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カスティーリャの村々
結局昨日は出発が遅くなり、田舎には本日到着。マドリードで書類手続きなどをするよりも、同じ官庁オフィスが田舎の方にあれば、こちらで手配する方が駐車はできるし、混み合ってないし、信じられないくらい快適でスムーズ。そんなことをスペインの古都Valladolidで実施し、のんびりと田舎の我が家に到着しました。

途中、しばらく訪問していない教会へ。いつ見ても良いものは美しい...大好きな糸杉も健在。すっかり秋の日差しとカスティーリャの平原の雄大さを満喫...今読んでいる中世悲劇の主人公Ines de Castro イネス・デ・カストロが、今日通過した付近で10歳からの教育を受けたことを知り、またまた想像に耽ける。
本を読み終わったら、彼女が他界したところへも訪問したくなるでしょうね。不思議な縁で、彼女の棺は、ポルトガルゴシック彫刻の傑作のひとつとして、20年も前に訪問しているのですが、巡りめぐって彼女が主人公である小説が舞い込んで来てしまったので、また行く必要があるかな。歴史とか美術品を好んでいると、こういう事がしばしば起こるので、『偶然はない』という風に想定すると、いろいろと不思議な世界が広がります。

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写真の教会はWambaバンバという古い村にあるサンタ・マリア教会。
10世紀ごろアラビア人の征服をのがれて南部アンダルシアから逃げてきたキリスト教徒が建てたプレロマニコ(ロマネスク様式以前のスタイル)の教会で、当時建造された部分もかなり残っています(13世紀に改造されていますが)。イスラム教徒に負けた西ゴート王家の歴代王との関係も深く、村の名前となっているバンバ王はここで髪を切られ王の地位を奪われたそうです。西ゴート王朝は世襲制ではないので、こういう面白いエピソードがたくさん残っています。

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そんな訳で田舎の家近辺は、昔から西ゴート王朝とゆかりの深い地域。特に東西は王家の領土だったようで、珍しい教会が密集しています。おまけにイスラム教徒との戦いをしていたレコンキスタの頃は、ドゥエロ川は天然の境界線でしたから、城も密集しています。

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カスティーリャとは、スペイン語で城を意味するのですが、そのくらい城ばかりあった地域で、毎日騎士や修道士、歴代王、女王のことをいくらでも想像しながら過ごせる所なのです。

誰でも知ってるお菓子『カステラ』も、元々の意味はカスティーリャ王国の菓子という意味。
今朝行ったBARにも大きなカステラ風スポンジケーキがありました。
トルティーリャが食べたかったのでカステラは食べませんでしたが...
by angel-chiho | 2009-10-07 03:52 | Castilla カスティーリャ
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