人気ブログランキング | 話題のタグを見る
Top
サモラの民俗博物館


早くも10月。秋真っ只中と言いたいところですが、スペインは暑くて夏がまだ終わりきっていません。サモラでも気温は間違いなく日向は30度以上、少し南下してポルトガルまで行く移動中もうろうとしてしまいました。前回のブログの続きですが、サモラにはスペインで最も優れたコレクションを誇る民俗博物館が存在します。内容はもちろん、カスティーリャ・イ・レオン地方からのものばかりですが、その豊かさには驚かされます。

サモラの民俗博物館_c0213220_18455084.jpgこの超モダンな建物が博物館。旧市街のど真ん中にあるのですが、現代建築にもかかわらず主張しすぎていないので、古い広場でも違和感がなく存在しています。もともとはルネッサンス期の建物があったので、その一部も部分的に残してあります。
c/ Sacramento s/n
火曜日から土曜日までは、10:00~14:00  17:00~20:00
日曜日は、10:00~14:00
入場料 3ユーロ
サモラでは必見の場所です。

サモラの民俗博物館_c0213220_18505567.jpg

私は最上階にある館長のオフィスで楽しませていただいたので、今回展示品の写真はないのですが、屋上からの眺めをひとつ。
サモラは、ロマネスク様式教会の宝庫。エル・シドゆかりの教会を訪ねるのもいいし、ドゥエロ川の岸辺から町を眺めるのもお薦めです。ゆっくり歩いて町を散策するには、ピッタリの町。旧市街は小じんまりしているので、ゆっくりのんびり過ごすのがいいでしょう。





サモラの民俗博物館_c0213220_18544618.jpg

ご紹介した博物館の前には、パラドールもあり。私も好きなパラドールのひとつです。オフシーズンに行くと格安で宿泊できますし、サモラを観光するにはベストの宿泊先です。スペイン貴族のルネッサンス期の建物がリフォームされ、重厚な壁の中で時代の流れを満喫できます。







サモラの民俗博物館_c0213220_18574342.jpgサモラの民俗博物館_c0213220_18591870.jpg
サモラやサラマンカの石の色は非常に特徴のある色と模様があり、魅力的なのですが、このパラドールでもその色彩がインテリアと共に楽しめます。

中世の騎士の話や、エル・シドのストーリーに関心のある方には、絶対におすすめの町。人々もとても親切です。料理はポルトガルにも近いので、パンも美味しいですし、有名なサモラ産のチーズを食べることをお薦めします。



サモラの民俗博物館_c0213220_196896.jpg

特に羊のチーズは、Querso Zamoranoケソ・サモラーノという固有名詞があるほど、国内では有名。マンチェゴチーズのようなものですが、この土地のアロマが楽しめます。山羊のチーズでLa Seteraラ・セテラというブランド品が、私の大好物ですが、あったらお試しください。山羊とは思えません。作っている人達の人柄まで感じられるような美味しいチーズです。生産量がすくないので、あったら絶対に食べるべき。



サモラの民俗博物館_c0213220_1975955.jpg


町の南側に移動し、橋を渡りずっとドゥエロ川の川沿いを歩くと、こんな風景に出会えます。
とても趣があり、ずっしりとした石の重みだけでなく、ここは穏やかな町人の性格まで風景に反映されているようなところ...観光地としてあまり有名な町ではありませんが、すごくお薦めの町のひとつです。





クリックして応援してくださいね。励みになります!Gracias.
人気ブログランキングへ
by angel-chiho | 2011-10-01 19:11 | Castilla カスティーリャ
<< お隣でディナー サモラの友人のところへ >>





このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます
copyright(c)2009 angel-chiho All rights reserved