しばらく忙しくてご無沙汰してしまいました。先週はずっと外出が続き、土日はポルトガルで過ごし、火曜日にスペインをたち今日日本に到着です。睡眠時間がほとんどとれなかったので朦朧とする中到着しました。日本の方が少し寒い印象です。
金曜日に友人のアートコレクションの展覧会オープニングセレモニーがありカサレスまで。カサレスはスペイン西南部お気に入りの美しい町のひとつなので、欠席するわけにいきません。行ってみてやっぱりとてもよかったです。小春日和で夜中の12過ぎまで友人とテラスであ~だこ~だ話が弾みました。
展覧会は突然決まったのですが、よくまとまっており誰が観ても満足してもらえる展覧会だと思います。6月末までカサレスのPlaza de San Jorge 2で開催されていますので、カサレスを訪問するチャンスがあったら是非どうぞ。ムリーリョやスルバランの素晴らしいプライベートコレクションが見られます。
ポスターはスルバランの小さい作品。色彩がとても良い絵なので、実物を見ると感動します。スルバランの故郷はエクストレマドゥーラなので、ベストな場所での展覧会です。
コレクターMiguel Granados氏のスピーチの様子。芸術品は一時的に彼の手元にあるということを強調していました。こういうレベルの芸術品は世界=人類全ての財産であり守るべきものであるということを語っていました。全人生を芸術のために費やした人物で、いつも楽しい話を沢山してくれます。スペインだからこそ存在する独特のコレクターだと思います。彼は同時に画家でもあるので、ここに展示されている絵画はかなり彼の修復家としての手も加えられています。
こちらは別の展示サロンの様子。地元の美術ファンが集まっています。
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