今日は夕方田舎へ移動します。マドリードから高速で2時間、まるで時代が変わったようなところへ住むようになってから早くも5年。もうすぐ6年目に突入しますが、工事は一向に進まず。あちらこちらと直してはいるのですが、どこかを修復するとすぐにまたどこかを直すことになるので、いつまでたっても変化したように感じられません。まぁ仕方ありません。こんな古いムードのところでインスピレーションを受けたかったのですから...
マドリードから田舎へ移動してまず最初に気になるのは、虫の数。日本と比べたら乾燥しているので、虫の数も種類も少ないのですが、9月から10月にかけてハエの活動が変化し、人間に対してとても煩くなります。すこしはおとなしくなっているといいのですが。おまけに我が家のお隣は鳩が大好き。ピジョンをカスティーリャの人々は好物としている人が多く、今でもかなり飼育していますが、村の中では禁止されています。ところが我が家のお隣、そんなことは関係なし。主人が鳩について詳しいということを知るまで、どうせ都会人にはわからないだろうと、平気で規則を破っていたのです。最近、鳩も移動させてくれたので、我が家は落ち着きましたが、それまでの鳩の被害といったら、並べ始めたら切りがありません。おかげで我が家にとってタブーは鳩!
写真のようにパティオで何年かシャンデリアを吊るし夏は楽しんでいたのですが、キラキラ輝くものはやはり虫も好むので、今年は外しました。やっぱりあるシャンデリアは屋内へ。屋外はキャンドル中心に変更です。マドリードは週末30度くらいまで気温が上がり、温かい理想的な日々でした。
田舎はどうかな。