イライラしたり口論したりすることがあると、私はすぐ掃除に取りかかる癖があるのですが、今日は誰と怒ったわけでもないのですが、いい加減にかなり黒くなっていたシルバーウェアーのことが気になり、クリーニングを実施しました。
日本ではあまりシルバーウェアーは使わないと思うのですが、スペインは伝統的にシルバー好き。結婚式の時にいただいたものとか、あまり箱から出さないようにしているのですが(クリーニングが大変なので)、いくつか使っているフレームや器など時々綺麗にしてあげないと大変なことになります。

これはとても小さいフレームなのですが、古いもので細部を綺麗にするのが困難。手が真っ黒になります。ナイフやフォークというカトラリーもシルバーだと大変なのですが、我が家はステンレスを使っているので、カトラリーのクリーニングの心配はありません。そこまでシルバーで統一するとメイドさんがいないと大仕事ですから、スペインの裕福な家では、よく何もすることがない時にメイドさん達がシルバーのクリーニングをしています。そのため古い少し黒ずんでいる方が美しいシルバーもよくピッカピッカにされていますが、これだけは家全体のムードさえも崩れるので止めた方がいいなぁ~と思います。ちょうどいいシルバーの色の具合まで指導するのは難しいと言えば難しいのですが...
こんなシルバー好きのスペインでも、やはり面倒なシルバーは人気が落ちているようです。レストランなどでもいい完璧にアイロンのかけられたリネンとシルバーのカトラリーが揃っているところは、私は大好きなのですが、どんどん減っているようです。

こちらの写真の陶器は、京都の友人がこの春焼いてくれた器です。
わざわざオリーブオイルを入れるために焼いてくれたのですが、すごく可愛いと思いませんか。
大小と揃っているのですが、もったいなくて飾ってあります。フロールデサルとオイルを入れておいても、きっといい感じだと思います。
オイルがご縁でこんな焼き物も手元に届きました。
ハンドメイドのものは、時間が経てば経つつほど魅力を感じますね。