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キャンドルの老舗
もう4月。すっかりこちらは春らしくなりました。
あっという間に大震災から1カ月が経過、自分の国がこんなに長い間困難な状況にあることを見るのはつらいものですが、被災者の方々の大変な毎日の生活を思うと、本当に心が痛みます。私の方は、相変わらず色々な方に寄付できるオイルをどんな風にして配布したらいいのか、アドバイスやアイデア提供を募っています。きっと少しづつ前進できると思っています。

春ですし、そろそろ普通の生活についても書いて行きたいと思います。

今日はリスボンにあるキャンドルの老舗について。
ここはかなり前からお気に入りの店。リスボンに行くと立ち寄り、必ず幾つかキャンドルを購入します。

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極普通のキャンドルの他に、ここに行くといつも新作を見るのが楽しみなのですが、今回はすごく光沢のあるキャンドルがとても素敵でした。ダークグリーンや紫の深みのあるキャンドルの、とても長いタイプが良かったのですが、他にも買い物があったので、今回購入するのは諦めました。移動中に折れてしまったら台無しなので。

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日本から来ていた甥にもこの店は紹介したかったので、もちろん連れて行きました。まさか彼もキャンドルを購入するとは思わなかったのですが、老舗の良さが伝わったようで、友人やお世話になっている親戚のお土産としてキャンドルを選んで帰りました。やっぱり質のいい伝統ものは、どこへ持って行ってもいいものです。
私は今回18世紀のレプリカでハンドメイドのキャンドルカッターを購入。
長い間使えそうです。



母が節電がある時はキャンドルをつけて、孫とそのともしびの中トランプ遊びをしていると言っていましたが、光が変わると思い出のカラーも変わると思いませんか。ヨーロッパの家庭のイルミネーションは、日本の室内イルミネーションと比べたら非常に暗くてシックです。日本には煌煌と電気をつけ過ぎの傾向があると思います。ある記事には、日本の人口はここ20年ほぼ変わっていないのに、電気の消費量は30%も増えていると書いてありました。かなり無駄として節約できる電気量なのではないでしょうか。昔のように、少しあたりを暗くしてもっと趣のある生活にしませんか。きっと節約にもなりますし、スタイルとしては豊かで美しいものが発見できると思います。これは私からの勝手な提案かもしれませんが、日本が昔の失いかけていた美を取り戻せる気がするのです。
by angel-chiho | 2011-04-06 06:45 | Portugal
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