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Gastelgatxe ガステルガッチェ

6月は清々しい旅には理想的な季節。
先週グリーンのバスク地方を満喫して参りました。

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ここは前々から訪問してみたかったSan Juan de Gastelgatxeサンホワン・デ・ガステルガッチェ難しいバスク語の地名ですが、『岩城』を意味しています。9~10世紀が創立と言われる教会があり正真正銘の神秘的な聖地です。

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足場の悪い細道を1時間半くらい掛けて歩くと教会に到着するようですが、私は仕事の後、たまたま運よく通りかかっただけだったので、時間がなくて途中で諦めました。本当は体力的に無理だったのですが...靴も服装も準備をして出向かないと、この教会まで到達するのは一苦労です。

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どんなワイルドで美しい場所か写真だけでお伝えするのは難しいのですが、いつ妖精が現れてもおかしくないような空間です。教会は見えたり見えなくなったりするので、段々と上がったり下がったり苦しい思いをしながら島に近づいていくのが快感です。スペインには巡礼のための美しいところが数多くありますが、ここは海岸地帯ではナンバーワンのおすすめ巡礼地。いつかもう一度、一日がかりでここは訪問しょうと思います。

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次回訪問する時は、少しバスクの民話などを読んでから行ってみたいと思います。



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# by angel-chiho | 2015-06-24 06:14 | Trip 旅 | Comments(0)
セルバンテスの遺骨

マドリードは観光スポットを開発することに熱心で、セルバンテスの遺骨探しに今年は燃えていました。昔からマドリードのLas Trinitarias教会に埋葬されたことはわかっていたのですが、21世紀になってやっと遺骨を探すべきだと思ったようです。

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セルバンテスは貧しかったために共同墓地のような場に埋葬されたので、結局彼の骨と断定できるものはないのですが、ある棺の中に数人の人と共に間違いなくセルバンテスのものと言えるものが発見されたようです。

マドリードのこの地区はBarrio de las Letrasと呼ばれ、同時期に活躍したロペ・デ・ベガ、ケベドもこの辺りに住居を構えており、とてもいい雰囲気の地区です。セルバンテスが埋葬されている教会の裏には、ロペ・デ・ベガの家が博物館として残っており、いつかこのブログでも紹介したいと思っています。それにしてもこれらの偉大な作家の墓が、あまり断定できないというのもスペインらしい話です。ケベドなどは埋葬されてすぐに墓荒らしというか墓泥棒にあい、骨はどこかに消えてしまったようです。誰も埋葬された場はわかるのですが、正確に遺骨はないのです。

シェイクスピアのようにセルバンテスの墓も多くの観光客が訪れるようにするのだと思いますが、セルバンテスのようにスペイン文化のために貢献した人の墓が、やっと今頃になって見直されるというのは、あまり誇りに思えません。波乱万丈な人生を過ごしたセルバンテスにはピッタリのエピソードですが、観光資源として考えられた時、はじめて遺骨が見直されたという良く考えるとずる賢い話です。

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昔からこのようにセルバンテスが埋葬されていることは教会の壁に示してありました。
とにかく、一度訪れる価値がある地域ですので、マドリードを訪れる際には是非どうぞ。

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# by angel-chiho | 2015-06-11 07:40 | Madrid マドリード | Comments(0)
Caracolesカラコレスとヴィネガー

今週はヴィネガーメーカーを訪問するために、カタルーニャを訪問してまいりましたので、この地のフードレポートです。

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いつも日本で紹介できるものを無意識に探していますが、そう簡単に感動を呼ぶものは見つかりません。ここはしばらく前から絶対に訪問する必要があると思っていたのですが、想像以上に素晴らしく、伝統を守りながら進化を続ける職人の優れた空気に接触する機会に恵まれました。古いメーカーさんを取り巻くものはすべてが大切にされているので、心地よさがあたり一帯に充満しています。こういう人達には見習うことが一杯ありますが、コンタクトを持てるだけでも、自然に何か吸収していけると思います。

ヴィネガーについては日本に到着する頃になったら再度お話しますが、運よく今週この町は『カラコレス=エスカルゴ=カタツムリ祭り』の時で、今まで食べたカタツムリの中で一番美味しいモノに巡り合えました。

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珍味と呼べるようなモノはなんでもそうですが、最高のコンディションで食べないとなかなかその良さがわかりません。カタツムリやエスカルゴは嫌いではないのですが、進んで食べたいものでもありませんでした。今回食べたものは養殖ではなく天然のもの。炭火で塩・胡椒だけで食べるのですが、一応マヨネーズとトマトの特別ソースもつけられます。

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よくカタツムリは『大地のシーフード』と呼ばれるのですが、食感も味もそのとおり。まるでシーフードを食べているようです。この地域の人は週一回くらいカタツムリを食べるそうですが、こんなに美味しいのであれば毎週食べたいです。このレストランが近ければ通いたいくらいです。ご覧のようにしっかり全部食べました。

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前菜から最高に美味しいトマトやレタスがシンプルに登場し、感動続きのレストランでしたが、本当になにもかもが私の理想とする地中海の伝統を感じるお料理でした。パンの炭火焼も最高!微かににんにくが塗られ、デリケートなアルべキーナ種のEVオリーブオイルが掛かっていました。

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カタツムリ以外に食べたメインのロンガリサというサルチーチャもホームメイド。スパイスの具合が素晴らしく、ここに弟子入りして作り方を教わりたい気分です。上の方に見えるローストした野菜も上品。こんなきれいなエスペンカットを見たのは初めてです。やっぱりしっかりしているところは違いますね。

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デザートはカタルーニャに来ていたので、おすすめのホームメイド『クレマカタラーナ』。言葉にならない旨さでした。卵もミルクも良いものだとすぐにわかる味。甘さも控えめ、キャラメルもパリパリでパーフェクトのでき。天国の食事でした。フレッシュチーズとはちみつ、くるみのコンビネーションのデザートも美味。ここに住んでいたら長生きできるだろうなぁ~と心から思いました。

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# by angel-chiho | 2015-06-07 07:15 | Food 食 | Comments(2)
【大人のおしゃれ手帖】で紹介していただきました。

5月に発売となった【大人のおしゃれ手帖】で、キンタ・ド・コアを紹介していただきました。

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記事は、【きれいな人はオイルを手放せない】という素敵なテーマ。からだ全体でオイルを使うことの有効性が語られています。

うれしいとっても良い記事です。チャンスがあったら見てくださいね。


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# by angel-chiho | 2015-05-23 23:22 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
Lagarteraラガルテラの伝統刺繍
義母が大好きだったラガルテラーナの刺繍は、陶器の次に発見したスペインの伝統工芸なので、私にとって特別な意味があります。スペインで暮らし始めた頃から、なぜか関係のある刺繍...Lagarteraラガルテラというエクストレマドゥーラの小さな町で作られているスペインの宝のひとつです。

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刺繍といえばサラマンカ、またはラガルテラを思い浮かべるほど、優雅で豪華な刺繍とレースの伝統がある町がここラガルテラ。パートナーの実家で使われていたテーブルクロスやシーツは、ほとんどこの町のものか、修道院で特注で作られていたものなので、ここの刺繍のモチーフを見ると、あらゆる思い出が脳裏に浮かびます。


パートナーの話では、昔まだ今のような高速道路が完備されていなかった頃、この町を通りかかると義母は、町の女性が椅子に座って刺繍をしながら販売しているテーブルクロスを買っていたそうです。今でもパティオや通りで井戸端会議をしながら刺繍をしている人を、時々目にすることがあります。







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町中に近くのプエンテやタラベラで焼かれたタイルの看板があり、ラガルテラーナの民族衣装を装った人々の姿が見えます。こんな可愛い心が温まるタイルを見ると、刺繍やレースなどの手仕事で繁栄してきた地域は、心が豊かだったのだろうなぁ~と思います。世界的にも秀でた写真家として有名なJose Ortiz Echagueホセ・オルティス・エチャグエが、1930年頃にこの町の人々を撮っているのですが、あまりに美しさに目を見張ります。





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こういう人達はきっと自然とハンドメイドで作ったものしか目にしなかったのでしょうね。全く汚染されていない人間の美しさを保っているように思います。現代人がTVやあらゆるメディアで無意識の内に目に入れている破壊された世界は、きっとこういう人たちの周りにはなかったのでしょう。

エチャグエが撮った写真の中には、貧しい人々の画像もあるのですが、誰もが表情が今の人とは違うのです。




Photo by Jose Ortiz Echague







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この民族衣装の豪華さが、日常品にも反映されており、テーブルクロスなども特別な時にだけ使用するリネン100%のものから、普段使いのコットンのものまで区別して作られています。小さい頃から誰もがお嫁入り道具を時間をかけて準備したそうで、シーツからベットカバー、テーブルクロス、カーテンレースと、何もかもがハンドメイドで丁寧に愛情を込めて作られています。一生使えるものばかり...事実、義母のクロス関係のものは、私がかなり受け継いでいるのですが、どれもほとんど問題なく使えます。

テーブルクロスがビニールになり、ペーパーの使い捨てのモノになり、確かに便利になっていますが、何かかけがえのないものを失っているように日々感じます。特に数百年の伝統が失われそうになっているところを目撃すると、今何を大切にするべきなのか、深く考えさせられます。


Photo by Jose Ortiz Echague



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あるお店の様子ですが、微笑ましいタイルと共に楕円の看板が貼られていますが、これはオランダ大使の御用達刺繍店である証明看板です。よくある王室御用達看板と同じようなモノです。よく考えると、この町にスペイン王家御用達の刺繍店が無い事は、とんでもない事だと思います。最近よくスペインという国をブランド化して輸出を増やさなくてはいけないというムーブメントがありますが、こういう国の宝を王家の人たちが守っていなかったら、立派なスペインブランドは生まれないと思います。王家のアドバイザーは、どうしてこういうスペインの誇りを守ろうとしないのでしょうか。どんどん伝統工芸が失われている姿を何年も目撃していると、本当にこういう事には腹が立ちます。オランダ大使が御用達にしているのに...スペイン首相も王も何もしていないなんて最悪としか言えません。





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4月5月と日本でオリーブに関する催しを予定しているのですが、今年からもっと食卓を囲む事を文化として捉え、このような伝統工芸もトータルでご紹介出来るようにしょうと思います。食は文化であり、オリーブオイルのような万能薬であり、健康のために欠かせないオイルは、6000年もの時間の経過の中で、今やっと日本で浸透してきています。地中海文明の知恵の賜物は、やはりそれを囲む伝統文化と共に伝えたいと思います。どんな刺繍が日本に届くか、どうぞ楽しみにしていてください。催しは告知させていただきます。








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# by angel-chiho | 2015-03-28 09:08 | お気に入り | Comments(0)
またまたCarmの農園へ
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もっとブログを更新したいと思っているのですが、なんだかんだとハプニングがあり、なかなか書く体制になれません。もっと意識的に書くということを義務付ければいいのですが...

アーモンドの季節にポルトガル訪問するのは大好きなのですが、今回はオーダーがトラブっており目を光らせていないとトンデモナイ事になりそうなので、急遽行って参りました。もう数日後だったらアーモンドが満開だったと思います。

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今年の小春日和の快晴は少なかったのですが、この日道中は霧が出たりしたのですが、目的地は超快晴。日光浴日よりで、トラブルの処理でなかったらさぞいい写真が沢山撮れたと思います。

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一瞬でもトラス・オス・モンテスの美しい景色を見るのはいいもので、あっという間に心が洗われた気分になりました。気が重い商談にも自信がつきます。

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真夏以外の色々な月にこの農園は訪問していますが、やっぱりアーモンドの季節が私にとってはお気に入りのシーズン。なんと今回は誕生日もここで迎えました。

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おかげ様でまだまだ心配事はありますが、商談は無事終了。自分でも昔と比べたら忍耐力というものが、かなり身についたのではないかと思うくらいです。どんな人間関係も育まなければ良い状態にはならないのでしょうね。人生学ぶことが多くて感心しますが、こういう体験をさせてもらい学ばせてもらえることに、感謝しなければいけないのだなぁとも思います。良いモノを作り完成させていくことには、本当に時間が掛かりますね。

ディナーは、いつものように典型的なポルトガル料理。タラがまた違うスタイルで登場。今回は衣がしっかりと付いたタラのフライ料理でしたが、やっぱりキーポイントはCARMの素晴らしいEVオリーブオイルでした。じゃがいもの下にたっぷりとオリーブオイルがあるのが見えると思いますが、このくらいタップリとオイルがないと、塩ダラはパサつく傾向があるので、これくらいがちょうどいいのです。

前菜には、今まで食べたエストレラ山脈で作られる羊のチーズで、一番美味しいと思ったチーズをいただきました。今でも思い出せる感動の風味。スペインの同じようなチーズはもう少し苦いように思います。






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ケールを使った野菜のソテーは、いつも本当に美味しいと思うのですが、相当オイルを使っています。日本では考えられないくらい柔らかく野菜は調理しますが、オリーブオイルと混ぜるには、場合によっては野菜は柔らかめに調理すると美味しさが倍増する時があります。私も少しづつ、どんな野菜をどのくらい調理したらベストなのか分かってきた感じです。

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デザートはこちらのアロス・コン・レチェ=ライスプディング。このデザートはレシピと、作り手の腕が良く分かるデザートで、美味しいものにはなかなか出会えません。じっくりとミルクでお米を煮るのですが、練乳のような甘さに仕上げるのがポイント。ただ甘さもコントロールする必要があるので、テクニックが必要なデザートです。誰でも出来ますが、美味しいものは難しい一品。この日は、オーナー曰くまぁまぁの出来でした。全く同感です。シナモンもこういう風にかけるのはお薦めできません。










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この日は、食事よりもワインが最高でした。CARMはワインメーカーでもあるので、いつも素晴らしいワインをチョイスしてくれますが、この夜はまだ製品化されていない古いワインと、宝石のようなポートワインが登場。白ワインは蜂蜜のアロマを放つ上品な味、次のヴィンテージモノの赤ワインは、言葉にならない奥深いフルーツの香り。最後のポートワインは色から香り、後味まで全てパーフェクトでした。芸術的なモノを食べる大切さを改めて理解してきました。


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帰り道は、少し景色を楽しみながら戻りました。アーモンド以外にも春の訪れを告げる色々な植物がありますが、この日はサボテンがとてもキレイに見えました。


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# by angel-chiho | 2015-03-26 09:26 | Olive オリーブについて | Comments(0)
Vanitas ヴァニタス

ヨーロッパに中世からあるという人生の虚しさを寓意的に表現する絵画の世界...こういうドクロがゴロゴロしているような絵画は、はっきり言って二十歳頃は目を避けてしまうようなジャンルでした。が、年齢を重ねるごとに不思議なもので、こういう世界に惹かれるのですよね。30代くらいから、このVanitasヴァニタスと呼ばれる空虚の世界には、どうも引き込まれてしまっています。

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マドリードのAcademia de San Fernandoにあるこの作品。Vanitasを表現している絵画としては、もっとも美しい作品だと思います。通常、Antonio de Peredaという画家の作品と思われていましたが、数年前からFrancisco Palaciosの作品ではないかという論争もあります。

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この作品は"El Sueno del caballero"【騎士の夢】というタイトルがついています。ピッタリすぎるタイトルですが、デスクの上に並ぶ財宝や時計、仮面など全てが象徴的に人生の儚さを表現しています。騎士の上に現れた天使がメッセージを持っていますが、ラテン語で"Aeterna pungit, cito volat et occidit"という言葉が書かれています。メッセージの中間に、騎士の方に狙いを定めた弓矢と背後には太陽。ラテン語の意味は、【永遠に傷つけ、迅速に飛び、殺す】。時間は人に傷跡を残しながら飛ぶように過ぎ去り、いつか死をもたらすということ。こんな美しい作品に、こんなメッセージが含まれていると知ると、より弓矢を射られたようなインパクトがありますが、17世紀スペインの黄金時代、繁栄を極めていたはずの当時のスペインで、どのくらい貧しい精神が蔓延っていたのか想像させてくれる作品です。

私も年齢と共に、こういう作品の奥深い美しさをじっくりと愉しめるようになって来たのかと思いながら、この絵を鑑賞してまいりました。スペインを訪れるチャンスがあったら、是非、この作品またはセビリャにあるValdes Realヴァルデス・レアルなどの、Vanitas の傑作を鑑賞することをお勧めします。


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# by angel-chiho | 2015-02-18 08:17 | Art 美術 | Comments(0)
婦人画報3月号『最高のギフトと最新の手土産』特集

みなさん、どんな雑誌をライフスタイルの参考にしていますか?
私は日本でならば『婦人画報』や『和楽』などを好んで拝読しております。

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今年は光栄にもQuinta do Bispadoキンタ・ド・ビスパードとQuinta do Coaキンタ・ド・コアを、このギフト特集号で紹介していただきました。この上なく嬉しく光栄なことです。日々ポルトガルや日本で多くの人が良いものを広められるよう努力しています。そんな事実を少しづつ正確に多くの人に伝えられるよう、これからも努力を欠かさず実施できるよう、このような掲載は大きなモチベーションを高めてくれるきっかけになります。本当に嬉しいニュースです。


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# by angel-chiho | 2015-01-31 08:45 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
フェルナンド王ゆかりの地
今年から歴史ヒストリーのセクションを設けました。
ブログを読んで下さっている皆さんは、想像がついていると思うのですが、私は歴史大好き人間。歴史から様々なインスピレーションを得ていると言っても過言でありません。心を惹かれる人物のことを知るためには、何千キロも走りますし、大体どこまでも出向いてしまいます。パートナーも同じ傾向があり、この部分は夫婦の共通点でもあります。

先日、スペイン史の中では非常にインパクトのある国王、カトリック王フェルナンド・デ・アラゴンが亡くなった建物を訪問してきました。

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優れた政治家として評価せずにはいられない王で、有名な『マキャベロ』のモデルになった人物だとも言われています。スペインを旅していると、いろいろな場で歴史上の人物ゆかりのモノやスポットを発見しますが、フェルナンド王については、生まれた町から聖霊を受けた杯、亡くなった家まで、とにかく良く記録され残されています。それほど長い間人々が憶えているような人物だったのでしょう。

小学校の歴史の授業で、歴史好きだった先生が、グラナダに残るカトリック両王の墓について熱烈に語ってくれたことを、不思議と憶えているのですが、皆さんもグラナダを訪れたら見てください。彼らの墓地は、理想化された二人の実物大の彫刻なのですが、クッションにのっている頭の重さが違うのです。イサベル女王の頭の方がずっと重くクッションが深く沈んでいるのです。意図的にされたのかどうか分かりませんが、興味深いところです。

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ここがMadrigalejoマドリガレホ。フェルナンド王には優れた占星術師がいたようで、Madrigalマドリガルと言われる場所で亡くなると予言されていたので、マドリガルという町や村には入らなかったと言われています。暖かい地域へ移動している時に、食べ過ぎで病になったようですが、この時期後継ぎ息子を授かるために、あらゆるモノを食べすぎていたのが原因と伝わっています。

写真の中心から左側の建物ではなく、右端にある納屋のような建物が彼が亡くなった建物。勇敢な軍人で華やかなイメージが強いフェルナンド王の死んだ場所としては、貧しいとしか言いようがありません。生地であるSos del Rey Catolicoソス・デル・レイ・カトリコという町は、中世の美しい町で、生まれた宮殿も残っているのですが、そことのコントラストもあり、私にはかなりインパクトがありました。

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建物の外壁に、このように石碑もあり、昔からここを通った人たちは、フェルナンド王の最後の場所を眺めて物思いに耽ったこと間違いありません。そのくらい多くのエピソードを残している魅力ある人物です。好きか嫌いかは別として...

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扉にグラナダの彫刻が飾られているところが印象に残りました。
こんな貧しいところで他界した人物が、グラナダを落城させた人物だなんて思えませんよね。ここは鶴が訪れる地域で、訪問した時は鶴が何千羽と空を舞っていました。フェルナンド王もこんな景色を何度となくこの地を訪れた時に見たのだろうなと、しみじみと感じました。

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今年最初の読書には、彼の後継ぎフワナの自伝を選びました。狂女王として人生の大半の隔離・幽閉され過ごした悲劇の女性です。父親、夫、息子と3人の男性に人生を狂わされてしまった強い女性だったことが、この本で良く分かりました。スペインの歴史もこの女性が母親イサベルのような立場に居られたら、全く違うものになっていたはず。そして、狂女王として全く評価されていないことを残念に思います。フェルナンド王の娘たちへの仕打ちは酷いの一言ですが、歴史の歯車に巻き込まれた人々のよくある不運劇なのでしょう。

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フアナの性格が伝わってくるような美しい肖像画。











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歴史好きの方には、訪れる価値のある歴史スポットのひとつです。

スペイン語の本になりますが、フアナについて知りたい方にはお勧めします。
史実が分かりやすく書かれており、この時代の複雑な人間関係を知るためにとても役立ちます。









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# by angel-chiho | 2015-01-18 06:18 | History 歴史 | Comments(2)
2015年のマイプラン
新年を迎えたと思ったら、もう中旬ですね。またあっという間に一年が過ぎてしまうので、今のうちにマイプランを書き出し、年末振り返った時にどこまで実現できたか確認できるようにしたいと思います。

2015年もマイプラン10
1 今まで撮り続けてきた写真を分類分けして整理。パートナーとの旅行記をまとめられるよう準備を始める。
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2 特に城についてまとめる。(まずはブログで)
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3 不動産の整理。

4 フードビジネスに新しい展開を持たせる。

5 独自フードイベント(品評会)のようなものを実現する。

6 今年は南フランス、シシリー島、バレアーレス諸島が個人的なターゲット。

7 田舎の家の屋根を修理。

8 生もののインポートに挑戦。

9 美術品の整理。

10 関係先のオフィシャルサイトを完成させる。

11 ハーブコースに参加する。

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こんな事を考えながら1月を迎えております。
昨年は義母が亡くなり、色々な事に変化があったのですが、きちっと物事を整理し無駄のない生活を心がけたいと思っています。これら10の項目は、ここで書いてしっかりと実施できるよう自分に義務付けました。







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# by angel-chiho | 2015-01-12 07:02 | Madrid マドリード | Comments(0)
MAQUIAに掲載
有難いことに、またまた雑誌掲載です。
こちらは集英社から発行されている人気美容雑誌『MAQUIA』。2月号に紹介していただきました。

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紹介いただいたのは、ポルトガル産CARMのQuinta do Coaキンタ・ド・コア。素晴らしいスパイシーなオーガニックEVオリーブオイルです。エイジングケアにオリーブオイルは不可欠なものになりました。

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# by angel-chiho | 2015-01-10 22:58 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
2014年年越しディナー
2014年も無事大晦日を平和に迎える事が出来ました。
2年連続でスペインで年越しとなりましたが、Art of Livingを実践している素晴らしいファミリーとともに過ごし、心地よい上質な雰囲気の中で2015年を迎えました。
丁寧に芸術品に囲まれて生活している人たちは、どこかが違います。こういう空気の中に自分を置けることが、一番の贅沢だと思うのですが、本当に無意識のうちに沢山の大切なモノを吸収できるように思います。

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この日のディナーのテーブルセッティングはこんな感じ。一目で気持ちがワクワクになります。義母のテーブルセッティングは、いつも素晴らしい刺繍やレースのテーブルクロスがつきものでしたが、このファミリーはオランダ系でアジアとのつながりが深いので、中国磁器がいつも登場します。

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ドラゴンのグリーンの磁器。私はドラゴンのファンではないのですが、グリーンがあまりに素敵なので、このドラゴン磁器は一目ぼれでした。貝を使った贅沢なマットも、現在では貝が保護されているので入手が困難だそうです。

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飲み物はリベラ・デル・ドゥエロのAtautaとシャンパン。

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クリスマスイブのディナーは、ターキーだったので、大晦日はシーフード。マヨネーズはシェリーヴィネガーの古いものを使って作りました。マヨネーズ作りは私がさせてもらいました。実は、餃子も作って持参しました。焼き方が失敗ですが、とても喜んでいただけました。チリにツナを詰めた珍味は、2015年に輸入をしたいイタリアのグルメ品。超好評でした。

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ピンボケ写真ですが、メインはローストビーフ。こんな上手い焼き加減にするのは困難。グレイビーソースも最高の味でした。日本の肉とは違う味のガリシア地方の牛肉でした。フランス料理のポテトグラタンもシナモンが効いていて美味。

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ディナーの様子を一枚。実はカメラのバッテリーが切れてしまい、仕方なく携帯のカメラで撮影をしました。もっと沢山写真を撮りたかったのですが...
右の女性が、私がスペインで最も尊敬する女性で、現在88歳。とにかくすごい美貌と頭脳を持った女性で、肖像画家として一世を風靡した人物です。昔の著名人の話もしてくれますし、現在開催されている展示会などの話も熱心にしてくれます。パソコンもいつも持ち歩いており、面白いゴシップも写真つきで聞かせてくれました。私もこういう風にしっかりと年を重ねたいと、つくづく思います。

皆さまの夢が叶う年になりますように。

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# by angel-chiho | 2015-01-03 07:55 | Madrid マドリード | Comments(0)
婦人画報 6月号

遅くなりましたが、『婦人画報』でもオリーブオイルを紹介していただいたので記録のために載せさせてください。

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吉川千明さんのアドバイス、本当に的確で役に立ちます。

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# by angel-chiho | 2014-11-28 20:43 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
オーガニックEXPO.ビオファ

11月20日から22日までの3日間、ビックサイトで開催されたビオファというオーガニックEXPO.へ行って参りました。訪問するというよりも、今回は展示者として参加させていただきました。尊敬する美容家でありオーガニックスペシャリストの、吉川千明さんプロデュースのスペースに、ほかの美容関係の素晴らしい商品を扱っている方々と参加。とっても有意義な体験となりました。

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プロフェッショナルな方から一般のお客様まで、オーガニックに関心を持っている人々の集まり。もっともっと深めてオリーブオイルのことも知らせたいと深く感じました。
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『食の哲学』普及協会副理事長の木綿ゆうさんにもお目にかかりました。ステキな方で益々オーガニックということや、食文化について考えさせられました。
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カームのボトルの美しさやグレードの高さも痛感した3日間でした。やっぱり良いデザインのボトルは並べるだけで絵になっていました。





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# by angel-chiho | 2014-11-26 22:51 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
今年もアーリーハーベスト

毎年、恒例になったアーリーハーベストの入荷、無事今年も入荷となりました。今年ははじめてトレドのモノをセレクトしてみました。

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10月に雨がかなり降り、収穫は大部遅れたのですが、なんとかあまり遅れず入荷することができ、まずはホッとしてます。これから皆さんの感想を聞いたりするのですが、不作だと言われているのですが、アルベキーナはいつものようにデリケートでマイルドな風味を出し、アーモンドの素晴らしいアロマを感じさせてくれます。

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250mlボトルだけを限定で入荷。賞味期限は2015年の7月まで。短期間であることは、これがオリーブジュースである証拠。ジュース同様なのでオイルのように、長期間香りを保つことができません。特に搾りたての新しいモノを楽しむためのモノですので、皆さま一日も早くお試しください。

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今年のモノは、何につけたら一番美味しいか色々試してみるつもりですが、まずは美味しいパンとヨーグルトからトライしてみます。パンの種類によっても、オリーブジュースの味はかなり変わりますので、ベストマッチのパンを探すのも楽しいものですよ。

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# by angel-chiho | 2014-11-13 22:44 | Olive オリーブについて | Comments(0)
長友姫世さんのオリーブオイルガイドブック
世界のトップ5に、私が心から感動したEVオリーブオイルを選んでばかりというのに、今度は新潮社から出版となった長友姫世さんのオリーブオイルガイドブックにも、セレクトしていただきました。
マイセレクトオイルが7本、堂々と発表。こんな嬉しいことはなかなかありません。

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作者の長友さんとは、はじめてお会いした時から、同じような感性で通じ合えるものを不思議と感じ、彼女の質問やコメントには、本当のモノを探し尊重する真心を感じました。オイルについての感想も、100%共感できる香りや味のお話。この上なく光栄です。

日本でもっとEVオリーブオイルへの文化が深まる切っ掛けとなるガイドブックだと思います。
オリーブ好きの方見逃さないでくださいね。

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# by angel-chiho | 2014-11-01 22:03 | Olive オリーブについて | Comments(0)
マツコの知らない世界であぶら女子

人気テレビ番組「マツコの知らない世界」で、オリーブオイルテイスターとして日本で本格的にオリーブオイルについての指導をしている長友姫代さんが出演。植物性オイルについて、詳しい情報を伝達。とても楽しいレクチャーでした。

特に嬉しかったのは、世界のベスト5EVオリーブオイルとして、パワジオ倶楽部で直輸入中のCasas de Hualdo"Reserva de Familia"を選んでいただいたこと。長友さんセレクションであれば、誰もが納得するはずです。

番組を見てオーダーをくださった方々をはじめとし、関係者の皆さま、そして特に長友姫代さんの真剣なオイルに対しての活動に感謝します。

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# by angel-chiho | 2014-10-25 21:34 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
Toroの葡萄収穫祭

田舎で開催される祭りの中でも特に好きな祭りがこの葡萄収穫祭。毎年楽しみにしているのですが、なかなか時間が合わなくて何年も見物できずにおりました。

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Toroの赤ワインはコロンブスが南米への航海でも使ったワインとして有名ですが、リベラ・デル・ドゥエロのワインが大人気になった後、Toroのワインも見直され、今では超高級な優れたワインも生む産地となりました。

人々は昔からの誇りを持ってワイン作りをしており、この祭りに参加する人たちは、誰もが自分のワイナリーを小さくでも持っているようです。

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民族衣装を着た子供たちも、この馬車に乗ってのパレードを楽しみにしており、その興奮ぶりがよくわかります。馬車は、その年の葡萄の豊作を感謝するために、葡萄でびっしりと飾られます。この時ロバなどの昔からの飾りをみるのも興味深いもので、昔は動物を飾って周囲の人たちに自慢していたことがよくわかります。

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途中、パレードに参加していた民族音楽グループの友人にも、久しぶりに会いました。フォークロアをメインとして演奏活動をする二人ですが、本当にお祭りなど演奏をしている時が楽しそうです。

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そして、こちらが民族衣装を着た女性群。
この地域は特に「お金持ちの未亡人」と命名されているスタイルの衣装が有名ですが、本当に豊かさを感じられる衣装で、素晴らしい刺繍が見られます。

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こちらのグループも超かわいくて見とれてしまいました。

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来年こそは闘牛もこのお祭り週間にみられるよう、今からスケジュールを調整したいくらいです。

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# by angel-chiho | 2014-10-25 16:18 | Castilla カスティーリャ | Comments(0)
麦畑と渡り鳥
小麦の収穫もあっという間に終わりを迎え、カスティーリャ地方の風景はますます麦の海原と化しておりますが、黄昏の頃、この海原を歩くことは大変な快感であることを実感しながら、この夏は過ごしております。

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フランスの印象派が好んで黄金の小麦畑の風景を描いたことは、ヨーロッパの広い大地に広がる麦畑を見れば誰もが納得できる事ですが、私は体感することも必要だということを、この夏から思うようになりました。
麦わらは一見チクチク刺さるような感じですが、まるで積み木のように畑に散らばる麦わらの塊の上に座ると、日干し煉瓦が生むような独特の温度が麦わらにはあることを発見。座らないと体感出来ないのですが、この上なく居心地の良い温度を発しているのです。これは夕刻の話ですが、多分空気の流れが麦わらに独特の温度を与えているのです。

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麦わらの塊に座ったり、寝そべったりする映画の風景を見ては、ノミのような虫がいないのだろうかとか、刺さって痒くならないのだろうかと懸念したものですが、全くそんな心配は必要なく、逆に快感であることを発見し、小説や映画の光景が極めて自然なものであり、絶好の場であることがわかりました。

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そんな時、遠くに大きな鳥の姿が2羽、悠々と歩いている様子が目に止まりました。パートナーも同時に気付き、お互いに『Avutardaアブタルダ...』 と、呟いてしまいました。日本語では野雁(ノガン)と呼ばれているようですが、北海道の一地域ぐらいにしか存在しない渡り鳥のようなので、日本ではめったに見られない野鳥だと思います。スペイン繁殖する鳥で、昔はハンティングでも珍重されていた美味しい鳥なのですが、現在ではしっかり保護されています。この鳥の狩猟を義兄は楽しんだようで、経験話を聞かせてもらいました。120キロくらい重量のある大きな雄が空から地面に落ちる時の音はものすごいらしく、話を聞くだけでも楽しくなったものです。すごいインパクトなのでしょう。羽を広げると2メートル以上ある大きな雄も居るそうです。写真でも見せてもらったことがありますが、七面鳥の5,6倍の大きさの鳥が、空を飛んでいると想像してみてください。

数年前に20羽くらいの群れを麦畑で目撃したのがはじめてこの鳥を見た時ですが、その後群れが飛んでいる様子も見て、そのあまりの美しさに目を見張ったものです。日本ではあまり渡り鳥の存在に気づきませんが、こんな風に自然が豊かな地域にいると、鳥の存在も価値も違うものになるのですね。


昨日は2羽だけがゆっくりと畑の中を歩いていたので、多分500mくらい遠くに居たのだと思いますが、音をさせずにゆっくりと麦わらの塊に隠れるようにして接近してみました。200mくらいは接近できたと思います。そこから撮った写真がこちら。手前が雄でもう一方が雌です。この後、すぐに雄が羽ばたいてしまいましたが、美しい羽の様子がしっかりと見えました。

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今日も、もしかしたらアブタルダに遭遇できるかと思いながら、夕刻の散歩に出かけましたが、本日はうずらのファミリーにしか遭遇できませんでした。これからはカメラだけでなく、双眼鏡も持参で散歩に出ることになりそうです。美しい野鳥の魅力にすっかり虜になって夏を過ごしております。


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# by angel-chiho | 2014-08-01 05:54 | Castilla カスティーリャ | Comments(0)
Madalenas カスティーリャのマドレーヌ
数日前からカスティーリャの田舎へ来ています。
今年は気候が少し変で、7月15日までは春のような陽気がずっと続いていました。夏休みを7月前半に取った人が気の毒なくらいです。

夏休みしか会わない人たちに、田舎では会うのですが、着いた途端にお隣の伯父さんが、マドレーヌを買いに行こうというのです。勿論、パートナーは全く無関心ですので、昼の12時に待ち合わせをして、隣町のUruenaウルエーニャへ伯父さんと。車のクラーをつけて窓を開けたままで、タバコを吸いながら運転するという面白いスタイルで行って来ました。スペイン語でマドレーヌは、マダレーナと言います。

隣町のこのパン屋、あることはずっと知っていたのですが、誰も特別美味しいという話はしてくれなかったので、長年この店に入ったことはなかったのですが、友人曰く『ここのマドレーヌは、この地域一帯で特に美味しい』というのです。隣町まで10キロくらいですが、往復で20キロ。20キロ運転してマドレーヌを買いに行く事も、スペインでは珍しいことではありません。

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車を駐車するなり知り合いに遭遇。今日マドレーヌを買いに来たことを話すと、『僕はあまり好みじゃないよ』とのこと。もうひとつ乾パンも美味しいと叔父さんは言うのですが、これについても『なんの味もしないんだよねぇ~焼いてる時の香りはいいんだけど』の一言。参りましたが、味覚は人それぞれ違うので、お隣さんを信じてパン屋さんへ。

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店に入るやいなや。お隣を良く知っているパン屋さんの奥さんが、『マドレーヌ、これからオーブンに入るから、30分後に来て!』と一言。仕方なく今度は広場のBARへ移動。BARで世間話。カスティーリャでは真夏でも、コシードという肉と豆がたっぷり入ったポトフのような料理をよく食べるという話で盛り上がりました。確かに、この地域ならば食べられるはずですが、ガスパチョやフルーツなどをふんだんに使った料理の好きな私は、南部とのコントラストを感じて、会話が特に面白く感じました。

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30分後、ほのかに甘~い香りがするパン屋さんへ。温かいマドレーヌが山盛り焼き上がっていました。マドレーヌ代は絶対に払わせてくれない気がしていたので、BARで飲み物代を払おうとしたのですが、BARのお兄さんも女性からお金は受け取ってくれず。全部買ってもらっちゃいました。温かいままのマドレーヌを1ダース、それに『なんの味もしないという』乾パンも一袋、話の種に伯父さんに買ってもらい、昔この辺りの鳥を、ロゼワインとオイルサーディン、パンのお弁当を持って、よくハンティングをしたという話を聞かせてもらいながら家に戻りました。伯父さんの希望どおり、アルプスに突入したツール・ド・フランス中継が始まる前に、なんだかんだ遅れましたが無事帰宅です。

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マドレーヌと乾パンの味ですが、素朴な甘さ控え目の味付けで、最高に美味しいマドレーヌでした。早速、3個ペロリといただき、パートナーは夜ワインを飲みながら乾パンをたいらげました。伯父さんの味覚を信頼して本当に良かった。大量生産のマドレーヌに慣れている人は、きっともっと脂っこいマドレーヌが好きなのだと思います。素朴な優しい味のマドレーヌを探している人にはオススメです。ウルエーニャに1軒しかないパン屋さんなので、簡単に見つかると思います。


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# by angel-chiho | 2014-07-20 06:05 | Country Life 田舎生活 | Comments(0)
『フィガロ』と『メトロミニッツ』
6月20日発行の『フィガロ』と『メトロミニッツ』という雑誌に、CARMのQuinta do Coa キンタ・ド・コアとCasas de Hualdoカサス・デ・ウアルド自慢のファミリークパージュReserva de Familia レセルバ・デ・ファミリアを取り上げていただきました。

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オーガニックエキスパートの吉川千明さんの記事です。

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こちらが『メトロミニッツ』。東京の地下鉄で配布される雑誌ですが、今回はオリーブオイル特集。オリーブオイル日本の生活に着々と浸透してきていますが、まだまだ曖昧な表記などが多く、消費者の皆さんは何を購入しているのかわからず悩んでいるはず。このような発行物が発信している情報が、もっともっと広く伝わることを祈ります。

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こちらのページで、素晴らしい他社のスペイン産オリーブオイルと共に掲載されています。

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関係者の皆様どうも有難うございました。


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# by angel-chiho | 2014-06-22 23:39 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)





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