今年の2月ごろから観に行くように言われていた15世紀の終わりから16世紀初めの、カスティーリャ地方で活躍した画家の作品を見学に行ってきました。

こういう宗教画は、カスティーリャ地方に膨大に残っていますが、あまりコンディションが良くないものも多く、気の毒な作品もまだまだ沢山あります。運よくここのものは、ある教会に集められており、無事しっかりと保存されていました。こういう作品が見たい場合は、7月から9月末くらいに見に行くことをお薦めします。そうでないとミサの時間に合わせて行き、ミサが終わってからささっと見せてもらうしかありません。
今日は運よくミサがちょうど終わるくらいに教会に着いたので、照明もついていてしっかり絵の撮影が出来ました。ここはMayorgaという町ですが、昔は14の教会があったそうですが、現在は3つしか残っておらず、開いているのは1か所だけ。素晴らしいムデハル様式であるだけに、本当に残念です。
という訳で、今日は最初からスムーズに目的が達成できたので、そのまま知らない道を通り、幾つか前々から行ってみたいと思っていたロマネスク教会や中世の城めぐりをして参りました。詳細は明日アップします。感動的なルネッサンスの宮殿がありました。
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