数日前に嬉しいニュースが届きました。
友人の岡井路子さんの初の料理本が完成したのです。楽しい野菜栽培の話を沢山聞いていた上、食器もスペインやポルトガルでこだわって作っていただいているものを選んでくれたので、どんな本が完成するのか、首を長くして待っていたのです。
じゃ~ん、こんな感じで本の写真が届きました!

中には色々な野菜のシンプルレシピが詰まっているはず。まだ実物を読んでいないのですが、撮影も見物しましたし、いつも岡井さんのお料理はパーティーなどで食べさせてもらっているので、美味しいレシピであること間違いなし。どんなものが載っているのか、本当に興味があります。
パワジオ倶楽部からの連絡では、オリーブオイルもフロールデサルもとても綺麗に掲載されているとのこと。とにかく有難いことです。
2009年のオイルは、2008年のものよりもほろ苦さを感じましたが、じっくりとアロマや風味を味わってゆくと、青りんご、グリーンバナナ、グリーングラス、今年は花の香りもかすかにします。まるでオリーブ農園の風景がそのまま目の前に広がるようです。フルーティーな複雑さを持つオイルは、じっくりと愉しむと色々な香りがします。是非、岡井さんのレシピをこのオイルでトライしていただきたいです。

昨日はロメスコというソースを家で作ってみました。想像以上に沢山できたので、瓶詰めにして保存しました。これで野菜料理が一味変わります。アーモンドはポルトガルからのお土産を使ってみました。この間車のトランクを整理していたら、オイルメーカーの人が、生のアーモンドも積んでおいてくれたことを発見。今週は田舎へ行く予定なので、田舎にあるアーモンドと共に、甥たちに殻割りをしてもらってローストする予定です。マルコーナという有名な品種よりもずっと美味しいアーモンドなので、料理につかうことがより面白くなりました。
セビリャからの帰り道、何を持ち帰ったかというと...収穫したばかりのワイルドグリーンアスパラを
無性に食べたくてドッサリ買ってきました。普通のグリーンアスパラとの違いは、野生のほろ苦さというか渋みと苦さ。皮を剥かないと硬すぎて食べられないところが玉にきずなのですが、独特の春の香りがたまらないのです。これはきっとデトックス効果のある苦味だと思うのですが...いつか専門家に聞いてみょう...