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Maragateria マラガテリア


9月に入るとすっかり秋らしくなるスペイン北部。昨日はグッと気温が下がり、急に上着が必要になりました。こうなるとウール好きの私の鼻がムズムズしてくるのです。カスティーリャ・イ・レオン地方は昔からウールの産地。運よくいくつかのウール生産地が残っています。私が特注でウールをオーダーしているのは,Maragateriaマラガテリアと呼ばれる地域。レオンのアストルガAstorga周辺。巡礼者が非常に多い地域です。

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この地域は既に何度かご紹介していますが、秋になると行きたくなります。今年はオーダーしたウールの完成を待っているところなので、10月に入ったら行こうと計画中。この地域のウールを知ってしまうと、毛布など他のウールは使えなくなるのですが、独特のウールの香りが残っていて、寒い冬を乗り越えるのに最適です。おまけに、ご覧のように住宅もカラフル。毛布も同様にカラフルなのです。

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カスティーリャは標高が高いので、冬非常に寒くなりますが、こんな風に建物に色が加わると明るくなり、寒さもかなりしのげる気がするのですが...特にマラガテリアでは、ブルーやグリーンが使われていますが、場合によっては赤も登場します。

実は田舎の我が家にも、このブルーはあちらこちらで使われており驚いたのですが、住んでいると色がエネルギーを与えてくれることがよくわかります。

普通は茶色いウッドカラーでニスなどを塗ってしまうのが当たり前ですが、スペインの古い町並みや家を見て行くと、思ったよりもカラフルだったことに本当にショックを受けることがあります。よく地中海沿岸の漁村などがカラフルな町並みで残っていますが、それと負けないくらいカラフルだった内陸の町もあるのです。

最初は抵抗がありましたが、今はカラフル大好きです。


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こんなダークグリーンの家もあります。
ちょっと廃墟になっている感じもしますが、アストルガ周辺の村々は素晴らしい修復がされていることでも驚かされます。マドリードからレオンは遠いので、レオンの美しい村々を回る時間があまり得られないのですが、修復の腕の良さには感銘を受けます。他の地域でも見習ってもらいたいものです。





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そして、何より私が楽しみにしているのは、この地域のフルーツ。こういうフルーツは市場には出回りません。地域の人だけが食べられるフルーツなのですが、これぞリンゴという味と香りがします。昨日も早速このグリーンがかったリンゴを山盛り購入したのですが、若干の酸味がたまりません。2,3個すぐに食べちゃいます。

この地域の家の庭には、リンゴや洋ナシが多く、特にリンゴは小さいものが多いのですが、絶品です。

町を散策している途中、こんな素敵な石壁の向こうに、リンゴの姿があると、それだけで感動してしまいます。
やっぱり庭には実りある樹を必ず一本は植えたいですね。私のパティオには、オリーブがあるのですが、この地域のリンゴも素敵ですね。植えようかな...






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玉ねぎの家の窓に干してありました。
田舎の玉ねぎは都会で売っているものと全く違いますね。できるだけ田舎で買うようにしていますが、その大きさにいつも驚いています。







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こちらは洋ナシの樹。
洋ナシが成りすぎて放置されています。勿体ないのですが、食べきれないと言うのもわかります。

アストルガからもう少しガリシア地方に向かうと、Bierzoビエルソという地域になりますが、特にこの地域の洋ナシは美味しいことで有名です。しばらく前からDOで原産地が保障されるくらい、その旨さは認められています。産地に行くと、色々な加工品が販売されていますが、やっぱりナチュラルなものを大量に買って、自宅で準備するのが一番美味しいでしょうね。

この洋ナシは、地元の羊のチーズと合わせて食べるのが美味しいのですが、パイなどにしても最高です。





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果物同様重要なのが、この地方のパン。カスティーリャのパンではなく、レオンのパンになります。かなり感じが変わります。アストルガ周辺に行ったら、パンも必ず買って帰る物のひとつ。大きくて長持ちするのです。昔は、パンは毎日焼くものではなく、まとめて1週間分くらいを焼いていたので、パンを保存していたという家具もあるくらい。それが大きくてびっくりなのですが、こういうパンは1週間くらいたっても、焼いて食べると美味しく食べられます。
10月に入ったら、毛布と一緒にまたこの地域は紹介しますね。





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by angel-chiho | 2011-09-20 18:48 | Castilla カスティーリャ
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