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オリーブ農園でのスペシャルディナー
世界一のオリーブ産地アンダルシアでスペシャルディナーを開催。年間を通じて日本、スペインで色々なオリーブイベントを実施していますが、今年の夏は野生オリーブをテーマにスペシャルディナーをセッティングしていただきました。Baezaバエサという世界遺産の美しい町から2キロくらい郊外にある17世紀の農園に、現地で最も優秀なシェフを呼んでローカルフードとオリーブのマリアージュディナーをデザインしていただきました。

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数百年続くアンダルシアのカントリースタイルオリーブ農園。オリーブはスペイン各地で栽培されていますが、地域地域で独自の工夫と伝統があるため、料理だけでなく農園のスタイルも違います。アンダルシアの場合、数千年前から生産物はオリーブがメインなので、他のどんな地域よりもオリーブが生活に浸透しているように思います。そんなアンダルシアの若いシェフ、ホワン・カルロス・トゥルヒーリョの腕前を堪能して参りました。

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まずは伝統的な農民のドリンク。これを水筒に入れて暑いシーズンは仕事に行っていたそうです。ちょっとおしゃれにアレンジしてあるのですが、とってもシンプルで食欲がわくドリンクでした。これはレシピを載せる予定ですのでお楽しみに。

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こちらがオレンジの冷静スープ。驚きなのが器にサイコロ状にカットされて入っていた鰻の燻製。オレンジとの組み合わせが以外ですが、とっても燻製の塩味がスープに合って美味しいスープ。
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スープの仕上げには野生オリーブ『アセブッチェ』のエクストラヴァージンオリーブオイルを回しかけます。

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イベリコ豚のプレサという部位をタルタルに。プレサの生と燻製をミックスしているので、同じお肉でも食感の違う味わい。私は特にこのタルタルが気に入りました。また食べたい一品です。
 
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手長エビ入りのロシアンサラダ。所謂、ポテトサラダなのですが、マヨネーズは泡。マヨネーズがとっても美味しかったです。
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次は高級品のラグリマと呼ばれるグリーンピースのベビー。卵黄とラグリマに丁寧に作ったオニオンスープを加えます。スープが最高においしくてラグリマもとても良いものでした。10年くらい前バスク地方で大注目だった野菜ですが、最近ではアンダルシアでも作ってくれる人がいるそうで、特注で作ってもらっているそうです。あまりに高級なのでラグリマのある畑には警備員がいるくらいです。
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カスタネットと呼ばれるイベリコ豚の喉の脇にある部位。こりこり感のある肉で美味。とっても珍しい部位で、ベースはアンダルシア伝統のカボチャのペースト。これもまた食べたい!
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最後はトリッパとタラのコンフィ。バエサは内陸なので魚と言えば伝統的には塩ダラだったのです。コンフィは勿論、ふんだんに最高のエクストラヴァージン『ピクアル』を使用。トロトロの仕上がり。ベースにトリッパと組み合わせるのはシェフのアイデアですが、以外にマッチしており皆様大喜びでした。トリッパを煮込む時にもタラの出汁を使ったそうです。ビックリしました。

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デザートはチョコレートムースなのですが、2種類のムースがクッキーの上と下にも隠れていました。上のチョコレートにはフロールデサルがたっぷり入っていてとっても美味しかったです。こんなにフロールデサルを入れるのという感じでしたが、いつも自分が入れるよりも加えた方が美味しいことに気がつきました。

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食事が楽しかった様子が写真からも分かると思います。シェフの奥さまがサーブしてくれたのですが写真がなくて残念。ルイスは私の最も信頼しているオイルの先生のひとり。

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実はルイスの背後に古いピアノがあるのですが、スペインが誇る詩人ガルシア・ロルカも何度も演奏をしたことがあるピアノだそうです。ロルカもこのファミリーととても親しかったそうですが、やはり優れたものを長年作る人達には哲学があり、素晴らしい人たちがつながっています。日本でもっとオリーブが広まることを確信した一夜でした。

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素晴らしい人が作るオリーブ農園は何度訪れても新鮮で感動があります。



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# by angel-chiho | 2018-07-09 03:06 | Olive オリーブについて | Comments(0)
野生のオリーブ『アセブッチェ』
真夏のアンダルシアに今年も野生オリーブの様子を見に行ってきました。
時間が過ぎるのは早いもので記録を見ていたら2009年に初めてアセブッチェを見学し、もう9年も経過してしまいました。2009年にはアセブッチェのオリーブオイルは完成していなかったのですが、5年ほど前から正式にオイルの販売も開始されるようになりました。世の中にある素晴らしいオイル全てを販売する事は難しいのですが、出来る限り偉大な人が作る貴重なオイルには関わりたいと思って活動しています。このアセブッチェもそのひとつなのです。

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アセブッチェが生息する世界一のオリーブ産地ハエン。巨大なオリーブ農園が存在しますが、アセブッチェの生息する場所は岩場の丘の上。オリーブ栽培が実施出来ない険しい場所です。野生のオリーブは動物に食べられないように、岩と岩の間に隠れるように生まれ、強いとげのあるものもあります。
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この小さいオリーブでさえ4,5年もの。人工的に品種改良され栽培されているオリーブの10倍くらい成長するのに時間が掛かります。
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これが最もかっこいいアセブッチェのひとつ。すごい幹が太いことが分かると思いますが、こうなるには500年くらい掛かっています。石器時代まだ人間がオリーブの栽培が出来なかった頃から、人々は実を摘んで潰して活用していたそうです。人間の知恵でこの野生のオリーブを少しづつ交配する事を繰り返し、最終的に今日の栽培用のオリーブが完成していますが、野生のオリーブの生命力はこれから益々注目されると確信しています。

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アセブッチェの虜であるオーナーのルイス。彼は私の重要なオリーブの先生でもありますが、価値観に共感できるものがたくさんあるのでビジネス関係なく長い間お付き合いしています。今回の訪問はタイで活躍する美容の専門家と共に実施しました。彼女の情熱がきっとアセブッチェを導いてくれると思っています。

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アセブッチェと共にワイルドケッパーが生息していることも発見しました。前回はタイムやローズマリー、ワイルドラベンダー、エニシダなどが目についたのですがケッパーには気づきませんでした。ケッパーと言ってもアンダルシアには巨大なケッパーが存在し、私も大好物で行くと必ずマーケットで探して買うのですが、その巨大ケッパー『アルカパロン』がかなり実っていました。

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こちらがアルカパロン。普通のケッパーの10倍から20倍の大きさがあると思います。この漬物の美味しさは言葉では語れません。オリーブと同等の旨さなのです。
話がオリーブからそれてしまいましたが、オリーブ周辺に生息するハーブはとっても大切です。なぜかというとオリーブはその実の皮を通して周囲の植物の香りを吸収していきます。野生のハーブのデリケートな香りは間違いなくオリーブが吸収し、繊細な何層にも重なる香りとなってオリーブオイルの中に反映されます。

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そして、今回なにより驚いたのがアセブッチェの想像を絶する生命力。この写真に新しいオリーブの実と黒く昨年の実が残っているのがわかりますか。そうなんです。1年以上時間の経過しているオリーブの実が、アセブッチェの場合枝から落ちずに付いたまま7月になっても残っているのです。普通のオリーブならば成長しないものはぽろぽろと落下し、栄養分が行き渡っている実だけ大きく成長し、最終的に熟しきった時に落下するようになっています。アセブッチェは黒く熟しても落下せず枝についているのです。どんなに強い植物なのか知れば知るほど圧倒するパワーのあるオリーブの原種。この実が持つ可能性はまだまだこれから発見されていくと思います。

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極めて小さいアセブッチェの実。これから大きく普通のオリーブの大きさに成長すると思われるかもしれませんが、アセブッチェは超小さいので、大きくなっても恐らく2倍から3倍くらいまでです。全て自然任せのオリーブなので大地からの栄養と天の恵みの雨で生き延び、実もギリギリまでしか成長しませんが、とてつもないエキスを含んでいます。オリーブが永遠性を表し万能薬であったのも、きっとこのオリーブと関係していると思います。そんなパワーを感じさせてくれるアセブッチェ。訪問後、なぜかエネルギーチャージできた感じです。アセブッチェ三昧の食事についてはまた次回。



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# by angel-chiho | 2018-07-07 08:06 | Olive オリーブについて | Comments(0)
Turegano トゥレガノと城
カスティーリャに住んでいて本当に運が良いと思う事は、歴史的なエピソードが残る城が多いこと。有名人が関係していない城には、城が芸術的に相当美しくない限りあまり興味を持てません。カスティーリャにはそういう意味で重要な役割を果たした城や修道院などが多いので、あちこちで映画を見ているような体験が可能です。

カスティーリャでも有数の立派な城が残る町トゥレガノ。30年も前に父と訪れた事があります。他の歴史ある町はもっと何度も訪問するのですが、ここはなぜかどこに行くにもかなり寄り道をしないと通らない町なので、長い年月が訪問せずに過ぎてしまいました。そのため記憶に残っている体験は父との訪問だけで、一種の哀愁を感じながらの町を散策しました。
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町の様子は30年前とほとんど変わっていませんでした。カスティーリャの美しい中世の町並みが残るところは、比較的修復が進み活気を持っているところもあるのですが、ここは逆に人口も減っているような感じでした。ただ、趣のある建造物はギリギリ崩れず残っているような状態で、なんとか若者が田舎に移り住む勇気を持ってくれることを願うばかりです。そんな中、唯一修復が進んでいたのが町の要塞。この城は珍しく城内に教会も吸収しているので城と教会が合体してひとつの建造物になっています。昔は神父さんに鍵をもらわないと教会には入れないような不便なところでしたが、今はきちんと管理人の窓口があり、いつでも訪問可能です。
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紋章は壊れていましたが立派な入口が残っています。この入口からだけでも内部の様子はかなり期待できます。

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イベリア人の時代からあったというこの町の歴史そのものを物語る建造物。時代と共に上に上にと伸びて、各時代の様式が積み重なって今の形を作り上げています。
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城内には教会の入口から入りますが、教会は完全に要塞に吸収されており、部分的にだけ教会の美しい彫刻が残っています。素晴らしい扉には見惚れてしまいました。
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すごく壊れているように見えますが、昔からの状態で残る建物は貴重です。これは修復されるとタイルや石は張り替えられてしまうことが多いので、実はこんな風に見られることが最高にラッキーです。
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チャペルの脇にあった扉は昔の牢獄へと続いています。教会の中に牢獄?と思われる人もいると思いますが、城の教会となってしまったので、重鎮を牢獄に送る場合にはこのような偉大な城が使われたのです。ここには16世紀スペイン国王フェリペ2世の国務長官だったアントニオ・ペレスという人物が一時期投獄されていましたが、このような人物の場合は監禁状態という方が合っているかもしれません。子供たちも一緒に居ることを許されていたようですが、ここから逃亡しようとして別の牢獄へ移されています。


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牢獄の居間。寝室も上にあり、どちらの部屋にも暖炉が付いていました。こんな風に家具も置かれているので、まるで今にでもアントニオ・ペレスが登場しそうな感じです。フェリペ2世は人気のある国王とは言えませんが、興味深いエピソードがたくさん残っている王なので、各地で彼に苦しめられた人物ゆかりのモノや建物があり、どうしても身近に感じてしまう歴史上の人物。カスティーリャに住む私のデイリーライフからも切り離すことの出来ない存在です。
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Antonio Perez これがアントニオ・ペレス。意味深な眼差し...歴史では反逆者ですが、フェリペ2世に背きフランスにまで逃亡し生き延びた人物は、やっぱりすごい強運な人だと感じます。スペインの歴史ファンには見逃せない政治家です。おまけにフェリペ2世の異母兄弟ホワン・デ・アウストゥリアの側近でもあった人物なので、フェリペ2世ファミリーの秘密を最も知っていた人物なのでしょう。
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この場にアントニオ・ペレスも座って城外の事を想像していたのかなぁ~と、カスティーリャに行くと別の時代に頭が飛んでしまいます。

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城の屋上からの景色はカスティーリャの初夏そのもの。この彩が毎年楽しみで仕方ありません。今年も時間が許す限り歴史ある建造物を見学したいと思っています。
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# by angel-chiho | 2018-06-30 07:20 | History 歴史 | Comments(0)
スペインの田舎パン
グローバル化のメリットとデメリットは長い時間をかけて天秤にかけ評価されると思いますが、食文化でのグローバルかはメディアにどれだけ登場するかによって左右されてしまう部分が多々あります。そんな中、独自の足で探し回って発見しないといけないものなどあると思うのですが、都会に住んでいるとモノがあふれ過ぎているので、重要な感覚自体が麻痺してしまいます。

パンは30年以上前のマドリードでは美味しいものがほとんどなく、スペインのパンには興味がわきませんでした。田舎だけは別で旅の途中に信じられないくらい美味しいパンに出会うことはあったのですが、都会で美味しいパンの記憶はありません。それがここ5,6年の間に変化し、伝統的な丁寧な作り方をするこだわりパン屋がたくさん出店する時代となりました。通常のパンの3倍くらいの値段になりますが、本当においしいパンが簡単に手に入るようになりました。

これはこの上なく嬉しいことなのですが、こういう都会でこだわりのパンを作っている人達のパンはどれも似ているのです。きっと有名なパン職人さんの工房で修行をした人達ばかりなのでしょうが、スペインのような歴史ある多様な国の場合、もっと各地域の素朴で歴史あるパンも復活させた方がいいのではないかと思います。地方にまだまだすごいパンが残っているのです。

私のパンとの関係はオリーブオイルの仕事があるので、切っても切れない関係となって来ており、特に田舎や山奥の昔から続く窯で焼かれるパンには絶大な関心があります。最高のオリーブオイルには、やっぱりベストなパンを組み合わせたいのです。

運よくカスティーリャの田舎で夏は過ごしますので、もっと本格的にパン工房や窯を調査しようと本気で最近思うようになりました。まずは近所のパン屋さんから訪問始めました。

人工500人くらいの町にある50~100年くらいの歴史を持つパン屋さん2軒。100mくらいの長さの短い道に2店舗が共存しているのが不思議です。

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いい感じの味を出しているパン屋さん。日本では考えられないような外観ですが、こういう様子は私にとっては有望です。

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こちらがもう一軒のパン屋さん。建物は新しくなっており、活動内容もこちらの方が大きそうです。運よくこちらの工房は見せていただけました。

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パンではなくロスキーリャと呼ばれる甘い菓子パンを作っている様子です。アニスシードが入ることもある乾パンのようなお菓子ですが、カスティーリャではよく生地にラードも入っています。ワインやリキュールに浸して食べるようなお菓子です。

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手前に見える輪がロスキーリャ。甘さもとても控えめなので私もとっても好きな菓子パンですが、ラードが気になります。

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鉄板に並べてオーブンで焼かれます。このパン屋さんの有り難いところは、ローストも引き受けてくれるところにあります。我が家でラムのローストを作りお客様をおもてなしする時は、このパン屋さんにテラコッタ鍋と肉を運びこめばOK。じっくりと古い窯でローストを焼いてくれます。

パンとは話題が代わってしまいましたが、少しづつ近辺の美味しいパン工房を調査します。何と言ってもスペインで最もパンが有名な歴史ある地域に住んでいるので、たくさんの発見があると思います。我が家から40分くらいの村にはパン博物館もあるので、こちらにも今年の夏は行ってみたいと思うのですが、きっと先にポルトガルのパン博物館へ行ってしまうと思います。なんだかんだカンで動いてしまう性格なので... いずれにしろ、大昔から変わらず作り続けられているスペインのパン文化をしっかりと探求してみます。


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# by angel-chiho | 2018-06-28 08:42 | Food Culture 食文化 | Comments(0)
サン・ホワンのにんにく
夏至を迎える時はスペイン中で火祭りが開催されますが、農産物も夏を感じさせてくれるのがカスティーリャ地方はにんにく。今年は忘れずににんにく市場へ行けました。

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こんな可愛い女の子が説明しながら販売。私は中くらいのサイズのものを購入しましたが、一束なんと4ユーロ。もっと小さい実を選べば3ユーロ。収穫して乾燥させて束ねてこの価格では商売にならないと思いますが、伝統を守って皆様広場で販売中。偉いなぁ~と思いながら、にんにくでスペイン人はヘルシーなんだと改めて確信しました。

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にんにくこれだけ積んであるとやはり見事でキレイでした。

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かなり貫禄のある叔父さんの方には行かずに可愛い女の子の方で買い物。話せば優しい叔父さんなのでしょうが...

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こういう買い物が出来るのも田舎に住む特権。今年の夏も色々なマーケットや店を散策してみます。自宅に戻って早速にんにくは中庭の直射日光が当たらない場所に吊るしました。きっともう少しドライにする方が美味しいでしょうし、にんにくはインテリアとしても可愛いので当分楽しみます。
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# by angel-chiho | 2018-06-24 19:07 | Comments(0)
雑誌リンネル特別編集『暮らしの道具図鑑』
とっても嬉しいニュースです。
雑誌リンネル特別編集『暮らしの道具図鑑』で、パワジオ倶楽部のオリーブ家具をオーガニックコスメのスペシャリスト吉川千明さんが勧めてくれました。一生モノの家具が欲しいと思っている人に是非見てもらいたい家具です。オリーブの木と同じようにお孫さんの代になっても残る家具です。

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特に写真のような椅子は江戸時代からアンダルシアにあるデザインで、時間をかけてオリーブの木を乾かして大切に加工されたものです。座り心地もとても良く、幾つかのパターンをパワジオ倶楽部で常時展示販売しております。一度、実際に座ってお試しください。私は30年以上も前にこの家具の存在を知ったのですが、いつ見ても飽きのこないデザインです。もちろん、我が家でも使っております。

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# by angel-chiho | 2018-06-24 08:20 | Powerdio パワジオ倶楽部 | Comments(0)
究極のガスパチョレシピ
シンプルな料理ほど美味しく作るのは難しいものですが、なぜか30年以上もスペインに住んでいるのにガスパチョに限ってはこだわったレシピ探しをしておりませんでした。これは完全に見落としておりました。
昨日お気に入りのバルへ行ったら今年初のガスパチョがあり、早速いただいたのですが、バルの女の子と世間話をしていたら『昨日からガスパチョ作っていたから』という一言があったのです。ここで『なに?!』という事になったのですが、パエリャ用の出汁のために前日から準備するのは義父だったのですが、ガスパチョを前の日から準備というのは聞いたことがなく『ドッキ』とする衝撃の一言でした。

これを機にガスパチョレシピ調査を開始。よ~く分かりました。
そこで今日は早速調査の結果を発表します。もちろん、自分でも作って試しましたよ。抜群に旨さがアップしたガスパチョです。
すごいのは材料に全く変化がない事!今までどおりの材料でずっと美味しくするためのコツを含めた『究極のガスパチョ』レシピをご紹介します。

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究極のガスパチョ

材料:
トマト 1kg (トマトはプラムトマトがおすすめ)
きゅうり 1から1本半
ピーマン 1個
にんにく 二分の一片
ワインヴィネガー  大さじ4~5
エクストラヴァージンオリーブオイル 100ml~120ml
フロールデサル  小さじ2
固くなったパン  スライス1枚

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オリーブオイルはこちらのキンタ・ド・ビスパードをおすすめします。ポルトガル産のクパージュタイプのオイル。
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ワインヴィネガーがこちらのフロール・デル・ヘニルが最もおすすめ。
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塩はこちらのトラディショナルソルトまたはフロールデサル。どちらもポルトガル産のマリソル。
作り方:
1.キュウリの皮を剥いて乱切りにし、ざるに入れて塩をふり30分程度放置する。
2.トマトは皮を剥き、種を取り除き乱切りにする。
3.ボールにトマト、キュウリ、ピーマン、にんにくを入れ、塩、ヴィネガー、オイル少々を加え混ぜてから冷蔵庫で寝かせる。前夜に準備してもOK.最低1時間程度。(レシピによっては水をカップ1くらい加えますが、好みで水は加えてください。私は入れません)
4.ミキサーまたはハンドミキサーで攪拌してクリーム状にしますが、ピーマンとにんにくは取り出して捨てる(必ずしも捨てなくてよいのですが、少なくともピーマンは減らしてください)にんにくを残す場合は、最初から5分程度煮出して香りを抑えたにんにくを使うことをおすすめします。攪拌しながらオリーブオイルは少しづつ加え丁寧に乳化する。
5.冷蔵庫でしっかり冷やして飲むスープとしてサーブしても、トッピングをしてサーブしてもよし。これがベーシックなガスパチョでトッピングを変えると色々楽しめます。

通常のガスパチョは野菜をカットしクリーム状にすれば完成ですが、野菜を塩とヴィネガーでマリネ状にして寝かせてから攪拌することで、旨みがグンとアップし非常に美味しいランクアップしたガスパチョになります。皮むきと種とりはしっかりとしましょう。滑らかさが大切です。


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# by angel-chiho | 2018-06-22 01:22 | My Kitchen レシピ付き | Comments(0)
Santillana del Mar サンティーリャーナ・デル・マル
今年は雨が多かったので1か月以上お花畑状態のスペインを楽しんでおります。
グリーンスペインで用事があったので、遠回りをして数年ぶりにアルタミラの洞窟で有名なサンティーリャーナを訪れました。

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スペインで最も美しい村のひとつでもあるのですごい観光客が密集するのですが、6月はまだなんとかツーリストの被害を受けずに訪問可能です。なぜここに行きたかったかというと、スペインのガーデニング文化はアンダルシアばかりでなく、北部の方が気候的にも優れておりお花は色々なものが愉しまれているので、5月、6月どちらかの月に訪問したかったのです。

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カンタブリア湾に位置するこの地域は、昔からカスティーリャ地方の港だったので貿易で栄えた村々が多く、素晴らしい建造物の多さには圧倒されます。サンティーリャーナには特に立派な邸宅が密集しているだけでなく、それらが優れたコンディションで保存されています。

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パラドールもあり素敵な宿泊施設も数多いので一度は滞在するべき村。この写真から分かるかもしれませんが、バルコニーやパティオでのガーデニングがカラフルでキレイなのもこの村の特徴です。

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石造りの建造物に味があるので、植物はゼラニウム1種類1色でもこんなカッコイイのです。

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そして、今回ご紹介したかったのがテラスからハンギングされているボール状の植物【カーネーションエアープランツ】。この村ではまるで日本酒屋の杉玉のように吊るされています。

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sもっと多くの村や町でこのスタイルがあってもいいと思うのですが、一番このエアープランツ玉のハンギングをしているのはやはりここで、お土産屋さんでも最近は苗まで販売されています。お花もカラフルでキレイですが、個人的にこれが初めてここを訪れた時から印象深いので好きです。

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建物にある紋章と組みわせてもお洒落だと思います。まるでハンギングトピアリーです。

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テラスでのガーデニング大好き叔父さんの手に掛かると、こんな風になります。個人的にはやはりエアープランツ玉だけのデコレーションが好きですが、大部分の人はカラフルに色々植えている感じです。

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最後にスペインのガーデニングでどうしても見逃せない醍醐味がアイアン!窓の鉄格子としてあらゆる建物にありますが、古いものが無造作に設置されているのがスペインの魅力。ハンドメイドの素晴らしいアイアンに目を見張りますが、それが植物で飾られていたら数段美しさを増します。来年はスペイン北部の花で美しい町と庭巡りの企画をしますので、是非興味のある方はご連絡ください。詳細が決まり次第お知らせします。



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Gracias.c0213220_3241139.jpgスペイン料理の本も書くチャンスに恵まれました。伝統的な家庭料理がお好きな方にオススメです。私が美味しいと思った料理で、日本でも簡単に作れるレシピを集めています。アマゾンで好評発売中。1470円

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# by angel-chiho | 2018-06-17 09:19 | Garden 庭 | Comments(0)
聖体祭 Corpus Christi
今週は聖体祭だったので、週末スペイン中でキリストの聖体を崇める祭りが開催されていました。マドリードではあまり実感のわかない祭りなのですが、トレドやカルモナなどこの祭りが重要な歴史ある町は多く、特に花で飾るカーペットの豪華な町は注目されます。今朝出かけようとしたらご近所の玄関の前が祭壇に変身していてビックリ。こんな風に昔から村の家々でも祭壇を設けて祝うのだそうです。

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バルコニーも綺麗に飾られている家が数軒ありました。
出掛ける途中だった私はご近所にご挨拶だけして出発。次の村も通りかかったところで面白い風景に遭遇です。

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お花とハーブのカーペットです。香りがお伝え出来ないのが残念なのですが、エニシダとフェンネルやラベンダーが使われており、植物の上を人が歩く旅に良い香りが全体に広がるのです。これは小さな村の様子ですが、かわいい女の子と御祖母ちゃんが一生懸命作ったようでした。

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こんな様子を見てしまうとこの村で寄り道をしないわけには行きません。早速、教会に向かい様子を伺いました。
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スペイン独特のアラビアンスタイル『ムデハル』様式の古い教会。あまりに立派なので感激です。600年も前に作られた煉瓦造りの建物が今でもこんな状態であることは感動もの。人々が大切にメンテナンスしてきたことがよく分かります。
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教会のエントランスにも花とハーブがセッティングされていました。シンプルですがパレードのための植物のカーペット。エニシダの香りが心地よく香っていました。聖体祭の長いミサが終わるとパレードが始まりました。
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こじんまりとしたパレードですが、昔からのスペインが垣間見られるとても良い機会でした。おまけに今年は寒さがなかなか去らないのでお花も美しくバリエーションも多いので、カスティーリャでは見ごたえのある飾りが色々見られました。ガリシア地方などではあじさいの開花が遅れており、予定外の花びら不足のようですが、それぞれの地域で魅力ある花のカーペットが愉しまれたようです。やっぱりスペインの伝統は素晴らしい事を体感した一日でした。




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# by angel-chiho | 2018-06-04 07:56 | Castilla カスティーリャ | Comments(0)
偉大な画家イグナシオ・スロアガ
4月は目まぐるしく過ぎ去り、5月はあっという間に半分過ぎてしまいましたが、ここ数か月とても充実した時間を日本とスペインで過ごしておりました。今日は4月思いがけず参加することが出来たバスクでの思い出を書きたいと思います。

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ここはバスク地方Zumaiaスマイアにある19世紀から20世紀初頭に活躍したスペインの天才画家スロアガの家。個人的に最も尊敬するスペイン人のひとりです。スロアガは当時忘れられかけていたエル・グレコのような画家を新たにパリで再発見させるような活動をし、スペインの魅力を世界で発信した人物。その生き方がこの上なく魅力的です。ゴヤの生家も当時買い取り修復し、現在もゴヤの家として博物館として残しています。ゴヤの遺体をフランスからスペインに運んだのもスロアガであり、偉大な作品以外に多くの偉業を残しています。カスティーリャの最も美しい村のひとつPedrazaペドラサに残る中世の城の修復もしており、彼のエネルギッシュさそのものを表しています。

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そんな素晴らしい画家のひ孫さんが現在は財団法人を運営しているのですが、運よくパートナーの同級生なのでチャンスがあると色々スロアガの作品を見せていただいたり、アトリエのある城などの取材もさせていただいています。今回もばったりセビリャの美術館で出会い、バスクジプシーからのスロアガへのオマージュイベントに参加することになりました。画家スロアガは闘牛士でもあり、アンダルシアでの生活経験でフラメンコやジプシー文化にも深く精通していました。100年も前からジプシー文化の偉大さを評価し、音楽家ファリャが企画するアルハンブラ宮殿でのフラメンコフェスティバルには多大な応援をしながら参加したことも有名です。イベントはメディアで紹介されていたので、私は感動したスペースを幾つかアップします。

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画家スロアガのスピリットとバスクの空気を満喫しながら芸術的な週末を過ごすことが出来ました。こういうのが癒しの時間だと心から感じられるものでした。屋内は画家スロアガの作品だけでなく、彼の叔父陶芸家ダニエル・スロアガの作品も豊富で、500年も続くスロアガ家のレガシーが満ち溢れています。呼吸と共に芸術が身体の中に入ってくるような感じです。
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インテリアはスペインとバスク、アンティークとスペインの民族衣装。闘牛士やフラメンコの衣装がテーブルクロスやカーテン、クッションとあらゆるところで使われており、テキスタイル好きの私には夢のような空間で、今後自分の家の修復のために数多くのアイデアをいただいて参りました。

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ベルベットにレースのイニシャル。本当に素敵な組み合わせでした。

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素晴らしいバスクの伝統家具。画家スロアガの集めた家具だけでなく、彼の夫人のアンティークコレクションも部屋を飾っており、それらを滞在者は生活用品として今でも使うことが出来るのが何よりすごい事でした。洋梨の静物画はスロアガ末期の作品。このグレーの使い方と洋梨の質感にはスペイン絵画の歴史とタッチが全面的に感じられ涙が出るほど美しい。

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テーブルクロスも陶器も伝統的なものを使ったテーブルセッティング。イベント後のランチまでスペイン一色で開催されました。

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隅々まで演出されたインテリア...



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本当に気持ちのよい天候だったので、庭でティータイム。お菓子もホームメイドのしっとりと焼けたクッキー。レシピが知りたいくらいでしたが、庭での空気が美味しすぎてレシピを書く気力はありませんでした。

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私たちの寝室にあった作品。感動しすぎてなかなか夜は眠れませんでした。写真を見るとまだこの週末の余韻が感じられ、あらためてスロアガファミリーとスペイン絵画の重みを体感出来たことを嬉しく思っています。




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# by angel-chiho | 2018-05-17 07:42 | Art 美術 | Comments(0)
セビリャのイースター

30年もスペインに住んでいるのですが、初めてイースター真っ只中のセビリャへ行って来ました。イースター準備中のセビリャは体験したことがあったのですが、やっぱり本番のイースターを体験するのは大満足の体験でした。

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街中でキリストのエルサレムに入るシーンから磔、復活とそれぞれの場面を彫刻で復元するような演出で、舞台が連続で上映されているような感じなのです。これは体験してみないと分からないムードの中で開催されていますが、宗教儀式であるにも関わらず街中の人が年齢関係なく参加しているところがすごいのです。宗教は信者がどんどん減っているようなイメージですが、このセビリャのイースター行事は全くそんな感じはありません。

写真は告解者型の香炉。乳香が街中で焚かれています。これがたまらない芳香で意識が神秘的な世界にシフトされます。

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大部分のパレードは大聖堂へ行くので、大聖堂の近くにいれば無数のパレードに遭遇します。教会別にたくさんの団体が形成されていて、告解者の姿はそれぞれ違います。信者の多い団体はそのメンバーの多さと豪華さでとにかく迫力があります。

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刺繍もシルバーも伝統的工芸の宝物。セビリャではこのイースターがあるために、数多くの伝統工芸が今でも存続し他の地域よりも守られています。昔と比べると豪華さは減少しているようですが、偉大な伝統が存続しています。

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御神輿と同じように信者が運ぶ彫刻も芸術品ばかり。フラワーアレンジメントもレース、クリスタル、シルバー、キャンドルと私が好きなものばかりでオンパレードで1種間ずっとパレードで登場します。

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不思議な衣装ですが、これが告解者の姿。誰が何を懺悔しているかは分からないようになっていますが、告解者が天に向かう道はこのククルッチョと呼ばれる帽子と同じで、上に行けば行くほど細い道になることが、この帽子のデザインに象徴されているそうです。

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間違いなく世界中で開催される色々な祭事の中で、もっとも豪華なもののひとつだと思います。
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このカトリックの伝統を理解するのは非常に難しいことだと思いますが、参加する人々の様子を見る限り深い精神性を感じ、スペイン人の宗教観に私も共鳴します。プロテスタントにとっては偶像崇拝かもしれませんが、そういったものを超越したスペイン人のスピリチュアルものを本当に体験できるすごい催しだと思います。こんなバロックそのものの精神世界をほぼ昔のまま体験できる事が、なにより贅沢な体験だと深く思いました。

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そして、独特のマリア信仰。これは間違いなく古代から存続している地中海沿岸の人々の母に対する意識のあらわれだと思いますが、カトリックがこの古い信仰を吸収してマリア信仰にしていることは、スペインの人々には必要な祈りの世界であり、かけがえのないものであることが本当によくわかります。最高の体験でした。宗教関係なく仏教徒である日本人でも共感できるスピリチュアルな経験になると思うので、この時期を訪れるチャンスがあるなら絶対に体験するべき行事です。最もおすすめ出来る行事のひとつです。

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今回初めてヒラルダという大聖堂の塔に上りました。これも超おすすめの素晴らしい景色。

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# by angel-chiho | 2018-04-06 07:59 | Trip 旅 | Comments(0)
マドリードの帽子店
先週はじめて仕事でハンドメイドの帽子メーカーさんのアテンドをしました。30年間スペインに住んでいますが、帽子専門家のアテンドは初めてだったのでとても新鮮でした。仕事の依頼を受けてからマドリードの帽子やスペイン式の帽子のことを考えはじめたのですが、ここ10年くらいでしょうか、帽子専門店も姿を消したものです。知らない内に消えていたショップが多くて、気が付かなかったことに自分でも驚きました。

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こちら旧市街にある古いお店ですが、昔は完全に帽子屋さんで軍人の帽子も綺麗に陳列されていたことを憶えています。今では半分はツーリスト用のお土産品のお店になってしまっていますが、かろうじて帽子のセクションも残っています。イタリアのボルサリーノというメーカーはクローズしてしまったそうですが、ここにはまだ最後のボルサリーノの在庫が残っていました。ボルサリーノファンにはきっと見逃せないでしょうね。店内はリニューアルされていたのですが、店舗構えは昔のままを保存しているのでホッとしていますが、これもオーナーが代わってしまったら何を販売し始めるか分からないので、帽子を使う習慣がまた復活するといいのですが。

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マドリードで最も重要な広場であったプラサ・マヨールPlaza Mayor. 少し前まで老舗も結構あったのですが、最近はすっかり変わってしまい寂しいものです。美しいアーチが印象的ですが、長い歴史の中でこの広場が見て来た様々な行事の中には、宗教裁判のような残酷なものも少なくありません。

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もう一軒、こちらは完ぺきな帽子専門店。棚に残っている箱も魅力的。帽子を買うというよりも、店内の様子に目が言ってしまい帽子は選ぶのが難しい。専門家と一緒だったので、これぞスペインという帽子をお薦めしました。ゴヤの時代に遡ったようなバンドレロと呼ばれる強盗団の帽子で、今では重要な民族衣装になっており男女構わず使用します。アンダルシアのフェリアでは、これをかぶった素敵な女性がよくいます。ベルベットという素材も良いのだと思います。下の写真をご覧になっていただくと様子が分かると思います。

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写真はLavozdigital.esより
こんな感じです。かっこいいスタイルです。

19世紀の人形でもこのバンドレロはよく登場しますが、こうしてじっくり見ると民族衣装は本当に宝の山です。どんな小さい細部にも手仕事の素晴らしい伝統が隠れています。
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# by angel-chiho | 2018-03-03 04:38 | Madrid マドリード | Comments(0)
かご・籠・カゴ
ECOやオーガニックというコンセプトがやはり注目されていますね。今年はカゴが大ブレイクしていると思います。ザラもロエベもかごのオンパレード。かごフェッチの私は嬉しくて仕方ないのですが、皆様有名ブランドだけでなく昔からハンドメイドでカゴを作り続けている人にも注目してくださいね。
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こちらが今シーズンのザラ。スペインをはじめとする地中海の伝統デザインです。ザラでは2サイズくらい販売しています。こういうハンドメイドがZARAに並ぶなんと本当に嬉しいです。
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こちらが昔からのスタイル。地中海リゾートでの定番です。全く同じデザインです。こっちのリュスティックスタイルの方が個人的には好みです。どこかやさしさが漂っていて硬さがないのです。
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そして、こちらがロエベ。これも伝統デザインそのままにロエベのレザーが付いています。普通数千円のものが、ロエベだと5万円くらいだと思います。
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こちらが定番のかご。取っ手がレザーのものもあるのですが、もちろんロエベレザーとはグレードが違います。

あなたはどちらを選びますか。
私は正直どちらも買ってしまうと思います。
伝統とデザインはこんな風に融合しあって良さを知ってもらうのが一番。今年は日本でもこの伝統もののカゴバックを広めたいなぁ~と思っています。興味ある方お知らせください。一緒に良さを広めましょう。素敵なデザインが山盛りあります。

因みに、群馬県前橋市のパワジオ倶楽部では15年前くらいからスパルト籠をスペインから直輸入しています。ファッションよりもインテリアで使われているカゴですが、今回ご紹介しているカゴと同じ伝統品で魅力的です。

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# by angel-chiho | 2018-02-14 07:31 | お気に入り | Comments(0)
そば粉のパスタ
グルテンフリー食品の普及のおかげで、最近スペインでもなかなか美味しいそば粉のパスタが買えるようになりました。パンは数年前から美味しいそば粉のパンを買っているのですが、今度はパスタもそばに切り替えて行こうと思っています。パスタが好きなのですが、あまり小麦粉ばかり摂取したくない私としては嬉しくて仕方ない事なのです。

平野由紀子さんという料理研究家の方のレシピをヒントに、今日はゴルゴンソーラと甘栗のそば粉パスタを作ってみました。超美味しいコンビネーションなので、オリーブオイルは一滴も使いませんがレシピをアップします。

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材料 (2名分)
そば粉のパスタ ペンネ風 200g
ゴルゴンソーラ   80~100g
白ワイン  80ml (グラス半分弱)
甘栗  10個
生クリーム  大さじ3~4
胡椒  適量

作り方
1.なべにワインを入れて沸騰させ、少しアルコールを飛ばしゴルゴンソーラを加え溶かす。ワインとしっかりと馴染むようにしばらく中火で煮込む。そこへ生クリームを加える。沸騰させないように。
2.別のなべに水を沸騰させ、そば粉のパスタをゆでる。
3.1にパスタを加え馴染ませる。火を消してから甘栗を食べやすいようにほぐしてパスタに散らす。最後に挽きたての胡椒をかけて完成。

*仕上げにイタリアンパセリを少々振りかけてもいいと思います。

超シンプルですが、とても良いコンビで美味しくいただけます。我が家では定番にしてスペイン人の来訪がある時に出せるパスタメニューにしています。

スペインで市販されているそば粉のパスタがこちら。一緒に販売されている赤いレンズ豆のパスタもサラダなどをカラフルにしてくれているので、今度レシピを紹介します。

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# by angel-chiho | 2018-02-04 08:21 | Comments(0)
Chihoのアーモンドスープ
ヘルシーな料理のインスピレーションは皆さんどんなところから得ていますか。
私はよく美容院での時間は、ヘルシーレシピを発見するための時間としています。最近アーモンドの使い方にこだわっているのですが、あるレシピを見て自分なりにアレンジ。より美味しいものにしたと自負しているので是非ご覧ください。

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エクストレマドゥーラ地方にあるアーモンド工場での選別作業の様子

スペインは世界でも有数のアーモンド生産国。日本では北米のアーモンドが溢れていますが、世界にはもっと品種の違う香り豊かなアーモンドが存在し、特に地中海沿岸では食文化として欠かせない食材になっています。アーモンドミルクなどがとても注目されていますが、私もまだまだアーモンドレシピの研究が足りないと思っているので、今年はアーモンドにこだわるつもりです。アーモンドのお菓子レシピは色々あるのですが、甘いモノでないレシピが欲しいのです。

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今注目しているのがアーモンドパウダー。
クッキーやスポンジケーキの材料としてよく使っていますが、ミルクの代わりに使えることがよくわかりました。アレルギーやアトピーなどの理由で牛乳は避ける人が増えていますが、個人的にもチーズ以外の乳製品は摂り過ぎないようにしているので、アーモンドミルクやパウダーは牛乳の代わりとして活躍させています。

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こちらがおすすめ
『Chihoのヘルシーアーモンドスープ』
一見ふつうのポタージュですが、ミルクなしのクリーミーなスープになっています。

材料 (4名から6名分)

‐ポロネギ (普通のネギの場合は粘り気のすくないもの) 2本
‐かぼちゃ 50g
‐大根   50g
‐じゃがいも 小1個 (これはオプション、入れなくてもOK)
‐セロリ 1本
‐生姜 スライス2枚
‐チキンストック 1リットル
‐アーモンドパウダー 120g
‐エクストラヴァージンオリーブオイル 大さじ4
‐海塩 小さじ2
‐胡椒 適量
‐イタリアンパセリ 少々

作り方:

1.鍋にオリーブオイルを熱し、乱切りにした全ての野菜を入れて炒める。
  塩コショウで味を調える。
2.野菜が5分程度で全体的に馴染んだらアーモンドパウダーを加えて炒める。
3.2にチキンストックを加えて沸騰したら弱火にして20分程度煮込む。火を消して少し冷ます。
4.少し冷めたらハンドミキサーやミキサーで、具を攪拌しクリーム状にしたら完成。
5.お好みの器にスープを盛り付け、イタリアンパセリとエクストラヴァージンオリーブオイルを
  振りかけて仕上げる。


ミルクが入っていないなんて思えないほどクリーミーなスープが仕上がります。ジャガイモやかぼちゃを入れなければ、よりライトな仕上がりになります。一度お試しください。我が家では大好評のスープです。


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# by angel-chiho | 2018-01-10 01:23 | My Kitchen レシピ付き | Comments(2)
ベレー帽と言えば...

ここ数年ベレー帽がまた人気ですね。スペインに住んでいるとベレー帽は民族衣装の一部のような感じで女性がかぶる感じでは全くないのです。特に北部では寝る時もベレー帽をとらないような人々がいるくらい、ベレー帽は必需品でかわいいおじさんがみんなかぶっています。個人的にバスク絵画がとても好きなので、私にとってのベレー帽はバスク絵画につながります。

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こちらはちょっと可愛いJose Arrueという画家の作品。バスク人が皆ベレー帽をかぶっている様子がよく分かると思いますが、この絵の中だけでなくどんなタイプの絵の中でもベレー帽は登場するのです。因みに、この絵はSidreriaと呼ばれるバスクの典型的なシードル食堂の様子。今でも同じようなスタイルで食事が楽しめます。バスクに行ったら見逃せません。

話はベレー帽に戻りますが、これだけベレー帽の需要があったバスクでも10年くらい前は、その製造が存続の危機にありました。どう見ても高齢の人しか使わない帽子になっていたので、ほとんど需要がなくなっていたのです。それがロシアの軍人などへの制服用の帽子として再度輸出が盛んになったりして、最近新たにデザインもリニューアルされ女性へのアプローチも再開しています。

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写真はS Semana El Pais より

有名なブロガーやモデルさんの間でも最近ベレー帽は人気アイテムとなっています。数年前は考えられなかった事なので、このバスクの伝統産業が再び広まるよう私もベレー帽は使い始めたいと思っています。実は昨年もうひとつ購入済なのですが。

おすすめはバスクで150年以上も歴史のあるベレー帽専門店がエロセギ。是非一度ご覧になってみてください。素晴らしい伝統を持つウールのベレー帽です。





嬉しいことにビルバオに行かなくては買えないかと思っていたものが、日本でも買えるようになっています。昔からベレー帽といえばエロセギなのです。スペイン語ではベレー帽は『ボイナ』なのですが、バスク語だと『チャペラ』と呼ばれます。これも面白い呼び方の違いですが、言葉の重みも違うような感じです。私の場合、ベレー帽はバスクのシンボルのひとつでもあるので、ベレー帽をかぶるとバスクの絵画の世界に入った気分に浸れます。

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バスクでは看板を持つおじさん人形でさえもベレー帽おじさん。もっとベレー帽を誇らしく可愛くかぶるおじさんが増えるように、皆さんもベレー帽見直してみてくださいね。


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# by angel-chiho | 2018-01-06 02:20 | お気に入り | Comments(2)
目ざめにはちみつ

最近はちみつについての本を読み、目覚めにはちみつを取り入れ始めました。

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ちょうど一年前くらいからスペインのイベリア半島ナンバーワンのラベンダーはちみつの販売を開始しているのですが、はちみつはオリーブよりも古くから地中海文化に欠かせないスーパーフード。まだまだリサーチして、自ら体験してみたいことばかりです。

本の中で目ざめにはちみつを摂ることは脳に効くという説明があり、なるほど納得してしまったのです。健康のためなら寝る前にひとさじのはちみつが、細胞再生や細胞修復の作用を生かすために有効のようですが、はちみつの糖分がすでにブドウ糖と果糖に分解されているので、寝ぼけた脳細胞にすばやくダイレクトに燃料投下をしてくれると聞き私は朝を選びました。

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写真のはちみつがパワジオ倶楽部・前橋で販売されているラベンダーはちみつ。イベリア半島一の感動のあるはちみつ。(お問い合わせはパワジオ倶楽部へ。☎027-254-3388)

はちみつの各種栄養素は身体に吸収されやすい状態で含んでいる『栄養爆弾』とも本には書いてあり、特にあらゆる酵素が多い事に注目しています。アミノ酸は20種類、ミネラルは27種類、ポリフェノールなどの抗酸化物質も含んでおり、とにかく栄養補給には文句ないものです。朝ごはんをしっかりバランスよく食べることも大切ですが、緑茶と組み合わせてはちみつをスプーンいっぱいなめるのも、なんとも言えない心地よさと快感なのです。砂糖のような甘さは朝受付られないのですが、はちみつならば大丈夫なので不思議です。

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そして、はちみつパワーをよりアップするために取り入れたのがシナモン。トーストにバターではなく上質なエクストラヴァージンオリーブオイル、そしてはちみつ、シナモンがすごいコンビネーションらしいのです。これはしばらく続けて効果を自ら調べるしかありませんが、今のところとてもいい感じです。無理なく出来るおすすめの習慣です。

オリーブオイル、はちみつ、シナモンの組み合わせは当分続けたいと思うスーパーコンビ。皆様も是非お試しになってみてください。


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# by angel-chiho | 2017-12-07 07:32 | Food Culture 食文化 | Comments(0)
ステーキレボルーションのエル・カプリチョ

良いご縁で楽しい一日を過ごすことが出来ました。
スペインに素晴らしい食文化があることは多くの人がご存知だと思いますが、今世界から注目される牛肉もスペインに存在するのです。しばらく前に『ステーキレボルーション』というドキュメンタリー映画が制作されたのですが、その中でも世界一のステーキに選ばれているのです。

今年の夏、このレオンの田舎に存在するレストランを訪ねてから、今度は日本で和牛の世界を伝えるチャンスをいただきました。故郷群馬で最も美味しい牛肉のひとつ『鳥山畜産』さんが育てる『赤城牛』の素晴らしさを知っていただきました。

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エル・カプリチョのオーナーシェフが育てる10歳以上になる牛とは全く違う飼育方法ですが、鳥山社長が熱心に和牛の特徴などを話してくださいました。草のコメントも興味深く、わらの使用まであり、あの霜降りを作るまでの道のりを詳しく語っていただきました。牧場訪問後は加工工場見学、そして群馬の素材をふんだんに使ったすき焼きを、高崎のホワイトインで特別準備。世界に誇れる群馬のお酒『永井酒造』さんのヴィンテージもののお酒と共に満喫していただきました。

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日本の職人技をPRしたすき焼き用に特別制作した食器。写真からも木箱などの美しさが伝わると思いますが、鉄なべも一人サイズになっており、実に贅沢な設えなのです。Jose Gordon氏も設え品の精密さを褒めてくださいました。

もちろん、食事に私が紹介しているオリーブオイルやフロール・デ・サルも使っていただきました。荒井シェフに心から感謝です。

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しっかりと長年作り続けている前橋にあるパワジオ倶楽部のオリーブワールドも見ていただきました。これから益々、あらゆる食文化の交流を深めていきたいと強く決心できた有意義な一日でした。
関係者の皆様、誠に有難うございました。






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# by angel-chiho | 2017-11-10 23:11 | Food Culture 食文化 | Comments(0)
いちじくとチーズのサラダ
気が付いたら10月1日。すっかり秋になっておりました。とは言え、まだまだ夏の食材も市場に残っていますので、今日はスペイン北部サンティアゴ・デ・コンポステラで学んだいちじくの最高においしくて簡単なサラダをご紹介します。
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夏の終わりのサンティアゴの様子

マドリードではアヴィラにあるグレドス山脈で採れるいちじくが有名ですが、ガリシアにもとっても美味しいいちじくがありました。酸味がほどよく効いていてサラダには理想的ないちじくです。マーケットでもまとめて購入しました。

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サンティアゴの市場はとてもハイクオリティの食材がリーズナブルな価格で手に入ります。
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ガリシアのいちじく。

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こちらが今日ご紹介したいサラダです。

【ガリシア風いちじくとチーズのサラダ】

材料:
いちじく 5個から6個
フェタチーズ  30~40g
エクストラヴァージンオリーブオイル  大さじ3
出汁醤油  大さじ1から1.5
わさび   小さじ1
*お好みで胡椒も少々

作り方:
1.いちじくは4当分にカット。ボールに入れます。
2.ドレッシングとなるオイルと出汁醤油とワサビは、適当な器に入れフォークで泡立てるように混ぜて乳化します。
3.1にチーズと2を加え器に盛りつけるれば完成。

チーズはガリシアのセブレイロのものが馴染みがよく、このサラダには理想的なのですが、日本で見つけるのは難しいのでフェタチーズをお勧めします。わさびとのコンビネーションといちじくの酸味が出汁醤油とよく合い感動するほど美味しいサラダになります。
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とても簡単なので是非お試しください。
流石ガリシアのシェフのアイデア。今年の夏いちばん感動したサラダです。

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# by angel-chiho | 2017-10-01 08:43 | My Kitchen レシピ付き | Comments(0)
オルチャタ Horchata

夏のスペインのドリンクと言えばオルチャタ!日本ではまだまだ知られていないドリンクですが、まるでミルクが入っているような不思議な飲み物。オルチャタが大好物だった義理の母のことを思わずにはこのドリンクを語れないのですが、地中海沿岸アルテアAlteaの町で6か月くらい過ごした時もオルチャタにはあまり馴染めませんでした。きっと甘過ぎたので興味がなかったのですが、ドライフルーツなどに凝り始めた時から、時々オルチャタの原料チュファを見るようになり少しづつ気になるようになりました。最近はスーパーフードのひとつにもなっているので、健康志向の人から注目フードです。

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こちらが材料になるチュファ。日本ではタイガーナッツと呼ばれていることが多いと思います。植物の根っこに根菜のように出来ます。豆などの乾物と同じように販売されています。

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一晩水に戻します。私は24時間くらい水に漬けました。水道水は避けてミネラルウォーターなどを使う方が良いと思います。しっかりと水洗いして水切りをします。

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材料:
300gのチュファに1リットルの冷水
黒砂糖 大さじ4
シナモン小さじ1
ローストアーモンド2粒

作り方:
①しっかり水切りをしたチュファに500mlの冷水を加え、砂糖、シナモン、アーモンドも加えミキサーにかける。残り500mlの水はミキサーにかけながら少しづつ加える。泡が立ってくるが、しっかりと滑らかになるまでミキサーにかける。粗い砂のような状態になったらOK。
②ざるでミキサーにかけたチュファを漉す。漉した後のミルキーな液体がオルチャタの完成品。

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私のオルチャタはこんな風に出来ました。
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オルチャタの色はすごく薄いミルクコーヒーみたいな色です。シナモンの微かな香りと共にオルチャタ独特のアロマが感じられ、そのデリケートな香りに正直ビックリ。かなり上品な風味に仕上がりました。パートナーの話では、このレベルはホームメイドオルチャタの飲める専門店でしかないということ。かなり高い評価でしたので安心しました。

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オルチャタの故郷バレンシアにはオルチャタ専門店があるのですが、専門店だとこの写真のように菓子パンのようなものと一緒にオルチャタを飲むのが定番。オルチャタにパンを漬けながら食べるのがスペイン人は大好きなようです。

こんな簡単に美味しいオルチャタが出来ると分かっていたら義母に作ってあげたのにと、今日はつくづく思っています。オルチャタを飲みたい方は、絶対このように原材料を買って作ることをお薦めします。超かんたんですし、既製品とはくらべものになりません。


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# by angel-chiho | 2017-08-29 08:50 | My Kitchen レシピ付き | Comments(2)
エクストラヴァージンオリーブオイルで厚揚げ

美味しい厚揚げとか油揚げ探しで困る時ありませんか。
オイルの仕事をしている私にとってどんなオイルが使われているか分からない品物は、買うのに決心がいります。小さい頃、近所で買ったような美味しい油揚げなどが食べたいなぁ~と思うのですが、そういう揚げたての油揚げで安心できるものは簡単には入手出来ません。そこで今日はどうやって満足できる厚揚げを今作っているかお伝えします。

エクストラヴァージンオリーブオイルはオリーブオイルのカテゴリーの中で最も上質なものなので、生で食べるべきと思っている方が多いようですが、実は調理に一番向いているオイルでもあります。なぜかというとエクストラヴァージンオリーブオイルの中には強力な抗酸化物質が他の植物性オイルよりも豊富にあり、加熱しても最も酸化に強いオイルだからです。

そんな特徴を利用して厚揚げも自宅でエクストラヴァージンオリーブオイル揚げにするようにしています。最初はオリーブオイルの特徴が出過ぎてしまうようで不安だったのですが、エクストラヴァージンオリーブオイルでもマイルドタイプを選んで揚げてみたので、完成品は完璧の一言。素晴らしい美味しさの厚揚げが出来ました。

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エクストラヴァージンオリーブオイルは粒子が非常に細かいので、ある程度水分が豆腐に残っていても油が撥ねることなく安心してフライが可能です。
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いつものように生姜とお醤油で食べるのもOKですが、以下のようにトッピングを工夫するのがおすすめ。


材料
豆腐 1丁 (フキンで余分な水分は切る)お好みのサイズにカット
エクストラヴァージンオリーブオイル 豆腐がカバーされる量が必要

作り方
オイルをフライパンに入れ160度くらいになったら豆腐を入れ、ゆっくりとひっくり返しながらきつね色になるまで揚げる。
オイルの温度はあまり上がらないように、揚げている最中は常時中火にしておく。
丁寧に揚げる必要があるので、豆腐の厚みによって5分~10分程度揚げる作業に時間が掛かります。温かい状態でも冷ましても美味しくいただけます。
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写真の厚揚げには、グアカモーレを添えてみました。
グアカモーレのレモン汁の爽やかさが厚揚げにマッチして、お醤油をかける必要もなくグアカモーレだけで美味しくいただけました。スペイン特産のスモークパプリカ『ピメントン』とポルトガルの海塩フロール・デ・サルも一振り。より女性向けのヘルシーな厚揚げ完成です。
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オリーブオイルの厚揚げだとトッピングが定番の和食のトッピングではなく、色々洋風なアイデアがわいてくると思います。あらゆるソースと組み合わせられますし、ピスト=ラタトゥイユのような料理と組み合わせても超美味しくいただけます。是非試してみてください。

おすすめエクストラヴァージンオリーブオイルはこちらカサス・デ・ウアルドのマイルドタイプの3L缶。これさえあれば厚揚げ、天ぷら、フリッター、ドーナツ、ピザ生地などなどふんだんにヘルシーなオリーブオイルを使っていただけます。
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ピメントンはこちら。商品お問い合わせはパワジオ倶楽部へどうぞ。☎027-254-3388
または、www.powerdio.comへ。
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# by angel-chiho | 2017-08-24 08:29 | My Kitchen レシピ付き | Comments(0)





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