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Ceramica Espanola

しばらく忙しくしておりました。ここ数日雨で真夏から初春に戻ったような気温で、今日はセーターとジャケットを着て出かけました。

20数年前にスペインに住み始めた頃から、私のお気に入りのスペイン産のものはあまり変わっていないような気がするのですが、その中のひとつが陶器。タラベラ焼きは世界的に有名ですが、本場に行くとやはり歴史を感じる窯もあり、何度行っても感動します。義母は古いタラベラやプエンテという地域の焼き物を集めており、田舎の別荘は壁一面が陶器だったようです。数枚私も記念に古いものを引き継いでいますが、時代によって違う魅力がありますが、伝統の力強さを特に感じる陶器で、この色彩に囲まれていると元気が出ます。

Ceramica Espanola_c0213220_6191860.jpgCeramica Espanola_c0213220_6215677.jpgCeramica Espanola_c0213220_6231352.jpg










私が通っている工房はアラビア式の窯も残る古い工房ですが、毎年いろいろな焼き物を焼いてもらっています。こういう工房は世襲制が20世紀まで守られていましたが、もう跡継ぎがいない所ばかり。残念でしかたありませんが、今回ちょっと町中を運転していたら、数軒新しいショップも開いていたりしたので、不景気で村に戻り焼き物工房を復活させている人もいるのかもしれません。

Ceramica Espanola_c0213220_6294692.jpgこの器はスペインの典型的な焼き物ではありません。この工房ではよく映画のセット用の陶器なども焼くのですが、これはある有名映画のために色々作った時に、フランスの陶器のフライパンを参考に焼いてみたらしいのです。私にはピカソの陶器シリーズの色付けに似ているように見えるのですが...一目でこの不思議な色付けが気に入りました。今料理本に出すための陶器を探していると話したら、すぐにプレゼントしてくれました。

フラッシュを使って撮った写真なので、質感がよくわからないかもしれませんが、ボッテとした色ののり方がチャームポイントだと思います。




Ceramica Espanola_c0213220_635428.jpgこちらもいただいて来たのですが、これは典型的な聖水入れ。カトリックの人たちは聖水を大事にしているので、どこの家庭にも昔はあったもの。今では小さいものなど集めている人も沢山いますが、私はルネッサンス期の聖水入れを無地のホワイトで依頼しました。完成品がこれ。絵付けされたカラフルなものよりも、ずっと私の好みに仕上がっていました。

イメージはこれでOKだったのですが、釉薬が問題。残念なのですが、ホワイトシリーズは釉薬もない方が素敵にしあがるので、これは実は失敗作なのです。もちろん、私はどこかに飾りますが、ひとつのものが完成するにはやっぱり時間がかかります。

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典型的な聖水入れはこんな感じです。
ハンドメイドのものは、本当に魅力的です。
焼き物やクリスタル、リネンやレースは切りもなく増え続けているのですが、気持ちが豊かになるので止められません。
by angel-chiho | 2010-06-12 06:46 | お気に入り
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