人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Top
スペインの焼き物工房
日本からスイスを経由して、トレド県にあるタラベラ焼き工房へ。すごいコントラストを感じる1週間となりました。

スペインの焼き物工房_c0213220_394861.jpg
タラベラ焼きとの付き合いは長く、もう20年以上のお付き合いです。パートナーのファミリーが利用していたということもありますが、やはり地域の空気や土が好みでないと、こんな長い付き合いにはなっていなかったと思います。今回も伝統的な絵皿をお願いに行って来たのですが、見えてなかった作品が見え、予定外の焼き物もオーダーして戻りました。秋くらいまでには、新商品を開発したいと思っているので、ここ数カ月面白くなりそうです。

スペインの焼き物は、日本の焼き物の世界のように精密なものではありませんが、古くから使われてきた窯や土、色を見ていると、温かいものを強く感じます。日本の焼き物の色は落ち着くものが多いのですが、スペインのものの場合は、パワーアップできるような、エネルギーを与えてくれる色合いが多いように思います。お皿に描かれている絵のモチーフも、昔ながらのものが多く、あまり奇抜な考えで、デザインを変えようとする人もあまりいません。






スペインの焼き物工房_c0213220_3164879.jpg


私がずっとお付き合いしている工房のオーナーは、古い作品にも詳しくコレクションもしています。写真の人形のようなものは勿論ラ・メニーナ。ベラスケスが描いた有名な絵画、ラス・メニーナスのマルガリータ王女がモデルです。ついこの間、あるコレクターが亡くなったそうで、そのコレクションが販売されたのですが、その中のひとつだったそうです。私は聞いたことのない作家でしたが、19世紀のこういう作品は極めて珍しいもの。尊敬するコレクターが購入したと聞いたので、ホッとしました。こういう物は間違いない人の手に渡ることがベストです。






スペインの焼き物工房_c0213220_3222163.jpgスペインの焼き物工房_c0213220_3232782.jpg











スペインの焼き物工房_c0213220_324692.jpgスペインの焼き物工房_c0213220_3245598.jpg

こちらは工房の新しい住人。まだ数カ月の猫ちゃん。
とにかくいたずらが大好きで、どんな焼き物の中にも入ってしまいますし、人の足にも登ってきてかじります。子供と同じで可愛いので怒れませんが、相当ジーンズを爪で傷つけられました。





スペインの焼き物工房_c0213220_3284827.jpg

工房のパティオに、こんなオリーブがありました。
盆栽よりはサイズが大きいのですが、盆栽になりそうな代物。器もスペインらしくて気に入りました。

こういう飾り方もスペインならではですね。
日本では地震があるので、危なくて実施できそうにないスタイルです。それにしても、やっぱりテラコッタの器は、庭にあると落ち着きます。土のせいなのでしょうか、この色の焼き物はとにかくどんな植物にもマッチするから不思議です。







スペインの焼き物工房_c0213220_3332590.jpgスペインの焼き物工房_c0213220_3345847.jpg左側の果物は、洋梨。まだ早いのですが、もうすぐ小さい洋ナシのシーズンになります。日本で見かけたことはないのですが、もしチャンスがあったら知り合いに配って歩きたいくらいサン・ホワンの時期に出来る洋ナシは美味しいのです。
もう一枚は、サボテンの花。
こういう過酷な地域で生き抜く植物の花は、実に魅力があると思うのですが、皆さんもそう思いませんか。
独特の美しさには癒されますし、魅了されてしまいます。


人気ブログランキングへ
by angel-chiho | 2011-06-10 03:38 | お気に入り
<< 私のサンクチュアリ I 無事マドリード到着 >>





このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます
copyright(c)2009 angel-chiho All rights reserved