オリーブは大木でも盆栽のような小さいものでも、なぜか魅力的...不思議なエネルギーをいつも発散してくれているのですが、これは自宅で育ててみるとより感じると思います。先日訪問したサモラの民俗博物館で、予期せぬ盆栽オリーブに出会いました。
こちらの男性は、先日も登場していただいた民俗博物館の館長ピニェル氏。全然知らなかったのですが、彼は盆栽も趣味だったらしいのです。博物館の屋上のちょっとしたスペースに、このように素晴らしい盆栽オリーブを育てていました。
彼は非常にお洒落な人なので、テラコッタの器も特注。
私も大好きなサモラの焼き物工房で焼いてもらったそうです。独特の味のある土なのですが、オリーブとぴったりと合っていました。私も欲しくなりました。
別のアングルから同じ盆栽を撮ってみました。
いい形ですよね。私はとても気に入りました。すぐにこんなかっこいい盆栽が出来ればいいのですが。。。
こちらはなんと30年もの。30年も手入れをしていれば、かっこいい盆栽ができますよねぇ~
羨ましいオリーブです。
今度いいところを教えてくれるというので、来年の1月、2月は彼と遠足を予定しています。
もう想像するだけでワクワクです。
ところで、盆栽に使うオリーブは、原種に近いオリーブがおすすめです。葉が小さくて密集しているので、ミニチュアにした時にとても綺麗です。もちろん、フラントイオやマンサニロで作っても可愛いのですが、私は原種オリーブのものが一番美しいと思いました。
こんな屋上の端の方に盆栽が並べてあるのですが、あまり日光にあたりすぎずいい感じに生息できるのだと思います。
全く違い共通の趣味がある友人が、まさか盆栽まで作っているとは想像もできなかったのですが、やはり好みが合う人は、同じようなものが好きなのでしょうか。不思議です。
こんなかっこいい松の盆栽もありました。
私の父は、スペインの松がとても好きだったのですが、おなじような盆栽を日本で作っていました。もちろん、スペイン滞在中にあちらこちら訪問したのですが、どこへ行っても自然に感動していました。松も数本持ち帰り育てていました。
この松が植えられている器もサモラの焼き物。
いい感じです。形は相当苦労して作ってもらったようです。私の次のターゲットは、盆栽オリーブとなりました。
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