毎日食べても飽きないくらい大好きな野菜アーティーチョーク!
スペインでは本当に安くておいしいアーティーチョークが溢れています。地元の人は生ハムと炒めるのが好きなようですが、私にとって西洋野菜で一番好きなのはアーティーチョークなので、この野菜についてだけは相当の数のレシピを集めています。はじめてこの野菜を食べたのは、イタリア系ニース出身のフランス人の友人の家。イタリア風の食べ方をいろいろと教えていただきました。このフランス人の友人と私の食の好みはピッタリと一緒だったことに最近気がついたのですが、実に色々な料理を教えていただきました。
次にアーティーチョークを食べた時は、やはりイタリア人の家庭でした。アーティーチョークをフランスに運んだのは、16世紀のメディチ家出身のカタリーナ・デ・メディチだそうです。彼女のおかげで大人気になったこの野菜、ローマ時代から貴族の人達がアスパラ同様好んだ野菜だったようで、建造物の中にも彫刻でたくさん残っています。
日本では高級西洋野菜のようで、1個500円くらいで普通に販売されているので、驚いてしまいますが、それでも買って食べたくなるくらい好きな独特の風味の野菜です。ダイエット効果もあるらしく、スペインではダイエット用のアーティーチョークの錠剤まで売っています。
数日前に作った料理の写真をアップします。
これはアーティーチョークのサラダと、ポルトガル料理の定番トマトご飯。
シンプルにトマトをメインとしたリゾットを作り、色々なものの付け合わせとして食べるのですが、意外なものに合い重宝します。あじのフライなどにも合いますよ。
甥が帰国してしまってから我が家では毎日野菜ばかり。デトックスをする必要もあるのですが、とにかくこのシーズンは野菜も果物も旬のものが豊富なので、赤ピーマンもローストしてサラダにしました。このロースト赤ピーマンのサラダは、特にカスティーリャ地方や北部の人の好物のようで、レストランなどのサラダでよく見かけます。手間と時間がかかりますが、癖になる味です。
もちろん、甥にも食べてもらいました。結構気に入っていたみたいです。我が家では古いシェリーヴィネガーでドレッシングを作るのがポイント。
こんな風になるまで中火で長時間ローストします。冷めたら皮を剥き中の種を取り除きます。オリーブオイルをかけてローストしてください。
ステーキなどと一緒に食べてもいいですし、サンドイッチの野菜として活用しても美味しいです。ツナとの相性も抜群ですが、ちょっと高級なツナと一緒に食べてみてください。
これは義父の好物サラダだったので、我が家ではよく登場します。