やっと田舎へ行く時間があったので、数日だったのですがあちらこちらへ行って参りまいた。今カスティーリャでは、花がまるで一気に何かが破裂したように咲き、ものすごいことになっています。私は花粉症体質ではないので問題ないのですが、オリーブオイルのおかげで全く症状が出ていなかった主人も、さすがあのお花畑の中では耐えられなかったようで、昨日は突然花粉症にかかったようです。今日はもうマドリードに戻ったので全然平気なのですが。
まずは、数か月振りにお世話になっている財団へ。月曜は休館なので館長とゆっくりと話ができます。偶然、その日は館長の弟さんの最初の小説のプレゼンテーションがあるというので、夕方はValladolidの街へ。カスティーリャに残るローマ時代のヴィラ跡を舞台とした小説だそうで、早速購入してきました。もうサラマンカである賞をもらっているそうです。感想はまた後日。


ヴァイヤドリッドの中心部にあるこんなブックショップでのプレゼンテーションでした。このシーズン、スペインではあちらこちらでブックフェアーが実施されているので、好きな作家のサインなどをもらいに行く人もかなりいるようです。マドリードではレティーロ公園の中に沢山の出版社のテントが出ています。

ヴァイヤドリッドを訪問した時、よくPasaje Gutierrezパサヘ・グティエレスというパサージュへお茶をしに行きます。あまり美味しいカフェではないのですが、この雰囲気が好きでどうしても行ってしまいます。美味しいワインの専門店もあったのですが、そこはクローズされており、今度どこへ移ったのか聞いてみたいと思っています。こんなワインの産地でやっぱりワインショップを経営していくのは大変なのでしょうか...
カフェの前には、フレーム専門店もあるのですが、ここも一度フレームをお願いしたらひどいものが作られて来たので、もう行くことはないと思います。フレーム専門店もオーナーというか、担当者のセンスで決まるので、当たり外れがとてもあります。いつか行きつけのフレームショップも紹介しますね。