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あるパティオ

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先日コルドバで宿泊したホテルのパティオです。
ウッドデッキにバークチップのスペース、典型的な石敷き部分と面白いコンビネーションになっていました。古い修道院をモダンに修復した建物だったのですが、建物のいたるところにローマ時代の遺跡が残されていました。遺跡の部分はそのままの状態で残され、その上にガラスが敷かれているので、宿泊した人は床下も見える空間があるわけです。

パティオにも古い建造物またはローマ時代の建造物の跡が残されています。
数本の木、できればオレンジまたはレモン、そしてオリーブならば理想的。年間を通じていろいろな果実が楽しめますから...

朝食はこのパティオでしたのですが、爽やかで気持ちのいい空気が、朝食よりも美味しかったことを憶えています。





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by angel-chiho | 2012-05-30 08:11 | Trip 旅 | Comments(0)
Zafraと画家スルバランZurbaran


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スペイン人の有名画家というとベラスケスやゴヤ、ピカソなどが頭に浮かぶのではないでしょうか。どの画家も素晴らしいのでチャンスを作ってじっくりと観る価値があると思います。この間アンダルシアから戻る途中、疲れていたので途中の町ZAFRA(サフラ)に泊まることにしました。


サフラのパラドールは、エル・エスコリアル修道院の建築でも有名なホワン・デ・エレーラが中世の城を改造した建物。典型的なルネッサンスの大理石パティオが魅力。何度か泊まりましたが、町全体も可愛いくエクストレマドゥーラの特徴を強く感じられるところなので通り過ぎるのはもったいなくてついつい停車してしまいます。

いつもは必ず何か予定があり、その途中で寄っているのですが、今回は珍しくマドリードに帰るだけだったので十分にサフラを満喫しました。





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実はこの町には、お気に入りの画家スルバランの作品があるのです。スルバランはサフラの近くのもっと小さい町で生まれ、生家は現在は博物館になっているほど。残念ならがそちらの生家の方には、何ども寄りたい寄りたいと思っているのですが、まだ実現していません。







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今回はやっと前々から実物を観たいと思っていたスルバランの作品があるLa Candelaria教会へ行くことができました。開館時間が変わっているので、訪問する方は調べることをお薦めします。私はパラドールで尋ねたのですが、なんと19:30に開館。なぜ今まで訪問できなかったか想像してもらえると思いますが、スペインの教会のオープン時間はそれぞれ全く違いますし、シーズンによって変わるので運が良くないとなかなか中が見られません。













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教会内は通常有料で電気がつくようになっています。そのコインを入れるところを探すのに、今回も苦労しました。なかなか暗い空間に目が慣れないし、ひどいところに装置が隠れているのです。私達の後に入ってきたイギリス人観光客はもっと酷くて、コインを入れたのに電気がつかなくて困っていました。パートナーがすぐに教会内にいた神父を捕まえてくれたので、問題は解決しましたが、スペインで美術品を観る旅は一筋縄では行きません。












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この祭壇画はスルバランの傑作のひとつ。ムリーリョやスルバランの特徴は絵にある温かさだと思うのですが、スルバランはよりカントリースタイルの柔らかい温かさがあると思います。どの作品を見ても感動的でした。教会でのバランスを考えてスルバランがどんな風な効果を狙っていたのかも想像できるようです。
祭壇の下の方はパトロンファミリーの肖像が並んでいますが、流石スルバラン、眼差しが語りかけてくるような偉大な肖像画です。


こういうのを豪華な空間と言うのだと思いますが、建造物と祭壇の家具としての価値も素晴らしく、そこにスルバランがあればもう言うことはありません。独特の空気の中で昔ながらのスルバランを満喫するには、サフラやグアダルーペ(他のスペインの町)が最高だと思います。




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by angel-chiho | 2012-05-29 01:11 | Art 美術 | Comments(0)
JamonとSangria

気温が30度以上になって来ると、緑茶以外に温かいものはあまり食べたくなります。ここ2週間ほど毎日ガスパチョやサルモレホの生活になり、早速夏の間は欠かすことのできないヴィネガードリンクの準備も始めました。ヴィネガードリンクについては、後日今年のオススメを紹介したいと思っています。

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この間のアンダルシアの旅ではコルドバの生ハムを食べました。もちろん、どんぐりイベリコ豚の超美味しいものをオーダーしたのですが、カットもなかなか上手く最高の味でした。スペイン人だったらあっという間に食べてしまう量だったのですが、さすが日本人のお友達は味わいながら食べてくれたので、私も少しづつ味わうことが出来ました。

コルドバで有名な生ハムの産地はロス・ペドロッチエスという地域があります。塩分も非常に控えめで抜群の風味を持っています。イベリコ豚独特の香りが楽しめます。

この季節になると本当に数枚イベリコ豚の美味しいものが食べたくなります。好きな赤ワインと共に食べてもいいですし、シェリーなんかとも合います。アーモンドがなくて今回は残念でした。







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こちらはロモ。豚のヒレをつかった加工品ですが、こちらの場合はピメントン(スペイン産のパプリカ)が良く効いています。生ハムとは違った味わいですが、生ハムよりもこちらが好きという人もいるほど。

ラマンチャのワインと一緒にいただきました。
ラマンチャのワインは大量生産で有名ですが、最近ではかなりこだわりを持って作っているワイナリーも増え、ラマンチャのワインの旅もいいものになりました。美味しいマンチェゴチーズとロモ、トルティーリャと、スペインの典型的なタパス体験をするには、やはりある程度気候が暖かくなってからの方がいいかもしれません。

寒い季節は北へ行ってピンチョス、暑くなったら南へ向かい定番のタパスが食べたくなります。






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セビリャのお洒落なホテルでは、白ワインでサングリアを作ってもらいました。大好評でした。この日はパティオをほぼひとつ借りきって軽いディナーをしながらギターの演奏も特別に実施。やはりギターはアンダルシアの4月くらいから6月くらいまでの夜パティオを聴くのが、私にとっては理想的。独特の気温と湿度、そしてジャスミンなどのほのかな香りの中流れるギターの音色は、何ものにもかえられ魅惑的なものになり、その場を共にした人全員の心の中に刻み込まれるように思います。

このサングリアとの宴は、最高の一時でした。




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by angel-chiho | 2012-05-28 07:22 | Food Culture 食文化 | Comments(2)
オリーブとラベンダー

近所の荒れ放題のオリーブ畑。でも今こんな綺麗なレベンダーに囲まれ気持ちよさそうになびいています。

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by angel-chiho | 2012-05-24 07:55 | Olive オリーブについて | Comments(0)
焼き物工房へ

今日は大好きな焼き物工房へ。

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15年以上のお付き合いのある陶芸家のエミリオ。彼の工房にはつい最近まで90歳くらいになるだろうお父さんも仕事をしていました。数年前に他界したのですが、今度はお兄さんも退職。エミリオが一人になってしまい悲しそうにしているのが電話で分かったので、すぐに会いに行って来ました。

案の定、一人で工房にいることには耐えかねているらしく、新しく自宅に工房を移すようです。人生の大部分を過ごした場所に、短期間でたった一人で居る状況になってしまった事は本当に残念で仕方ありません。私でさえここへ行くといつも長老のお祖父さんが無言で仕事をしていた姿が目に浮かぶくらいなので、彼の気持ちはよくわかります。








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今度訪問する時は新しい工房になっていると思いますが、この古い工房はそのまま保存するようです。私もそれを聞いてホッとしたのですが、伝統的な職がどんどん消えて行ってしまうことには、言葉では表せない喪失感があります。

今日はオーダーしておいた品物の他に、こんなピッチャーも選んでみました。スペインの黄金期の絵画に登場するようなピッチャー。一人眺めて感心しました。




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この街に残る古い石橋には、時々行きたくなります。この存在感がたまらない魅力なのですが、周囲はオリーブに囲まれており、エミリオと今年の秋にはまた一緒にオリーブ泥棒をすることを約束して来ました。彼にはオリーブの漬物を伝授されたのですが、本当に美味しい漬物で私のオリーブピクルスの基本になっています。なかなかオリーブを泥棒する仲間が居る人は、スペインでも少ないですよ。

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by angel-chiho | 2012-05-23 09:05 | お気に入り | Comments(2)
カタツムリおじさん koneta

この季節まだ雨が降るのでカタツムリがよく市場に並びます。

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これは先日コルドバの市場で見た様子。3種類くらいのカタツムリが売られていました。おじさんたちが自ら探して来たのかと思ったら、彼らは人から買うだけだそうです。残念ながらアンダルシア風の調理をしたカタツムリを食べるチャンスには、今回は恵まれませんでした。

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カタツムリはジビエと同じように、上手な料理人のものしかあまり食べたくありませんが、皆さんはどうですか?


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by angel-chiho | 2012-05-22 06:56 | Food Culture 食文化 | Comments(0)
Toledoでパエリャ

ハーブの旅の初日はトレド。トレドはじっくりと見て欲しかったのでしっかりと時間をとりました。

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暑くなったり寒くなって雨が降ったりの天候が続いているので、写真は清涼感のある空気が感じられると思います。何度行っても飽きない町トレド。年に何回行くかわかりませんが、チャンスさえあれば出かけるようにしています。数日前も絵画の展示会のオープニング行事があったのですが、それにはさすがに行く気力がありませんでしたが、興味のある絵画なので来週あたりまた時間を作って訪問しょうと思っています。

トレドのような古い町は歩いて見るのが一番。
時間はかかるかもしれませんが、隅々に発見があるのでじっくり歩いてみてください。

夕方、エルグレコの家を訪問しましたが、誰も居なくてほぼ貸切状態でした。それにしても昔の姿を知っている者にとっては、ひどいリフォームで呆れてしまいます。(これについては以前も書いたのですが...)


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こちらはエルグレコが埋葬されているサント・ドミンゴ・エル・レアル修道院。
ここも何度行っても感動します。昔のまま修道女が守っているので、大掛かりな修復は施されておらず、宝物が無造作に置かれています。エル・グレコの棺もとても趣があり、一見の価値があります。

祭壇のエル・グレコの作品は傑作なので一部はプラド美術館に保管されていますが、かろうじて数点は残っているので、ここで観ると感動的です。今回の旅でも友人にはできるだけオリジナルプレイスで絵画を見て欲しかったので、ここを訪問しました。深く感動してくれていたので、私も大満足というかスペインの豊かさを少しでも伝えられた気分で達成感を感じています。






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食事はいつものエル・カルデナルで。ここはお気に入りのレストランなのですが、特にわがままを聞いてもらっているところでもあります。今回はまだ美味しいキノコがあったので、キノコのソテーからはじめ、アンチョビ好きの友人のためにアンチョビのサラダ。プラス、ヴェントレスカというマグロのトロのオイル漬けを使ったサラダ。パエリャをメインにしましたが、いつものように全部は食べられませんでした。

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デザートはトレド名物のマジパン。
とっても優しい甘さのお菓子で、日本ではあまり人気がありませんが、私は大好きなお菓子です。
ほんのりとオレンジブラッサムウォーターの香りがするのですが、それがたまりません。










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最後にハーブのリキュール。
相当強いアルコールの度数だったのですが、皆結構喜んで飲んでいました。おかげでランチの後は移動したのですが、リキュールのおかげで元気が出てしまい昼寝も必要ありませんでした。

お酒に弱いはずの人も喜んで飲んでおり、アルコールが弱いわけないことがスペインで明らかになりました。面白いものです。

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by angel-chiho | 2012-05-21 02:00 | Trip 旅 | Comments(0)
雑誌クロワッサンの最新号
今発売中の雑誌『クロワッサン』で吉川千明さんにオリーブオイルを紹介していただいています。

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美容のためには内面からと外面からのトリートメントが必要ですが、内面に取り入れるものはやはり安全性を重視することが大切。そんなオーガニックな化粧品や食品、美容トリートメントの専門家吉川さんは、いつも的確なアドバイスを色々な分野でしてくださっています。

これからの季節、益々オリーブオイル特にオーガニックオリーブオイルは摂取量が増します。体が喜んでくれるオイルをとって暑い夏を乗り越えましょう。

スペインはあっという間に夏のような陽気になってしまったので、今週はガスパチョやサルモレホ続きでした。




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by angel-chiho | 2012-05-20 02:09 | Project プロジェクト歴 | Comments(2)
パティオ祭り

スペインは1週間すごい猛暑でした。ちょうどその猛暑の真っただ中をアンダルシアで過ごして参りました。

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パティオはいつものように美しく、コルドバ住民も本格的にこのパティオを文化財として守り始めています。午前11時からオープンしているのですが、暑いのでオープンと共に人で一杯!写真を撮るのも一苦労ですが、誰もがお花を満喫していて、心温まる光景が楽しめます。















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あるパティオで水のやり方を指導してもらいました。
この様子はTV番組で見たという人が居て、本当にこうしているのかどうしても見たかったというのです。その気持ちもわかります。膨大な数のプランターが壁全面に飾られえいるので、まさかこんな原始的な方法で水をあげているなんて信じられないのです。

気長にこんな風に毎日水を上げているそうです。
いい運動にもなるようです。









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パティオでは植物も大切ですが、置いてある家具や置物も同じくらいムード作りのために重要です。
私は置いてあるものを見て回るのが好きなのですが、今回は古いパティオではなく、民家のパティオを見る方が多かったので、古い私好みのアンティークは見つかりませんでした。

でも、こんな風に伝統的なテラコッタや陶器が置いてあると、いかにもアンダルシアの伝統文化を感じることができ嬉しくなります。綺麗に並んでいますが、実際にパティオを持って生活していると、ほこりがすぐに貯まるので、どのくらい頻繁に掃除をしているかよく分かります。

アンダルシアの人たちは、本当に綺麗好き。私も見習ってパティオはクリーンに美しく保ちたいと思います。






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アンティークはありませんでしたが、古いタイルには巡り合えました。
古いタイルは独特の絵柄と色で、いつも感動させてくれます。アンダルシアではアラビックスタイルの幾何学模様のタイルが多いのですが、こんな絵付けのものもあります。

これは特に色合いが気に入りました。
さり気なく花壇の一部になっているところが、また魅力なのですが、こういうところに文化レベルの高さを感じます。見えないようなところに、いい焼き物が使えるところがアンダルシアらしい豊かさです。










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日中は暑いのでパティオ祭りを訪問する場合は、朝11時から13時くらいまでにするか、夕方8時頃から法もすることをオススメします。

どのお宅も大体綺麗にライトアップしているので、夜もすごく素敵です。
私は夜10時過ぎくらいに行くのがベストだと思います。特にアンダルシアの人が好む香りのある植物は、深夜にかけて香りが一番良くなりますので、昼寝=シエスタをしっかりと地元の人同様にして、夜おそく庭巡りをすることをお薦めします。



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by angel-chiho | 2012-05-18 02:26 | Trip 旅 | Comments(2)
コルドバのパティオ祭り

5,6年振りにコルドバのパティオ祭りへ行って来ました。

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ハーブの研修旅行の一貫だったのですが、とってもよかったのでこちらについても後日ご紹介しますね。

今年は熱波の真っただ中にアンダルシアだったのですが、なんとかバテないで旅を終えることができました。パティも12のパティオのあるPalacio de Vianaも最高に美しい時でした。


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by angel-chiho | 2012-05-15 06:40 | Comments(0)





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