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ひよこ豆のヘルシーレシピ
カーニバル真っ只中。スペイン中の子供たちが仮装をしてパーティーを楽しんでおりますが、私にとってカーニバルからイースターに掛けての時期は、独特の料理やお菓子が食べられるシーズン。厳密に言うとカトリックでは、カーニバルが終わりイースターまでの40日間を『四旬節』といい、食事や宴会などの節制が求められます。そんな『四旬節』の典型的なひよこ豆料理『ポタヘ・デ・ガルバンソー』レシピを、今日はご紹介します。

まずは乾物のひよこ豆を前日の夜から水に漬けて戻す作業を実施してください。水煮の既製品を使うことも可能ですが、美味しく仕上げるためにはやはり乾物を戻すことをお薦めします。

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大体1時間半くらい水煮をする必要があります。ローレル2枚とセロリ、人参などを1本、小さじ2の塩を加えて沸騰したら弱火で煮込みます。煮込んでいる時に、料理の決め手となる"Sofritoソフリート"を作ります。ソフリートとはスペイン料理の味噌のようなもので、にんにく、玉ねぎ、トマトが通常ベースになるソースのようなもの。この料理ではトマトは使わず、スペインが誇るスモークパプリカ『ピメントン』を使います。

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写真のように、にんにく3片と玉ねぎ1個のみじん切りを、エクストラヴァージンオリーブオイルでしっかりと炒めます。火が通ったらピメントンを小さじ2杯たっぷり加えて軽く炒めます。ピメントンは炒めすぎると焦げてしまうので、全体に馴染ませ香り立ったら十分です。お子様が食べる場合は、スイートタイプのピメントンを使い、ピリ辛にしたい場合はスイートタイプ1杯、スパイシータイプ1杯と2種類を使うと美味しく出来ます。

下の写真のようにキレイなオレンジ色に馴染むまで炒めてください。1分程度です。

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次にパンのスライス1枚分くらいのクルトンをエクストラヴァージンオリーブオイルを使って作り、クルトンはすり鉢ににんにく1片、クミンシード小さじ2杯、オレガノ小さじ2杯と混ぜ潰します。我が家ではクルトンを粉にせず、少し形を残した状態で使いますが、お好みでしっかりペーストにしていただいても構いません。これはスペイン料理では『Majadaマハーダ』といい、時にはアーモンドなども使う最高の隠し味になります。

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煮えたひよこ豆の鍋に『ソフリート』と塩鱈を加えます。日本では甘塩にしめた鱈を使うといいと思います。細かく割いた鱈の切り身をひよこ豆と混ぜ、ソフリートも加えると写真のような感じになります。

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次にクルトンとほうれん草を加えます。どちらも長い間煮込む必要はありません。
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数分でほうれん草にも火が通ります。
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最後にゆで卵を加えます。こうすることで色合いがとてもキレイになります。ほうれん草もフレッシュなグリーンを保ちたいので、数分煮込むだけです。

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じゃ~ん。これで完成です。お子さんから高齢者の方まで誰もが楽しめるヘルシーフード。大好きなスペイン料理のひとつです。皆様も是非一度おうちで作ってみてください。味付けは塩だけで、あとはピメントンの味と鱈の塩味で味が出ています。

私はピメントンのプロモーターなので、最後にもう一度ピメントンを一振り。レッドゴールドといわれる、このスペインの宝とも言える調味料はもっともっと使いたいと思っています。原材料は唐辛子ですので、非常にヘルシー。特に女性に嬉しい調味料です。

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by angel-chiho | 2017-02-25 06:47 | My Kitchen レシピ付き | Comments(0)
サラミ専門店

スペインの加工肉を販売するお店はチャルクテリアCharcuteriaといいますが、イタリアではサルメリアSalmeriaと呼ばれているそうです。私は小さい頃から肉好きなので、特に豚の加工肉には目がありません。今回フィレンツェ名物のサラミの一種でもあるフィノキオの種入りサラミ『フィノキオナ』にすっかり魅了されてしまったので、数店専門店訪問を実施しました。

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フィレンツェで気に入ったお店がこちら。ファミリー経営の専門店の重要さを旅をすればするほど感じます。スペインの生ハムやチョリソなどもファミリーレシピがあり、代々続いているところのモノがやはり抜群に美味しいです。それにも関わらず、どこでもアメリカンスタイルのメガストアーに小規模の店舗が危うい目にあっている姿を見ると、実に悔しい気持ちです。日本でもヨーロッパでも守るべき重要なものは、出来る限りサポートしたいものです。特に肉はベストなコンディションで飼育された動物を、最高の状態で食べてあげられるのが理想。私は益々専門店にこだわりたいと思います。

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ショーウインドーを見るだけで涎が出そうになりますが、気持ちもワクワク。どれを選ぶか苦労しました。

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今回の旅の目的はサラミ研究ではないので、あまり深入りせずにフィノキオナだけにこだわりました。最終日にフィレンツェのマーケットにも足を延ばし、普通のサラミも購入したのですが、私はやはり圧倒的にフィノキオナファンです。

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こちらはアレッツォのトスカーナフードの専門店。美味しそうな肉の加工品オンパレード。オリーブオイルなかなか良さそうなものが揃っていたのですが、とにかくスペインと比べると高価。まぁトスカーナのあの自然環境を見れば生産量が限定されていることは理解出来ますが...小さいレッチーノ種100%のオリーブオイルを購入。ハイクオリティで満足しております。あっとここでも買ったものはフィノキオナ。ちょっと太さの違うものを購入。大満足。

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こちらはパスタが充実していたので写真撮影。

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カラフルなパスタであまり美味しいものに巡り合ったことがないのですが、今回3種類くらい買って来ました。いつか美味しいものを発見できるはず。

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こちらはアレッツォの老舗。レストランも備えていました。元々薬局だったところが食材店になったようですが、薬局の看板を残しながら店を運営しているところが流石イタリア。立派な看板は保存しているのです。

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もっと色々質問したかったので次回はもっとイタリア語を学んで、トスカーナの加工肉の世界をもう少し深めるつもりです。美味しくて楽しいことが一番。そして、専門店が今後も末永く存続できますように。

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by angel-chiho | 2017-02-19 09:44 | Food Culture 食文化 | Comments(0)
フィレンツェ

旅は思い付いた時がベストタイミングだと思います。今年はルネッサンスからのお呼びが掛かったような気がして、早速フィレンツェを訪問して参りました。初日から友人が紹介してくれたTrattoria Sostanzaを満喫。こういうムードのところへ行きたかったのです。コッポラが映画で使いそうな雰囲気が充満しているベストロケーションでした。あ~また行きたい!

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無駄な飾りもののない空間。食事と会話に集中できる最高のコンディションです。クロスもシンプルにホワイト。最高です。

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ここへ行く前にBARで飲んだ白の方が赤よりも美味しかったので、この日はフレスコバルディの白。大満足。

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パンはソースを絡めないと良さが分かりずらいパンでした。

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サラミにも色々ありますが、私のお気に入りはこのフィノキオナ。フィノキオがたっぷり入っているので、独特のハーブの香りがするイタリアならではの味。大好物です。

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マドリード同様、フィレンツェでもトリッパは名物。夜こんな重いモノを食べることはあまりないのですが、滞在中に食べたいものがたくさんあるので、早速トリッパを注文。トマトベースの新鮮なトリッパでした。また行って食べたい味ですが、私の好みのトリッパ料理はやはりマドリードとポートのものみたいです。

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パートナーはトラットリア名物のバターソースのチキン料理。バターが相当入っています。バターの良さがポイントのこの一品。お腹一杯になるお料理です。私もしっかりいただきました。

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最後はメレンゲを使ったトスカーナのケーキ。ワイルドストロベリーとラズベリーが絶品。甘さも控えめでヴィン・サントととっても合います。もう一皿食べたいくらいのデザートでした。

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カウンターを見るだけでもお店の雰囲気が伝わると思いますが、こういう古い設備を大切に使っているところが本当に魅力的。残念ながらキッチンの写真はないのですが、キッチンも古くて小さいものでしたが、かなりの人数の方々が笑顔で作業してました。古いイタリアの良さがムンムンしている次回も必ず行きたいトラットリアでした。

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by angel-chiho | 2017-02-11 09:06 | Trip 旅 | Comments(0)





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