フルーツの買い出し

田舎に居る時は、フルーツは特定のところでだけ購入しています。地元のフルーツだけが販売されているのですが、ここのフルーツを食べてしまうと、他の店のものが物足りなく感じてしまいます。


とっても感じのいい叔母さんが店番。時々ご主人も一緒に居ますが、今日は途中でご主人が戻ってきました。いすも『スペイン語が上手いね』って褒めてくれます。内心、『子供じゃないんですけど...』と思いますが、優しいおじさんなので仕方ありません。

今日はプラムの別の品種が出ていたので、それを2キロ。ぶどうは写真に写っているものを全部。1キロくらいです。じゃがいもは3キロで1ユーロ。3キロも欲しくないのですが、1ユーロですからそれ以下とは言えません。






このプラム、ドライにしてシチューなどに使っても美味しいのですが、このままでも何個でも食べられます。多分７，８個すでに食べているのですが、もっと買えばよかったと後悔しています。来週また行かないと...ぶどうは地元のアルビーニョという品種、美味しくて止められません。もっと美味しい葡萄があるそうですが、それは皮が薄すぎて店には出せないそうです。同じ町にフルーツを同じように販売している店はあるのですが、とても味が違うのです。不思議ですよね。







トマトは、こちらのいつものガレージショップで買いました。どちらの叔母さんもとてもいい人なので、野菜はガレージ、フルーツは上記の店と分けるようにしています。途中に、普通の果物屋さんで、イケメンの男の子が働いている店もあるのですが、そこにはスペインの他の地域で栽培された果物を買いに行きます。とても礼儀正しい男の子なのですが、やっぱり仕事がハードなのでしょうか。1年で結構老けてしまいました。


この地域のピーマンは、美味しいと評判です。ここに来るまで全く知らなかったタイプのピーマンもあり、夏ピーマンを消費する量が増えました。野菜や果物、こんな風に季節のものだけ揃えばいいのですよね。スーパーに慣れてしまうと、すごいバラエティーのフルーツがあることに慣れてしまいますが、田舎へ来るようになってから、シーズンシーズンのものを食べる美味しさに目覚めてしまったので、スーパーはほとんど行きません。




左は、とうがらしの一種。煮込み料理を辛くするために使うそうですが、これもこの地域でしか見たことありません。マドリードでは普通のとうがらしは見つかるのですが、全て南米からの人のために栽培されたもので、こんな風に地元のからしではありません。コロンブスが南米から持ち込んだとうがらしは辛かったそうですが、西洋人は辛いものが苦手な人が多く、最終的に現在のような辛くない甘みのある唐辛子ばかりがメインになったそうです。トマトは右のカゴのものを買いました。


今週はものすごい暑さなので、久しぶりにサルモレッホを、上のトマトを使って作りました。さすが田舎のトマト。味が違います。今日はぶどうも買ったので、少し葡萄も皮を剥いて、サルモレッホのトッピングにしてみました。ぶどうとオリーブのトッピングです。

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