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サモラの友人のところへ

何年振りくらいでサモラの市街へ行って参りました。
お目当てはパートナーの友人に会う事。話が弾んで3時間ぐらいすぐに経過してしまいました。あ~楽しかった。
友人はスペインで最も優れた民俗博物館館長なので、次回はその博物館についてご紹介したいと思います。

c0213220_6155584.jpg館長Carlos Pinelカルロス・ピニェル氏は、考古学も専門分野なので、この博物館は民俗学を本当に深く研究しています。コレクションの大部分は館長のファミリーであり、サラマンカ大学の教授のコレクション。先日正式にコレクションはこの博物館に寄贈されたばかり。すごい決心が必要だったと思いますが、確かにこの博物館以上の保存場所は考えられません。

カルロスの絵画の前で。彼は画家としても活動をしています。
博物館が作り上げたワインもお土産にいただいて参りました。


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トーロの町で作ったワインで、500本限定。 60年以上の樹齢のぶどうからだけ作ったワイン。まだ開けていないのですが、間違いなく美味しいはず。

木箱に入れてくれたのですが、赤いバックも民俗博物館オリジナルのバッグ。可愛いですよね。バックのモチーフは、古代からカスティーリャ・イ・レオンの刺繍などのモチーフとして使われていたデザイン。長い間育まれてきたデザインは、現在見ても新鮮なところが不思議です。

ここに行くとインスピレーションがたくさんもらえます。
あまりにも暑くて参ったのですが、調子づいてポルトガルまで足を伸ばしてしまったので、今日はクタクタ。この辺で失礼します。


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by angel-chiho | 2011-09-30 06:26 | Country Life 田舎生活 | Comments(4)
古いスペイン陶器

私と義母の共通の趣味はアンティーク。
彼女はいろいろなもののコレクションをしていて、昔はさぞ楽しんだのだろうなぁと想像できます。マドリードに家にはクオリティーの高いアンティークを選び、田舎の家にはカントリー調のものを綺麗に揃えていたようです。私の手元には古い家具や食器、リネンの他に、彼女が集めていた陶器も幾つかあるのですが、まだリフォームがきちんと完了しないので飾れないでおります。

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これは特に気に入っているお皿。色合いといいデザインといい、その内行きつけの工房でコピーしてもらおうと思っています。生産地はよくわからないのですが、多分レバンテ、バレンシア近辺のマニセスあたりの工房のものだと思います。

義母のコレクションは、タラベラ焼きがメインだと思っていたのですが、このようにかなりマニセスのものがあり驚きました。彼女は幼年期を地中海沿岸で過ごしたことがあるので、きっとこういう色合いが好みだったのでしょう。リフォームが済んだら、一部屋は陶器で一杯にしたいと思っています。






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ブルーアンドホワイトは、日本人なら誰でも好きな色合いだと思いますが、この昔の絵柄がとても新鮮に感じます。今でも伝統を守りながら絵付けのうまい職人さんはいるのですが、絵皿のデザインにはその人のセンスが重要なので、なかなか納得できる人に出会えません。

これもきっとマニセスのもの。ブルーアンドホワイトが義母のコレクションには本当に多かったので、彼女が我が家に滞在する時の部屋にも、2枚ほどこのタイプの陶器を飾りました。



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これはよくあるスペインの典型的な絵皿の模様。
18世紀から19世紀は、この農園のような建物入りの絵皿がたくさんあります。タラベラでもマニセスでもたくさん同じようなものがあったので、これも産地はどちらかよく分かりません。専門家に今度見てもらおうと思います。私が知るタラベラの感じとはちょっと違うので、多分マニセスなのではないかと思っています。

スペイン人はモダンなインテリアが好きなので、こういう伝統的なお皿をふんだんに使ったデコレーションはかなり減ってしまいました。私はできるかぎりスペイン式を守ってゆきたいと思っているので、キッチンにも華やかなタイルが張ってあります。本当は別のカラータイルに交換したいのですが、すでにあったタイルがやはりそれはそれでいい味を出しているので、そのままにすることを決心しました。他のスペースで色タイルは使えばいいので。パティオの水場にもタイルを使いたいと考えているのですが、この地域は寒いので特別なことをしないと割れてしまうでしょうね。







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by angel-chiho | 2011-09-28 05:17 | お気に入り | Comments(2)
田舎のレタス

スーパーのレタスは食べる気がしないのですが、田舎に滞在している時は無農薬のレタスを見かけると買うようにしています。うっかりレタスそのものの姿を撮ることを忘れてしまったのですが、先日美味しそうなレタスがあったので、即購入。問題は小さな虫がたくさんいることだけなのですが、丁寧にレタスの葉を一枚一枚洗えば問題ありません。

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レタスの味さえよければ、レタスだけのサラダが本当に美味しいと感じます。あまり味のないレタスの場合、その他もろもろのものを加えないと美味しいと思えませんが、レタス独特の香りや味を持っているレタスなら、上質のオリーブオイルとシェリーヴィネガー、フロールデサルで大満足のサラダが完成します。

この日はトマトも無農薬のものだったので、甘さがあり一個プラスしたのですが、いいコンビでした。サラダだけでも2皿半くらい食べてしまいました。

田舎には、レタスだけを売りに来る叔父さんもいるのですが、今年は縁がなく全く遭遇しませんでした。小さいワゴン車に、レタスだけを100個も200個も積んでいるのですが、どれもローマンレタスで泥だらけ。店に並ぶものとは比べ物にならない姿ですが、味も葉の柔らかさも比べ物になりません。




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久しぶりにフレッシュなくるまエビを見かけたので、週末はパエリャを作ってみました。我が家では、料理本でも紹介したのですが、玄米をできるだけ使うようにしています。少し普通の白米より時間はかかりますが、髪ごたえのある美味しいお米料理ができあがります。特に子供さんが居るファミリーにはおススメします。玄米ほどヘルシーな穀物はありませんから。





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ところで、パートナーは先日トーロの村人の家で買ったワインが気に入ったようで、それを飲んで楽しんでおります。これがそのワインの写真なのですが、酸味が強く私は好みではありませんが、昔地元の人がよく飲んでいたワインの味がするそうで、義父がこういうのを好んで飲んでいた時期があったそうです。こういうタイプのワインは、産地に知り合いがいたりすると手元に届くワインで、あまり市場には出回りません。

私は赤ワインが好きなので、こういう独特な香りのワインはデザートワインやアペリティブワイン以外、あまり興味がないというか、飲む気になれません。まずいわけではないのですが...小さい時から慣れていないと好む味ではないかもしれません。





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レタスを販売している叔母さんが、アセロラを一袋くれました。
アセロラ、健康のためでなければ、好んで食べない果物のひとつ。今年は結構出来がいいような感じもします。果肉がいつもよりしっかりとついていて、味もOK.リンゴに似た味がします。







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今年の栗も市場に並ぶようになりましたよ。
今朝行った市場では、もっと大きく美味しそうな栗が売られていました。先日買ったものが食べ終わったら、もっと大きい栗を買う予定です。

栗を見ると秋を感じます。
すっかり朝晩冷え込むようになりました。








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by angel-chiho | 2011-09-27 05:40 | Country Life 田舎生活 | Comments(2)
赤ピーマン祭り
スペイン人がお祭り好きというのは、誰もが知る事実だと思いますが、本当に何でもお祭り騒ぎに変えてしまう才能はすごいと思います。田舎の我が家から30分程度北上すると、Benaventeベナベンテという歴史ある町がありますが、その地域は赤ピーマン(日本ではパプリカと呼ばれているピーマン)の産地。加工品がいろいろあるのですが、今は収穫の時。今週末10月23,24,25日と赤ピーマンだけでお祭りとなります。

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赤ピーマンの山盛り!ただフライパンで炒めるだけでも美味しいのですが、私はオーブンでじっくり焼く方法が一番甘みが増して美味しいと思います。カスティーリャの人は、あまり生野菜を食べないのですが、この赤ピーマンの温野菜サラダはよく食べています。




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参考にですが、パプリカと呼ばれるものは、こちらの写真のもの。何種類か種類はあると思うのですが、この細長いピーマンというか巨大からしのようなものは、甘みがあって全く辛くありません。私は友人からこれをよくもらうのですが、カスティーリャではあまり栽培されていないようです。マーケットなどでも見かけません。

これをエンシーナという樹の薪を使いローストしたものが、スペインのDO付きパプリカ、私は普通のパプリカとは風味が全く違うので、あえてスペイン語でピメントンと表記する方が正しいと思っています。地中海沿岸の町Alicanteアリカンテでもピメントン栽培は実施されていて、大量に作らていますが、こちらはローストされないので風味が全く違います。我が家ではVeraヴェラという地域のピメントンを使っています。日本でピメントンを探す際も、このヴェラのものを探すことをお薦めします。





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by angel-chiho | 2011-09-26 02:42 | Castilla カスティーリャ | Comments(4)
スペインのイワシ

オリーブオイルを日本で紹介していることもあり、いつも色々な食材の脂質にはこだわりを持っているのですが、食材の中でも理想的な脂質のひとつが、青魚の脂質。週2回は最低摂取した方がいいそうです。実は私スペインで生活するまで、あまり日本のイワシが好きではなかったのです。日本海の魚の味は独特な香りがあると思うのですが、大西洋の潮が私には向いているようで、スペインのものは美味しく食べられます。

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そんな自分勝手なわがままが高じて、今年はオリーブオイル漬けのサーディンの紹介も開始しました。日本では缶詰は昔ほど味が良いものがなくなったと聞いています。昔は確かに食卓に、サバやイワシの缶詰製品が登場していましたが、最近はまったく見かけません。おじいちゃんおばあちゃんの食べるものという印象もありますが、スペインやポルトガル、もちろんイタリアには、美味しい魚の加工品が昔からの伝統食品としてたくさん存在します。

その中でもサラダ油やサンフラワーオイルを使った缶詰ではなく、オリーブオイルをつかっている缶詰はちょっと高級品。缶詰にもランクがたくさんあり、上質のものは、普通のものと比べると価格も2,3倍、5倍くらいのものまであります。

すべてハンドメイドで丁寧に処理されているので、蓋を開けるとそのイワシの美しさに感動します。





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味付けも色々あるのですが、やっぱりシンプルな塩味が一番飽きずに食べられると思います。自宅で唐辛子を加えたり、パスタのソースに使ったりと加工法は無数。そのままが一番美味しいようにも思いますが、アレンジしてもすごくいい出汁がでます。





c0213220_1824448.jpgそして、普通サイズのイワシよりも、私は特にミニのサルディニーリャと呼ばれるミニイワシが大好きで、それを特に子供さんにお薦めしています。日本の食生活も変化し、イワシなどを子供が食べている風景は見なくなってしまいました。でも、このイワシの脂質は頭脳のためにも不可欠。頭のいい日本人の子供を守るためにも、このオリーブオイル漬けのイワシは、今後もっともっと薦めるつもりです。

パートナーは、必ず学校から帰宅するとスペイン式のサンドイッチ=ボカディーリョを食べていたそうですが、その中身がアンチョビであったり、イワシであったりしたそうです。最近はヘーゼルナッツとチョコのクリームやチョリソ、ツナくらいしか見かけませんが、昔はイワシが週2回は登場したようです。


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我が家では、こんな風に色々なサンドにイワシを使います。
これは著書『スペインの家庭料理』の中で紹介した様子なのですが、今のところスペインでイワシを嫌いという人に会ったことがありません。誰もが喜んで食べてくれますが、特にオリーブオイルを使った上質のものを使うと、その違いに気がついてくれる人が多いです。


バルでも缶詰を重視しているところがかなりあり、結構グルメなバルでよい缶詰が揃っています。日本人には以外なことかもしれないのですが、メニューの重要なラインナップのひとつが缶詰なのです。どんなタパスやピンチョスのレベルなのか、見かけだけでは判断しにくいものですが、美味しい缶詰ラベルが揃っていたりすると、ああここはこだわりがあるなぁ~ということが分かり、結構安心して他のものもオーダーできるのです。









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ところでスペイン人、イワシは家庭ではバーベキューをする時以外調理しません。あの強烈な匂いが嫌われているのですが、バーベキューなどではよく登場します。こんな風にアンダルシアへ行くと、海岸で炭火焼にしてくれます。ポルトガルでは、一般家庭の入り口に、よく七輪のようなものが置いてあり、よく炭をおこして外で魚を焼いています。バスクの炭火も必ず外で実施してますから、やっぱり魚は炭火焼がベストの味なのでしょうね。

そんな訳で、自宅では加工が難しいイワシ、こんなスペインの缶詰を常備しておくことを今薦めています。興味のある方はパワジオ倶楽部へお問い合わせください。大好評で販売中。
www.powerdio.com
電話:027-254-3388


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by angel-chiho | 2011-09-23 18:23 | Food Culture 食文化 | Comments(2)
イサベル女王とザクロ

田舎の家の修理のために職人を待って、家にこもりすぎていたので、ちょっと夕方Toroの町へ散歩へ。ちょうどぶどうの収穫をしているので、ワインが飲みたくなったのも出かけた理由のひとつ。周り中がぶどう一色のこの季節、どうしてもワインが飲みたくなります。

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こんな感じで今年も豊作です。

途中、資材屋さんへ寄ったら、『葡萄好き?』と聞かれ『もちろん!』と答えてしまったら、なんとマスカットを2キロ山盛り袋に入れてくれました。どうしょう!食べきれません。加工しないといけませんよね。近所の人にあげると言っても、この地域では今どこの家にも葡萄が山のようにあるので、どうしょうもないのです。マドリードへ持って帰れば喜ばれるのですが...
まだしばらく田舎に居ないと修理が終わらないので、マドリードへは行けないし。





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古い町には色々面白いバルやレストランがありますが、この写真の場所はお化け屋敷風のバル。一度だけ話の種に入ったことがありますが、もう一回入る気になりません。オーナーも優しいのですが、本当にお化け屋敷ぽっくて、中に居る人達も怖い。おまけに建物は崩れる寸前みたいだし、汚さは天下一品。こういうバルはなくなって欲しくないのですが、自分で使う気になれないところがいけません。がんばって入って何か飲んであげようかと思うのですが、あまりに汚れに外から見るだけで、なんとなく痒くなります。





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こちらは町の中でも最も重要な建物のひとつ。
中世Toroの町には独自の法もありました。その法令が出された建物なので、歴史的な価値が非常に大きいのです。20世紀前半までしっかりと建物も存在したのですが、現在はこの入口部分しか残っていません。

いつもその法令のことばかりを聞いていたので、この建物で起こった他のエピソードはあまり聞いたことがなかったのですが、先日通った際に観光のために設置されている看板を読んだら、この建物内で、あのイサベル女王の遺言も読まれたそうです。イサベル女王の遺言のストーリーは、Toroの町に残るイサベルゆかりの絵画コレクションの話で聞いていましたが、まさかこの建物で読まれたとは思いませんでした。イサベルゆかりの絵も、いつか紹介しますね。スペインに残る傑作絵画のひとつです。





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イサベル女王のことを思い出しながら歩いていたら、いつもの野菜叔母さんの店にザクロが並んでいました。すっかりザクロのシーズンになってしまったのですね。まさかここでザクロに遭遇するとは思わなかったので感激。ザクロは、スペイン語でグラナダGranadaと言いますが、アンダルシアのグラナダの町のシンボルもザクロ。この日はイサベル女王があちらこちらで登場する一日でした。

もちろんこの後、夕焼けとワインを楽しむために景色のいいBARへ行ってみました。
あまり好きなBARではないのですが、眺めだけが素晴らしいのです。




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これがBARのテラスから見えるドゥエロ川の眺め。
いつ見てもいいものです。

ドゥエロの美しい所は、このブログでいろいろと紹介していますが、座ってワインを見ながら楽しむにはここがベスト。他はプライベートハウスのテラスに行かないとありません。散歩コースにもなっているので、散歩にも最高の場所です。




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夕焼け、とても綺麗でした。ワインの後なので、余計綺麗に見えたのかも...


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by angel-chiho | 2011-09-22 18:10 | Castilla カスティーリャ | Comments(4)
Maragateria マラガテリア


9月に入るとすっかり秋らしくなるスペイン北部。昨日はグッと気温が下がり、急に上着が必要になりました。こうなるとウール好きの私の鼻がムズムズしてくるのです。カスティーリャ・イ・レオン地方は昔からウールの産地。運よくいくつかのウール生産地が残っています。私が特注でウールをオーダーしているのは,Maragateriaマラガテリアと呼ばれる地域。レオンのアストルガAstorga周辺。巡礼者が非常に多い地域です。

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この地域は既に何度かご紹介していますが、秋になると行きたくなります。今年はオーダーしたウールの完成を待っているところなので、10月に入ったら行こうと計画中。この地域のウールを知ってしまうと、毛布など他のウールは使えなくなるのですが、独特のウールの香りが残っていて、寒い冬を乗り越えるのに最適です。おまけに、ご覧のように住宅もカラフル。毛布も同様にカラフルなのです。

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カスティーリャは標高が高いので、冬非常に寒くなりますが、こんな風に建物に色が加わると明るくなり、寒さもかなりしのげる気がするのですが...特にマラガテリアでは、ブルーやグリーンが使われていますが、場合によっては赤も登場します。

実は田舎の我が家にも、このブルーはあちらこちらで使われており驚いたのですが、住んでいると色がエネルギーを与えてくれることがよくわかります。

普通は茶色いウッドカラーでニスなどを塗ってしまうのが当たり前ですが、スペインの古い町並みや家を見て行くと、思ったよりもカラフルだったことに本当にショックを受けることがあります。よく地中海沿岸の漁村などがカラフルな町並みで残っていますが、それと負けないくらいカラフルだった内陸の町もあるのです。

最初は抵抗がありましたが、今はカラフル大好きです。


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こんなダークグリーンの家もあります。
ちょっと廃墟になっている感じもしますが、アストルガ周辺の村々は素晴らしい修復がされていることでも驚かされます。マドリードからレオンは遠いので、レオンの美しい村々を回る時間があまり得られないのですが、修復の腕の良さには感銘を受けます。他の地域でも見習ってもらいたいものです。





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そして、何より私が楽しみにしているのは、この地域のフルーツ。こういうフルーツは市場には出回りません。地域の人だけが食べられるフルーツなのですが、これぞリンゴという味と香りがします。昨日も早速このグリーンがかったリンゴを山盛り購入したのですが、若干の酸味がたまりません。2,3個すぐに食べちゃいます。

この地域の家の庭には、リンゴや洋ナシが多く、特にリンゴは小さいものが多いのですが、絶品です。

町を散策している途中、こんな素敵な石壁の向こうに、リンゴの姿があると、それだけで感動してしまいます。
やっぱり庭には実りある樹を必ず一本は植えたいですね。私のパティオには、オリーブがあるのですが、この地域のリンゴも素敵ですね。植えようかな...






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玉ねぎの家の窓に干してありました。
田舎の玉ねぎは都会で売っているものと全く違いますね。できるだけ田舎で買うようにしていますが、その大きさにいつも驚いています。







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こちらは洋ナシの樹。
洋ナシが成りすぎて放置されています。勿体ないのですが、食べきれないと言うのもわかります。

アストルガからもう少しガリシア地方に向かうと、Bierzoビエルソという地域になりますが、特にこの地域の洋ナシは美味しいことで有名です。しばらく前からDOで原産地が保障されるくらい、その旨さは認められています。産地に行くと、色々な加工品が販売されていますが、やっぱりナチュラルなものを大量に買って、自宅で準備するのが一番美味しいでしょうね。

この洋ナシは、地元の羊のチーズと合わせて食べるのが美味しいのですが、パイなどにしても最高です。





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果物同様重要なのが、この地方のパン。カスティーリャのパンではなく、レオンのパンになります。かなり感じが変わります。アストルガ周辺に行ったら、パンも必ず買って帰る物のひとつ。大きくて長持ちするのです。昔は、パンは毎日焼くものではなく、まとめて1週間分くらいを焼いていたので、パンを保存していたという家具もあるくらい。それが大きくてびっくりなのですが、こういうパンは1週間くらいたっても、焼いて食べると美味しく食べられます。
10月に入ったら、毛布と一緒にまたこの地域は紹介しますね。





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by angel-chiho | 2011-09-20 18:48 | Castilla カスティーリャ | Comments(2)
ぶどう買って来ました。

この間は白ワイン用のぶどうを食べましたが、今日は赤ワイン用のぶどうを購入。Toro周辺でもヴェンディミアVendimiaが始まりました。毎年楽しみにしているのですが、いつ見ても収穫の様子は肉体労働で腰が痛くなるのだろうと思いますが、誰もが楽しんで仕事をしているように見えます。(気のせいかもしれないのですが)

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品種を聞くのを忘れてしまいましたが、とっても甘いぶどうです。
一房食べると、あまりに甘さがあるので私には充分と言う感じです。
房の色もダークで、これがどんな赤ワインになるのか、ワクワクしますが、ベリー関係の香りの強い赤ワインとなると思います。




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by angel-chiho | 2011-09-20 05:42 | Country Life 田舎生活 | Comments(2)
チューロス大好き!

毎日食べたら太りますが、時々はスペインの本格的Desayuno(朝食)をしたいものです。スペイン人は、夜遊びをして朝帰りする時は、このチューロスの朝ごはんを食べてから帰宅する風習があります。20代の頃は、マドリードでよくやったものです。

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日本でもチューロスはディズニーランドやミスドのおかげで有名ですが、本格的なスペイン式チューロスがないので残念で仕方ありません。今ある人にお願いして作ってもらおうと思っているところですが、シンプルなものほど美味しく作るのは難しいもの。色々調査しています。

マドリードに居るとSan Ginesサン・ヒネスのチューロスが一番有名ですが、あそこはリフォームされてしまってから味気のないところになってしまったし、味も大したことないので私はめったに行きません。アンダルシアには美味しいチューロス屋さんが沢山あるのですが、きっとオリーブオイルがいいからだと思います。カディスのチューロスもセビリャもグラナダもどこも美味しいチューロスばかりです。

これは先日夏祭りの際に見たチューロス屋さん。
夜だったので食べませんでしたが、美味しそうでした。






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一度友人宅でチューロス屋さんの息子さんに知り合ったことがあるのですが、その日の夜ホームメイドのチューロスを作ってくれました。やはり粉と練り方にはこだわりがあり、いくつかポイントを押さえないと美味しいチューロスはできないことを実感しました。やっぱりこのくらい大量のオイルを使うと美味しく揚がること間違いなし。







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マドリードには比較的チューロス屋さんが多いのですが、田舎ではまだお気に入りのチューロス屋さんを発見していません。日本のドーナツはバラエティ豊かなので、どれを食べようか迷いますが、結局いつもシンプルなものを選ぶ方です。スペインのチューロス屋さんには、チューロスとポーラスという少し太めのものしかないので、迷うことはほとんどありません。両方食べてもいいし。写真の手前の太めのチューロスがポーラスになります。

ドーナツっぽいお菓子もあるのですが、それはどちらかというとお菓子屋さんで販売されています。こちらはRosquillasロスキーリャスと呼ばれ、よくイースターの時期に食べられますが、私はどちらかというと苦手です。かりん糖みたいなものもあるんですよ。セビリャのものが有名です。イースターシーズンになったらご紹介します。

今週ヴァイヤドリッドへ行ったらチューロスを食べに行こうかなぁ~と思っています。





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by angel-chiho | 2011-09-18 05:25 | Food Culture 食文化 | Comments(4)
Pedrazaの美しいBAR

相変わらず暑い夏日と夏祭りがあちらこちらで開催されています。我が家の場合は、隣町の祭りが終わると田舎の村祭りがあり、それが終わるとマドリードの家のある町の祭りとなり、3週間祭りが続きますので、なんとか避難しないと眠れません。

さて今日はバルの話。
スペイン人のバル好きは世界的に有名ですが、人口500人程度の村でもバルだけは数多くあり驚きます。フランスとかへ行くとバルが全くないので、その不便さに最初は当惑してしまいます。

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これはカスティーリャで最も美しい町のひとつと言われるペドラサの広場。多くのBARがありますが、どれも古く、中には江戸時代から全く様子を変えていないBARもあります。私はこの町が大好きなので、よく訪れますが、いつ行ってもその美しさに学ばせてもらっています。

この写真に写っている老夫婦も、この町の美しさには感銘を受けているようで、お二人が大満足で楽しんでいる様子が後ろ姿から伝わってきました。

マドリードからだと1時間半から2時間のドライブで到着しますが、ラムのローストだけでなく、ただ古いバルを楽しむにもこの町はピッタリです。真夏は観光客が多いので、それ以外のシーズンをお薦めします。









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この広場の雰囲気は昔から変わっていないので、オルソン・ウェルズなどが楽しんだ雰囲気を、ツーリストが溢れていない時に行くことができれば、同じように満喫できると思います。

こんな風に古いテーブルが置かれ、飲みたい人は建物の中に入ってオーダーするシステム。あまりに無愛想なのでセゴビアのバルにはよく驚かされますが、それが本格的なセゴビアの人の性格。決して嬉しそうな顔はしませんし、『有難うございます』の一言もない可能性おおありです。









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普通このバルの様子を写真に撮ろうとすると嫌がられますが、運よく時々隠し撮りに成功。見つかるとどなられるかも...ご覧のとおりの古さです。江戸時代から変わらぬインテリア。このタンスのような場所がカウンターで、ここで飲み物をオーダーします。美味しいものもなにもありませんが、このムードが好きで、どうしても入ってしまいます。

昔のバルの様子を知りたい方には、お薦めです。












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こちらのバルは、開いていることが少ないのですが、開いていれば面白い体験ができるバルです。写真にある蛇口、こちらをひねるとワインが出るようにできています。このスタイルのバルは、昔はよくあったようですが、私はここでしか見たことがありません。飾り気が全くないところが素敵です。
これからも私の古いバル探索は続きます。


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by angel-chiho | 2011-09-16 05:55 | Comments(2)





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