セビリャの話が続きます。
今日は夜の話題。アンダルシアへ行ったら(スペインどこでもそうですが)やっぱりBAR巡り。今回は長い雨の後、誰もが春らしくなった気温を外で楽しみたかったので、日曜日は特にテラスなどすごい賑わいでした。
昨年セビリャを訪問した後から、闘牛場ラ・マエストランサ近辺に美味しいレストランをBARを発見。今回も闘牛ファンの好きそうなレストランへ足を運びました。アンダルシアの料理は北部とかなり違いがあり、タパスベースなのでちょっと物足りない時もありますが、美味しい満足できる味のレストランでした。
レストランの闘牛に関係するものがビッシリと飾られており、もちろん闘牛のはく製も。私はもう慣れていますが、敏感な人にはグロテスクに感じるかもしれません。スペインのメジャーな闘牛場での闘牛はほとんど見物したことがあるのですが、セビリャだけはまだ行ったことがありません。あの独特のセビリャの闘牛ムードをいつか味わってみたいと、ここ数年計画はしているのですが、なかなか実現しません。闘牛場は見学できるようになっているので、博物館も訪問したことがあるのですが、特に美しい闘牛場だと思います。
そして、今回一番気に入った料理は、オックステールを使ったコロッケ。このミニサイズのコロッケがとても好きなのですが、こんな美味しいオックステールコロッケは初めてです。細長い方にはチッキンが入っています。もうひとつは定番のタラコのマリネ。タラコが大好物の私にとっては、唯一スペインで簡単に食べられるタラコです。


そして、次に行ったのはグアダルキビル川を渡ってTrianaと呼ばれる地区へ。川の反対側はジプシーが沢山住んでいた地域。私はこちら側には夜景を楽しむために訪れます。カテドラルもトーレ・デ・オーロも美しくライトアップされて、マンサニーリャを飲みながらのんびりとセビリャを満喫するには最高の場所です。若者が溢れていました。
これがセビリャの3月の夜景。
とても快適で気持ちがよかったです。