我が家のリンゴはここ数年お友達のリンゴ農園からのもの。すごく美味しくて他の農園のものが買えなくなりました。私も実際行ったのは今年が初めて。是非行ってみたいと思わせてくれる酸味の強いリンゴがあったからです。


日本のリンゴの美味しさは競争できないものがあると思いますが、昔のような酸っぱさの残ったリンゴがなかなかないのが玉にきず。ここ数年実はず~っと探していたのです。陽光という種類らしいのですが、やはりいつ収穫するかで甘さにも違いがあるようで、10日くらい前は本当に最高でした。
採りたてのふじもやはり美味しかったです。右の写真はどれもふじなのですが、木の上か下かでも味が違いますし、木がどこにあるかでも違うようです。私はやはりフレッシュ感を感じる酸味が強いふじが美味しかったです。

そして特に嬉しかったのが、柿!
なぜかというと昔父の畑にあった名胡桃柿に似た、ゴマ入りで甘くない柿がこんなに実っていたのです。リンゴで行った予定が半分くらいは柿の話になってしまったのですが、こういう昔の品種が最近少なくて、この味を探していたのです。種の入っている部分のゼリー状の状態が、今回の柿はちょっと違うのですが、果肉の味はよく似ていて、リンゴと共にいただいて参りました。渋柿が入っているかもと言われましたが、そんなことは気になりません。
そうそう甘くなった柿をどう見分けたらいいかも教わりました。
同じ農園に洋梨もあるのですが、日本で栽培されている洋梨、残念ながら私は全く興味ありません。
最高級といわれているものもいただいて食べたりしているのですが、どうも感動がありません。
実はオリーブの実もあまりにもスペインのものと味が違うので参っています。
昨年は小粒オリーブで漬けものをしたのですが、今年はマンサニロや大粒のオリーブを漬け、本当に風味も果肉の味も違うので驚いています。漬けものの渋抜きも味漬けにも必要な時間に違いがあります。こんなに違うものなのですね...毎日驚きの発見をしております。