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マドリードでのランチ
明日日本へ出発します。
震災後の日本がどんな風に変化しているのか、そして日本が今まで以上にがんばって行けるように一時帰国です。震災の後、価値観が大きく変わっていることを実感します。そんな訳で、どんな滞在になるか全く想像が出来ないのですが、色々勉強して来るつもりで訪問します。

いつものことですが、最後の最後まで人に会うこととなり、一番ゆっくり話ができるのは食事をしながらなので、マドリードのアンダルシア料理のレストランで待ち合わせ。とても満足できるランチとなりました。

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昨日セビリャではFeriaフェリアが終わったばかりですが、マドリードのアンダルシアと関係の深いレストランなどでは、フェリアメニューがあったりします。今日は夏のような天気だったので、冷えたマンサニーリャManzanillaからはじめました。グラスに書いてあるブランドではなく、確かMaria Cristinaというあまり聞かないブランドを試してみました。とても飲みやすくて、北部の人なら『これは水?』と言いそうな軽さで、私は気に入りました。おつまみも勿論美味しかったのですが、私たちは話すことがありすぎて、食べることはにのつぎ状態でした。







マドリードでのランチ_c0213220_4581098.jpgシンプルなトマトのサラダと共に、チャンケテChanqueteという魚のフライ料理。このフライ料理には、よく見えないかもしれませんが、目玉焼きをのせるのが通の食べ方。これだけ小さい魚なので、うまく良いオリーブオイルで揚げないと、すごく胃もたれする一品なのですが、ここではとてもよいハエンのオリーブオイルが使われていたので、いつもより沢山食べられました。塩味もピッタリでした。
グリーンのものは、Pimientos de Padronピミエントス・デ・パドロンという名の時々激辛のものがあるガリシア産のしし唐の一種。ちょっとしか乗っていなかったのですが、2個辛いのがありました。私の友人の一人は、この辛さが大好きで、わざわざ日本からこのしし唐を食べに来ていたくらいです。


マドリードでのランチ_c0213220_562267.jpgメインはステーキ。この肉はスペインでは珍しく柔らかい牛肉でした。日本でステーキを食べると肉の柔らかさを感じますが、スペインでは食感と味を重視するので、噛みごたえのある肉が多いのです。有名なAvilaアヴィラ産でしたが、普通お目にかかる肉とは全くレベルの違う絶品でした。当分の間、ステーキが食べたくなったらここにします!

残念ならが、デザートは目当てのものがなく、次回デザートだけでも食べに行っていいということなので、お茶をしながら食べに行くつもりです。スペインのデザートというと何かと修道院の匂いがしますが、このデザートだけは修道女的でないので、あると必ず食べてしまう危険デザートです。いつか紹介しますね。

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それでは明日から日本へ行って参ります。
スペインでは一番お花が美しいシーズンになっておりますが、日本に帰ると全く違うお花の世界があるので、今度はそちらを楽しんで参ります。
by angel-chiho | 2011-05-10 05:16 | Food Culture 食文化
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