ランチは通りがかりの漁村で。

地元の人で大賑わいのレストラン。私が大好きなタイプの場所。元漁師のようなファミリーが経営している印象を受けました。メニューは魚料理がメイン、私たちは『あんこうご飯』をオーダーしました。子供連れの旅行なのでオーダーするものに一瞬困りますが、どこを見ても周りは魚を食べているので、子供も納得して魚を食べてくれます。
あんこうの出汁がたっぷり出たとても美味しい雑炊のようなご飯だったのですが、お米は少なめ。あんこうの中くらいのが一匹しっかりと入っていました。あんこうが美味しくて車海老は食べる気になりませんでした。

これはおつまみで出たムール貝。白い身がスペインと違うところ。スペイン風のアレンジの方が美味しいと思いますが、このたまねぎたっぷりのマリネも悪くありませんでした。

これも前菜の揚げ物。さつま揚げの原型パタニシュカと呼ばれる料理。粉が沢山使ってあって、日本のお焼き風でした。魚が入っているとこのタイプの料理を今まで嫌っていた姪もこれは2つ食べていました。塩味でとても優しい美味しさでした。

これがメインの雑炊。フレッシュトマトが沢山入っていて独特の酸味がきいています。これが市販されているトマトソースを使っていたら、ひどい味になってしまうのですが、フレッシュトマトと新鮮なあんこうを使っているところがみそ。量は膨大で半分くらいしか食べられませんでしたが、全員満足!コカコーラは時々食事中に飲むことを許してあげます。本当は禁止なのですが...

そして今週2度目のタコ料理。有名なポルトガル独特のタコ料理。今回は特にこの野菜とのコンビネーションが気に入りました。紫キャベツとかぶの葉のソテーで食べるなんて、誰も思いつかないアイデアだと思いますが、このポルトガルらしさがすごい魅力。ポルトガルのタコはすごく柔らかいのが特徴。相当たたいていると思います。
今日はデザートなしで野鳥観察のできるビーチへ。40cmくらいの魚も釣れたようです。