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Madalenas カスティーリャのマドレーヌ
数日前からカスティーリャの田舎へ来ています。
今年は気候が少し変で、7月15日までは春のような陽気がずっと続いていました。夏休みを7月前半に取った人が気の毒なくらいです。

夏休みしか会わない人たちに、田舎では会うのですが、着いた途端にお隣の伯父さんが、マドレーヌを買いに行こうというのです。勿論、パートナーは全く無関心ですので、昼の12時に待ち合わせをして、隣町のUruenaウルエーニャへ伯父さんと。車のクラーをつけて窓を開けたままで、タバコを吸いながら運転するという面白いスタイルで行って来ました。スペイン語でマドレーヌは、マダレーナと言います。

隣町のこのパン屋、あることはずっと知っていたのですが、誰も特別美味しいという話はしてくれなかったので、長年この店に入ったことはなかったのですが、友人曰く『ここのマドレーヌは、この地域一帯で特に美味しい』というのです。隣町まで10キロくらいですが、往復で20キロ。20キロ運転してマドレーヌを買いに行く事も、スペインでは珍しいことではありません。

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車を駐車するなり知り合いに遭遇。今日マドレーヌを買いに来たことを話すと、『僕はあまり好みじゃないよ』とのこと。もうひとつ乾パンも美味しいと叔父さんは言うのですが、これについても『なんの味もしないんだよねぇ~焼いてる時の香りはいいんだけど』の一言。参りましたが、味覚は人それぞれ違うので、お隣さんを信じてパン屋さんへ。

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店に入るやいなや。お隣を良く知っているパン屋さんの奥さんが、『マドレーヌ、これからオーブンに入るから、30分後に来て!』と一言。仕方なく今度は広場のBARへ移動。BARで世間話。カスティーリャでは真夏でも、コシードという肉と豆がたっぷり入ったポトフのような料理をよく食べるという話で盛り上がりました。確かに、この地域ならば食べられるはずですが、ガスパチョやフルーツなどをふんだんに使った料理の好きな私は、南部とのコントラストを感じて、会話が特に面白く感じました。

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30分後、ほのかに甘~い香りがするパン屋さんへ。温かいマドレーヌが山盛り焼き上がっていました。マドレーヌ代は絶対に払わせてくれない気がしていたので、BARで飲み物代を払おうとしたのですが、BARのお兄さんも女性からお金は受け取ってくれず。全部買ってもらっちゃいました。温かいままのマドレーヌを1ダース、それに『なんの味もしないという』乾パンも一袋、話の種に伯父さんに買ってもらい、昔この辺りの鳥を、ロゼワインとオイルサーディン、パンのお弁当を持って、よくハンティングをしたという話を聞かせてもらいながら家に戻りました。伯父さんの希望どおり、アルプスに突入したツール・ド・フランス中継が始まる前に、なんだかんだ遅れましたが無事帰宅です。

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マドレーヌと乾パンの味ですが、素朴な甘さ控え目の味付けで、最高に美味しいマドレーヌでした。早速、3個ペロリといただき、パートナーは夜ワインを飲みながら乾パンをたいらげました。伯父さんの味覚を信頼して本当に良かった。大量生産のマドレーヌに慣れている人は、きっともっと脂っこいマドレーヌが好きなのだと思います。素朴な優しい味のマドレーヌを探している人にはオススメです。ウルエーニャに1軒しかないパン屋さんなので、簡単に見つかると思います。


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by angel-chiho | 2014-07-20 06:05 | Country Life 田舎生活 | Comments(0)





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