ハーブの旅の初日はトレド。トレドはじっくりと見て欲しかったのでしっかりと時間をとりました。
暑くなったり寒くなって雨が降ったりの天候が続いているので、写真は清涼感のある空気が感じられると思います。何度行っても飽きない町トレド。年に何回行くかわかりませんが、チャンスさえあれば出かけるようにしています。数日前も絵画の展示会のオープニング行事があったのですが、それにはさすがに行く気力がありませんでしたが、興味のある絵画なので来週あたりまた時間を作って訪問しょうと思っています。
トレドのような古い町は歩いて見るのが一番。
時間はかかるかもしれませんが、隅々に発見があるのでじっくり歩いてみてください。
夕方、エルグレコの家を訪問しましたが、誰も居なくてほぼ貸切状態でした。それにしても昔の姿を知っている者にとっては、ひどいリフォームで呆れてしまいます。(これについては以前も書いたのですが...)
こちらはエルグレコが埋葬されているサント・ドミンゴ・エル・レアル修道院。
ここも何度行っても感動します。昔のまま修道女が守っているので、大掛かりな修復は施されておらず、宝物が無造作に置かれています。エル・グレコの棺もとても趣があり、一見の価値があります。
祭壇のエル・グレコの作品は傑作なので一部はプラド美術館に保管されていますが、かろうじて数点は残っているので、ここで観ると感動的です。今回の旅でも友人にはできるだけオリジナルプレイスで絵画を見て欲しかったので、ここを訪問しました。深く感動してくれていたので、私も大満足というかスペインの豊かさを少しでも伝えられた気分で達成感を感じています。


食事はいつものエル・カルデナルで。ここはお気に入りのレストランなのですが、特にわがままを聞いてもらっているところでもあります。今回はまだ美味しいキノコがあったので、キノコのソテーからはじめ、アンチョビ好きの友人のためにアンチョビのサラダ。プラス、ヴェントレスカというマグロのトロのオイル漬けを使ったサラダ。パエリャをメインにしましたが、いつものように全部は食べられませんでした。
デザートはトレド名物のマジパン。
とっても優しい甘さのお菓子で、日本ではあまり人気がありませんが、私は大好きなお菓子です。
ほんのりとオレンジブラッサムウォーターの香りがするのですが、それがたまりません。
最後にハーブのリキュール。
相当強いアルコールの度数だったのですが、皆結構喜んで飲んでいました。おかげでランチの後は移動したのですが、リキュールのおかげで元気が出てしまい昼寝も必要ありませんでした。
お酒に弱いはずの人も喜んで飲んでおり、アルコールが弱いわけないことがスペインで明らかになりました。面白いものです。
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