パティオの2部屋の工事が始まりました。
今週マドリードでフードショーや約束事があるので、週末までどんな工事か様子をチェックできませんが、この部分はメインの建物のように石造りのところもありませんし、屋根を作り直し壁を直す作業なので問題と思います。他の家がどのように修理させたかも見て確認しているので、心配ありません。まずはアンティーク瓦を全て剥がして下ろし、その下にある柱のコンディションが悪いものは交換、その後板を張り再度アンティーク瓦をのせるのですが、防水加工もすると思うので、現代的なものもかなり加えられます。暖炉もリニューアルします。

ブルーの扉はアイアンのガラス扉に変わる予定。古い扉は屋内で使えるものは、クローゼットの扉としてリサイクルするつもりです。扉も窓の空間もかなり大きめになるので、相当イメージが変わると思います。
これで田舎の家の10%くらいが修理されることになりますが、残り90%があるのでまだまだ工事工事の連続となること間違いありません。気長に構えないといけませんね。

この古い屋根のゆがみは魅力があるので残したいもののひとつなのですが、柱の具合によりますからどんな風になるかわかりません。かなり正常な屋根になってしまうと思いますが、古い瓦はそのまま使い続けます。この2部屋は全く使用していなかったところなので、使えるようになったらパティオでの暖炉のそばでの食事や、人が泊まりに来たりした時にとても便利な部屋になると思います。左側の鳩がいた空間からは、沢山の古いワインやカバの木箱が出てきたのですが、それはピジョンや野鳥を飼うための鳥小屋に加工されていてかわいいのです。クリーニングをしてどこかに飾ろうと思います。古いワインの箱などは、ブランド名が手書きのものもあって味があるのです。