇するのでしょうが、いよいよ冬が近いようです。今週はそんな気温の変化を予測していたので、今年最後の外でのディナーを催しました。スコットランド人の女性で私と同じようにスペイン人と結婚し、隣村に住んでいるアリソンの叔母さまも一緒に参加。フランス人でスイスに在住、スペイン人と結婚していたこともあるので、スペイン語も上手く、こんな風に年を取りたいなぁ~と思わせる、とても素敵な女性でした。ボルドー近辺の出身だそうで、この夜はボルドーワインの話に花が咲きました。

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この日は8名のディナーだったのですが、そろそろテーブルを買う必要があります。やっぱり最低でも12人くらいのテーブルがないと不便ですね。どんなテーブルにしょうかな。しばらくじっくり探すつもりです。
古い扉を使って作ってもらう方法もあるのですが、あまり重すぎても不便なので...

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by angel-chiho | 2009-10-17 02:07 | Olive オリーブについて | Comments(4)
カスティーリャの秋
雨が降ったり晴れたりしているので、いよいよ山や森が秋の色づきになってきました。遠出をする必要があったので、ついでに栗を買ったりヘイゼルナッツを買ったりしたかったので山間部のぐねぐね道を通って、秋の空気を愉しみに行って参りました。苦労して悪い道を通って本当によかったです。(運転手さん御苦労さま)

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オリーブの実は、こんな綺麗なオリーブは見たことがないと言えるほど美しく、今年は漬物用のオリーブを絞ったオイルまで早速テイスティングさせてもらいました。これについては後日また報告しますが、雨が的確な時期に降らなかったので実のできは悪いそうですが、私にとっては至福のアロマと感動の味わいでした。

田舎の家はドゥエロ川に近く、スペインの最高級ワインが生まれる地域。明日は毎年恒例の楽しみにしている収穫祭のパレードがあるのですが、今年はちょうどエコフードフェアーと同じ日程になっており、私としては両方参加したいので、明日はちょっとスケジュールがハードです。エコフードフェアーは、ポルトガル・スペインの食材や農産物がメインになっていますが、エコハウスなどについての情報も集まっているそう。私はオリーブの種を使ったエコストーブを探したいと思っています。

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この地域での薪は、エンシーナ(樫の一種)か松が多いのですが、オリーブがたくさんある地域ではオリーブの薪なども販売されています。バーベキュー用には、ぶどうの枝が最高なので、これも手配しなくてはなりません。秋は秋で準備することが沢山ありますが、皆さん栗で何か作って保存したりしますか?花梨の実も今すごい量が市場で販売されていますが、ジャムにしょうかなぁ~
ピーマンや辛子を乾燥させて保存させている人もかなりいますが、キノコもあるし...
欲張らないようにしないといけませんね。
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by angel-chiho | 2009-10-10 23:22 | Castilla カスティーリャ | Comments(4)
カスティーリャの村々
結局昨日は出発が遅くなり、田舎には本日到着。マドリードで書類手続きなどをするよりも、同じ官庁オフィスが田舎の方にあれば、こちらで手配する方が駐車はできるし、混み合ってないし、信じられないくらい快適でスムーズ。そんなことをスペインの古都Valladolidで実施し、のんびりと田舎の我が家に到着しました。

途中、しばらく訪問していない教会へ。いつ見ても良いものは美しい...大好きな糸杉も健在。すっかり秋の日差しとカスティーリャの平原の雄大さを満喫...今読んでいる中世悲劇の主人公Ines de Castro イネス・デ・カストロが、今日通過した付近で10歳からの教育を受けたことを知り、またまた想像に耽ける。
本を読み終わったら、彼女が他界したところへも訪問したくなるでしょうね。不思議な縁で、彼女の棺は、ポルトガルゴシック彫刻の傑作のひとつとして、20年も前に訪問しているのですが、巡りめぐって彼女が主人公である小説が舞い込んで来てしまったので、また行く必要があるかな。歴史とか美術品を好んでいると、こういう事がしばしば起こるので、『偶然はない』という風に想定すると、いろいろと不思議な世界が広がります。

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写真の教会はWambaバンバという古い村にあるサンタ・マリア教会。
10世紀ごろアラビア人の征服をのがれて南部アンダルシアから逃げてきたキリスト教徒が建てたプレロマニコ(ロマネスク様式以前のスタイル)の教会で、当時建造された部分もかなり残っています(13世紀に改造されていますが)。イスラム教徒に負けた西ゴート王家の歴代王との関係も深く、村の名前となっているバンバ王はここで髪を切られ王の地位を奪われたそうです。西ゴート王朝は世襲制ではないので、こういう面白いエピソードがたくさん残っています。

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そんな訳で田舎の家近辺は、昔から西ゴート王朝とゆかりの深い地域。特に東西は王家の領土だったようで、珍しい教会が密集しています。おまけにイスラム教徒との戦いをしていたレコンキスタの頃は、ドゥエロ川は天然の境界線でしたから、城も密集しています。

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カスティーリャとは、スペイン語で城を意味するのですが、そのくらい城ばかりあった地域で、毎日騎士や修道士、歴代王、女王のことをいくらでも想像しながら過ごせる所なのです。

誰でも知ってるお菓子『カステラ』も、元々の意味はカスティーリャ王国の菓子という意味。
今朝行ったBARにも大きなカステラ風スポンジケーキがありました。
トルティーリャが食べたかったのでカステラは食べませんでしたが...
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by angel-chiho | 2009-10-07 03:52 | Castilla カスティーリャ | Comments(4)
田舎の家
今日は夕方田舎へ移動します。マドリードから高速で2時間、まるで時代が変わったようなところへ住むようになってから早くも5年。もうすぐ6年目に突入しますが、工事は一向に進まず。あちらこちらと直してはいるのですが、どこかを修復するとすぐにまたどこかを直すことになるので、いつまでたっても変化したように感じられません。まぁ仕方ありません。こんな古いムードのところでインスピレーションを受けたかったのですから...

マドリードから田舎へ移動してまず最初に気になるのは、虫の数。日本と比べたら乾燥しているので、虫の数も種類も少ないのですが、9月から10月にかけてハエの活動が変化し、人間に対してとても煩くなります。すこしはおとなしくなっているといいのですが。おまけに我が家のお隣は鳩が大好き。ピジョンをカスティーリャの人々は好物としている人が多く、今でもかなり飼育していますが、村の中では禁止されています。ところが我が家のお隣、そんなことは関係なし。主人が鳩について詳しいということを知るまで、どうせ都会人にはわからないだろうと、平気で規則を破っていたのです。最近、鳩も移動させてくれたので、我が家は落ち着きましたが、それまでの鳩の被害といったら、並べ始めたら切りがありません。おかげで我が家にとってタブーは鳩!

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写真のようにパティオで何年かシャンデリアを吊るし夏は楽しんでいたのですが、キラキラ輝くものはやはり虫も好むので、今年は外しました。やっぱりあるシャンデリアは屋内へ。屋外はキャンドル中心に変更です。マドリードは週末30度くらいまで気温が上がり、温かい理想的な日々でした。
田舎はどうかな。
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by angel-chiho | 2009-10-05 17:27 | Country Life 田舎生活 | Comments(2)
オリーブパワー
スペインは世界一のオリーブ農園。
どこへ行っても延々とオリーブ畑が続く地域がありますが、あまりにも普通の当たり前の風景になってしまっているので、地元で生活をしていると、この樹が秘めている偉大なパワーに全く無頓着になってしまうものです。

ここ4,5年、本格的に美味しい特別なオイルを探したり、料理でのオリーブオイル効果などを調べるうちに、オリーブの話をしない日は一日としてなくなってしまったのですが、オリーブのおかげでいろいろな方向に自分の世界が広がっています。

ここ一か月ほどオリーブの実の収穫のことが気になり、毎日あの人この人と話をしているのですが、実際に事情は現地に行かなくてはつかめません。まずは漬物用の実の収穫をベストコンディションで見学させてもらうため、あちらこちらを調べ選択をしているところですが、来週はまず今年第一弾の見学に出発する予定です。

話によると漬物用は収穫が始まっているのですが、オイル用のものは雨が少ないので実の変化をまだ見極めている状態だとか。それも標高や気温などが関係してきますから、訪問したいところ全部を1年で見ることは大変困難。今年も数か所選んで訪問予定です。

今日は近所のワイルドなオリーブの樹から枝を数本いただいて参りました。
部屋が突然オリーブパワーで一杯になりました。
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by angel-chiho | 2009-10-02 05:34 | Olive オリーブについて | Comments(2)
ブログを開始します!
数年の間Mixiでのスペインでの生活便りをしていたのですが、もっとその輪を広げていくためにエキサイトでのブログを開始することを決心しました。これからはブログでも宜しくお願いします。

あっという間に10月に突入。11月ごろのオリーブ収穫のこと、日本へ行くことなどばかり考えているので、気分はすっかり10月だったのですが、オリーブの実はまだまだグリーン。自然に頼る人々の苦労が分かります。

しばらく前に友人のためにオーダーした朝食用のカップが出来上がりました。
紅茶でもコーヒーでも馴染みやすい器となりました。思いどおりの物を作ってもらうことは本当に難しくて、毎回とても勉強になります。色を選ぶことも相当説明したつもりなのですが、他のものは私の考えと違い、またやり直し...いいもの作りには時間がかかりますね。
蚤の市で見つけたプランターも産地が同じものだったので、コピーをお願いしたのですが、やっぱりあの古い風合いは出し難いようで、次はどんな説明をしたらいいのか私も悩みます。

イニシャルは素敵に入りました。
これならもっとお友達にプレゼントできそうです。

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by angel-chiho | 2009-10-01 07:50 | Madrid マドリード | Comments(8)





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