今週はずっと近所で中世マーケットが開催されていました。
寒さの中参加者の人が気の毒に思うようなマーケットなのですが、色々な食材もマーケットに並ぶので、食べ物のことを考えると寒い方がいいような気がします。
私が楽しみにしていたのは、勿論『オリーブの漬物スタンド』!秋から冬に収穫されたオリーブが山盛りで並びます。
こういうところでは、その場で味見をしながら買い物ができるので、漬物の買い物には最高です。オリーブの他にナッツ関係も豊富でした。
オリーブの漬物は日本の漬物と同じように、地方やファミリーによって味付けが全く違うので食べてみないと美味しいかどうかはわかりません。塩味が強すぎたり、スパイスのバランスが悪かったりと、美味しくない理由は無数ありますから、必ず味見をして買うべきもののひとつです。
今日は特にスタッフドオリーブの種類が豊富で、色々アイデアもいただき!次回自宅で作ってみたいスタッフドオリーブも発見。その内ブログで紹介します。

この写真の中心にあるのがケッパーの大型のモノで、Alcapparonアルカパロンと呼ばれます。アンダルシアでは頻繁に登場するおつまみ。私の大好物でもあります。義兄と一度セビリャでこのアルカパロンを食べ過ぎて、二人でお腹を壊したこともあるくらい。現地で購入する方が美味しいので、マドリードでは見かけてもあまり買いません。ほとんどの場合、フレッシュ感が全くなく古くなっているのです。
今日は写真を撮ったりオリーブの味見に夢中になっていて、アルカパロンの試食は忘れました。
このオレンジ色の液体はパプリカが大量に入っているから。オリーブの漬物だけでなく、ボケロン(カタクチイワシ)の酢漬けやとうがらしの酢漬けとの串刺しタパスになっているものもあり。これは1本1本のオーダーをします。半ダースとか1ダースで買う人が多い感じ。
そして何よりすごいのが、この漬物が入っている容器。
皆さん何だかわかりますか。よく工事でセメントなどを入れるゴムの容器です。これに山盛りオリーブが入っているなんて、本当にスペインらしい豪快さで微笑ましくなります。
すっかり皆さんもオリーブの漬物が食べたくなったと思いますので、そろそろこの辺で終わりにしますね。
これからはどんな食材をオリーブに詰め込んだらいいか、時々お伝えするようにしますね。塩レモンなども詰めると美味しいです。
この写真のオリーブには、ボケロンが入っています。
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