レリダのオリーブ農園へ今年の収穫の様子を見学しに行ってきました。

こんな昔ながらの作業小屋も残っていて、伝統建築好きな私には大好きな風景がたくさんありました。毎年、色々な地域のオリーブの収穫の様子を見学に行っているのですが、ここは特にファミリーだけで収穫をしてしまうということで、とても興味があった農園です。詳しい様子は、パワジオ倶楽部のブログに書いているので、どうぞそちらをご覧ください。
http://www.powerdio.com/archives/olive/
素晴らしかったのはこれ!
一体なんだと思いますか?ため池なのです。1枚目の写真からも、この地域がどのくらいドライでほぼ砂漠のようなところであることは想像できると思うのですが、今年は特にひどい雨不足。80日も☂が降っていません。昔の人は本当に偉大だったということを認識できる建造物が、こういうものなのですが、現在もしっかり使われています。
どんな風に雨水が流れ込むようになっているのか、説明していただいているところ。地下に水が溜まっているなんて想像できませんよね。
周囲にある植物は、オリーブとアーモンドがメイン。アーモンドは少し減らしたそうです。野うさぎのような動物も多そうですが、特に猪に悩まされているそうです。水不足だと余計、こういうところへ降りてきて、オリーブの特別水やり装置をかじって水を飲むそうです。いい迷惑の動物だそうです。
石の建造物を覗くと、こんな感じ。しっかり下の方に水があります。
すごいですよね。感動しました。
これさえあれば、ある程度の水不足はまかなえたということです。
よくこういう地域を旅すると、どんな生活をしていたのか不思議になりますが、こんな風にあらゆるところで無駄がなく知恵が使われているので、人間の凄さにいつもいつも驚かされています。
特に砂漠のようなドライな地域の人の生活には、感動することばかりです。
オリーブ農園については、パワジオ倶楽部のブログを見て下さいね。
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