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オリーブの漬物用ハーブ

オリーブについては、古代から地中海世界に密着しているので、深く調べれば調べるほど発見があります。11月珍しくスペインに滞在していたので、アンダルシアのハエンを訪問したのですが、面白い発見がありました。

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秋から冬に露店の栗売りが各地に存在しますが、これは世界一のオリーブの産地ハエンのスタイル。栗を炭焼きにして販売しているのですが、同時にオリーブの漬物用グッズも販売中です。ちょっと変わったいい加減な作りの道具は、オリーブに切り身を入れる道具。オリーブは非常に苦いので、テーブルオリーブにするには、苛性ソーダに漬けて苦味をとるか、長い時間をかけて塩漬けにしてからでないと、食用テーブルオリーブにはなりません。

日本では、ここ数年苛性ソーダを使うオリーブの漬物が流行っていますが、本格的に美味しいテーブルオリーブは、やはり塩漬け。苛性ソーダは使いません。

この道具を利用して、しっかりオリーブの実に切り目を入れると、短時間で苦味をとることが可能になるのです。

私はあちこちをオリーブの産地を訪問していますが、このような道具探しも地域別にしているので、この原始的な作りの道具もヒット商品。10ユーロくらいだったと思うのですが、このタイプのものは他に持っているので、これは買いませんでした。おじさんは色々説明してくれたのですが、私がしっかりと使い道を知っていたので、がっかりした様子。知らんぷりして、話を聞いてあげればよかった。ヽ(;▽;)ノ

c0213220_7241448.jpg勉強になったのは、こちらのハーブ。何かわかりますか?日本ではあまり使いませんが、こちらはフェンネル。綺麗な黄色い花を咲かせるハーブで、色々なパーツが使えるスグレモノ。

これも漬物に使うのです。フェンネルなら何でもOKと思っていたのですが、それが大間違いでした。オリーブの漬物用フェンネルは、野生のものでないとダメだそうです。山に自生しているものの、茎の部分を選んで使うようアドバイスされました。ハエン訪問、本当に参考になりました。しっかりこれからは、野生のフェンネルを使って漬物をつくりま~す。



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# by angel-chiho | 2014-01-07 07:29 | Olive オリーブについて | Comments(0)
マドリード蚤の市、エル・ラストロ
元旦からマドリードはずっと雨だったので、どこにも行けませんでしたが、やっと今日は雨が上がりました。先週行く予定だった蚤の市へ直行!!!籠っていたのでウキウキ気分で出掛けました。

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すごい人ごみのように見えますが、それほど酷い混み合いではなかったのです。それにしても、こうして写真で見ると、ブラック系の衣類を着ている人の多さに驚きます。日本だったら、もう少しカラフルな光景が撮れるように思うのですが...

不景気も影響しているのか、高齢の人が多いようにも思いました。きっと若者はショッピングセンターを好むのだと思いますが、それにしても若者が少ない...

何箇所か知り合いのショップがあるので、いつも幾つかの物をお願いしてあります。今回は、私好みのクリスタルが入荷としたということで連絡があったので、急いで行って参りました。










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今日は寒くて歩いていないと、すぐに凍えてしまいそうでした。色々な露天商を見るのも大急ぎ。モタモタしないで、自分の目を信頼して、目に入ってくるものだけをじっくりと観察。結構いい発見がありました。(*´∀`*)

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こんな古い陶器や彫刻を扱う店から、もっとモダンなアレンジを家具に施した店まで、あらゆる趣味の人が集まるよう、ありとあらゆるスタイルの店が混在しています。お洒落なショップも多いのですが、相変わらず昔からの、ガラクタ屋さんもあります。忍耐力があれば、ガラクタ屋をもっと楽しめるのですが、すごいホコリの中、あまり宝探しをする気力は、私はあまり備え持っていないようです。

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こちらが私のお気に入りの店。現在は、お洒落な雑貨屋さんみたいなショップですが、以前ここでは乾物とオリーブオイルが販売されていました。そのままの外観を残しており、ドアなんかはあまり閉まらないくらいボロなのですが、味があって大好きなところです。多分、マドリードに存在した最初のオリーブオイル専門店。こんな外観はず~っと守ってもらいたいものです。

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このショーウィンドウは、蚤の市系のところではなく、歴っとした骨董店のもの。彫刻に目がないので、どうしてもこういうショップは見逃せません。マリアさまのお顔も素晴らしかったのですが、両側で燭台を支える天使に惹かれました。大きさは高さ1m20cmくらいの置物ですが、スペインの伝統的なインテリアには、絶対に欠かせないアイテムだと思います。いいなぁ~こんなの。

すっかりクリスタルの話をすることを忘れましたが、お目当てのものは想像以上に美しく、しっかりと買って参りました。後日ご紹介します。

蚤の市で楽しい一日でした~。


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# by angel-chiho | 2014-01-06 09:48 | Comments(0)
Feliz 2014! 新年明けましておめでとうございます。
皆様、新年明けましておめでとうございます。
すっかりご無沙汰しておりますが、無事健やかに新年を迎えることができました。
夏以降、忙しくてブログを書くチャンスを逃していましたが、今年はまた色々書きたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

2013年は、非常に充実した一年でした。
ポルトガルの大好きな修道院での滞在から始まり、12月は日本からのスタッフ訪問などがあり、オリーブ農園訪問とスペインのカントリーサイドで過ごして締めくくりました。年始も年末も暖炉で癒されて過ごすことができたので、とても良い効果があったように思っています。

こちらはポルトガルの修道院での年始。

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こちらは年末を過ごしたスペインのカントリーサイド。

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今年も色々とプロジェクトを企画しているので、お正月から意気込んで活動しています。
皆様もどうぞ素晴らしい一年をお過ごし下さい。

たくさんの新しい人生の扉が、次々に開いて行きますように。

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# by angel-chiho | 2014-01-04 07:17 | Madrid マドリード | Comments(0)
Casas de Hualdoの東京での展示会

10月1日東京のホテルニューオータニにて、スペインのプレミアムオリーブオイルカンパニーCasas de Hualdoの展示会を開催。

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# by angel-chiho | 2013-12-26 09:33 | Project プロジェクト歴 | Comments(0)
ヨーロッパ最古のオルガン
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前回に続いてサラマンカの話になりますが、二十数年ぶりでカテドラルもゆっくりと訪問したので、ヨーロッパ最古のオルガンもじっくりと見学出来ました。

スペインが世界一のオルガンの宝庫であることは、以前も書いたような気がするのですが、カスティーリャ地方を旅していると、本当にその膨大な数には目を見張るものがあります。どんな小さいな村や町へ行っても、教会が破壊されたような歴史を持っていなければ、美しいオルガンが残っています。

私は古楽器ファンなので、以前ルネッサンス期の音楽の仕事に関わった時、オルガンについては専門家にかなり教えていただきました。このような15世紀のオルガンは、極めて数が少ないのですが、スペイン各地に幾つかまだ残っています。家具としての価値も見逃せないのですが、ムデハル様式という、スペインで花開いたアラビア文化の影響が強く表れています。


いつか生の演奏も聴いてみたいものです。このオルガン、Anaya家のチャペルに残っており、カテドラルの古い方を見学すれば見ることが可能です。確か、このオルガンの修復費用は、美智子妃殿下の援助があったと聞いています。妃殿下もサラマンカを訪問した際、このオルガンを見て、きっと音色が聴きたくなったのではないでしょうか。日本人として誇りを感じられる文化に貢献する行為ですね。

日本から語学の勉強などでも、サラマンカは訪問する人が多いはず。必ず訪問して、500年以上も古い楽器が残っている奇跡を体験してもらいたいと思います。

サラマンカには、まだまだ興味深い楽器があるので、それについてはまた次回。

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# by angel-chiho | 2013-08-17 06:51 | History 歴史 | Comments(0)
VillalarからSalamancaへ

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スペイン史の中心的存在であったカスティーリャ地方に滞在していると、何かと歴史上のエピソードに巡り会います。先日ちょっとコースを代えて道を選んだら、Villalarヴィヤラールという有名な戦いのあった町に辿り着きました。ここは16世紀、ベルギーから来た新王カルロス5世に不満を持ち、反乱を起こしたロス・コムネロスと呼ばれるカスティーリャの名門騎士3人が、最後の戦いに負け処刑された場所。歴史好きにとっては、最高に物思いにふける事が出来るところです。


江戸時代の日本に、外国から天皇家の血縁者が来たとしたら、それはそれできっと大事件だったはず。スペインの場合、正統な王家の血筋が耐えてしまい外国に嫁に行っていた王女が、女王として戻ることになったくらいですから、それだけでも問題大ありなことは想像してもらえると思いますが、そこにスペイン語さえも当初話せなかった王女の息子が王としてやって来たら、地元の人々には耐えられないことが多々あった事でしょう。


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そんなことを思いながら、次の日サラマンカへ行ったのですが、そこでもコムネロスに関する興味深い発見がありました。(写真はウィキペディアより、コムネロスを描いた19世紀の絵画)

スペインは日本ほど歴史マニアはいないように思います。16世紀コムネロスのように、王家存続を危うくさせるような暴動を起し、見せしめのために処刑されてしまった名門騎士が、日本の歴史上にいたとしたら、ドラマ化されすごいファンがいること間違いなしなのですが、スペインではほぼ忘れられています。


私は特にこういう悲劇のヒーローに惹かれてしまうので、サラマンカでの発見は感動ものでした。

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運良くカテドラル・ヴィエハ(古)とヌエバ(新)が、サラマンカの町では共存していますが、ヴィエハの方の中庭を囲むように存在するチャペルのひとつに、処刑された騎士の一人Maldonadoマルドナード家のチャペルが存在し、そこに反逆者マルドナードも埋葬されているのです。それだけならば驚きくらいなのですが、このコムネロスの反乱にまつわる者や建物までもが破壊されてしまったために、彼らゆかりの物は残っていないのです。

ところが、このチャペル内にマルドナードがヴィヤラールの戦いで使った旗も、遺体と共に残っていたのです。勿論、布なので、かなりダメージは受けていますが、私が知るこのような戦場で使われた旗の中では、状態が良い方に入ります。旗を付けていた棹のようなものは、完璧なコンディションで残っており、サンティアゴ騎士団のメンバーであったことを告げる、ホタテ貝の模様がしっかりと刻まれています。

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説明によれば、ヴィヤラールで処刑された後、彼の遺体は夜家臣の手でサラマンカに運ばれ、マルドナード家のチャペルに静かに運ばれたそうです。こういうストーリーには、どうしても泣けてしまうのですが...おまけに、彼が使った旗まで実際に目にしてしまうと余計です。

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カルロス5世は亡くなる寸前まで、この3人の騎士を処刑したことを後悔していたと聞いています。サラマンカ、セゴビア、トレドの名門騎士が反乱を起こすということは、相当な危機です。セゴビアの町の中心には、Juan Bravoホワン・ブラボの銅像が、今でも誇らしそうに立っています。トレドのPadillaパディーリャ家の屋敷跡には、屋敷を壊した跡に塩まで撒かれたと聞いていますが、今はトレド大学の建物になっています。サラマンカには、幾つかマルドナード家の建物がありますが、代表的なのが町で一番有名なルネッサンスの建物Palacio de las Conchasと呼ばれる、貝が壁面に無数についた屋敷で、今は図書館。この建物は全壊はしていませんが、塔のひとつは破壊されたそうです。

(チャペルのある祭壇もルネッサンス期の美しいものでした)

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無念のうちに亡くなった騎士のどんな思いが、あの旗には染み込んでいるのでしょうか。カスティーリャの誇りを掲げた騎士だっただけあり、今日では『カスティーリャの日』として祭日になっており、催しものが毎年開催されるのは、ヴィヤラールの町で、3人の騎士が処刑された4月23日となっています。


(写真は、マルドナード家の美しいチャペルの前で、物思いにふける私)

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# by angel-chiho | 2013-08-13 05:01 | Castilla カスティーリャ | Comments(2)
この夏の読書

また本の話になりますが、夏の楽しみのひとつは読書。皆さんも夏休み用の本を選びますか?

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私はカスティーりァ地方に滞在している時は、できるだけこの地域の事を書いた本を探しています。数年前から読みたいと思っていた本が、やっと図書館で入手できたので、今楽しんでおります。よくブログでも書いているToroの町には、素晴らしい美術のコレクションがあるのですが、その中でもナンバーワンの作品がこちら。おそらくブルージュの工房の16世紀の作品。

この絵には、ハエが描かれているのですが、それがあまりに精密で、本物が絵に止まっているように見えます。ハエの他にもカエルやイモムシなど、ミステリアスなものが書かれている傑作中の傑作。私ももう何度となく観に行っていますが、見れば見るほど感動し不思議さが増す絵なのです。作品のポピュラーな呼び名もVirgen de la moscaハエのヴァージン。それくらいハエが重要な絵なのです。

そんな超有名な傑作をめぐって、教会=バチカンとアート界の裏事情を扱ったのが、この本なのですが、グラナダから始まり、マドリード、カスティーりゃ地方へと移動しながら、いつも行く場所が書かれているので、かなり楽しんで読んでおります。


もし、カスティーリャを訪れるチャンスがあったら、必ずToroのColegiataに保管されている、この作品は見学することをオススメします。必見です。ヴァージン=聖母マリアは、イサベル女王または彼女の娘たちのひとりの肖像画だという説もあります。決定的な史実はないだけに、想像が自由に広げられる作品です。


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# by angel-chiho | 2013-08-05 03:19 | Castilla カスティーリャ | Comments(0)
Jose Pizarroの本

1年ほど前に友人ニコラがプレゼントしてくれた本。手放せないお気に入りになりました。

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パートナーの影響で、エクストレマドゥーラ地方が大好きな私。年間何度訪問しているか分かりませんが、親友のニコラもアイルランド人であるにも関わらず、エクストレマドゥーラ出身スペイン人と結婚しているので、私同様同じ地域のファン。食生活や食文化についても、おなじようなモノに興味を惹かれています。

そんな彼女からのプレゼントが、このホセ・ピサロの本。ロンドンで活躍しているシェフが、地元の魅力タップリのファミリーレシピを選択、エクストレマドゥーラの良さがひしひしと感じられます。家族も登場する素敵な本なのです。

彼女もフードビジネス業界にいるので、ロンドンへの出張が多く、勿論、ホセ・ピサロのレストランもよく知っているし、彼とは親しい仲なのです。








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そんな理由で、本はサイン入り。
先日彼がスペインに帰国している時に、もう少しで会えるところだったのですが...
次回必ず会えるようにするつもりです。色々教えてもらいたいことがたくさんあるので。


料理本はたくさんありますが、同じレシピでもちょっとした材料の違いや、作り方の違いで、シンプルな料理は全く違うものになります。特に盛り付けも影響しますが、私はこういう伝統の味がしっかりと残りながら、ファッショナブルなスタイルが好きです。








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この写真一枚からもホセ・ピサロの人間性が見えますね。
本は好評発売中。

一日も早く彼に会えることを願って。


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# by angel-chiho | 2013-07-31 16:51 | お気に入り | Comments(0)
Restaurante Echaurren

今日はちょっとお薦めのレストランについて。

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スペイン北部には、美味しいレストランやメゾンが無数に存在しますが、そんな中伝統料理もあり、創作料理もあるレストラン、それが有名なEchaurrenエチャウレン。今年はスペイン中でも、最優秀シェフに選ばれています。
運良く仕事で近くまで行ったので、早速、足を運んでみました。色々なオプションがあるので、予算に合わせて選んでいただける素敵なレストランです。

Restaurante Echaurren


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# by angel-chiho | 2013-07-22 14:52 | Food 食 | Comments(0)
Gumiel de Izan

夏しかオープンしない教会や文化財は、スペイン全国に結構あります。私の場合、カスティーリャで長期を過ごすので、時間があればできるだけこういった文化財を訪問するようにしています。

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ここはブルゴス県にあるGumiel de Izanという街。前回ここを通った時も、この立派な教会の中が見たくて立ち寄ったのですが、その時はクローズ。今年やっと見学することができました。

ブルゴスには、特に素晴らしい中世からルネッサンスにかけての文化財が残っていますが、訪問すればするほど、芸術品のクオリティの高さに圧倒されます。

この街、一般的には全く知られていない街ですが、昔は非常に重要な街でした。現在はワインで有名な地域で、地下には古い石造りの、ワイン倉庫がたくさんありますが、有名な建築家が建造したボデガの方しか訪問する人はいないでしょう。もちろん、教会を見学する人はもっと少なく、私達以外に見学している人はいませんでした。









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教会はまるでカテドラルのように豪華。
立派なパイプオルガンが迎えてくれます。
スペインのパイプオルガンコレクションは、世界一と言われていますが、最近修復する技術者が海外から来るので、オリジナルの音声がかなり消えてしまっています。残念な話です。

このオルガンの音色もいつか聴いてみたいものです。
オリジナルな階段が今でも使えるようになっていて、とっても印象的でした。










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中央にある祭壇は、絵画ではなく彫刻で飾られています。
金箔がふんだんに使われている、カスティーリャ地方の典型的なルネッサンスの彫刻。
素晴らしいの一言ですが、この祭壇、クリエーターは誰なのか判明していません。カスティーリャでは膨大な数の工房が活動をしていたので、多数のアーティストが仕事をしたこと間違いなしで、勿論工房は判明していますが。




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私が感動するのは、実はこういう空間。
洗礼用のPilaが収められているチャペルですが、それ以外にもルネッサンス期のRelicarioと呼ばれる、聖人の遺品が収納されていた宝箱が、壁面に豪華に飾られていたのです。

こういうものを恐いと思う人もいるかと思いますが、素晴らしい芸術品です。
とても暗かったので、余計趣があり今でも感動の余韻を感じているくらいです。








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今年も夏の間は、チャンスがある毎に、こういった夏しかオープンしない文化財を満喫しょうと思っています。

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# by angel-chiho | 2013-07-22 00:10 | Castilla カスティーリャ | Comments(0)
オリーブオイルと授乳について
パワジオ倶楽部のブログに、オリーブオイルと授乳、また粉ミルクなどについて書きましたので、よろしかったらご覧ください。

http://www.powerdio.com/archives/2013/07/001529.html

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# by angel-chiho | 2013-07-18 02:12 | Comments(0)
阿吽坊で最後の夜
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またしばらく前に戻って京都のお話。(現在はスペインに戻ってきております)
最後の夜のいつもの料亭・阿吽坊へ。

ここは20年以上前に、義兄に連れて行ってもらってから、京都というと必ず行くようなお店です。なぜか、ご縁があり、特別な思い出がたくさんある料亭。私にとって京都といえば、阿吽坊の存在が大切なのです。

早めに行って、夕方から夜への色の移り変わりを、阿吽坊の坪庭を眺めながら愉しみました。

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冷酒の聞き酒セットをオーダー。
最高に美味しかったです。

スペインでもこれがあったら絶対に飲みにいくなぁ~と思いながら、特別な友人、阿吽坊のマスターとの話を楽しみながら、一番最初に店に着き、帰ったのは一番最後でした。


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お料理全てはのせられませんが(写真を撮らずに食べちゃったので)、この季節の京都の代表料理といえば鱧。完璧!揚げ物は、湯葉を使った巾着。ここで必ず食べる一品。

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漬物や冷製茶碗蒸し。

透明ガラスに入った茶碗蒸し、より美味しそうに見えますね。

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京都での滞在がどのくらい充実していたかわかる一枚。
ご一緒させていただいているのは、和紙のアーティスト堀木エリ子さんと友人の澄子さん。阿吽坊のマスターの田島さんも登場してもらっています。いい記念写真になりまいた。この夜は、となりにベルギーの食関係の方、ユダヤ人ファミリーなどが来ており、エリ子さんのアート作品の宣伝で大賑わいでした。
また京都へ行くのが待ちきれません。


堀木エリ子さんに興味のある方はこちらからどうぞ。
http://www.eriko-horiki.com/

阿吽坊についてはこちらから。
http://tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26000023/

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# by angel-chiho | 2013-07-14 03:06 | 日本 | Comments(0)
吉川千明さんと岡井路子さん
いつもお世話になっている岡井路子さんが、オーガニックコスメのスペシャリスト吉川千明さんとご来店。とっても楽しいひと時を過ごすことが出来ました。吉川さんのような方とお話すると、いろいろ勉強になりますが、ご一緒させていただく時間が何よりも大切。言葉からだけでなく、彼女から伝わってくるものが、表現するのは難しいのですが、私にとっては重要な意味を持っています。

大切なモノや事を伝えている人は、無言でも体全体から特別なものが流れているように思うのです。
千明さんからは、そんな彼女の繊細な世界がたくさん感じられました。

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ご覧のとおりスタッフ全員で大喜びの一日でした。

そして、千明さんもとっても良い記事を書いてくださいました。ありがとうございます。めぐり合うチャンスを与えてくれた岡井路子さんにも心からお礼申し上げます。

吉川千明のエレガント・オーガニックライフ
http://kirei.biglobe.ne.jp/around40/column/chkyshkw_1/



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# by angel-chiho | 2013-07-12 19:29 | Powerdio パワジオ倶楽部 | Comments(0)
Allaboutでオリーブ伝道師として紹介していただきました。

去る6月18日神戸国際会館で、みどりの雑貨屋さん主催で開催した『オリーブオイル講演会』を、Allaboutにて南恵子さんが、興味深い記事にまとめて下さいました。

こちらからAllaboutの記事はご覧ください。
http://allabout.co.jp/gm/gc/420387/


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# by angel-chiho | 2013-07-10 06:41 | Project プロジェクト歴 | Comments(4)
カスティーリャの美味しいオリーブ

京都のリポートを続ける前に、とっても美味しいカスティーリャ地方のオリーブオイルを発見したので、それについて少し。

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Pago de Valdecuevasという名前のオイルで、はじめてカスティーリャ地方のオイルでも本格的に美味しいと言えるものでした。我が家の近所でも、アルベキーナの密集農園は幾つか存在するのですが、どれを見てもコンディションがあまり良くなくて、どんなものができるのか心配になるようなところばかり。今までも幾つか紹介されているのですが、感動するものはありませんでした。

今回のオイルは、我が家から30分くらいもっと北部で作られているもの。アルベキーナの上品な香りが理想的に表れているだけでなく、とろりとした食感もベスト。アロマも上質。文句なしのオイルでした。ひとつだけ言えるとしたら、苦味が強いように思いますが、この地域の土壌と気候ですから当然でしょう。しばらくこのカスティーリャのアルベキーナを満喫します。







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# by angel-chiho | 2013-07-10 06:04 | Olive オリーブについて | Comments(0)
京都 2日目
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2日目の京都は、特に天候に恵まれました。
朝食は、Sさんがヘルシーで美味しいモノをたくさん準備してくれました。最高に美味しくて、あれ以来病みつきになっているオリーブご飯もありました。(これは後日紹介します)

スムージーにも、お豆腐にも、かぼちゃのポタージュにも、全てタップリオリーブオイル。
これだけオリーブオイルを摂取していれば、毎朝最高です。
これで元気百倍になり、暑い京都の町に出ました。

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岡崎方面に行く予定になっていたので、バスで初めて京都移動。乗り放題チケットとかあるのですね。

前々から欲しかった菜箸の専門店へも連れて行ってもらい、少し余裕があったので、銀閣時へ。これは私のリクエストだったのですが、室町時代の建物に感銘を受けることが多いので、今回も足利家ゆかりの場所へ。
途中、ジェルメというパン屋さんへも立ち寄りました。

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ここはパンの先生のお店。Sさんがパンを教わっている事は知っていたのですが、まさか行くことが出来るとは思っていなかったので感激!こじんまりした本格的なパン屋さんです。昼前ちょうどパンがどんどんと焼きあがる時に行くことができたので、早速クロワッサンとフォカッチャをいただき~食べたばかりだというのに、また食べさせていただきました。

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ジェルメさんは、パンの品数よりも質にこだわっているそうで、その日に出来るものを無理しすぎないように最高の状態で、お客様に提供している様子が伝わって来ました。また、パンだけを出すのではなく、お料理とパン、デザートまで、トータルなヴィジョンでパンを考えているそうで、時間があれば、ランチは是非ここで食べたいと思いながら、次の場所へと向かいました。

京都で食べたいパン屋さんまで、今回は発見です。
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しっかり記念写真も撮りましたよ~。実は私が日本で紹介しているオールドヴィネガーを、ジェルメさんは気に入ってくれているそうで、今度はもっとフルーツと使ってくださいとお願いしてまいりました。彼の腕なら素晴らしいものができるはず。

オリーブオイルも業務用のオイルを薦めさせてもらいました。
気に入ってくれたかな?



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美味しいパンの後に、今度は美しい銀閣時へ。
憧れの銀閣時にやっと行くことが出来ました。有名なところは、とにかく人が多いので、いつも避けてしまっていて、なかなか銀閣時を訪問するチャンスに恵まれませんでした。落ち着いた大人の魅力溢れる空間でした。
暑さと人ごみさえなければ、数時間ただ座って眺めていたいところでした。

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こちらは、&NOMA Cafeという京都岡崎の人気スポット。友人の第六感が働き、知り合いの知り合いという不思議なご縁で、ここへはたどり着きました。その後、別の友人とのつながりも発覚し、驚きの連続でしたが、とっても素敵な空間で、私の好みの焼き物や雑貨がズラリと並んでおり、買わずにお店を出ることは苦痛でした。

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お洒落なカフェの一席で、オーナーのKさんと記念写真。
私の右にいるのがSさん。

京都に行くチャンスがあったら、是非お茶にお出かけください。オススメです。

http://noma-k.com/cafe/


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こだわりの野菜を贅沢に使った&NOMA Cafeのサラダ。ベーコンもホームメイドなので、とっても美味しくて今でも味を思い出すとお腹が減るくらいです。すべてにオーナーのおもてなしの気持ちが感じられるところでした。

この続きは夕食になりますが、それはまた次回。

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# by angel-chiho | 2013-07-07 08:01 | 日本 | Comments(2)
京都 1日目
雨季の京都へ向かったはずなのですが、雨はほとんどない暑~い京都を経験してまいりました。

私にとって日本の文化や食を考えた時、京都以外の場所はまず頭に浮かばないのですが、やっぱり今回も色々興味深い発見がありました。友人のSさんが全てセッティング。オリーブのお得意様訪問がメインの目的だったのですが、それ以上の楽しい有意義な滞在となりました。

まずは、あるワイナリーのオーナー様と、まだ新しい料亭『MOTOI』へ。
素晴らしく落ち着く贅沢な空間を、じっくりと満喫。この時だけ雨に見舞われましたが、庭を見るには素晴らしい雨で、より感動的な空間が愉しめました。

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次に行ったのは、前々から行ってみたかった虎屋のカフェ『遊形』
ここのショップも見学。勉強のため、やる気たっぷりで伺いました。

夜は、京・薬膳の『五けんしも』
こちらでは、京都で初めて私達のオリーブオイルを使って、『オリーブ週間』というものを企画していただいたのです。それを訪問するのが、今回の第一の目的でもあったのですが、流石京都。オリーブオイルが理想的な形で京・薬膳になっていました。

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こんなにたくさんの料理、それぞれにオリーブオイルが上手く使ってあるのです。少しづつ色々な場で、『五けんしも』さんで学んだお料理は、紹介していきたいと思っています。

京都リポートは次回に続きます。

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# by angel-chiho | 2013-07-01 02:25 | 日本 | Comments(0)
ポートワインのワイナリーへ
しばらく前の話になりますが、今年の誕生日は好きなポートワインのワイナリーを訪問。9月10月のぶどう収穫の時期にまた行きたくなってしまいました。

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ポルトガルでは、煙突が豊かさの象徴のようなもので、立派なキッチンのある家が豊かなファミリーということを意味しています。この建物のガラス張りになっている部分は、以前は煙突だった部分。どのくらい大きなキッチンであったか想像ができますよね。

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ポートワインのメーカーとして有名なサンデマンの看板。このマントを羽織った姿は、ワイン好きには有名です。勿論、サンデマンのワイナリーも近くにあるのですが、私はもう少し小さめのワイナリーが好み。今回は
Quinta da Pachecaというところを訪問。

シーズンオフだったので、ほとんど私達で貸切状態。
オーナーともゆっくり話ができ、楽しい滞在ができました。

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記念にゲストブックにもサイン。
アマリリスが綺麗でした。マグナムボトルも欲しくなりましたが、普通のもので我慢。

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お部屋はこんな落ち着いた雰囲気。こういう部屋ならゆっくり眠れます。よくインテリアが悪くて最近眠れないホテルがよくあります。ビジネスホテルなども眠れない時があるのですが、皆さんそういうことありますか。私は年齢と共に敏感になったのか、眠りにくいところが結構あります。

お部屋に積まれているトランクは、なんとモノグラムが出る前のルイヴィトンのトランク。保存状態もよく、素晴らしいものでした。昔、馬車で旅行をしていた人々のことを思いながら過ごせました。

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ポルトガルについての本が充実しており、結構長いこと本を見ることに時間を終やしてしまいました。美味しいポートとホームメイドのクッキーを食べながら、至福のひと時でした。
こういうトーンのインテリアは大好き。

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最低2泊して、ホテルのレストランと街のレストランを楽しみたいホテルでした。
ヴィンテージポートを楽しめるので、1泊では足りない感じです。残念ながらレグアの町は、間違っても美しいとは言えないのですが、世界遺産のワイナリー風景と、伝統的なキンタを訪問するだけでも、すごく満足できると思います。歴史的ある町が見たい場合は、近くのLamegoラメゴがおすすめです。

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部屋からの景色。かわいいかぼちゃが並んでいましたが、瓦の色にマッチして微笑ましいものでした。

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こちらがポートワインの蔵。
普通の赤ワインは別の蔵に貯蔵すると決められています。
オーナーが案内してくれましたが、面白い女性でした。ここでパーティーなどしたら楽しいでしょうね。
とっても素敵な空間でした。

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ポートワインは、今でも人間の足で潰されます。
その工程が実施されるのが、この御影石の池というかプールのようなもの。この中にたくさんの人が入って、歌いながら昔ながらの圧搾作業をします。これを一度やってみたいと思っているのですが、是非ここでトライしたいと思っています。

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こちらがヴィンテージポート。
ポートワインと言うと、単にあま~い印象をお持ちの方も多いと思いますが、質のよいものは上品な甘さで、最高の香りを持っています。一度知ってしまうと止められない美味しさ。時々、どうしてもポートが飲みたくなってしまうのです。

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レストランにあった興味深い家具。
こういう空間にあれば生えますよね。どこにでも置ける代物ではありませんが、ワイナリーのレストランなら素敵。焼き物はポルトガルで有名なボルダロ。私も大ファンなので、見とれながら朝食をしました。

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美味しい大満足の朝食でした。
レストランのインテリアのグリーンがとてもオシャレで、食事をしていて癒されました。朝からポルトガルの定番エッグタルトも登場。私はとても食べられませんでしたが、ホテルの姿勢がわかります。スタッフもとても注意深くアテンドをしてくれたので、心地よい滞在ができました。

お誕生日の良い思い出ができました。

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最後に一番面白かったのがこちら。
ここはお酒好きの人が行く場所なので、もしワインを飲みすぎて這って部屋に戻るようなことになっても、部屋の番号がわかるようになっています。部屋番号さえ憶えていれば、床に部屋番号が示してあるので、お部屋に帰れるのです。私達はそこまで飲みませんでしたが...


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# by angel-chiho | 2013-05-27 05:18 | Portugal | Comments(0)
大西洋
なんだかんだとバタバタしており、ブログが疎かになってしまっています。どんどん書きたいことが貯まってしまって困ります。スペインはやっと春らしくなったのですが、さすがSan Isidoroの季節、間違いなく雨が降ります。今日もアラレが降ったり、晴れたり曇ったり...

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先日大西洋へ久しぶりにちょっとお出かけ。
お米の栽培がされている湿地帯やイルカが生息する場所などを、訪問してきました。

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爽やかで本当に気持ちが良かったです。一気に疲れがとれました。

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このお洒落なレストラン・カフェを満喫してきました。
ポルトガルのこのあたりに吹く風邪をセフィーロといいますが、なぜか定期的にこの風にあたりたくなり大西洋を訪れます。短い間でしたが大満足。



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# by angel-chiho | 2013-05-15 00:28 | Comments(0)
山奥に逃げたユダヤ人

ご無沙汰してます。
なんだかんだと忙しく、書きたいことがあってもなかなかブログ更新できずにおりました。前回の続きで、ポルトガルとスペインの国境の話になります。

実はこの辺り、15世紀の終わりから16世紀にスペインを追放されたユダヤ人が、かなり避難していた地域なのです。20世紀の始め頃の興味深い映像なども残っているのですが、風習から音楽までユダヤ人であることを表すモノがたくさん残っているのです。

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前々から私もじっくりこの地域を調査訪問してみたいのですが、いつも何処かへ行く途中に通りかかるような場所なので、なかなか深い訪問はできずにおります。今回は運良くイースターシーズンだったので、ある街を車で通りかかったら、なんとユダヤ式イースターの儀式に遭遇。ちらっと覗かせてもらいました。

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衣装も音楽もユダヤ教のシンボルがあちらこちらに見受けられ、現在では地元の人も意識して自分たちのユダヤという起源を大切にして、祭りなども開催されアピールされていました。

売店などで販売されているモノも、一瞬は普通のお祭り屋台という感じなのですが、ここではお菓子もユダヤのパイを思わせるものが多くあり、お菓子教室なども開催されていました。時間があれば見てみたかったです。

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特にこの地域に行く度に面白いなぁ~と思っているのが、一見普通のソーセージに見えるチョリソ。チョリソ好きの人なら、色が独特であることに気がつくと思います。ユダヤ民族が豚など一定のものを食べないことは有名ですが、スペインを追われたルネッサンス期に、地元の人と普通に混じり合って、疑惑を招かないために彼らはソーセージもどきを鶏肉を使って作っていたのです。こうすれば一応、キリスト教に改心したユダヤ人だとくらいにしか思われなかったのでしょう。

何度か私もこのソーセージを買って食べたことはあるのですが、あまり美味しいと思ったことはありません。ソーセージ系のものは、作り手で全く違う味になるので、きっと美味しいものがあるのだろうなぁと、予想はしているのですが、まだ巡り会えていません。

祭り舞踊も旧約聖書の一場面のようで、初めて見た私は感激!
また来年もイースターの季節に、この周辺を訪問したらきっと面白い発見が多々ありそうです。



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# by angel-chiho | 2013-04-20 17:44 | Portugal | Comments(2)
聖なる山 Monsanto
今回のポルトガル訪問はとんぼ返りの訪問ではなかったので、高速道路をあまり使わず行って参りました。途中、予定外の道に出てしまい運良く有名なモンサントの町へ導かれたかのように到着。雨もちょうど止んでくれ、印象的なひと時が過ごせました。少し写真をシェアしますね。

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町全体が岩山の中にあります。岩山の上の見晴らしが良いロケーションに町や村があるのなら普通なのですが、ここは岩自体が住居にもなっているのです。石器時代に戻ったような町で、今でもそこに人が生活しているということが誠に奇跡的。信じられないとしか言いようがありません。

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町のどの道を通っても岩、岩また岩。そして、それらの岩が上手く住居として使われているのです。

この写真のように、巨大な岩な上に石で円形の住居が作られています。窓もあり、ドアも勿論あります。階段が岩をカットしたものであったり。花崗岩がこんな風に使われるなんて、本当にすごいことです。花崗岩でないのは屋根瓦だけ。テラコッタ色のレンガは今でも修復の際に使われ、町は統一された外観で守られています。










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教会も幾つか存在しましたが、ひとつは完全に岩をくり抜いたもの。すごいエネルギーがありそうです。

この地域はスペインとの国境に非常に近い山間部。500年ほど前にスペインを追われたユダヤ人が避難した地域としても有名なので、珍しい発見がたくさんあります。個人的にもっとしっかりと見学したい町や村がまだまだあるのですが、この教会を見ても、当時きっと避難した人々が使ったかもしれないことが想像でき、心に響くものがありました。

展望台的な場所は、全て朝日の登るスペインの方を見ているので余計感慨にふけてしまいます。







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巨大な岩からのエネルギーはすごいもので、触らずにはいられなくなります。
ちょうど雨が多く降った後だったので、どこもかしこも綺麗な苔で溢れていました。それがより幻想的なイメージを作り上げてくれていたのですが、この家に住んでいる人はどんな気分なのでしょうか。

いつか一泊この町にしてみたいと思います。きっと眠っている時や朝目覚めの時の感覚が違うと思います。




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いつ崩れて来てもおかしくないような岩ばかりですが、まだまだこの上に登って行きます。

何があるかというと、もっと高い所にこの町を守っていた城が残っているのです。

古代の街道跡のようなところをずっと登っていくのですが、両側には畑が岩と岩の狭いところを活用して作られており、オリーブの木もかなり育っていました。苔だらけのオリーブ畑も面白いものです。





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こんな風に登って行きます。

石畳がかなり立派なことが写真からも伝わると思いますが、こんなしっかりとした石畳は本当に珍しいです。
きっと町の人も大切にしているのでしょう。きちんと管理されていました。素晴らしい。




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どのくらい登ったか想像できますか?相当登りましたよ。ここまで来ても城には到達していません。雨で他の部分が観られないと残念なので、城まで登ることは断念。ここからは下って町の中心部へ。

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住居に隣接して家畜用の家もありました。まるで小人の家のようですが、ロバや鶏が飼われていたのでしょうか。今でも十分に使える状態になっていましたし、鶏はあちらこちらで飼われていました。

この塀の美しさには感激。ポルトガルの人は石を大切にしますね。行くたびにそう思います。水飲み場まで岩をくり抜いたものです。住宅の前にもこんな穴が幾つも掘ってありました。



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民俗学的にもあまりに興味深い町なので、パートナーはあっけに取れたように立っています。彼にとっては古代イベリア人の生活空間にタイ未スリップしたような瞬間だったようです。

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こんな立派な建物もあるのです。
全然違う町に行ったようですが、一応このあたりがこの町の中心。これが有力者の家。
美しい噴水...






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下の方から町を眺めるとこんな感じで、巨大な岩の住宅がゴロゴロあるようには見えません。
高いところのある岩の大きさに圧倒されて町に入り込んで行く感じですが、歩けば歩くほど驚きのある不思議な町。







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最後の一枚はこちら。
町の下の方にも岩はゴロゴロしていて、ミニチャペルがあり、自然にできた岩の間のチャペルがあり。
まるで岩のテーマパーク。私にとってはどこも本物なのでテーマパークよりもずっと楽しいところですが、昔ここに住んでいた人々は、一体どんな人たちだったのか。まるでおとぎ話のような町でした。








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# by angel-chiho | 2013-03-27 06:56 | Portugal | Comments(2)





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