まだまだ余震が続いているようで、海外からもハラハラしながらニュースをチェックしております。皆さんが無事であることを願っております。
スペインではここ数日25度くらいの気温が続き、特に北部は夏でも30度以上にならないような地域が35度とか。一体どうなってしまったのか。アフリカからの温かい風が上昇しているからだそうですが、4月にこんな温度は北部では考えられません。私も急きょ田舎の家に出向いて、パティオの植物の水やり装置をオンにしてこないといけません。このままだと全部枯れてしまう暑さなので。
ご近所で藤が満開です。
この藤の香りは、どんな花の香りよりも好きな香りのひとつ。この香りに誘われて、最近の散歩ルートは決まります。藤は亡くなった父も大好きな植物だったので、我が家にはいつも盆栽タイプの古い藤の鉢植えがありました。あまりに美しいので、このシーズン玄関に飾ったものですが、これは泥棒の少ない日本でも数回盗まれました。その度に美しい藤を父は再度見つけ出してきたものです。そんな事もあり、このシーズン藤を見ると安心します。運よく我が家の周囲には4,5軒、藤棚を作っている人がいるので、当分楽しめそうです。
そしてもうひとつ今満開なのは藤だけでなく、ENCINAという樫の一種、日本ではコナラと呼ばれる樹。どんぐり豚のための最高のどんぐりを生む木です。私はこのコナラのデエサと呼ばれる森林地帯が大好きなので、よく週末などはウォーキングにこの森林を選びます。何度もこの木の花の咲いた状態は見たつもりでいたのですが、今回すごく綺麗な状態を発見しました。
あまり見かけないお花の様子だと思います。まるで舞子さんのかんざしのようで感動して、毎日のようにこの花を見に出向いています。