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田舎でサルスエラ

田舎の村は夏休み中はどっと人口が増えます。経済危機の影響で海岸へ行くよりも田舎で過ごす人も増えているようで、今年は田舎も人が例年よりも多いように感じます。

カスティーリャの田舎の文化財の多さは何度もお話しましたが、ずっと修復工事が続いていてクローズされていたルネッサンスの教会がやっと色々なイベントに使えるようになりました。もうすでにコンサートなどが開催されています。ミサよりもずっと文化的イベントに使った方がいいような空間です。

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カスティーリャ地方には、こんな風に立派な文化財がゴロゴロしていて皆メンテナンスに困っているような状況です。この教会も何段階かに分けて修復が続いていますが、まだまだ修復が必要なところばかり。天井の修復だけでもすごいものでした。やっとイベント会場として復活したので、これから素敵なイベントがたくさん催されることでしょう。早速パートナーも演奏をする約束をしていました。

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昨夜はサルスエラと呼ばれるスペインのオペラの一種が町の人々によって発表されました。この作品は20世紀の始めにMota del Marquesが舞台となって作られたサルスエラ。昨夜も役者は町の人々。音楽や演劇好きの人たちが熱唱しておりました。

音響が悪くて残念だったのですが、まるでイタリア映画の一場面を見ているような感じでした。やはり町の人が参加型のイベントが微笑ましいものですね。誰もが楽しんでいて、観客も応援で大きな輪となり、とてもいいコミュニオンが出来ていたと思います。

普段500人くらいの町で(夏は2倍以上になりますが)、昨夜の会場では450人からの人が入っていたので大成功も大成功。オーガナイズしている女性は、我が家のお隣の教員を退職したばかり。これからは町の文化イベントに力を入れそうです。





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私が楽しみにしていたのはこちらにあるような教会内の祭壇の数々。1ヶ月ほど前まで全てに大きな埃よけビニールが掛けられていたのです。今まで写真でしか見られなかった祭壇をやっと観ることが出来ました。バロック期のものがほとんどでしたが、左にあるルネッサンス期の祭壇はとてもいい物でした。しっかりとそれぞれの絵をじっくりと観たいものです。それにしても全盛期はどんなに豪華な教会だったのか...見たかったなぁ~。

ステンドグラスもルネッサンス期のものがあったのですが、相当割れてしまっており、私も小さいピースしか見たことがないのですが、ステンドグラスも綺麗に並べて展示したらきっと素敵だと思います。もっとこんな風に教会が強いコントロールをしない文化施設として使用される教会が増えるといいと心から思いました。

サルスエラの後には、名物リキュールとお菓子まで出されて、誰もが和気あいあいと楽しんでいました。




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広場にあるBARも大繁盛。
昨日は座るところがありませんでした。夏はやっぱりこうでないといけませんね。




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by angel-chiho | 2012-08-12 06:08 | Country Life 田舎生活 | Comments(0)
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