スペインは1週間すごい猛暑でした。ちょうどその猛暑の真っただ中をアンダルシアで過ごして参りました。
パティオはいつものように美しく、コルドバ住民も本格的にこのパティオを文化財として守り始めています。午前11時からオープンしているのですが、暑いのでオープンと共に人で一杯!写真を撮るのも一苦労ですが、誰もがお花を満喫していて、心温まる光景が楽しめます。
あるパティオで水のやり方を指導してもらいました。
この様子はTV番組で見たという人が居て、本当にこうしているのかどうしても見たかったというのです。その気持ちもわかります。膨大な数のプランターが壁全面に飾られえいるので、まさかこんな原始的な方法で水をあげているなんて信じられないのです。
気長にこんな風に毎日水を上げているそうです。
いい運動にもなるようです。
パティオでは植物も大切ですが、置いてある家具や置物も同じくらいムード作りのために重要です。
私は置いてあるものを見て回るのが好きなのですが、今回は古いパティオではなく、民家のパティオを見る方が多かったので、古い私好みのアンティークは見つかりませんでした。
でも、こんな風に伝統的なテラコッタや陶器が置いてあると、いかにもアンダルシアの伝統文化を感じることができ嬉しくなります。綺麗に並んでいますが、実際にパティオを持って生活していると、ほこりがすぐに貯まるので、どのくらい頻繁に掃除をしているかよく分かります。
アンダルシアの人たちは、本当に綺麗好き。私も見習ってパティオはクリーンに美しく保ちたいと思います。
アンティークはありませんでしたが、古いタイルには巡り合えました。
古いタイルは独特の絵柄と色で、いつも感動させてくれます。アンダルシアではアラビックスタイルの幾何学模様のタイルが多いのですが、こんな絵付けのものもあります。
これは特に色合いが気に入りました。
さり気なく花壇の一部になっているところが、また魅力なのですが、こういうところに文化レベルの高さを感じます。見えないようなところに、いい焼き物が使えるところがアンダルシアらしい豊かさです。
日中は暑いのでパティオ祭りを訪問する場合は、朝11時から13時くらいまでにするか、夕方8時頃から法もすることをオススメします。
どのお宅も大体綺麗にライトアップしているので、夜もすごく素敵です。
私は夜10時過ぎくらいに行くのがベストだと思います。特にアンダルシアの人が好む香りのある植物は、深夜にかけて香りが一番良くなりますので、昼寝=シエスタをしっかりと地元の人同様にして、夜おそく庭巡りをすることをお薦めします。
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