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マドリードでランチ
久しぶりにマドリードでランチの待ち合わせ。
日本に居てもマドリードに居ても美味しいもの好きの仲間がいることは嬉しいものです。月一くらいで美味しいレストラン、話題のレストランへ行くようにしています。前回待ち合わせをしたところが、有名3☆シェフがメニュー指導をしているレストランで、やっぱり失敗したなぁ~という感じだったので、今回は間違いのないクラッシックなところへ。

待ち合わせたレストランは、とにかくタパスで有名なLaredo、カウンターに誰もいなかったのでおかしいなぁ~と思ったら、食事の予約が満席とのこと。まさか水曜日のランチでこんなに混雑していると思わなかったので、急きょもうひとつのレストランへ。
Arzabalも予約が必要なレストランのひとつなのですが、早めに行ったので何とかテーブルがありました。

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まずはおつまみですが、ポテトチップが納得できませんが、チョリソは美味!オリーブはなぜか話がはずんでしまいひとつも食べられませんでした。オーダーをするのにも20分以上かかってしまったので、このおつまみも知らない内に消えていました。ところで、こういうグリーンの色の強いオリーブ、私はちょっと胡散臭いと思っています。何か色を操作している感じがするのです。

パンは固め、でも噛めばうまみが増すタイプではなく、まぁ普通のパンでした。
美味しいパンはやはり田舎へ行かないとマドリードでは難しい。








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この大きい籠に入っているのは、まさかのバター。オリーブオイルが主流の私ですが、勿論、上質のバターがあればバターも間違いなく食べます。こちらノルマンディーから特別取り寄せているというバター。流石、味と香りが違います。もっと食べたかったのですが、スプーン2杯分くらいで止めました。オーダーした料理が食べられなくなるので。バターナイフも大好きなラギオール。そろそろフランスにラギオールのナイフを買いに行きたい気分なのですが、1月31日にビルバオで開催されるあるイベントの招待状が届いたのですが、4日にリスボンへ行かなくてはいけないので、今回は無理かなぁ~。ちょうどバスク地方を訪れたかったので残念です。

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アルサバルのお得意の一品。アーティーチョークのフライ。
真冬に食べるのは向いていませんね。美味しかったのですが、ちょっと揚げ過ぎ。ポテトチップス風の料理になるので、白身の魚とかと合わせると合うかもしれませんが、こんな風にこれだけ摘むのは、ちょっと無理あり。


アーティーチョークは、かなりマルシェなどで大量に登場するシーズンになりました。
来週あたり買いだめしたいのですが、保存食を作るには、それなりのスペースが必要なので、田舎へ行ってからにしょうかなぁ~迷います。





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友人も私も大のフォアグラ好き。カロリーが高いので、二人で分けあったのですが、このくらいがちょうどいい量でした。フォアグラとかキャビアとか、独特の油分のある食品に目がないのですが、このクリーミーさはやっぱり時々食べたくなります。人生を豊かにしてくれる快感ですよね。

ところで、ここ2日間ワインで失敗しています。ここではマンチュエラ産のワインをトライしてみたのですが、やけに酸味があり最悪でした。まずいワインで食事をしたことは憶えていないくらですが、ワインが駄目だとイラつきます。








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そして、今回100点満点だったのがこちらの一品。
レンズ豆のシチューですが、ジビエのキジ肉と煮込んでいます。キジは私の大好物、レストランでキジがメニューにあると、いつも頼みたくなってしまいます。まだジビエのシーズンですので、ここしばらくはジビエを楽しむつもりです。

レンズ豆とこのキジの煮込みはマスターしたい料理。
早速、キジをオーダーしょうと思います。
















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最後にトリュフとポルチーニの入りのリゾット。
もう少しクリーミーならもっとよかったのですが、味付けは最高に美味しかったです。食材が全てお米くらいの大きさにカットされていたところが気に入りました。私も早速実施してみょう!

スパイスがどんなものが入っているのか、聞く時間がなかったのですが、かなり複雑な味がして、料理を満喫できました。がんばっていることが分かるレストランは気分がいいです。

この後、普通ならばデザートが続きカフェとなるのですが、マドリードの車のパーキングは最高2時間で料金を追加しないと罰金がつくシステムになっているので、大急ぎでレストランをあとにしました。そんな訳でデザートはなし。心残りですが、私は甘党でないのでカフェだけで満足。この後も延々と話がはずみ、1時から5時までなんだかんだと話をしておりました。

友人は重たいクリスマスプレゼントをわざわざ持ってきてくれました。






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こちらは大変なスペシャルワイン2品。
いつ飲もうか今からワクワクなのですが、赤ワインはプリオラートのアルバロ・パラシオス作。彼はスペインを代表するエノロゴ(醸造家)。誰よりも美味しいワインを作っている人と言っても過言でないくらい、彼のワインは美味しいのです。ビエルソで彼の甥も美味しいワインを作っているので、今度私から友人へは、そちらのワインをプレゼントすることを約束。趣味が同じだと、色々なところへ広がりがあり楽しくて仕方ありません。来週、なんとアイルランドからウィスキーも買ってきてくれているそうで、ウィスキーも届きます。わ~い!

もう一本はデザートワイン。友人が昨年教えてくれたワインなのですが、一口で恋に落ちました。これさえあればどんなに落ち込んでいても大丈夫と言えるくらい、人の気分を転換できる素晴らしいワイン。輸入したいくらいのワインです。
ここ2日間、もう2度と飲みたくないマンチュエラとマドリード産のワインで酷い目に合ったので、一刻も早く美味しいワインを飲みたいと思っているところです。

気の合う友と美味しい食卓を囲むほどいい時間はありませんね。
皆さんもどうぞ美味しい週末をお過ごしください。
by angel-chiho | 2011-01-21 05:17 | Food Culture 食文化
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