運よく今年もアーモンドの季節にポルトガルへ足を伸ばすことが出来ました。
日曜日にはセビリャへ出発しなくてはならないのでとんぼ返りの旅でしたが、大切なパートナー兼私のオリーブオイルの一番の先生との打ち合わせがあったので、頑張って行って参りました。
ポルトガルではいつもご馳走が準備されているので、途中BARで小さい生ハムのサンドイッチだけにしておきましたが、そこで懐かしい光景があったので、その写真をアップします。
日本でも時々着物の上に羽織っている人がいるマントのような上着。スペインではCAPAと呼ばれ、昔は当たり前のように見かける外套でした。義父は生前いつもこの上着を使っていたので、カパを羽織っている人を見ると嬉しくなると同時にちょっと悲しくなりますが、昔懐かしく色々な思いにふけることができる年齢になった証ですね。
この地域は黒豚のイベリコ豚でも有名な地域なので、生ハムは普通のBARでもとても美味しくて、サンドイッチは2個ペロリでした。
昨年も同じ季節のこの地域は訪問したのですが、今年はどこもかしこも水があふれていました。川なんてほとんどない地域が川だらけになっていました。自然にできる小さな池のようなため池もいっぱいで、本当にこの季節は写真にぴったり。時間があればよかったのですが、急いでいたので風景は脳裏に焼き付けてきました。こういう風景を見ると身体も心もリラックスできで、温泉のような効果があります。木にリケンが沢山ついていて感動的でした。
2日間すごく寒くて朝外に出たら水たまりに氷が張っていたのですが、こんな綺麗な青空に恵まれました。2日にわたって移動中にしっかりと日光浴をした気分です。
そして、楽しみにしていたアーモンドの花。
昨年より1週間くらい早く行ったのでちょっと満開とは言えませんが、ゴッホのアーモンドの絵を思わせるあのよじれた木には、特別な魅力を感じます。今回はアーモンドの食べ方も知らなかった方法を伝授してもらったので、大満足で帰宅しました。後日オイルの先生とのお話もアップしますが、人間の縁というのは不思議なものですね。まさかこんなにポルトガルに足を運ぶことになるとは、夢にも思っていませんでした。
次回は昨年の満開のアーモンドの風景もご紹介しますね。