エーゲ海から戻ったと同時に葬儀がありスペイン北部の町オビエドへ。オビエドはタイトルのように別名Vestustaヴェトゥスタ=古びた町という意味があります。有名な小説"La Regenta"の作者レオポルド・アラスがこのように命名したのですが、実にピッタリの名前だと思っています。
葬儀は街中の教会で贅沢なオーケストラつきのものでした。オビエドにはオペラ座もあり音楽マニアが多いので、普通の楽団もあまりにレベルが高いので驚きました。音楽のせいで涙が出ました。ミサの後はLuancoルアンコというカンタブリア湾に面した港町の墓地で埋葬。天気があまりにも北部のグレーの冷た~い感じだったのですが、私には気持ちのいい清涼感でした。
叔父は86歳だったので誰もが納得する自然の死でした。こういうのが本当に有難い事だと感じる年齢になりました。若い人の葬儀とは全く違う静けさと達成感や安心感で満たされていました。そんな訳で式が終わると共に仲良しの従姉弟達は、皆港のシードルBARへ移動。何年も会っていなかったので楽しい話で弾みました。
義姉や兄はマドリードから飛行機で来ていたので空港に彼らを送り、再びオビエドに戻って今度は夕食。街中のいつものテニスクラブでワインを飲みながらワイワイと。これでも話が止まず、12時過ぎにパブへ。ホテルに戻ったのは朝の4時でした。やっぱり葬儀の後は、飲み会が必要ですね。
新しくなったオビエドの考古学博物館を訪問してから帰途につきました。
幸い鉱山坑夫のデモにも巻き込まれることなく...
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