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Valladolidへ買い出し

久々にValladolidの町へ買い物へ行って来ました。暖かい季節しかカスティーリャ地方に来ることはないので、冬の間に古い建物が壊されたり変なリフォームされたりしていないかちょっと街中を散策。この町は昔スペインの首都でもあったので、街中に由緒ある素晴らしい建物があったと言われていますが、ここ100年くらいで相当破壊されています。ここ数年、そんな昔の様子を物語るモノクロ写真集なども販売されるようになっています。

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今日はこの建物が気になりました。
17世紀ぐらいの建物だと思いますが、見るからにリフォームが必要。立地条件もいいので、きっと目をつけている建設会社は多くいるはず。こういう建物は大体が正面だけ保存し、内部は全部撤去され新しいものにされてしまうのが普通ですが、これだけ長い間この地域でがんばって来た建物なので、やはり時代時代の良さを守りながら修復して欲しいものです。

昨年危ないなぁ~と思いながら撮った写真の建物は、上記のように内部は完全リフォームされてしまいました。3年前くらいにあまりに古い薬局だったので、資料として写真を撮っておいた店も次の年には消えていました。今は男性用衣類のブッティックとなってしまいました。思い出してゆくとキリがないのですが、この写真の建物も裏に小さい庭があるし、理想的なマンションとなりますから、危ないとしか言いようがありません。




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今日の買い物はこのロマネスク様式の塔の近くで実施しました。


また新たに美味しいパンをわざわざ遠くから取り寄せているお店を発見。
パンの重さに驚きました。









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この奥の方に五段重ねくらいになっているパンがそれ。
この街から80キロくらい北西へ向かうとある極小さい村から取り寄せているそうです。楽しみに家に持ち帰ったのですが、本当に噛みごたえのある旨さ。当分はまりそうな美味しさです。多分、歯の悪い方にはそのまま食べるのは難しいと言えるくらい噛みごたえがあります。きっとソースなどをタップリつけるか、スープなどに浮かばせて食べるのだと思います。


手前の面白い模様のパンも今度買ってみようと思います。
このタイプのパンにはオリーブオイルがしっかりと塗られていると思います。
地域が変わるとパンが変わるので、楽しくて仕方ありません。
形だけでなく味も相当違います。







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今日の驚きはこちらのパイ。
カスティーリャ地方には独特のパイがありますが、こんなにボリュームと厚みのあるパイを見たのは初めてです。特にサラマンカのHornazoオルナソというパイには、チョリソやロモ、ベーコンとカロリーの高いものばかりが入り名物として有名なのですが、このゆでたまごやチョリソがほぼそのままの状態で入っているパイは、凄まじいものがあります。こういうモノは街のお祭りなどでどうしても食べる必要があれば食べるのですが、まさか買ってまでは食べたくないので、眺めて楽しみました。好きな人がいるのでしょうね。相当作ってありました。他にもMorcillaモルシーリャという血の入ったソーセージなどをタップリ詰め込んだパイもあり、今日は圧倒されました。

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by angel-chiho | 2012-08-15 05:42 | Country Life 田舎生活
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