屋根の修理がほぼ完了したので、今度は床のことを考えています。テラコッタタイルがかなりあるので、それを活用しようと思うのですが、カスティーリャの田舎では、もう少しカラーを与えてあげないと家が寂しい感じがするので、少しセメントと大理石の粉を混ぜたタイルを探しています。

こうして見るとちょっと派手に見えますが、部分的に使うとこのタイプのタイルはとてもお洒落で可愛いいもの。初めて感動するこのタイルの床を見たのは、ミラノのブティックだったのですが、その後19世紀の建物や20世紀前半の建物でも大量に使われていたことを発見。とても想像のできないカラフルタイルが、昔から非常にふんだんに使われていることに驚いたものです。デザインは色と模様のコンビネーションで無数にあるのです。
数年前にスペシャルオーダーでこのタイルの模様を特注(友人のために)したこともあるのですが、それもいいデザインが見つからなかったら再オーダーしてもいいと思っています。タイルひとつでも選び始めると本当に楽しめますね。