今日は、ちょっとご挨拶にウルエーニャの町へ。
ここで何度かご紹介している町ですが、スペインで最初の『Villa del Libro本の町』としても知られています。私たちがお世話になっているJoaquin Diaz財団もこの町にあるので、時々伺うのですが、いつも行くたびに興味深いイベントに誘われ、それら全てに参加できないのが残念でしかたありません。今回も2つコンサートに誘われたのですが、運がよければ1つだけ参加できそうです。

ウルエーニャの町は高台にあるのですが、今日は車で高台を登り詰めると同時に羊飼いに遭遇。いかにも中世から変わらぬカスティーリャの風景。いつ見ても感激!予想しなかったところで遭遇したので、あまり綺麗に写真は撮れませんでしたが、大満足。

スペインに美しい景色はたくさんありますが、この町の城からのパノラミックは、一度見たら忘れられないものになると思います。その季節季節の美しさは、何年この地域で生活して繰り返し見ても感動します。

天気がよければポルトガルまで見えると言います。
これが町への入り口。
城壁がかなりいいコンディションで残っています。
車一台がやっと通れるスペースなので、ゆっくり運転しないと危ないところです。
この町には友達がたくさんいるので、久しぶりに訪問すると次から次に知り合いに会うので大変です。今日も何人に挨拶したことか...それだけでクタクタになるくらいです。
数年ぶりにルイス・デルガードLuis Delgadoという有名な演奏家にも会いました。(彼についてはまた今度)
右側の大きな古い建物がディアス財団。カスティーリャ・イ・レオン地方の民俗学専門の財団です。特に伝統楽器の展示などがメインですが、その他にも興味深い衣装についての資料や音楽など無形文化財の保存が実施されています。
月曜日はクローズですが、その他はいつもオープンしていますから、中世の街並みを見学しながら一見の価値ありの財団です。
鐘の博物館もありますから、訪ねてみるといいでしょう。
この町では友人が本屋さんをしているので、訪問する時は必ずそちらも周ります。
とても素敵な本を発見したので、それについてはまた次回。
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