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フェルナンド王ゆかりの地
今年から歴史ヒストリーのセクションを設けました。
ブログを読んで下さっている皆さんは、想像がついていると思うのですが、私は歴史大好き人間。歴史から様々なインスピレーションを得ていると言っても過言でありません。心を惹かれる人物のことを知るためには、何千キロも走りますし、大体どこまでも出向いてしまいます。パートナーも同じ傾向があり、この部分は夫婦の共通点でもあります。

先日、スペイン史の中では非常にインパクトのある国王、カトリック王フェルナンド・デ・アラゴンが亡くなった建物を訪問してきました。

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優れた政治家として評価せずにはいられない王で、有名な『マキャベロ』のモデルになった人物だとも言われています。スペインを旅していると、いろいろな場で歴史上の人物ゆかりのモノやスポットを発見しますが、フェルナンド王については、生まれた町から聖霊を受けた杯、亡くなった家まで、とにかく良く記録され残されています。それほど長い間人々が憶えているような人物だったのでしょう。

小学校の歴史の授業で、歴史好きだった先生が、グラナダに残るカトリック両王の墓について熱烈に語ってくれたことを、不思議と憶えているのですが、皆さんもグラナダを訪れたら見てください。彼らの墓地は、理想化された二人の実物大の彫刻なのですが、クッションにのっている頭の重さが違うのです。イサベル女王の頭の方がずっと重くクッションが深く沈んでいるのです。意図的にされたのかどうか分かりませんが、興味深いところです。

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ここがMadrigalejoマドリガレホ。フェルナンド王には優れた占星術師がいたようで、Madrigalマドリガルと言われる場所で亡くなると予言されていたので、マドリガルという町や村には入らなかったと言われています。暖かい地域へ移動している時に、食べ過ぎで病になったようですが、この時期後継ぎ息子を授かるために、あらゆるモノを食べすぎていたのが原因と伝わっています。

写真の中心から左側の建物ではなく、右端にある納屋のような建物が彼が亡くなった建物。勇敢な軍人で華やかなイメージが強いフェルナンド王の死んだ場所としては、貧しいとしか言いようがありません。生地であるSos del Rey Catolicoソス・デル・レイ・カトリコという町は、中世の美しい町で、生まれた宮殿も残っているのですが、そことのコントラストもあり、私にはかなりインパクトがありました。

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建物の外壁に、このように石碑もあり、昔からここを通った人たちは、フェルナンド王の最後の場所を眺めて物思いに耽ったこと間違いありません。そのくらい多くのエピソードを残している魅力ある人物です。好きか嫌いかは別として...

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扉にグラナダの彫刻が飾られているところが印象に残りました。
こんな貧しいところで他界した人物が、グラナダを落城させた人物だなんて思えませんよね。ここは鶴が訪れる地域で、訪問した時は鶴が何千羽と空を舞っていました。フェルナンド王もこんな景色を何度となくこの地を訪れた時に見たのだろうなと、しみじみと感じました。

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今年最初の読書には、彼の後継ぎフワナの自伝を選びました。狂女王として人生の大半の隔離・幽閉され過ごした悲劇の女性です。父親、夫、息子と3人の男性に人生を狂わされてしまった強い女性だったことが、この本で良く分かりました。スペインの歴史もこの女性が母親イサベルのような立場に居られたら、全く違うものになっていたはず。そして、狂女王として全く評価されていないことを残念に思います。フェルナンド王の娘たちへの仕打ちは酷いの一言ですが、歴史の歯車に巻き込まれた人々のよくある不運劇なのでしょう。

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フアナの性格が伝わってくるような美しい肖像画。











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歴史好きの方には、訪れる価値のある歴史スポットのひとつです。

スペイン語の本になりますが、フアナについて知りたい方にはお勧めします。
史実が分かりやすく書かれており、この時代の複雑な人間関係を知るためにとても役立ちます。









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# by angel-chiho | 2015-01-18 06:18 | History 歴史 | Comments(2)
2015年のマイプラン
新年を迎えたと思ったら、もう中旬ですね。またあっという間に一年が過ぎてしまうので、今のうちにマイプランを書き出し、年末振り返った時にどこまで実現できたか確認できるようにしたいと思います。

2015年もマイプラン10
1 今まで撮り続けてきた写真を分類分けして整理。パートナーとの旅行記をまとめられるよう準備を始める。
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2 特に城についてまとめる。(まずはブログで)
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3 不動産の整理。

4 フードビジネスに新しい展開を持たせる。

5 独自フードイベント(品評会)のようなものを実現する。

6 今年は南フランス、シシリー島、バレアーレス諸島が個人的なターゲット。

7 田舎の家の屋根を修理。

8 生もののインポートに挑戦。

9 美術品の整理。

10 関係先のオフィシャルサイトを完成させる。

11 ハーブコースに参加する。

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こんな事を考えながら1月を迎えております。
昨年は義母が亡くなり、色々な事に変化があったのですが、きちっと物事を整理し無駄のない生活を心がけたいと思っています。これら10の項目は、ここで書いてしっかりと実施できるよう自分に義務付けました。







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# by angel-chiho | 2015-01-12 07:02 | Madrid マドリード | Comments(0)
MAQUIAに掲載
有難いことに、またまた雑誌掲載です。
こちらは集英社から発行されている人気美容雑誌『MAQUIA』。2月号に紹介していただきました。

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紹介いただいたのは、ポルトガル産CARMのQuinta do Coaキンタ・ド・コア。素晴らしいスパイシーなオーガニックEVオリーブオイルです。エイジングケアにオリーブオイルは不可欠なものになりました。

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# by angel-chiho | 2015-01-10 22:58 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
2014年年越しディナー
2014年も無事大晦日を平和に迎える事が出来ました。
2年連続でスペインで年越しとなりましたが、Art of Livingを実践している素晴らしいファミリーとともに過ごし、心地よい上質な雰囲気の中で2015年を迎えました。
丁寧に芸術品に囲まれて生活している人たちは、どこかが違います。こういう空気の中に自分を置けることが、一番の贅沢だと思うのですが、本当に無意識のうちに沢山の大切なモノを吸収できるように思います。

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この日のディナーのテーブルセッティングはこんな感じ。一目で気持ちがワクワクになります。義母のテーブルセッティングは、いつも素晴らしい刺繍やレースのテーブルクロスがつきものでしたが、このファミリーはオランダ系でアジアとのつながりが深いので、中国磁器がいつも登場します。

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ドラゴンのグリーンの磁器。私はドラゴンのファンではないのですが、グリーンがあまりに素敵なので、このドラゴン磁器は一目ぼれでした。貝を使った贅沢なマットも、現在では貝が保護されているので入手が困難だそうです。

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飲み物はリベラ・デル・ドゥエロのAtautaとシャンパン。

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クリスマスイブのディナーは、ターキーだったので、大晦日はシーフード。マヨネーズはシェリーヴィネガーの古いものを使って作りました。マヨネーズ作りは私がさせてもらいました。実は、餃子も作って持参しました。焼き方が失敗ですが、とても喜んでいただけました。チリにツナを詰めた珍味は、2015年に輸入をしたいイタリアのグルメ品。超好評でした。

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ピンボケ写真ですが、メインはローストビーフ。こんな上手い焼き加減にするのは困難。グレイビーソースも最高の味でした。日本の肉とは違う味のガリシア地方の牛肉でした。フランス料理のポテトグラタンもシナモンが効いていて美味。

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ディナーの様子を一枚。実はカメラのバッテリーが切れてしまい、仕方なく携帯のカメラで撮影をしました。もっと沢山写真を撮りたかったのですが...
右の女性が、私がスペインで最も尊敬する女性で、現在88歳。とにかくすごい美貌と頭脳を持った女性で、肖像画家として一世を風靡した人物です。昔の著名人の話もしてくれますし、現在開催されている展示会などの話も熱心にしてくれます。パソコンもいつも持ち歩いており、面白いゴシップも写真つきで聞かせてくれました。私もこういう風にしっかりと年を重ねたいと、つくづく思います。

皆さまの夢が叶う年になりますように。

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# by angel-chiho | 2015-01-03 07:55 | Madrid マドリード | Comments(0)
婦人画報 6月号

遅くなりましたが、『婦人画報』でもオリーブオイルを紹介していただいたので記録のために載せさせてください。

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吉川千明さんのアドバイス、本当に的確で役に立ちます。

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# by angel-chiho | 2014-11-28 20:43 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
オーガニックEXPO.ビオファ

11月20日から22日までの3日間、ビックサイトで開催されたビオファというオーガニックEXPO.へ行って参りました。訪問するというよりも、今回は展示者として参加させていただきました。尊敬する美容家でありオーガニックスペシャリストの、吉川千明さんプロデュースのスペースに、ほかの美容関係の素晴らしい商品を扱っている方々と参加。とっても有意義な体験となりました。

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プロフェッショナルな方から一般のお客様まで、オーガニックに関心を持っている人々の集まり。もっともっと深めてオリーブオイルのことも知らせたいと深く感じました。
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『食の哲学』普及協会副理事長の木綿ゆうさんにもお目にかかりました。ステキな方で益々オーガニックということや、食文化について考えさせられました。
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カームのボトルの美しさやグレードの高さも痛感した3日間でした。やっぱり良いデザインのボトルは並べるだけで絵になっていました。





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# by angel-chiho | 2014-11-26 22:51 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
今年もアーリーハーベスト

毎年、恒例になったアーリーハーベストの入荷、無事今年も入荷となりました。今年ははじめてトレドのモノをセレクトしてみました。

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10月に雨がかなり降り、収穫は大部遅れたのですが、なんとかあまり遅れず入荷することができ、まずはホッとしてます。これから皆さんの感想を聞いたりするのですが、不作だと言われているのですが、アルベキーナはいつものようにデリケートでマイルドな風味を出し、アーモンドの素晴らしいアロマを感じさせてくれます。

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250mlボトルだけを限定で入荷。賞味期限は2015年の7月まで。短期間であることは、これがオリーブジュースである証拠。ジュース同様なのでオイルのように、長期間香りを保つことができません。特に搾りたての新しいモノを楽しむためのモノですので、皆さま一日も早くお試しください。

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今年のモノは、何につけたら一番美味しいか色々試してみるつもりですが、まずは美味しいパンとヨーグルトからトライしてみます。パンの種類によっても、オリーブジュースの味はかなり変わりますので、ベストマッチのパンを探すのも楽しいものですよ。

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# by angel-chiho | 2014-11-13 22:44 | Olive オリーブについて | Comments(0)
長友姫世さんのオリーブオイルガイドブック
世界のトップ5に、私が心から感動したEVオリーブオイルを選んでばかりというのに、今度は新潮社から出版となった長友姫世さんのオリーブオイルガイドブックにも、セレクトしていただきました。
マイセレクトオイルが7本、堂々と発表。こんな嬉しいことはなかなかありません。

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作者の長友さんとは、はじめてお会いした時から、同じような感性で通じ合えるものを不思議と感じ、彼女の質問やコメントには、本当のモノを探し尊重する真心を感じました。オイルについての感想も、100%共感できる香りや味のお話。この上なく光栄です。

日本でもっとEVオリーブオイルへの文化が深まる切っ掛けとなるガイドブックだと思います。
オリーブ好きの方見逃さないでくださいね。

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# by angel-chiho | 2014-11-01 22:03 | Olive オリーブについて | Comments(0)
マツコの知らない世界であぶら女子

人気テレビ番組「マツコの知らない世界」で、オリーブオイルテイスターとして日本で本格的にオリーブオイルについての指導をしている長友姫代さんが出演。植物性オイルについて、詳しい情報を伝達。とても楽しいレクチャーでした。

特に嬉しかったのは、世界のベスト5EVオリーブオイルとして、パワジオ倶楽部で直輸入中のCasas de Hualdo"Reserva de Familia"を選んでいただいたこと。長友さんセレクションであれば、誰もが納得するはずです。

番組を見てオーダーをくださった方々をはじめとし、関係者の皆さま、そして特に長友姫代さんの真剣なオイルに対しての活動に感謝します。

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# by angel-chiho | 2014-10-25 21:34 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
Toroの葡萄収穫祭

田舎で開催される祭りの中でも特に好きな祭りがこの葡萄収穫祭。毎年楽しみにしているのですが、なかなか時間が合わなくて何年も見物できずにおりました。

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Toroの赤ワインはコロンブスが南米への航海でも使ったワインとして有名ですが、リベラ・デル・ドゥエロのワインが大人気になった後、Toroのワインも見直され、今では超高級な優れたワインも生む産地となりました。

人々は昔からの誇りを持ってワイン作りをしており、この祭りに参加する人たちは、誰もが自分のワイナリーを小さくでも持っているようです。

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民族衣装を着た子供たちも、この馬車に乗ってのパレードを楽しみにしており、その興奮ぶりがよくわかります。馬車は、その年の葡萄の豊作を感謝するために、葡萄でびっしりと飾られます。この時ロバなどの昔からの飾りをみるのも興味深いもので、昔は動物を飾って周囲の人たちに自慢していたことがよくわかります。

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途中、パレードに参加していた民族音楽グループの友人にも、久しぶりに会いました。フォークロアをメインとして演奏活動をする二人ですが、本当にお祭りなど演奏をしている時が楽しそうです。

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そして、こちらが民族衣装を着た女性群。
この地域は特に「お金持ちの未亡人」と命名されているスタイルの衣装が有名ですが、本当に豊かさを感じられる衣装で、素晴らしい刺繍が見られます。

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こちらのグループも超かわいくて見とれてしまいました。

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来年こそは闘牛もこのお祭り週間にみられるよう、今からスケジュールを調整したいくらいです。

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# by angel-chiho | 2014-10-25 16:18 | Castilla カスティーリャ | Comments(0)
麦畑と渡り鳥
小麦の収穫もあっという間に終わりを迎え、カスティーリャ地方の風景はますます麦の海原と化しておりますが、黄昏の頃、この海原を歩くことは大変な快感であることを実感しながら、この夏は過ごしております。

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フランスの印象派が好んで黄金の小麦畑の風景を描いたことは、ヨーロッパの広い大地に広がる麦畑を見れば誰もが納得できる事ですが、私は体感することも必要だということを、この夏から思うようになりました。
麦わらは一見チクチク刺さるような感じですが、まるで積み木のように畑に散らばる麦わらの塊の上に座ると、日干し煉瓦が生むような独特の温度が麦わらにはあることを発見。座らないと体感出来ないのですが、この上なく居心地の良い温度を発しているのです。これは夕刻の話ですが、多分空気の流れが麦わらに独特の温度を与えているのです。

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麦わらの塊に座ったり、寝そべったりする映画の風景を見ては、ノミのような虫がいないのだろうかとか、刺さって痒くならないのだろうかと懸念したものですが、全くそんな心配は必要なく、逆に快感であることを発見し、小説や映画の光景が極めて自然なものであり、絶好の場であることがわかりました。

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そんな時、遠くに大きな鳥の姿が2羽、悠々と歩いている様子が目に止まりました。パートナーも同時に気付き、お互いに『Avutardaアブタルダ...』 と、呟いてしまいました。日本語では野雁(ノガン)と呼ばれているようですが、北海道の一地域ぐらいにしか存在しない渡り鳥のようなので、日本ではめったに見られない野鳥だと思います。スペイン繁殖する鳥で、昔はハンティングでも珍重されていた美味しい鳥なのですが、現在ではしっかり保護されています。この鳥の狩猟を義兄は楽しんだようで、経験話を聞かせてもらいました。120キロくらい重量のある大きな雄が空から地面に落ちる時の音はものすごいらしく、話を聞くだけでも楽しくなったものです。すごいインパクトなのでしょう。羽を広げると2メートル以上ある大きな雄も居るそうです。写真でも見せてもらったことがありますが、七面鳥の5,6倍の大きさの鳥が、空を飛んでいると想像してみてください。

数年前に20羽くらいの群れを麦畑で目撃したのがはじめてこの鳥を見た時ですが、その後群れが飛んでいる様子も見て、そのあまりの美しさに目を見張ったものです。日本ではあまり渡り鳥の存在に気づきませんが、こんな風に自然が豊かな地域にいると、鳥の存在も価値も違うものになるのですね。


昨日は2羽だけがゆっくりと畑の中を歩いていたので、多分500mくらい遠くに居たのだと思いますが、音をさせずにゆっくりと麦わらの塊に隠れるようにして接近してみました。200mくらいは接近できたと思います。そこから撮った写真がこちら。手前が雄でもう一方が雌です。この後、すぐに雄が羽ばたいてしまいましたが、美しい羽の様子がしっかりと見えました。

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今日も、もしかしたらアブタルダに遭遇できるかと思いながら、夕刻の散歩に出かけましたが、本日はうずらのファミリーにしか遭遇できませんでした。これからはカメラだけでなく、双眼鏡も持参で散歩に出ることになりそうです。美しい野鳥の魅力にすっかり虜になって夏を過ごしております。


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# by angel-chiho | 2014-08-01 05:54 | Castilla カスティーリャ | Comments(0)
Madalenas カスティーリャのマドレーヌ
数日前からカスティーリャの田舎へ来ています。
今年は気候が少し変で、7月15日までは春のような陽気がずっと続いていました。夏休みを7月前半に取った人が気の毒なくらいです。

夏休みしか会わない人たちに、田舎では会うのですが、着いた途端にお隣の伯父さんが、マドレーヌを買いに行こうというのです。勿論、パートナーは全く無関心ですので、昼の12時に待ち合わせをして、隣町のUruenaウルエーニャへ伯父さんと。車のクラーをつけて窓を開けたままで、タバコを吸いながら運転するという面白いスタイルで行って来ました。スペイン語でマドレーヌは、マダレーナと言います。

隣町のこのパン屋、あることはずっと知っていたのですが、誰も特別美味しいという話はしてくれなかったので、長年この店に入ったことはなかったのですが、友人曰く『ここのマドレーヌは、この地域一帯で特に美味しい』というのです。隣町まで10キロくらいですが、往復で20キロ。20キロ運転してマドレーヌを買いに行く事も、スペインでは珍しいことではありません。

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車を駐車するなり知り合いに遭遇。今日マドレーヌを買いに来たことを話すと、『僕はあまり好みじゃないよ』とのこと。もうひとつ乾パンも美味しいと叔父さんは言うのですが、これについても『なんの味もしないんだよねぇ~焼いてる時の香りはいいんだけど』の一言。参りましたが、味覚は人それぞれ違うので、お隣さんを信じてパン屋さんへ。

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店に入るやいなや。お隣を良く知っているパン屋さんの奥さんが、『マドレーヌ、これからオーブンに入るから、30分後に来て!』と一言。仕方なく今度は広場のBARへ移動。BARで世間話。カスティーリャでは真夏でも、コシードという肉と豆がたっぷり入ったポトフのような料理をよく食べるという話で盛り上がりました。確かに、この地域ならば食べられるはずですが、ガスパチョやフルーツなどをふんだんに使った料理の好きな私は、南部とのコントラストを感じて、会話が特に面白く感じました。

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30分後、ほのかに甘~い香りがするパン屋さんへ。温かいマドレーヌが山盛り焼き上がっていました。マドレーヌ代は絶対に払わせてくれない気がしていたので、BARで飲み物代を払おうとしたのですが、BARのお兄さんも女性からお金は受け取ってくれず。全部買ってもらっちゃいました。温かいままのマドレーヌを1ダース、それに『なんの味もしないという』乾パンも一袋、話の種に伯父さんに買ってもらい、昔この辺りの鳥を、ロゼワインとオイルサーディン、パンのお弁当を持って、よくハンティングをしたという話を聞かせてもらいながら家に戻りました。伯父さんの希望どおり、アルプスに突入したツール・ド・フランス中継が始まる前に、なんだかんだ遅れましたが無事帰宅です。

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マドレーヌと乾パンの味ですが、素朴な甘さ控え目の味付けで、最高に美味しいマドレーヌでした。早速、3個ペロリといただき、パートナーは夜ワインを飲みながら乾パンをたいらげました。伯父さんの味覚を信頼して本当に良かった。大量生産のマドレーヌに慣れている人は、きっともっと脂っこいマドレーヌが好きなのだと思います。素朴な優しい味のマドレーヌを探している人にはオススメです。ウルエーニャに1軒しかないパン屋さんなので、簡単に見つかると思います。


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# by angel-chiho | 2014-07-20 06:05 | Country Life 田舎生活 | Comments(0)
『フィガロ』と『メトロミニッツ』
6月20日発行の『フィガロ』と『メトロミニッツ』という雑誌に、CARMのQuinta do Coa キンタ・ド・コアとCasas de Hualdoカサス・デ・ウアルド自慢のファミリークパージュReserva de Familia レセルバ・デ・ファミリアを取り上げていただきました。

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オーガニックエキスパートの吉川千明さんの記事です。

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こちらが『メトロミニッツ』。東京の地下鉄で配布される雑誌ですが、今回はオリーブオイル特集。オリーブオイル日本の生活に着々と浸透してきていますが、まだまだ曖昧な表記などが多く、消費者の皆さんは何を購入しているのかわからず悩んでいるはず。このような発行物が発信している情報が、もっともっと広く伝わることを祈ります。

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こちらのページで、素晴らしい他社のスペイン産オリーブオイルと共に掲載されています。

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関係者の皆様どうも有難うございました。


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# by angel-chiho | 2014-06-22 23:39 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
グアカモーレ 改訂版
以前もメキシコの定番料理のグアカモーレについては、話をしたことがあると思うのですが、今日はしっかりレシピをご紹介します。

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これが一番シンプルな完成品。
メキシコでは、アボガドオイルを使用するようですが、ご存知のように私の場合、オイルは自分で訪問し信頼出来るオイルメーカーのものしか使わないので、EVオリーブオイルのスパイシータイプを使います。今日は、CARMのQuinta do Coaキンタ・ド・コアを使用。


グアカモーレでもうひとつ重要な材料は、唐辛子!!フレッシュなものがオススメですが、もし手元にない場合は、唐辛子パウダーなどで代用できます。スペインには世界一美味しいスモークパプリカ=ピメントンがあるのでピメントンパウダーを使う人が多々います。私は最近フレッシュなものプラスピメントンで作ります。






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グアカモーレ作りに必要な道具はこちら。本当は石のすり鉢がベストですが、我が家にはスペイン産のマヨネーズ用のすり鉢があるので、そちらを活用しています。右側のすり鉢はアンダルシアの蚤の市で見つけた古いもの。サイズが大きいので、グアカモーレ作りに気に入っています。








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材料:
アボガド         大1個
イタリアンパセリ    大さじ1  みじん切り
コリアンダー       大さじ1 みじん切り
唐辛子(グリーン)   1本 みじん切り 
新玉ねぎ         小 半分  みじん切り
フロール・デ・サル   小さじ 1.5
レモン汁         1個分 
ブラックペッパー    少々
EVオリーブオイル   大さじ2~3   
オプション:
ピメントン        小さじ1 (スイートタイプでもスパイシータイプでもお好みで)
*レモンでなくてライムがあれば、より理想的です。




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作り方:
1.アボガドをすり鉢に入れてペースト状になるまで潰す。途中、すり鉢が滑るようであれば、パセリ、コリアンダーとフロール・デ・サル、唐辛子などを入れて潰す。
2.お好みのペースト状になったら、EVオリーブオイルとレモン汁をプラスし混ぜ、味を整え完成。(ピメントンを加える場合はここで加えてください)
3.オプションですが、トマトのみじん切りをプラスすることも可能です。トマトは必ず皮をむき、種をとる。

典型的な食べ方は、ナチョスのようなチップのディプとして使う食べ方ですが、このディプ非常に万能です。ヘルシーな食べ方としては、スティック野菜などにつけること。どんな野菜にも合いますので、是非お試しください。勿論、ポテトチップなどには最高です。
また、白身の魚、ローストチキン、スチームチキンなどのソースとしても使えます。
サンドイッチにも最適。 淡白な食材には何でも合うはずですので、皆さん色々試してみてください。チーズとの相性も抜群です。



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今日はおつまみに、乾パンと共に。

これからのシーズン大活躍する一品です。
我が家の冷蔵庫には、かなり頻繁に入っているディップ。朝食にもなりますので、是非沢山作ってお楽しみください。


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これがお勧めのスモークパプリカ=ピメントンです。
ご希望の方は是非パワジオ倶楽部・前橋にお問い合わせください。
www.powerdio.com












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# by angel-chiho | 2014-06-19 08:07 | My Kitchen レシピ付き | Comments(0)
Restaurante La Botica
カスティーリャ・イ・レオン地方で料理といえばローストが代表的なのですが、最近地元の肉以外の食材を重視して活動しているステキな若いシェフ,Miguel Angel de la Cruzに注目しています。お父さんは伝統的なローストを作りながら、息子さんは特に松の実をふんだんに使った創作料理を、カスティーリャのチャーミングな田舎町で提供しています。京都の大切な友人と行って来ました。ミシュランのスターシェフでもあります。

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ちょうど日本から帰ってきたばかりの彼。楽しそうに日本のことを話してくれました。ちょうど京都からの友人と彼の料理をわざわざカスティーリャの田舎まで食べに行ってくれたことを、本当に喜んでくれました。

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まずは、白ワインで有名なルエダで醸造されているアモンティーヤード風のワインから。個人的にルエダの白はあまり好みでないので、この新しいシェリータイプのワインがとても気に入りました。白ワインは、Somontanoを頼んだのですが、Somontanoの軽い甘さが料理にピッタリでした。

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美しい彩りの前菜。うずらのエスカベッシュが、独特の玉ねぎの酢漬けなど、カスティーリャの伝統料理なのですが、モダンなプレゼンテーションと洗練された味付け。ハーブの使い方も抜群でした。

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私はこのピンクの彩りの料理が出ると元気が出るのですが、皆さんそんなことありませんか。
トマトの赤もいいのですが、気分のトーンが上がるのは紫系のピンクだと思うのですが...

この前菜を食べるために飲みに行きたいレストランです。











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こちらはカスティーリャ産のマスのマリネ。
ソースにはキノコが使ってあったはず...よく憶えていません(すみません)
ここまで洗練されている味の料理は、絶対に自宅では作れないので、まったく使われている材料を覚えておりません。


野菜も不明


アイスは松の実を使った絶品のアイス。
まさかマスのマリネにアイスがこんなに合うとは思いませんでした。


今回のメニューの中で一番美味しかった一品のひとつ。









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カスティーリャ産のホワイトアスパラ。勿論、最高に美味。フェンネルなどのハーブの使い方が素晴らしい。
青い✿はボリジ。夢のような味わい♡










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本当はこのお料理の前にベビーグリーンピースの一品があったのですが、なぜか写真が見つかりません。京都の友人はそれが一番気に入っていました。  
こちらの一品は、カイヨスというトリッパ料理の味付けで作っているなんとキノコの料理。このキノコ、ゼラチン系の食感で味は特にないのですが、楽しい一品でした。


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こちらはブラッドソーセージを使ったカップ料理。
モルシーリャ好きには、ちょっと物足りないかも...私はブルゴスのお米入りのモルシーリャが大好きなので、このパフェ風のモルシーリャは、話の種に食べるのならOkですが、伝統的な調理法の方が好みです。


若いシェフなので、こんな冒険があるのもアミューズとしてはいいかも。

















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カスティーリャを代表する豆料理。
伝統的な調理法だと、かなりヘビーな料理ですが、ここでは軽くて美味しい!
キノコもカスティーリャ地方の珍しいものが入っていました。


スペインで最も高評価されているガルバンソーは、カスティーリャ産のものですので、是非一度カスティーリャで豆料理は食べるべきだと思います。夏は暑いので苦しいかもしれませんが、ここの豆なら大丈夫かも。















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肉はこの子牛の肉だけ。
上品なフォンドボーと時間を掛けて火を通した肉の食感は最高でした。


ここでも葉っぱの使い方がお洒落。
よく憶えていませんが、とても葉っぱの香りが肉にマッチしていました。





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シェフ自慢のデザートは、松の実を色々な成長段階で使っている松の実アイス。

グリーンの方は、松の実がグリーンの状態の時のものを使っています。ここでは、松の実をその場で松ぼっくりからすりおろしてくれるのですが、このグリーンのものの、松やに風味と苦さは最高です。苦いモノに目がない私には理想的な香りと味。

この青い松の実の風味は、超オススメです。









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食後のアミューズも良かったです。

ここでも松の実が登場。

焼き菓子もカスティーリャの伝統焼き菓子をアレンジしたもので、ラードが入っているかもしれませんが、軽い心地よい甘さのお菓子でした。しっかりみんなで完食しました。


7月に再度行こうと思うのですが、その時メニューが新しくなっていなかったら、お父さんの伝統ローストにしょうかと思っています。また言ったらリポートします。







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# by angel-chiho | 2014-06-09 07:15 | Castilla カスティーリャ | Comments(2)
オリーブ農園CARMでのランチ

先日ポルトガルのオリーブ農園CARMを訪問。今日はその時の様子をお伝えします。

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この農園とのお付き合いも早いものでもう7年。何度訪問しても新しい発見、進歩、そしていつも変わらないホスピタリティと、大切にしたいものが揃っているところです。今回はCARMのオイルを結婚式の引き出物にも使うほどのファンSさんとの訪問でした。

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オーナーのロボレド氏が自らオイルのテイスティングを準備してくれました。今年CARMは受賞ラッシュが続いており、記録的な年であったことをとても喜んでいました。私も7年間のお付き合いで彼らが作り上げるオリーブオイルを繰り返し試しておりますが、2013-2014年度のものが最も複雑で香り高いものであるように思います。ワインなどでは普通に感じられるベリー系のフルーツの香りが、今年のオイルにはありとても驚きました。奥深い色々なアロマや味の重なりあいは、この土壌と自然が生んでくれること間違いありません。






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オイルのテイスティングをしてからランチへ。ラベンダーを使ったお洒落なテーブルセッティング。ロボレド氏の繊細さが感じられるセッテイングです。色々なオリーブオイル農園を訪問と、それぞれのオーナーの趣味が分かりますが、ロボレド氏は特に芸術品を愛する紳士で、オイルやワインにその趣味がしっかりと反映されています。

私のパートナーの実家も同じように芸術を大切にする人たちだったので、私にとっては一番居心地の良いオリーブ農園です。同じような価値観の人とは、感じる部分が共通なので、なぜか共通の事がいつも感心しています。

昨年くらいからメイドさんもとても料理上手な女性です。メイドさん選びもロボレド氏がしているのですが、もう81歳になったそうです。こんな元気でクリエイティブな人生を私も送りたいものです。




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まずはアペリティフから始まり。
どんぐり豚の生ハムに、トラスウスモンテスの美味しいチョリソやパン、そしてチーズ。勿論、ジャムもホームメイド。マーマレードやマルメロのジャムが実に美味。ホームメイドならではのお味です。


江戸時代に相当する年代の女神の像に、アンティークの陶器、そしてポルトガルの伝統的な椅子。ここではいつもアンティークの話題に火がつきます。美味しいものと一緒に美しいオブジェの話をするほど、楽しいことはありません。









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こちらはCARMのグルメ商品。パワジオ倶楽部でも販売していますが、今年はもっとバリエーションを増やすつもりです。オリーブペーストから始まりドライトマト、アーティーチョークなど、全部食べたいのですが、まだアペリティフ。あまり食べないようにコントロールしました。






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まずはこれくらい。キンタ・ド・ビスパードの白ワインを飲みながら...
ここでの会話はスペイン語とポルトガル語、プラス英語となるので、よく何を食べ何語を話ているのか分からなくなります。

それにしても美味しいオリーブペースト...グリーンもブラックも最高です。
日本にも入荷しますので、どうぞお楽しみに。









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さぁ食事。まずはポルトガルの代表的なスープCaldo Verde。グリーンスープという意味ですが、ケールの千切りがふんだんに入っています。スペイン北部ガリシアでも同じようなスープを食べますが、ガリシアではよく燻製のラードを香り付に使います。ここではEVオリーブオイル100%なのでヘルシーになってます。濃厚で美味しい最高のじゃがいもベースのスープだと思います。




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メインディッシュは、ポルトガル北部を代表するタラ料理、Bacalao com broa。ブロアというトウモロコシのパンを使ったタラの料理なのですが、ここで食べるのが一番美味しい一品です。私はポルトガル料理のファンなので、色々な場所で食べていますが、この一品については、このファミリーのものがベスト。ポイントはふんだんに上質のEVオリーブオイルを使うことだと思います。一般的なところでは、ここまで上質なオイルは使用されていないので、こういう味は出ないのです。

いつ食べても本当に美味しいお料理。ポルトガルでは、一年の365日毎日タラ料理を食べても同じ料理はないと言われるくらいタラ料理のレシピが豊富。その中でもお気に入りのタラ料理となりました。








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デザートは定番のチョコレートムース。100%EVオリーブオイルだけで作ります。皆さん今度チョコレートムースを作る時に、是非CARMのオイルを使ってムースを作ってみてください。バターでなくても、嘘のように濃厚な美味しいチョコレートムースが出来ますよ。

今日はこの辺で失礼します。農園の様子はまた後日。



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# by angel-chiho | 2014-06-07 08:59 | Olive オリーブについて | Comments(0)
PastranaとPrincesa de Eboli
20年ぶりにパストラーナという美しい町へ行って来ました。

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初めてここを訪れた時は、スペインルネッサンス期の歴史に興味があり、当時の優秀な建造物を見ることが目的だったことを憶えています。ここはフェリペ2世の愛人だったとも言われるAna de Mendozaアナ・デ・メンドーサ=Princesa de Eboliが幽閉されたことでも知られており、想像を巡らせるには最適な町なのです。

肖像画などを見て、あまりにも絵から出ているオーラがすごいので、惹かれてしまう歴史的人物がいると思うのですが、彼女は特にそういうタイプの人物です。スペイン絵画の世界で、ルネッサンス期のその美しさにインパクトがある女性というのは、特に数少ないように思います。何度見ても見とれてしまう不思議なパワーがある肖像画なのです。







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(画像はウィキペディアより)



こちらがその肖像画です。これだけ繊細な美しさを表現しているスペイン絵画は少ないと思います。なんとも表現できないスペインの空気に覆われた、デリケートな美の世界なのです。画家も不明なこの絵画、スペイン肖像画の中では傑作の一枚だと思います。もっと評価されてもいい一枚のひとつです。

こんな美しいミステリアスな女性が、封建時代このパストラーナの町領主であり、この立派な建物の所有者だったのです。フェリペ2世にまつわるブラックヒストリーのひとつに、ある殺人事件があるのですが、その事件に巻き込まれ、彼女は最終的にここに幽閉され亡くなります。フェリペ2世とは血縁関係にあり、宮廷でもスーパースターであった彼女が、最後にどんな日々を過ごしたのか...1ヶ月くらいこの町に滞在して、あれこれ想像したいものです。






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建物にひとつだけ以上に大きくて豪華な鉄格子が付いています。ここがアナの幽閉されていた部屋であり、フィリペ2世の命令で、この鉄格子が設置されたそうです。唯一、この鉄格子を通して世の中を見ることが許されていたのです。彼女がこの鉄格子の窓辺に立ち、誇り高く町の人々を見ていたように思えます。最後は外に出ることもなかったかもしれませんが、そんな奥にこもってしまうような性格には、私には見えない女性です。

アナは聖女テレサとの関係も深く、このパストラーナの町にカルメル会修道院も創立させています。アナと聖女テレサの関係は良くなかったようですが、このルネッサンスの宮殿の鉄格子付き窓からは、しっかりとカルメル会の修道院が見ることが出来るのです。複雑な心境だったことでしょう。







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アナの遺体は、カルメル派の修道院にはなく、パストラーナの町にあるメンドーサファミリーのパンテオンに埋葬されています。さすが名門家の墓と言える立派な教会です。アナという女性に興味がある人は、必見の場所であること間違いありません。

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パストラーナを含むこの辺りのことをLa Alcarriaラ・アルカリアと呼びますが、この地域についてノーベル賞作家のカミロ・ホセ・セラが"Viaje a la Alcarria"『ラ・アルカリアへの旅』という旅行記を残しています。1948年の作品なので、ルネッサンス期の宮殿も当時は廃墟のようになっていたそうで、内部のカラフルなタイルについてセラの語りが印象的です。20年ぶりにラ・アルカリアを訪れ、またセラの旅行記が読みたくなりました。

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# by angel-chiho | 2014-05-16 08:10 | History 歴史 | Comments(0)
チミチュリChimichurri ソース
すっかり夏のような陽気になって来ましたが、今年の春は雨不足。地中海沿岸では、既に農作物に被害があるそうで気の毒です。

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我が家の食事はサマーフードになって来てます。今年全面的にオススメしたいソースのレシピを、今日はお伝えします。アルゼンチンのバーベキューソースで【チミチュリ】という可愛い名前がついています。これが野菜、魚介類、肉、パンなど、なんにつけても美味しい万能ソースなのです。

写真で見てのとおり、フレッシュハーブとスパイスがふんだんに入っています。これをそのまま掛けてもいいですし、タレのように肉や魚を下漬けして焼いてもいいのです。サンドイッチなどのソースにしても最高。とにかく、何にでも掛けてまずは食べていただきたいのです。

ハーブやスパイスは、ミキサーにかけてもいいですし、手作業でみじん切りにしてもOK.我が家では冷蔵庫に作り置きしておりますが、大体1週間くらいで使い切る量を作っています。





チミチュリソースの作り方

材料: 

1/2 カップ  EVオリーブオイル
1/2 カップ  シェリービネガー
30g       新玉ねぎのみじん切り
1片        にんにくのみじん切り
大さじ2     イタリアンパセリのみじん切り
小さじ1     オレガノ(ドライでもフレッシュでもOK)みじん切り
1本       フレッシュとうがらしのみじん切り
小さじ1半   海塩 (フロールデサルの場合は、小さじ2)
小さじ1     ペッパー
小さじ1     クミンシード (すりつぶし)
大さじ1     コリアンダーのみじん切り

作り方: 全ての材料を、保存可能なガラスの容器に入れよく混ぜる。みじん切りになっていない場合は、フードプロセッサーかハンドミキサーで材料全体をブレンドする。粗いブレンドでOK.

混ぜあわせてすぐに使うことも出来ますし、数時間寝かせてから使ってもOK.冷蔵庫で保管。


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このソースのポイントは、フレッシュなハーブを使うこと。パセリ、コリアンダー、オレガノ、一年中フレッシュなものが手に入る難しいハーブではないので、誰でもどこでも作れると思います。オリジナルのチミチュリは、パセリだけの場合が多いので、コリアンダーが苦手な人は加えなくても大丈夫です。



元々バーベキュー用のソースなので、炭火焼きのお肉が焼きあがったところに、このソースを掛けて食べるのが定番ですが、我が家で本日は、このソースにチキンを1時間くらい漬けにして、それから同じソースを活用してフライパンでソテー。焦げ目がつくようにしっかりと焼いてみました。最高に美味。







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今日はチキンを使いましたが、ビーフでもポークでも特にBBQには最高のソース。

ただ、毎日炭火焼きをするのは大変。私のようにフライパンでソテーをした肉にのせても、茹でた野菜にかけても、とにかく美味しいです。


にんにくや唐辛子の量は、お好みで増やしてください。レシピの量だと、辛いソースにはなっていません。唐辛子はほぼ香りづけのような感じで入っていますが、倍くらいの量にするとピリピリ感が出ると思います。

ホタテやエビ、イカにもとても合うのでお試しください。







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これはゆでたじゃがいもにチミチュリソースを掛けたもの。
こんな風にカラフルなので、急なお客様の時にも非常に便利。EVオリーブオイルとヴィネガーを掛ける、普段のドレッシングに、夏はやはり少し工夫を加えてカラフルなお料理にしたいものです。

色々な食材に掛けて楽しんでみてください。
誰もが大ファンになること間違いなしの、万能ソースです。上質のEVオリーブオイルを使ってくださいね!




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# by angel-chiho | 2014-05-14 05:44 | My Kitchen レシピ付き | Comments(0)
雑誌RAYレイでのご紹介
キンタ・ド・コア、またまたご紹介していただきました。有難うございました。

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# by angel-chiho | 2014-04-30 00:12 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
日本へ紹介したいオリーブオイルを選ぶ時

過去10年間くらい真剣にオリーブオイルのクオリティーにこだわって、色々オリーブオイルについて勉強調査し、オイルの試飲も数多く出来るように努力していますが、何を基準にオイルを選ぶかというと、やはりそれはオイルのクオリティー、特に味や香りの奥深さ、そして何より感動させる力があるかないかだと思っています。

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過去2年間、オリーブは特にスペイン、ポルトガルでは不作の年だったので、感動するほどの旨さのオイルがなかなかありませんでした。今年はようやく2年ぶりに天候に恵まれ、ハイクオリティーの素晴らしいアロマのオイルが完成。日本で紹介していても何より嬉しい、お客様の満足した表情を何度も見ることが出来ました。


優れたオイルの背後には、やはり優れた人材、献身的な仕事ぶり、諦めない精神などが見受けられます。色々な農園を訪問し、多くの作り手の方々と話をしていますが、違いを感じる人からは、揺るぎのない精神を感じますし、オイルと同じような奥深い人間性と真面目さを感じます。こういう人間性が必ずオイルにも反映されていると思うのです。個人的には、作り手のセンスにも私は注目しています。味覚はやはり感覚です。感性の良さも必ずオイルに表現されます。




オリーブは厳しい環境で栽培されているものが多く、膨大な栽培数が必要な自然だよりの超肉体労働が必要なもの。農家の人ならば誰もが知っている苦労だと思いますが、機械化されていない伝統栽培の世界は、本当に強い精神を持った人たちでないと守れないものだと感じます。

おまけに何百年もの間、守られてきたオリーブたちには、計り知れないパワーが備わっているはず。オリーブオイルの中のそんなポテンシャルを見ながら、いつも日本向けのオイルのセレクションをしています。




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# by angel-chiho | 2014-04-27 01:10 | Olive オリーブについて | Comments(0)
さくらんぼ園訪問

今年の春は暖かいですね。Semana Santaの恒例行事も何年ぶりかで、ほぼ全て実施出来たのではないでしょうか。日本から戻って2日後、大急ぎでTejeroファミリーの、さくらんぼ農園を訪問してきました。

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さくらんぼと栗を栽培している農園なのですが、Extremaduraの素晴らしい山の標高700mくらいの場所で少しづつ農園を広げています。

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あまりにも早く暖かくなったので、予定よりも早く訪問して正解でした。あと2,3日遅かったら葉っぱが多く出てしまっていて、グリーンの色がきっと強くなっていました。写真のための訪問だったので、急いで行って良かったです。こんなまるで印象派の絵画に出てきそうな風景が観られました。

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さくらんぼや栗の栽培についても、興味深い話をたくさん聞かせていただきました。さくらんぼにも沢山の種類があることを知りました。200キロくらいの場所で栽培されている品種が、必ずしもこの農園に合うとは限らないので、色々な品種を試しているそうです。大きさもしっかりと分けているそうで、かわいい装置も見せてもらいました。

もう花も散り、どんどんと実が大きくなり始めているはず。6月には、この農園のさくらんぼが今年は食べられそうです。さくらんぼが届いたら、またブログに書きますね。

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# by angel-chiho | 2014-04-21 04:28 | Country Life 田舎生活 | Comments(0)





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