今週、来週とスペインとポルトガルを行き来しているので、ちょっとフードの報告です。


この3品はポルトガルの料理。サラダは極シンプルなものですが、トマトや玉ねぎの甘さ、ハーブの香りのよさに感動します。もちろん、帰りはマーケットにより野菜、果物、ハーブを山盛り買って戻りました。真ん中の写真はタラ料理。ポルトガルでは欠かせません。こんな立派な切り身はスペインではなかなか高級なレストランへ行かないと登場しません。右はイベリコ豚。これが食べたくて、このレストランへは行くのですが、今回も最高でした。


こちらはスペインでの料理。生ハムの産地なので生ハムが一皿。私は生ハムには非常にうるさい方なので、生ハムは悪くはなかったのですが、満足するものではありませんでした。香りが違うのです。真ん中はキノコ。スペインでもキノコシーズンが到来していて、新鮮なキノコが食べられる時期になりました。南部の新鮮なキノコは食べたことないので楽しみだったのですが、調理の仕方が駄目なのか、あまり感動するものではありませんでした。Gogumeloと呼ばれるキノコでした。食感はコリコリしていてよかったのですが、風味はハムとオイルで消えてしまっていました。そして、メインにヒレステーキ。これもソースが駄目でした。
アンダルシアへ行くと料理はどうしてももう一歩という感想になってしまいますが、仕方ありません。
こちらが理想的な生ハム。
写真では食感も香りも伝えられませんが、独特の甘さが香りの段階から察知できます。
これが世界一美味しい生ハムと言われるものですが、確かにこれ以上のクオリティーのものは食べるのが困難だと思います。
このハム作りにはポルトガル人も関与しているのですが、なぜかポルトガルにはこういうハムはありません。