アーリーハーベストと呼ばれる10月の間2週間だけ作られるオリーブオイルが、やっとスペインから到着しました。このオイルは使っているオリーブの実の素晴らしさに感動して、2009年入荷することを決めたのですが、はじめての輸入だったので、いろいろと手続き問題が発生し1カ月遅れで届きました。
使われているオリーブは、マンサニーリャ・カサレーニャと呼ばれる漬物に最適と言われている品種。そのあまりの美しさに驚いたのですが、確かに果肉の風味が豊かでオイルの甘さにそれが出ていると思います。
ところで、しばらく前に漬けたオリーブですが、塩だけで漬けたオリーブがやはり最高の風味を保っていることがわかりました。来年の漬物シーズンが今から楽しみですが、苛性ソーダは軽くつかって美味しいものを完成させたのですが、それでもやはり塩だけのものと比べるとオリーブの香りや味は塩漬けのものがベストでした。やっとスタッフにオリーブの本当の味が理解してもらえました。来年はそれをより多くの人に広められるよう、今年の目的は一つ明白になりました。
オイルも漬物と同じように、手間の掛け方次第でピンからキリまでありますが、今回のオイルはシンプルに美味しいフレッシュなオイルだと思います。これからどんな料理とのコンビネーションが最適か色々トライしてゆくのですが、やっぱりフレッシュジュース系や冷製スープに合いそう...温野菜には文句なしにぴったりだし、アイスクリームにも美味しそう。お正月が終わりダイエットに励みたいのですが、料理のことを考えたり、作ったりしなくてはならないので、ダイエットは難しいそ~。恐ろしい近況です。