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アランフェス Part 2
前回に引き続きアランフェスについてアップします。今日はアランフェスの庭を好んで描いた画家サンティアゴ・ルシニョールの描いた場所をご紹介します。

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王宮の庭はハンティングが出来るくらいですから広くてじっくりと観るためには何日も掛かりますが、今回思いがけず散策した場所は、ルシニョールが幾つか違うバージョンを描いて有名な糸杉のトピアリーがある地区ででした。ルシニョールという画家はスペイン中の庭園を描いており、庭園画家とも呼ばれます。そんな彼が好んで描いていたトピアリー...遠くから見た瞬間に感激。

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私が訪問した時は真冬で全く植物がないのですが、ルシニョールのこの作品は秋の光を感じます。多分ルシニョールがこの庭を描いた頃の方が庭の保存状況は良かったのではないかと思います。この後スペインは悲劇の内戦を迎えていますから、相当庭も宮殿も破壊されているのです。

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絵を描いているルシニョールの姿。こういう画家の姿も最近あまり見かけないような気がするのですが、私だけでしょうか。

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こちらは『ヒヤシンスの噴水』と呼ばれるアランフェスで最も美しい噴水のひとつ。こちらもルシニョールが描いています。

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素晴らしい秋の風景...次回はこの季節にこの噴水を見たいものです。

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こんな立派な彫刻が庭にあると散歩の品格も変わります。当時の人はどういう気持ちで庭を散策したのか分かりませんが、ルシニョールがこの噴水を描きたくなった気持ちは良く分かります。ヘラクレスが噴水を支えているポーズですが、プロポーションも表情もクラッシックな趣味が強く感じられ、古典的な美が完璧に表現されています。近くにいたら毎日でも見たいくらいの偉大な彫刻です。

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どのアングルから見ても言うことなしの美しさ...

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町の中心部で偶然ルシニョールがアランフェス滞在中に使っていた建物を発見しました。壁にはルシニョールを偲ぶ人々が貼った大理石の標石がありました。彼は絵を制作中のこのアランフェスの町で他界したそうです。熟年彼のインスピレーションとなった庭は、スペインという国の重みを感じるところばかりでした。

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ルシニョールのことを考えながら庭を訪問したわけではなかったので、思わずルシニョールの空気に触れられ大満足。おまけに小春日和で日光浴まで楽しめました。
皆さんがアランフェスに行く際には、是非ルシニョールの作品を検索してから行ってみてください。感動が倍増すると思います。

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by angel-chiho | 2016-02-25 08:26 | Art 美術 | Comments(2)
アランフェス ARANJUEZ 
スペインにはアルハンブラやアランフェス、セビリアのように、ある意味音楽の方が町よりも有名なところが多く、音楽の国なのだなぁ~と改めて思います。

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町は音楽のメロディーとは一致しないのですが歴史は古く、2001年に世界遺産に登録されたスペイン王室の宮殿もあります。宮殿はバロック様式の建物になってしまっているので、もっと古い面影は庭の一角でしか見ることが出来ませんが、ところどころとても深い魅力のある場所が庭に残っています。

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急に思いつき、数年ぶりに散策不足のアランフェスの美しい庭を巡って来ました。スペイン国王が今でも年に一度はハンティングに行くような所なので膨大な広さがあり、数回足を伸ばすくらいでは制覇出来ない規模なのです。

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残念ながら宮殿はナポレオン戦争の被害などもあり、当時の豪華さが理想的な状態では残っていません。宮殿よりも庭の一角にある離宮Casa de Labradorの方が興味深い建物です。

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宮殿はタホ川の流域に存在し、水路で囲まれています。Jardin de la Islaと呼ばれる小さい島もフォーマルガーデンを含むクラッシックなガーデンになっており、素晴らしい大理石の噴水が数多く残っています。

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この辺りはカルロス5世やフェリペ2世ゆかりの庭。いつ訪れても感動します。土地の段差や川の流れ、彫刻の存在が極上の空間を作っています。

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大理石の彫刻に目がない私にとっては至福の場所です。

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ヘラクレスの噴水。どんな風に昔の人は庭を散歩したのか考えてしまいます。

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こちらはアポロンの噴水。ギリシャ神話の神々を知らないと庭も絵画も分かりませんが、アーティストそれぞれの表現したい神々の解釈があるので、場合によっては全く誰なのかわかりません。

実は今回歴代王達が水路での水遊びに使った船を見学することが目的だったのですが、残念ながら写真撮影が出来ませんでした。写真はネット上で拝借したものですが、どんな船で遊覧していたのか理解していただけると思うので、何枚か写真をアップします。

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こういう船はFaluaファルアと呼ばれ、ゴンドラの大型船のような感じです。馬車の博物館はよくありますが、このような王家の船のコレクションはとても珍しいので、アランフェスを訪問する機会があったら見逃せないと思います。

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立派な船着き場も残っています。散策中、お気に入りの画家サンティアゴ・ルシニョールが描いた場所を幾つか発見したので、次回はPart 2でアランフェスとルシニョールについて書きますね。


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by angel-chiho | 2016-02-19 09:00 | お気に入り | Comments(0)
ダチュラーが咲く屋敷での朝

花が少ない季節には、暖かい時期の花の様子を思い出して過ごすと気分が晴れます。昨年友人が購入したポルトガルの別荘を訪問したのは9月末、ちょうどブドウの収穫シーズン。何もかもが豊かさを表す風景でした。

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ブドウ畑のある庭がやっぱり欲しいなぁ~と夢見るような景色。
オリーブ畑と葡萄、レモン、オレンジ、アーモンド、いちじくはやっぱり庭になくてはならない植物だと再認識。年齢と共に癒されるものは変化しますね。

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滞在先のこちらの家に美しいダチュラーがありました。ダチュラーはやはりある程度湿気のある地域の方が綺麗で、ここでは池の脇に植えられていました。

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ダチュラーのような派手なお花は自宅ではなく、外で見惚れるのがいいように思います。手元で育てたらきっと可愛くて仕方なくなるのでしょうが。

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本当に見事なダチュラーと池でした。女性がまるで洗濯をしているようですが、実はくるみを洗っているのです。ポルトガルのクルミは美味しいことで有名です。私も訪問する度、山盛りのクルミを買うのですが、誰かがこういう作業をしてくれているのですよね。今はきっと機械が多いのでしょうが、ポルトガルは昔からの作業を人が喜んでしているように思います。めんどくさいという人があまりいません。

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庭巡りをしてから朝食...オリーブオイルがなかったこと以外、申し分のない朝食でした。

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甘いモノのオンパレードですが、ポルトガル人は甘党。食事に呼ばれると大体デザートがダブルかトリプルになるので本当に大変ですが、甘いのですが味に奥深さがあるので、もっと知りたくなるクセモノです。

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ホームメイドのいちじくのコンポートも上品に仕上がっていましたが、私はローストと食べる方が好み。
食事の後、ちょっとキッチンも覗かせていただきました。

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こういう陶器や磁器を見ると、持ち主と話が弾んで大変です。朝食が延々と続いてしまいます。それにしても素敵なカフェオーレボールや器が山盛り。欲しいモノばかりでした。

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今年もまた同じシーズンに行きたいと思っています。

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by angel-chiho | 2016-02-12 08:20 | Portugal | Comments(0)





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